・eMAXIS Slimってよく聞くけど、本当に投資しても大丈夫?
・長期投資でeMAXIS Slimは他の銘柄と比較するとどうなの?
このようなお悩みを解決します。
この記事の結論
- eMAXIS Slimは投資初心者にもおすすめできる信頼性の高い投資信託で危なくない。
- 他の人気な投資信託と比べてもeMAXIS Slimのオルカンがおすすめ。
- オルカンで投資信託(NISA)を始めるならSBI証券か楽天証券で口座開設!
新しく積立投資を始めるにあたって調べていると、「eMAXIS Slim」「オルカン」という銘柄をよく見ることがありますよね。
しかし、記事やSNSでこのようなワードで検索すると「おすすめしない」、「良くない」といったネガティブな情報も多くて不安になる人も多いはず。
そこで本記事では「オルカン」、「eMAXIS Slim」の内容やメリット・デメリットを徹底分析し、その他NISA人気銘柄との比較をしながら解説していきます。
eMAXIS Slimとは?
そもそも「eMAXIS」ってなんだろう…?
eMAXIS Slimとは、eMAXISシリーズの中でも運用コストを限りなく低く抑えた投資信託です。
各投資信託には運用に必要な管理費にあたる信託報酬が設定されています。
NISAで人気な投資信託の信託報酬を以下で比較しました。
銘柄名 | 信託報酬 |
---|---|
eMAXIS Slim全世界株式 | 0.05775%以内 |
eMAXIS SlimS&P500 | 0.0972%以内 |
楽天VTI(楽天全米株式) | 0.162%程度 |
雪だるま(SBI 全世界株式) | 0.1022%程度 |
たわらノーロード(先進国株式) | 0.09889%以内 |
同じ全世界株式型や米国株式型でも、eMAXIS Slimの信託報酬が飛び抜けて低いワン!
さらにeMAXIS Slimは日本国内だけでなく、米国などの先進国株からインドなどの新興国株など幅広い地域に向けて投資が可能に。
これは、投資をする上で大事な原則である分散投資に繋がります。
投資する地域を分散すれば、資金を一気に失うリスクを減らせそう!
eMAXIS Slimシリーズの中でも、特に以下2ファンドが代表的な商品です。
それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)
全世界株式、通称オルカンは読んで字のごとく、全世界の株式を対象にした商品のことです。
そもそも、「eMAXIS Slim=オルカン」じゃないの?
オルカンはあくまでeMAXIS Slimシリーズの商品の一つでして、中でも分散効果に優れているのが特徴。
商品の中に入っている株式はどの国がどの割合で入っているのかな?
オルカンは世界全体の株価変動を表す指数である、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスと連動しています。
そのため、その時々の経済情勢によって最適な割合で銘柄が構成されます。
最新の組み入れ上位国は以下の通り。
国・地域 | 比率 |
---|---|
アメリカ | 62.1% |
日本 | 5.5% |
イギリス | 3.3% |
フランス | 2.8% |
カナダ | 2.6% |
スイス | 2.2% |
ドイツ | 2.0% |
インド | 1.7% |
オーストラリア | 1.7% |
台湾 | 1.6% |
世界中の株式に分散投資をしているのが魅力ですが、構成銘柄のうち半分以上がアメリカの企業であることには注意が必要です。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
米国株式はオルカンとは異なり、米国の代表的な株価指数S&P500に沿って投資する投資信託です。
この株式の組み入れ銘柄は米国の主要500社であり、これらにまとめて投資ができます。
最新の組み入れ銘柄は以下の通り。
銘柄 | 比率 |
---|---|
MICROSOFT CORP | 6.9% |
APPLE INC | 6.1% |
NVIDIA CORP | 4.4% |
AMAZON.COM INC | 3.6% |
META PLATFORMS INC-CLASS | 2.5% |
ALPHABET INC-CL A | 2.1% |
BERKSHIRE HATHAWAY INC-C | 1.7% |
ELI LILLY & CO | 1.4% |
BROADCOM INC | 1.3% |
ALPHABET INC-CL C | 1.3% |
世界的に有名な企業が並んでるね!
経済大国であるアメリカの一流企業で構成されているため、リターンも高く、初心者から上級者まで人気の商品となっています。
ただし、米国企業のみを扱っているため、良くも悪くもアメリカの政治や経済に依存するということは覚えておきましょう。
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eMAXIS Slimシリーズ以外で人気のある銘柄
eMAXISシリーズのほかに、似たような投資信託も知りたいな。
eMAXIS Slimシリーズ以外にも、投資初心者からベテランの投資家まで根強い人気を誇るファンドを紹介します。
それぞれeMAXIS Slimシリーズとも比較されやすい商品なので、それぞれ特徴を見ていきましょう。
楽天VTI(楽天・全米株式インデックス・ファンド)
楽天VTIとは楽天の投資顧問が運用しているインデックス・ファンドです。
米国株式市場の動きをとらえることを目指して、米国株式市場に上場する約4,000銘柄に投資ができる商品となっています。
中小企業の株も含まれていて、S&P500とは異なるワン!
楽天VTIについて詳しく知りたい方は
雪だるま(SBI・全世界株式インデックス・ファンド)
雪だるまはオルカン同様、全世界の株式市場の値動きに連動した成果を生み出す商品です。
ネット証券会社として知られているSBI証券が運営しています。
ETFが投資対象という点でもオルカンとかなり類似ているワン!
たわらノーロード(One-たわらノーロード 先進国株式)
たわらノーロードはアセットマネジメントOne株式会社の投資信託商品です。
米国を中心に、英国、カナダ、スイスなどへの投資を行います。
多様な業種の銘柄を取り入れており、主にソフトウェアサービスや半導体・バイオテクノロジー・ライフサイエンスを扱っています。
たわらノーロードについて詳しく知りたい方は
eMAXIS Slimがおすすめされない理由【デメリット】
ネットで検索すると「投資しない方がいい」みたいな情報をよく見るんだけど、実際どうなの?
eMAXIS Slimがおすすめされない理由には以下の3点が挙げられます。
投資先が偏る
eMAXIS Slimは幅広い地域に投資ができるという点が魅力です。
ですがオルカンの場合、「全世界」と言いつつ、現在は米国株が半分以上の割合を占めています(表参照)。
確かに分散投資は実現してはいますが、これでは実質的に米国株に投資しているのと大差はありませんね。
アクティブ運用と相性が悪い
そもそもアクティブ運用ってなんだろ?
eMAXIS Slimシリーズは、市場平均のパフォーマンスに追従することが指標です。
オルカンの場合は、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスという指標に連動するよう運用をされます。
これをパッシブ運用と呼ぶワン!
パッシブ運用とは反対に、運用者自身の分析と予測を立てて市場平均を上回るリターンを目指すというものがアクティブ運用。
運用戦略を計画してより深い関与を求める投資家たちには、パッシブ運用を行っているeMAXIS Slimシリーズは好まれづらいです。
短期的な利益を生み出すのには向いていない
投資はじっくり長い期間で続けて着実に利益を積み上げることが成功の秘訣と言われています。
後に説明しますが、複利効果によって指数関数的に資金を増やすには長期的な運用が必須なのです。
そのため、NISAでオルカンなどを買った場合では、3日や1週間など短い期間での利益を生み出すことは、現状かなり厳しいです。
インデックスファンドを多く含むeMAXIS Slimシリーズでは、一朝一夕で大きな利益を見込むことは難しいでしょう。
eMAXIS Slimがおすすめな理由【メリット】
一方でeMAXIS Slimをおすすめする人たちもいます。
おすすめする理由は以下の3点が挙げられるようです。
小額から投資可能
なんとeMAXIS Slimは毎月100円という限りなく小さな金額から積み立て投資ができます。
先ほど「分散投資」を行って資金をすべて失うリスクを避けようと言いましたが、個別に多くの資産を同時に投資することは経済的にも精神的にも負担が大きくなるでしょう。
一口当たりの投資額が小額なのがeMAXIS Slimの魅力の一つです。
投資全体小額から投資を始めることで、投資経験を効率よく積み立てることが可能になり、自分に合った投資スタイルの確立がしやすくなるでしょう。
金額のリスクを限りなく抑えて投資できるのは安心だね!
初心者におすすめ
オルカンをはじめeMAXIS Slimは、投資初心者にこそオススメできる商品です。
実際、SNS上で投資関連のポストをするユーザーからの反応も、好感触であると言えます。
X(旧Twitter)での評判を見る(クリックで詳細を確認)
投資初心者を中心に、NISAでも人気なんだね!
複利の恩恵を受けやすい【チャート】
複利とは、定期的に株主に渡される利息とその元本の合計額が次回の利息に適用される仕組みです。
投資信託は複利効果を活かすのに最適でして、中長期運用の場合ならば、単利に比べて資金を効率よく増やせます。
単利は元本にのみ利息がつくことだワン!
eMAXIS Slimは分配金を株主に渡さずに資金の中に組み入れる再投資を行っているため、先程説明した複利の効果を十二分に受けられます。
さらにNISAなどの積立投資をする場合は、毎月定額を投資し続けることになりますので、複利の効果は他の投資形態より顕著に表れると予想されます。
うーん、、数値で見てみたいな…
具体的に、毎月1万円を20年間、年間利回り5%で積立投資を行った場合の複利を下図でシミュレーションします。
え??あまり変わっていなくない??
では、積み立て期間1年目と20年目を数値で確認してみましょう。
積み立て期間 | 単利 | 複利 |
1年 | 122,587円 | 122,594円 |
20年 | 3,360,321円 | 3,644,904円 |
20年経つと単利・複利で30万円も差がついてる!
このように、複利と単利では、長い目で見た資産運用において、最終的な保有額に明らかな差が生じます。
そして、10、20年と資産を保有する年月が増すにつれ、差はさらに広がりを見せる可能性が高いです。
詳しい計算や複利効果の仕組みについては、以下の記事で説明したので参考にしてみてください。
複利について詳しく知りたい方は
【比較】S&P500とオルカンはどっちがおすすめ?
では、eMAXIS Slimシリーズでの大人気銘柄、オルカン(全世界株式)とS&P500(米国株式)と比べると、どちらが優秀な商品なのでしょうか。
オルカンとS&P500は「少額投資が可能」・「初心者におすすめ」・「複利の効果」という点で人気を博している銘柄なのです。
じゃあどっちを選べばいいのかな??
ここでは以下の「実績・分散投資・コスト」の3つの観点から、オルカンとS&P500を比較します。
【利回り】直近の実績を比較するとS&P500
投資する銘柄を決めるにあたって一番注目するのはやはり利回りですよね。
ここでは直近3年(今年含め)の2つの銘柄の基準価格を比較していきます。
基準価格とは投資信託の取引時に基準となる価格の事で利回りの大きさをある程度推測できる指標となっています。
年/月 | オルカン(円)の基準価格 | S&P500(円)の基準価格 |
---|---|---|
2022/2月 | 15,771 | 17,684 |
2023/2月 | 17,131 | 19,213 |
2024/2月 | 23,162 | 27,391 |
過去のデータを比較すると、オルカンに比べてS&P500のパフォーマンスが高いです。
S&P500の利回りがオルカンを上回っている理由としては、IT企業と米ハイテク産業の発展などが挙げられます。
米国が世界の経済をけん引している、現在の経済情勢を明示しているとも言えるでしょう。
あくまで過去の市場実績だから、未来の利回りは完全に予想できないワン!
分散投資ができているのはオルカン
この記事で何度も説明してきましたが、投資の基本は「分散投資」です。
一つの地域、業種に持てる資金全てつぎ込むのではなく、幅広い分野に資金を預けておくと資金を一気に失うリスクを未然に防ぐことができます。
現在、アメリカが世界の経済を引っ張っていることは確かですが、今後20、30年それが続くと断定することは難しいでしょう。
このような国単位のリスクのケアができる点が、S&P500よりオルカンが優秀と呼ばれる理由です。
最新の世界情勢によって構成される国の割合が変わる点でも、オルカンはリスクヘッジできているね!
低コストで長期的に運用しやすいのはオルカン
先程提示した表の通り、オルカンはS&P500より信託報酬が低く、長期的な運用という点おいてはオルカンに軍配が上がります。
信託報酬は最近、私たち消費者によく買ってもらえるよう安価競争が続いていて、どのファンドでも値下げが続いています。
それなら、信託報酬をファンド間で比べても誤差範囲じゃない?
しかし、投資信託は長期の運用を前提とした商品です。
ましてやNISAを使って非課税で金融商品から利益を得るのであれば、運用期間は10年、20年、50年と計画をすることも考えられます。
そして長期で運用すればするほど、信託報酬で必要になる金額も大きくなります。
以下は簡易的なシミュレーションの結果です。
管理手数料で利益が20万以上変わる
管理手数料の違いでどのくらい金額が変わるかシミュレーションしてみましょう。
投資金額100万円、利回り5%で20年間運用
信託報酬 | 0.1% | 0.5% |
20年後の金額(例) | 2,659,145円 | 2,455,467円 |
信託報酬は投資家の利回りから差し引かれ、0.4%の差で約20万円の差がでます。
シミュレーションからも分かる通り、一見すると微細な違いでも、長年の運用で大きな差が生じます。
長期目線での運用をするなら、細かな信託報酬の違いまで意識してチェックするのが重要です。
総合的に見ると、オルカンがおすすめなんだね!
オルカンとS&P500の比較について詳しく知りたい方は
楽天・雪だるま・たわらノーロードとオルカンはどれがいいの?
オルカンがおすすめなのはわかったけど、さっきの「楽天・雪だるま・たわらノーロード」と比べるとオルカンはどんな評価がされているの?
ここからはオルカンを対象に、以下の3つの銘柄を比較していきます。
比較項目は銘柄の性質を測るのによく使用される、以下の4項目に設定しました。
- 信託報酬
- 基準価騰落率
- 月間積立設定金額ランキング
- 実質コスト
楽天VTIと比較
信託報酬
まず最初は信託報酬から比較していきましょう。
割合が低ければ低いほど、長期投資に適しています。
オルカン | 楽天VTI(全米株式) | |
---|---|---|
信託報酬 | 0.05775%以内 | 0.162%程度 |
こう見ると、楽天VTIよりオルカンのほうが信託報酬が安いです。
ここから長期で運用するには、楽天と比べるとオルカンの方が適していると言えます。
基準価格騰落率【チャート比較】
基準価額騰落率は、基準価額がどれだけ変化したかを示す指標です。
騰落率が高い=上がり幅と下がり幅が大きいという解釈です。
つまり、騰落率が大きければ大きいほど資産としてリスクとリターンが高いと言えます。
騰落率は株式の安定性を測る指標だワン!
両者どちらとも右肩上がりになっているため、利益が出ていることが読み取れます。
ただし、オルカンよりも楽天VTIの方がパフォーマンスが高いです。
月間積立設定金額ランキング
次は、月間積立設定金額ランキング(出典:SBI証券)を見ていきましょう。
月間積立設定金額ランキングは、ドルコスト平均法による積立投資でそのファンドがどれだけ人気かを示す一つの指標となります。
まずはオルカンの人気を確認しましょう。
前回から変わらず堂々の1位にランクイン!
楽天VTIが47位に対して、オルカンはトップを取っています。
昨年はeMAXIS Slim 米国株式(S&P 500)が1位の時もありました。
ですが、現状は信託報酬の安さや新NISA制度の拡充などもあり、より分散投資ができる全世界株式が追い抜かす形になったと言えます。
実質コスト
実質コスト?それって信託報酬のことじゃないの?
信託報酬も実質コストの一部という点では正しいです。
しかし、実質コストには以下の要素も含まれていることも把握しておきましょう。
このように、実質コストは信託報酬だけでなく、様々な料金の合計のことを指しているのです。
なお、その他費用については目論見書には記載はあるものの、具体的な数字は出ていません。
それは実際に運用をしていく中で発生していく費用、つまり予測しづらい費用だということだからです。
じゃあ実質コストは、どこで確認すればいいの??
実質コストは各ファンドの運用報告書から確認できます。
まずはオルカンから、赤い丸で囲んだ数値に注目してみましょう。
こちらが実質コストの割合になります。
この0.166%が実質コストです。
皆さんも銘柄選びの際の参考にしてくださいね。
それでは、楽天VTIとオルカンの比較に行きましょう。
オルカン | 楽天VTI(全米株式)※運用報告書15ページ記載 |
---|---|
0.0166% | 0.014% |
どちらも昨年よりも若干の低下はしているものの、どれも0.01%台に抑えられているため、大きな違いは無いと言えます。
楽天VTIとeMAXIS SLIMの比較について詳しく知りたい方は
雪だるまと比較
信託報酬
オルカン | 雪だるま(全世界株式) | |
---|---|---|
信託報酬 | 0.05775%以内 | 0.1022%程度 |
こちらも楽天VTIと同様に、信託報酬に0.05%程の差が見られています。
オルカンの信託報酬は依然として安価で安定しています。
基準価格騰落率【チャート比較】
楽天VTIと同様に全体的に右肩上がりで、利益が出ていることが伺えます。
しかし、雪だるまよりもオルカンの方がパフォーマンスが高いです。
月間積立設定金額ランキング
雪だるまは28位にランクイン。
最早比べるまでもありませんが、オルカン(1位)が人気だということが分かりました。
実質コスト
オルカン | 雪だるま(全世界株式)※運用報告書8ページ記載 |
---|---|
0.0166% | 0.078% |
約0.06%も差が出ている!!
0.01%台に抑えられているオルカンに対して、雪だるまは約0.08%。
楽天と比べると大きな差を感じざるを得ないのではないでしょうか。
雪だるまとeMAXIS SLIMの比較について詳しく知りたい方は
たわらノーロードと比較
信託報酬
オルカン | One-たわらノーロード(先進国株式) | |
---|---|---|
信託報酬 | 0.05775%以内 | 0.09889%以内 |
ここでも、オルカンが優勢になっていますね。たわらノーロードと約0.04%程の差がついています。
信託報酬はやっぱりオルカンが一番なんだね!
基準価格騰落率【チャート比較】
騰落率は全体で見ると右肩上がりになっているため、利益が出ていることが伺えます。
ただしオルカンよりもたわらノーロードの方が高いです。
月間積立設定金額ランキング
たわらノーロード(先進国株式)は70位にランクイン。
人気度ではオルカンがこの三銘柄に留まらず、積立投資全体で人気ということが分かりますね。
安くて良いものが人気になるのは当然の結果だね!
実質コスト
オルカン | One-たわらノーロード(先進国株式)※運用報告書7ページ記載 |
---|---|
0.0166% | 0.133% |
たわらノーロードが一番実質コストが高いんだね!
0.1%台の実質コストはeMAXIS Slimシリーズの中でも珍しくはない設定ではありますが、オルカンと比較するとその差は歴然ですよね。
比較結果
編集部によるファンド比較結果
オルカン>楽天VTI>雪だるま≧たわらノーロード
全体的に見てもオルカンが他商品を圧倒し、信託報酬とランキングの面では4銘柄間で最安値&1位に。
騰落率ではオルカンは他銘柄と大差なく、いづれも安定したリターンを出せています。
実質コストの面ではオルカンと楽天VTIにて大きな違いはなく、両者とも安価な設定です。
総合的に見ても、オルカンが一番コスパがよいワン!
eMAXIS Slimシリーズの投資信託を買う方法
eMAXIS Slimシリーズの投資信託を買うためには、まず証券口座を開設しておく必要があります。
投資信託は証券口座がないと買えないのか!でも無料ですぐ作れるの?
証券口座と聞くとテレビCMなどでよく見かける大手証券を思い浮かべがちですが、手数料が高いことから初心者には不向きです。
はじめて投資するなら、投資初心者にも人気の手数料が安価な、以下ネット証券を利用してみましょう。
各社の特徴を以下で解説していきます。
SBI証券【人気NO.1】
「ネット証券と言えばSBI証券」という投資家もいるほど、人気なのがSBI証券。
投資信託の積立投資も簡単で、新NISA対象商品も豊富に取り揃えています。
もちろんeMAXIS Slimや楽天VTIにも投資でき、TポイントやPontaポイント、Vポイントを使った投資が可能となっています。
いろはにマネーの「投資信託におすすめの証券会社」の調査でも1位を獲得したワン!
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まだ証券口座を持っていない方は、当社のおすすめネット証券会社独自調査でも人気No.1だったSBI証券がおすすめです。
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もっと多くのネット証券を比較したい人は、「株初心者におすすめのネット証券ランキング」もご覧ください。
【まとめ】eMAXIS Slimは全世界株式(オルカン)がおすすめ!
結論として、オルカン(eMAXIS Slim全世界株式)は投資初心者にオススメできる商品です。
この記事を読んで「オルカンを買って投資をはじめてみたい!」と思った方は、証券会社の口座開設から始めましょう。
とはいえ、本記事紹介した投資商品はあくまで「おすすめ」であって、必ず儲かるということではありません。
投資商品はご自身の判断で購入を決めましょう。そして自分の性格や生活スタイルに合った投資を心掛けましょう。
自分でよく調べて納得して投資するのが大事だワン!