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トライアルホールディングス(141A)のIPO初値予想と上場概要紹介

今回はIPO企業の中から、3月21日に東証グロースに上場したトライアルホールディングス(141A)をご紹介します。

トライアルホールディングスは、流通小売事業やテクノロジーを用いたリテールAI事業、その他リゾート関連事業及び建築・不動産管理を行っている企業です。

想定時価総額は1,842.8億円で、小売業のIPOとなっています。

監修者:曽根原 大介
監修者:曽根原 大介

上智大学 外国語学部卒業。在学中に米 San Diego State University ファイナンス学部に留学。FP3級保持。
2019年より株式会社インベストメントブリッジにて投資家向けWebサイトの運営や上場企業のIRコンサルティングを手掛け、現在は社長室 室長。
学生・新卒向けの金融教育活動も実施。日本株やアメリカ株、NISAの投信積立、仮想通貨などに7年以上投資している。

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トライアルホールディングスのIPO基本情報

ここでは上場日や、いろはにマネー独自の初値予想を見てみましょう。

上場日3月21日(木)
いろはにマネー独自の初値予想C(1.0~1.3倍以上)
※想定価格1,550円から、1,550円~2,015円
企業Webサイトhttps://trial-holdings.inc/
取り扱い証券大和証券(共主)、 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 (共主)、SBI証券SMBC日興証券など
発行価格決定日の変動に応じて上場日も変更。随時更新中。

IPO取り扱い数No.1のSBI証券が取り扱っているね!

トライアルホールディングスのIPO日程と価格

IPOの日程と価格は次のようになっています。

想定価格1,550円
仮条件1,600~1,700円
ブックビルディング期間3月4日(月)~3月15日(金)
当選発表日3月11日(月)
公開価格1,700円
申込期間3月12日(火)~3月15日(金)
上場日3月21日(木)
初値2,215円

初値は公開価格の1.30倍となったよ!

トライアルホールディングスのIPO初値予想

トライアルホールディングス評価

業績は順調に成長しているものの、想定時価総額1,842.8億円は東証グロース市場としては大型の水準であり荷もたれ感があります

また、物価高に伴うディスカウントストアの需要はありますが、IPOにおいて小売業はあまり人気化しずらい傾向があります。

一方で、公募比率が高い点は初値の上昇にプラスに働くでしょう。

これらの点から、IPO評価: C(予想レンジ1.0倍以上1.3倍未満=1,550円~2,015円)と判断しました。

※IPO評価、初値予想は過去のデータを元に編集部が予想したものであり、結果を確約、投資を推奨するものではございません。

初値予想アンケート

想定価格:1,550

投票は終了しました。ご回答ありがとうございます!

詳しい評価項目を知りたい方はこちら(クリックで開きます)
  • 発行済み株式数:想定時価総額を計算。
  • オファリングレシオ:小さい方が投資家からの人気が高い。市場に出回る株式数が少なくなることを意味するため。
  • 公募割合:大きい方が投資家からの人気が高い。企業に資金が多く入ることを意味するため。
  • 上場市場:グロースに上場する企業は人気が高くなりやすい。
  • 事業のトレンド性:成長市場に位置し、トレンド性が高い企業は人気になりやすい。
  • VC保有比率:VCが多くいる企業は事業のトレンド性が高く・成長企業であることが多いが、ロックアップがない場合はIPO後の需給が悪化しやすい
  • 売上高成長率・経常利益率:大きい方が人気。過去の業績が良い。
  • 前後2週間のIPO数:少ない方が投資家からの人気が高くなりやすい。
  • 過去1ヶ月の日経平均リターン:高い方が人気。投資家心理に影響。

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初値予想方法については、「【IPO初値予想】IPOの評価方法を初心者向けにやさしく解説!過去の事例も」の記事で解説しています。

また、IPO初値・騰落率結果一覧では直近のIPOデータを掲載しています。

トライアルホールディングスの主幹事・幹事証券

同社のIPO株を取り扱う証券会社は、次のようになっています。

証券会社名割当率割当株数
大和証券(共主)73.05%7,679,400株
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(共主)10.51%1,105,100株
モルガン・スタンレーMUFG証券(共主)0.27%28,300株
シティグループ証券(共主)2.69%283,300株
野村証券3.37%354,100株
みずほ証券3.37%354,100株
SBI証券3.37%354,100株
FFG証券2.02%212,400株
SMBC日興証券0.67%70,800株
マネックス証券0.67%70,800株

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当選しやすい証券会社ランキング

なかなかIPOが当選しないな…

この記事をご覧頂いている方の中には、1つの証券口座だけでIPO抽選に参加している方も多いのではないでしょうか。

IPO投資で成功するには、複数口座を使い分けて抽選に参加するのがおすすめです。

以下の表では、IPO投資で開いておくべき”おすすめの証券口座”を紹介しています。

証券会社名 取扱数 主幹事数 抽選方法 事前入金
SBI証券 89 13
完全平等抽選: 60%
IPOチャレンジポイントに基づいた配分: 30%
取引状況等を踏まえて定めた配分: 10%
必要
楽天証券 65 0 完全平等抽選 必要
SMBC日興証券 47 24 完全平等抽選: 10% ステージ別抽選: 最大5% ※ほか対面割り当て 必要
松井証券 55 0 配分予定数量の70%以上を抽選 不要
岡三証券 38 0 取引実績に応じて優遇抽選 不要
マネックス証券 60 0 完全平等抽選 必要

※取扱数、主幹事数は2022年のデータ

松井証券や岡三証券は、事前入金不要で抽選に参加できるワン!

大株主情報

大株主の状況は以下の通りで、筆頭株主の株式会社ティー・エイチ・シーはアウトソーシング事業を行っており、役員等により総株主の議決権の過半数が所有されている会社となります。

また、第3位の永田 久男氏は当社の代表取締役会長です。

株主名比率
株式会社ティー・エイチ・シー66.52%
株式会社Heroic investment9.45%
永田 久男1.98%
株式会社PALTAC1.21%
サントリー株式会社1.01%
三井食品株式会社1.01%
ヤマエ久野株式会社1.01%
加藤産業株式会社0.60%
北尾 吉孝0.40%
SBIVenturesTwo株式会社0.40%
上位10名を記載

ロックアップ期間は180日間となっているよ!

トライアルホールディングスの業績情報

トライアルホールディングスの業績情報
トライアルホールディングスのEPS・BPS
決算期2022年6月2023年6月
売上高595,500653,112
成長率+9.7%
経常利益12,68714,358
成長率+13.2%
経常利益率2.1%2.2%
当期純利益7,1358,084
成長率+13.3%
EPS73.582.9
BPS594.3677.0
有価証券報告書を元に、いろはにマネー作成
※2023年1月31日付で普通株式1株につき200株の割合で株式分割を実施。1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益は当該株式分割による調整後の金額を記載。

2023年6月期は、売上高653,112百万円(前年同期比9.7%増)、経常利益14,358百万円(同13.2%増)となりました。

この要因の1つとして、売上の柱となる流通小売事業の売上収益が前年同期比9.5%増の651,167百万円となったことが挙げられます。

同社は積極的な設備投資も行っており、合計15店舗の新規出店と既存店舗30店舗の改装を行いました。

2023年6月期以降出店ペースが加速しているので、まだまだ規模が大きくなりそうだね!

一方で、経常利益率が2.2%とやや低い水準であることが課題です。今後は、リアル店舗の運営と同社の強みであるリテールテックとのシナジーによる高収益化を目指していくようです。

なお同社は2024年6月期の業績予想を、売上高が前年比8.9%増の711,067百万円、当期純利益が前年比33.3%増の10,774百万円と出しており、今後も堅調に推移することが予想されます。

EPS、BPSも順調に成長しているね!

トライアルホールディングスの事業内容

トライアルホールディングスは、「リアルとIT・AIを融合し、お客様にとってより便利で楽しい買い物環境を構築する事」をミッションとして、流通・小売でリテールDXに挑戦しています。

DX(デジタルトランスフォーメーション)とは?

デジタル技術を社会に浸透させて人々の生活をより良いものへと変革すること。

特に、ビジネスではAI、IoT、ビッグデータなどのデジタル技術を用いた、業務フローの改善や新たなビジネスモデルの創出のことを指す。

同社の事業は、以下の2つに分類することができます。

それぞれ見ていきましょう。

流通小売事業

流通小売事業では、「あなたの生活必需品」をコンセプトとしたディスカウントショップの運営をしており、同社の中核事業となっております。

同社が展開する流通小売市場はとても大きく、2021年時点で約150兆円となっています。

同社は流通小売業界には大きなロスがあると考え、リテールAI事業から得たデータを活用し約40兆円の改善ができると考えているワン!

EDLP(Every Day Low Price)という価格戦略を掲げ、食品を軸とする多様な商品構成が特徴です。

EDLP戦略をとる企業は他にもウォルマート、オーケー、コスモス薬品などがあるよ!

九州を地盤とした店舗ネットワークで、日本全国 311店舗を展開しています。

リテールAI事業

具体的にリテールDXとは何をやっているんだろう?

「テクノロジーによって、新時代のお買い物体験を生み出し、流通の仕組みを革新する」をビジョンとして、小売事業者などにIoTデバイスを活用した各種ソリューションやソフトウェアサービスを提供しています。

同社は実店舗を持っているため、実店舗の運営で発生する現場のニーズを速やかに開発に活かすことができ、さらに開発した技術を速やかに現場で実証実験できる体制があります。

事業間でのシナジーが生まれているワン!

その一例として、同社はセルフレジ付きショッピングカートを開発しました。

レジ待ちをなくすメリットやタブレットがメディアになる利点を活かし、来店頻度が6.3%、平均利用率が25.7%それぞれ増加しています。

また、スマートショッピングカートやAIカメラ等のIoTデバイスから得られるデータを蓄積し、分析に基づきムダを省く改革を行っています。

このような時代に合わせた戦略の推進を通じて、23期連続増収を達成しました。

直近IPOの初期予想と騰落結果

直近の12月にIPOした企業の初値予想と結果は以下の通りです。

企業名上場日初値予想初値騰落結果
Veritas In Silico2/8C(1.0~1.3倍)2.00倍
SOLIZE2/7B(1.3~1.5倍)1.30倍
yutori12/27D(1.0倍未満)1.28倍
ナルネットコミュニケーションズ12/25C(1.0~1.3倍)0.88倍
早稲田学習研究会12/22D(1.0倍未満)0.98倍

日経平均が続伸する中、初値が公開価格を下回ったIPO銘柄もありました。

ですが、条件の良い銘柄はしっかりと強い上昇を見せています。

最後に、他の企業の上場スケジュールについて知りたい方は「IPOスケジュール」もご覧下さい。

IPO投資におすすめのネット証券3選

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