サークレイス(5029)【IPO上場企業紹介・初値予想】

サークレイス アイキャッチ

2022年4月には3社が新規上場予定となっています。

今回は、4月12日に東証グロースに上場予定のサークレイス(5029)をご紹介。

株式会社サークレイスは2012年に設立された、クラウドシステムの導入運用支援と自社開発のクラウドシステムの提供をしている企業です。

想定時価総額は約29.1億円で、東証グロースに上場します。

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IPO概要・初値予想

まず、サークレイスの初値予想、およびIPO概要について以下の4つを解説していきます。

  • IPO評価・初値予想
  • 取り扱い証券
  • 日程・価格
  • 株主構成

同社を購入検討している方は、ご確認ください。

IPO評価・初値予想

IPO評価:B(予想レンジ1.3~1.5倍)

公募割合が86%で低いのは高評価です。

また、トレンドであるSaaS系企業であり、市場の成長性も高いです。

業績も売上は右肩上がりで、利益も第3四半期時点で2期ぶりの黒字化をしており、好調のように伺えます。

ただ、昨今のSaas系銘柄は金利や地政学リスクで売り圧力が強く、懸念が残ります。

これらの点から、IPO評価:B、予想初値レンジ:1.3~1.5倍と判断しました。

※IPO評価、初値予想は過去のデータを元に編集部が予想したものであり、結果を確約、投資を推奨するものではございません。

IPO評価対応表
詳しい評価項目を知りたい方はこちら(クリックで開きます)
  • 発行済み株式数:想定時価総額を計算。
  • オファリングレシオ:小さい方が投資家からの人気が高い。市場に出回る株式数が少なくなることを意味するため。
  • 公募割合:大きい方が投資家からの人気が高い。企業に資金が多く入ることを意味するため。
  • 上場市場:グロースに上場する企業は人気が高くなりやすい。
  • 事業のトレンド性:成長市場に位置し、トレンド性が高い企業は人気になりやすい。
  • VC保有比率:VCが多くいる企業は事業のトレンド性が高く・成長企業であることが多いが、ロックアップがない場合はIPO後の需給が悪化しやすい
  • 売上高成長率・経常利益率:大きい方が人気。過去の業績が良い。
  • 前後2週間のIPO数:少ない方が投資家からの人気が高くなりやすい。
  • 過去1ヶ月の日経平均リターン:高い方が人気。投資家心理に影響。

初値予想の方法については、「【IPO初値予想】IPOの評価方法を初心者向けにやさしく解説!過去の事例も」の記事をご覧ください。

取り扱い証券

同社のIPO株を取り扱う証券会社は以下の通りです。

証券会社名割当率割当株数
大和証券(主)91.65%790,500株
野村證券2.09%18,000株
SMBC日興証券2.09%18,000株
みずほ証券2.09%18,000株
SBI証券0.52%4,500株
楽天証券 0.52% 4,500株
松井証券 0.52% 4,500株
いちよし証券 0.52% 4,500株

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日程・価格

IPOの日程は以下のようになっています。

抽選申込期間3月28日(月)~4月1日(金)
当選発表日4月4日(月)
購入申込期間4月5日(火)~4月8日(金)
上場日4月12日(火)

続いて、価格は以下のようになります。

仮条件680円~720円
公募価格720円
初値2,320円

大株主

株主の状況は以下のようになっています。

株主名比率
(株)パソナグループ39.74%
TQUILA LIMITED38.36%
salesforce.com, inc.8.83%
佐藤 司3.45%
佐藤 潤(社長)3.45%
工藤 正通0.99%
増田 剛 0.99%
木部 勝 0.77%
ポール 与那嶺0.14%
庄司 哲也0.14%

企業概要

事業内容

同社は、『Create Hapiness』を企業理念に掲げ、自社SaaS製品やSalesforceなどの主要なクラウドソリューションを活用して、顧客のDX支援をサポートしています。

筆頭株主は、東証1部に上場しているパソナグループですが、親子上場ではなく、同社は持分法適用会社となっています。

同社は、デジタルプラットフォーム事業のみを行なっている単一セグメントですが、①コンサルティングサービスと、②プラットフォームサービスに分けることができます。

以下で、それぞれについて説明します。

① コンサルティングサービス

同事業では、デジタル技術を活用したビジネス設計、クラウドによるシステム開発を行っています。

具体的には、主に総合的クラウドソリューションのSalesforceと財務上の優先度を可視化できるAnaplanの導入支援を行なっています。

導入支援に加え、既存のアプリケーションではニーズが満たせない顧客に対しては、独自のシステム開発を実施しています。

様々な顧客ニーズに応えられているんだね!

また、同サービスは、年商1,000億円以上の大企業とのリレーション及び継続率を重要視しており、安定した収益基盤を確立することができています。

実際に大企業の売上に占める割合と契約継続率は約75%を保持していますね!

② プラットフォームサービス

同事業では、カスタマーサクセス、DX、エデュケーションの3つのサービスを提供しています。

具体的には、デジタル化ツールの運用実務支援を行い(カスタマーサクセス)、顧客のデジタル人材を育成し(エデュケーション)、デジタルツールの提供(DX)を行っています。

高付加価値で顧客満足度の高いサービスを提供することが可能になっているんだね!

特に、自社製品のクラウドサービス「Circlace」は高い顧客満足度に大きく貢献しています。

ここでは、顧客とのコミュニケーションが一元管理されており、蓄積されたナレッジやノウハウを活かして業務の質や効率を向上させ、属人化を防ぐことができてます。

決算情報

続いて、同社の業績を見てみます。

新型コロナウイルス流行により、在宅勤務が普及したことで、クラウド導入やDXの需要が増加し、売上増加となりました。

直近の決算である2022年第3四半期の時点で、昨年度の売上高に迫っており、増収増益に期待がかかっています。

利益面では、2021年第3四半期時点で経常利益が黒字であり、2期ぶりの黒字化に期待がかかります。

収益性も年々改善傾向にあり、売上総利益率は56.2%と高収益な事業モデルを確立しています。

ただ、DX分野はまだ投資フェーズにあると述べており、その中でも継続的な利益創出と財務基盤の安定化が実現できるかが重要になってきます。

PSR(株価売上倍率)で見ると、SaaS業界の平均が20倍超えなのに対し、同社は約1.6倍と大きく下回っており、割安なように伺えます。

近年のデジタル化ニーズの高まりに伴い、顧客数の増加・案件規模の拡大に伴う顧客当たり単価の上昇など、同社に追い風が吹いており、需要がさらに高まっていくと考えます。

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経営陣

同社の役員は10名おり、その中から抜粋で役員の経歴を紹介します。

佐藤 潤  代表取締役社長

1998年2月 SAPジャパン株式会社入社
2010年5月 アクセンチュア株式会社入社
2014年9月 株式会社パソナテキーラ(現同社)営業本部長
2015年7月 当社執行役員営業本部長
2016年6月 当社取締役社長
2019年1月 当社代表取締役社長(現任)

佐藤 司 取締役会長

2000年2月 Pasona International Inc(現Pasona NA Inc)入社
2004年4月 同社代表取締役社長
2007年12月 株式会社パソナグループ常務執行役員国際業務室長
2009年12月 株式会社パソナ取締役副社長
2011年8月 同社代表取締役社長COO
2012年11月 株式会社パソナテキーラ(現同社)代表取締役社長
2017年8月 株式会社パソナグループ副社長執行役員
2018年9月 トライコー株式会社代表取締役(現任)
2020年6月 同社取締役会長(現任)

最後に、他の企業の上場スケジュールについて知りたい方は以下のページもご覧下さい。

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※本記事は2022年3月18日時点の情報を元に作成されています。
※本記事内で紹介されている意見は個人的なものであり、記事の作成者その他紹介企業等の意見を代表するものではありません。
※本記事は情報提供を目的としており、特定の商品や手法を推奨するものではありません。投資に関する意志決定はご自身の判断にてお願い致します。