🔰いろはに結論
- Vポイントがおすすめな人
→クレカ積立をする、貯まったポイントを再投資したい - Tポイントがおすすめな人
→ポイントを使って現物株を買いたい、友人に紹介する
ただし、4月28日には「青と黄色のVポイント」に統合予定!
「青と黄色のVポイント」でTポイントとVポイントの魅力が合わさるので、今のうちに口座開設しておこう。
SBI証券は6種類ものポイントを選択できますが、貯められるのは1種類のみです。
口座開設をしようとする際にメインポイントを選択する必要があったり、ポイントの整理をしようとしたりして悩んでいるのではないでしょうか?
結論、クレカ積立をする方はVポイントがおすすめです!
この記事では、なぜクレカ積立をする方にVポイントがおすすめなのか、その理由や設定方法を詳しく解説します。
2024年春にTポイントとVポイントは統合予定
この記事ではTポイントとVポイントについて解説しますが、前提として2024年4月22日にTポイントとVポイントは統合します。
すでに貯めているVポイントとTポイントは、新たに青と黄色で表される統合されたVポイントシステムへと移行されます。
そのため、これから口座を作る方はVポイントとTポイントのどちらを選択すべきかは、悩む必要はほとんどありません。(Tポイントを選んでおくと移行が楽です)
いま使っている人はどうなるの?
設定が必要になります!
いまTポイントをメインポイントに設定している場合、自動的にメインポイントが青と黄色のVポイントに切り替わります。
逆に統合前のVポイントをメインポイントに設定している場合は、メインポイントの変更手続きなどが必要になります。
変更手続きは、2024年4月28日より行えるようになります。
SBI証券の公式サイトにポイント切り替え方法が詳しく載っているので、気になる方は公式サイトをご覧ください。
【基礎】SBI証券で貯まるポイントを紹介
SBI証券では現在、6つのポイントが貯まります。
- Tポイント
- Vポイント
- Pontaポイント
- dポイント
- JALマイル
- PayPayポイント
どうやったらポイントって貯まるの?
以下のような場合に、SBI証券でポイントが貯まります。
- 国内株式を購入する
- 国内株式を入庫する
- 投資信託を購入する
- 投資信託を保有する
- SBIラップでおまかせ運用する
- 金銀プラチナを購入する
- 新規で口座開設する
- SBI証券の紹介者になる
【どっちが得か】SBI証券のTポイントとVポイントを徹底比較
6つのポイントが貯まるSBI証券ですが、ここでは特に人気のあるTポイントとVポイントの違いを比較してみましょう。
Vポイント | Tポイント | |
---|---|---|
クレカ積立 | 0.5~5.0% | 付与なし |
国内株式手数料マイレージ | 3.0% ※三井住友カード仲介口座でない場合は1.1% | 1.1% |
投信マイレージ(通常銘柄の場合) | 0.1~0.2% | |
SBIラップ | 0.1~0.2% | |
金・銀・プラチナマイレージ | 1% | |
FX取引(新規取引10単位で) | 1pt | |
ポイント投資の対象 | 投資信託 | 投資信託 国内株式 |
主な違いは、「クレカ積立」「国内株式手数料マイレージ」「ポイント投資」であるため、以下でそれぞれの違いをより詳細に解説します。
クレカ積立
クレカ積立とは、クレジットカードを利用して積立投資を行うことです。
カードによってポイント還元率が決められており、普通に投資するよりもポイントが貯まる分お得に投資できます。
入金の手間がかからずに、一度設定すれば放置できるのも良いよね!
そんなクレカ積立ですが、SBI証券でも取り扱っています。
2024年10月買付分までは最大還元率5%、11月買付分以降は最大3.0%となっており、業界最高水準の還元率を誇ります。
カード名 | 年会費(税込) | 還元率 | 最大ポイント獲得数 |
---|---|---|---|
三井住友カード(NL) | 永年無料 | 0.5% | 3,000ポイント |
三井住友カード ゴールド(NL) | 5,500円(条件を満たせば無料) | 1.0% | 6,000ポイント |
三井住友カード プラチナプリファード | 33,000円 | 5.0% | 30,000ポイント |
年会費が高いプラチナプリファードは、業界最高水準の還元率です!
11月以降は還元率が下がってしまうものの、それでも普通に投資するよりもお得です。
カード名 | 還元率 |
---|---|
三井住友カード(NL) | 1年目:0.5% 2年目以降 前年に年間10万円以上の利用:0.50% 前年に年間10万円未満の利用:0.00% |
三井住友カード ゴールド(NL) | 初年度:1.0% 2年目以降 前年に年間100万円以上の利用:1.00% 前年に年間10万円以上の利用:0.75% 前年に年間10万円未満の利用:0.00% |
三井住友カード プラチナプリファード | 年間500万円以上の利用:3.0% 年間300万円~500万円の利用で:2.0% 年間0~300万円の利用で:1.0% |
使用できるクレジットカードは三井住友カードであることから、還元されるポイントはVポイントのみです。
国内株式手数料マイレージ
国内株式の売買手数料に対してもポイントは貯まります。
還元率はTポイントだと月間手数料の合計額×1.1%相当となります。
一方でVポイントだと月間手数料の合計額×3.3%相当となり、約3倍の還元率です。
3倍は大きく違うね!
とはいえ、SBI証券は2023年10月より国内株式の売買手数料が完全無料となっており、手数料のかかる取引が多くありません。
そのため、実質的にはTポイントとVポイントのどちらを使っても、ほとんど差がないことになります。
ポイント投資
ポイント投資とは、貯まったポイントを使って投資すること。
ポイントで投資できるものは、Vポイントだと投資信託のみですが、Tポイントであれば投資信託のほかにも、国内株式にも使えます。
現金だと一歩が踏み出せない投資でも、ポイント投資なら始められると思っている方も多くいます。
まずは少額から始めるためにもポイントは利用できそうだね!
ポイントで投資を始めてみることで、自然と経済ニュースや株の知識にも興味が湧いてきます。
自分が投資している商品の値動きが気になると、その原因や金融市場のニュースを調べるようになるため、自然と投資についての知識が深まるのです。
ポイント投資を資産形成の入り口としても利用できます!
SBI証券はTポイントとVポイントどっちが得か
結局はどっちのポイントを選択すればいいんだろう?
ここからは、SBI証券でTポイントとVポイントのどちらを選択すればいいのかについて解説します。
Vポイントがおすすめな人
Vポイントがおすすめな人は、クレカ積立をする方です。
クレカ積立では新NISAの積立投資枠を活用でき、SBI証券では5月買付分より毎月10万円まで投資可能になります。
業界最高水準のポイント還元率を誇るSBI証券でクレカ積立を行う方は、Vポイントがお得だと言えるでしょう。
貯まったポイントを使って投資信託を購入したり、月々の支払いに充足できたりします。
定期買付にVポイントは使えないので、注意しましょう!
また、クレカ積立でも使えるクレジットカード「三井住友カード(NL)シリーズ」は、通常の買い物でのポイント還元率も高いです。
対象のコンビニ・飲食店でタッチ決済すると、最大7%のポイント還元されます。
Tポイントがおすすめな人
Tポイントがおすすめな人は、ポイントを使って現物株の投資をしてみたい人です。
Vポイントでは投資信託以外の買付ができないため、Tポイントを選択する必要があります。
そんなにポイント貯まるかな…?
全額をTポイントで支払う必要はなく、50Tポイント+現金50円、といったような使い方もできます。
これはかなり使いやすいね!
また、Tポイントには通常ポイントとは違い、使用期間が限られている期間限定ポイントもあります。
SBI証券で獲得した期間限定ポイントであればポイント投資にも利用できるので、「有効期限内に使いきれなかった…」とはなりませんよ。
また、友人などを紹介する際にはTポイントがおすすめです。
1人につき5,000ポイント付与されてお得であるためです。(最高3人)
Vポイント投資のやり方/設定方法
私はVポイントを貯めてVポイント投資をしてみたい!
ここからはVポイント投資のやり方や設定方法を詳しく解説します。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
①SBI証券の口座開設をする
まずは、SBI証券で口座を開設します。
SBI証券なら、インターネット上で口座開設手続きが可能です。
- まずは「SBI証券の公式サイト」にアクセスし、口座開設ボタンを押しましょう。
- その後、メールアドレスを入力すると、認証コードが届きます。
- 認証コードを入力します。
- 必要事項を入力します。
- 特定口座の開設有無を選択します。
※確定申告の必要が無い、「源泉徴収ありの特定口座」がおススメです。 - 使うポイントのところでVポイントサービスを選択します。
- 利用規約に同意し、ネットで申し込みを選択します。
- 必要書類を提出し、申し込み完了!
画像で手順を見る(クリックで開きます)
総合口座とは別にNISAの口座も開設する場合、それぞれの開設タイミングがずれる場合があるので注意が必要です。
NISA口座開設は税務署による確認を受け、承認後に本開設となります。
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まだ証券口座を持っていない方は、当社のおすすめネット証券会社独自調査でも人気No.1だったSBI証券がおすすめです。
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②SBI証券のVポイントサービスに登録する
口座開設が完了したら、SBI証券お客さまサイトにログインしましょう。
メニュー内にある「口座管理」>「お客さま情報 設定・変更」>「ポイント・外部ID連携」>「ポイントサービス詳細はこちら」から、手続きができます。
③購入するファンド(投資信託)を選ぶ
続いて、どの銘柄に投資するのか決めましょう。
王道の銘柄とかはあるの?
投資信託で人気の銘柄は以下の2つです。
- 「SBI・バンガード・S&P500インデックスファンド」
→米国の代表的な株価指数「S&P500指数」に連動する投資成果を目指すファンド - 「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」
→日本を含む先進国および新興国の株式等を投資対象にするファンド
投資信託はかなり多くの種類があって、初心者がいきなり選ぶのは難しいため、NISAのつみたて投資枠で選択できる投資信託から選ぶことをおすすめします。
というのも、NISAつみたてで選択できる投資信託は、金融庁が長期積立・分散投資に適したものを厳選してくれており、極端に手数料が高い「ぼったくり」と呼ばれるファンドが排除されるためです。
おすすめの投資信託については「つみたてNISAのおすすめ銘柄10選!ファンドの組み合わせや初心者に適した証券会社も紹介!」の記事で紹介していますので、参考にしてください。
④選んだファンドの買付画面へ進む
最後に投資する金額を決め、買付の設定を行いましょう。
購入金額は100円から設定でき、ポイントの利用も決められます。
最後に注文内容を確認して問題なければ、注文を完了させましょう。
SBI証券のTポイントとVポイントのどっちが得かに関するよくある質問
ここからはSBI証券のTポイントとVポイントに関するよくある質問について紹介します。
詳しく見ていきましょう。
Q.SBI証券はTポイントとVポイントのどちらが得?
SBI証券でのTポイントとVポイントのどちらが得かは、利用するサービスやポイントの使い道によって異なります。
例えば、クレカ積立をするならVポイントがおすすめです。
クレカ積立ではTポイントは付与されないためです。
多くの方はVポイントがおすすめですが、2024年4月にはTポイントとVポイントが統合される点に注意しましょう!
Q.ポイントサービスの登録は後からでも変更できる?
ポイントサービスの登録は、後から変更できます。
手順は以下の通りです。
- SBI証券の公式サイトにログインする
- 口座管理を選択する
- お客様情報設定・変更を選択する
- ポイント外部ID連携を選択する
こちらの手順で手続きをしましょう。
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【まとめ】SBI証券はVポイントの方がお得だったが、青と黄色のVポイントに統合される!
SBI証券のポイント制度について理解できたよ!
SBI証券のTポイントとVポイントはどっちが良いのかについてまとめました。
もう一度おさらいとして、両ポイント制度の内容を見ておきましょう。
🔰いろはに結論
- Vポイントがおすすめな人
→クレカ積立をする、貯まったポイントを再投資したい - Tポイントがおすすめな人
→ポイントを使って現物株を買いたい、友人に紹介する
ただし、4月28日には「青と黄色のVポイント」に統合予定!
「青と黄色のVポイント」でTポイントとVポイントの魅力が合わさるので、今のうちに口座開設しておこう。