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yutori<ゆとり>(5892)のIPO初値予想と上場概要紹介

yutoriアイキャッチ

今回はIPO企業の中から、12月27日に東証グロースに上場したyutori(5892)をご紹介します。

yutoriは、衣料品及び雑貨等の企画並びにそれらの小売・卸売事業を行う企業です。

想定時価総額は39.3億円で、小売業のIPOとなっています。

監修者:曽根原 大介
監修者:曽根原 大介

上智大学 外国語学部卒業。在学中に米 San Diego State University ファイナンス学部に留学。FP3級保持。
2019年より株式会社インベストメントブリッジにて投資家向けWebサイトの運営や上場企業のIRコンサルティングを手掛け、現在は社長室 室長。
日本株やアメリカ株、NISA、クラウドファンディングといった投資に関する記事監修や、学生・新卒向けの金融教育活動も実施。

yutoriのIPO基本情報

ここでは上場日や、いろはに投資独自の初値予想を見てみましょう。

上場日12月27日(水)
いろはに投資独自の初値予想D(1.0倍未満)
※想定価格2,510円未満
企業Webサイトhttps://yutori.tokyo/
取り扱い証券大和証券(主幹事)、SBI証券SMBC日興証券松井証券マネックス証券など

IPO取り扱い数No.1のSBI証券が取り扱っているね!

yutoriのIPO日程と価格

IPOの日程と価格は次のようになっています。

想定価格2,510円
仮条件2,420円~2,520円
ブックビルディング期間12月12日(火)~12月18日(月)
当選発表日12月19日(火)
公開価格2,520円
申込期間12月20日(水)~12月25日(月)
上場日12月27日(水)
初値2,829円

初値は公開価格を12.26%上回ったよ!

yutoriのIPO初値予想

yutori初値予想

想定時価総額39.3億円、吸収金額16.5億円はいずれも小さく、荷もたれ感はありません。

また、VC保有株がなく、売り圧力が弱い点はプラスに働きます。

一方で、オファリングレシオがやや高く、公募比率が低い点はマイナスに働きます。

売上高は伸びているものの、2023年3月期は業績赤字となっていることがネックになりそうです。

人気の出づらい業種であることも鑑みると、総合的に初値の上昇は期待しづらいです。

これらの点から、IPO評価: D(予想レンジ1.0倍未満=2,510円未満)と判断しました。

※IPO評価、初値予想は過去のデータを元に編集部が予想したものであり、結果を確約、投資を推奨するものではございません。

初値予想アンケート

想定価格:2,510

投票は終了しました。ご回答ありがとうございます!

詳しい評価項目を知りたい方はこちら(クリックで開きます)
  • 発行済み株式数:想定時価総額を計算。
  • オファリングレシオ:小さい方が投資家からの人気が高い。市場に出回る株式数が少なくなることを意味するため。
  • 公募割合:大きい方が投資家からの人気が高い。企業に資金が多く入ることを意味するため。
  • 上場市場:グロースに上場する企業は人気が高くなりやすい。
  • 事業のトレンド性:成長市場に位置し、トレンド性が高い企業は人気になりやすい。
  • VC保有比率:VCが多くいる企業は事業のトレンド性が高く・成長企業であることが多いが、ロックアップがない場合はIPO後の需給が悪化しやすい
  • 売上高成長率・経常利益率:大きい方が人気。過去の業績が良い。
  • 前後2週間のIPO数:少ない方が投資家からの人気が高くなりやすい。
  • 過去1ヶ月の日経平均リターン:高い方が人気。投資家心理に影響。

初値予想方法については、「【IPO初値予想】IPOの評価方法を初心者向けにやさしく解説!過去の事例も」の記事で解説しています。

また、IPO初値・騰落率結果一覧では直近のIPOデータを掲載しています。

yutoriの主幹事・幹事証券

同社のIPO株を取り扱う証券会社は、次のようになっています。

証券会社名割当率割当株数
大和証券(主幹事)93.06%610,000株
SMBC日興証券1.74%11,400株
SBI証券1.74%11,400株
楽天証券0.87%5,700株
岡三証券0.87%5,700株
松井証券0.87%5,700株
マネックス証券0.43%2,800株
極東証券0.43%2,800株

\資金不要で当選確率UP!/

当選しやすい証券会社ランキング

なかなかIPOが当選しないな…

この記事をご覧頂いている方の中には、1つの証券口座だけでIPO抽選に参加している方も多いのではないでしょうか。

IPO投資で成功するには、複数口座を使い分けて抽選に参加するのがおすすめです。

以下の表では、IPO投資で開いておくべき”おすすめの証券口座”を紹介しています。

証券会社名 取扱数 主幹事数 抽選方法 事前入金
SBI証券 89 13
完全平等抽選: 60%
IPOチャレンジポイントに基づいた配分: 30%
取引状況等を踏まえて定めた配分: 10%
必要
楽天証券 65 0 完全平等抽選 必要
SMBC日興証券 47 24 完全平等抽選: 10% ステージ別抽選: 最大5% ※ほか対面割り当て 必要
松井証券 55 0 配分予定数量の70%以上を抽選 不要
岡三証券 38 0 取引実績に応じて優遇抽選 不要
マネックス証券 60 0 完全平等抽選 必要

※取扱数、主幹事数は2022年のデータ

松井証券や岡三証券は、事前入金不要で抽選に参加できるワン!

大株主情報

大株主の状況は以下の通りで、筆頭株主の株式会社ZOZOが親会社となっています。

また、第2位の片石 貴展氏は代表取締役社長で、同氏24歳の時に同社を創業した若手起業家です。

株主名比率
(株)ZOZO46.63%
片石 貴展31.82%
(株)pool9.15%
瀬之口 和磨7.20%
佐藤 祐介0.70%
濱田 栞0.65%
舩橋 誠0.60%
土田 天晴0.55%
穀本 周0.54%
青嶋 剣士郎0.35%
上位10名を記載

ベンチャーキャピタルの保有株は無いね!

yutoriの業績情報

yutori業績データ
yutori業績データ
決算期2019年3月2020年3月2021年3月2022年3月2023年3月
売上高161405681,6312,470
成長率+775.0%+305.7%+187.1%+51.4%
経常利益-31-582224-54
成長率+11100.0%
経常利益率0.4%13.7%
当期純利益-31-5832149-68
成長率+365.6%
EPS-29.1-46.322.9101.1-46.2
BPS-4.8-51.045.4149.2103.0
目論見書を元に、いろはに投資作成
※2023年9月1日付で普通株式1株につき100株の株式分割を実施。

売上高は、設立初年度より順調な成長を見せ、2023年3月期は2,470百万円(前年同期比51.4%増)となりました。

この増収の要因としては、M&Aや新規ブランド展開によるブランドポートフォリオの拡充などが挙げられます。

一方で、サプライチェーンの管理体制の強化や円安による原価率の上昇により、2023年3月期の経常損失は54百万円となりました。

今後は、既存ブランドの更なる成長やY世代などZ世代以外の顧客層拡大を目指して、M&Aの検討やインターネット販売の強化等に注力していくとのことです。

Z世代を対象としたSNSマーケティングを得意としているよ!

yutoriの事業内容

yutoriは、衣料品及び雑貨等の企画及び販売に係るアパレル事業を行っています。

Z世代を対象としたストリートファッションブランドを発端として、その後は新規ブランドの立ち上げやM&Aによる「Younger Song」、「Wudge Boy」などのブランドを獲得し、多様性に富んだブランドを展開しています。

ブランドのポートフォリオは以下のようになっています。

ティーンカルチャー過去のトレンドアイテムをリバイバルし、現代カルチャーのエッセンスを取り入れながらブランドを展開するブランドカテゴリー
トレンドZOZOTOWNでの販売をメインに、流行をいち早く取り入れた手に取りやすいアイテムを展開するブランドカテゴリー
デザイナーズアパレル業界で著名なデザイナーやスタイリストのもと、コアなファンを獲得するブランドを展開するブランドカテゴリー
インフルエンサーインフルエンサーがブランドディレクターを務め、個人の発信力も併せてブランドを運営しているブランドカテゴリー

同社は、主に同社ブランドを取り扱う自社ECサイトである「YZStore」を運営し、株式会社ZOZOが運営する「ZOZOTOWN」とあわせて、販売チャネルの8割を占めています。

以下では事業の特徴を紹介します。

・SNSマーケティング

広告宣伝としてInstagramやTikTok等のSNSを利用したSNSマーケティングに注力しています。

社内運用アカウントは、各SNSで多くのフォロワーを抱え、特にInstagramのフォロワー数の合計は152.6万人(2023年11月15日時点)で増加傾向にあります。

さらに、外部のインフルエンサーへの委託により、商品の認知度の向上、新規顧客の流入を図っています。

SNSマーケティング活動は、販売開始前の需要予測や認知拡大に寄与するため、商品企画力の強化にもつながっています。

・NICOモデル

Z世代の熱狂を獲得する競争力の源泉として「NICOモデル」による企画、開発を行っています。

オンライン販売などを通じてブランド・商品の認知を高めた後に店舗展開を行うことで、店舗の現存リスクを最小限に抑えています。

・自律分散型ブランド運営

各ブランドが自走して自ら利益を獲得できるようにするため、「Yリーグ」という制度を導入しています。

Yリーグとは

ブランドごとの売上金額に応じて、Y5からY1の5段階で各ブランドを以下のフェーズに応じてランク付けする社内の制度。

ブランドの成長ストーリーを定量的に示すことで、各ブランドの担当者に分かりやすい目標を提示し、合理的な意思決定を可能にしています。

直近IPOの初期予想と騰落結果

直近の10月、11月にIPOした企業の初値予想と結果は以下の通りです。

企業名上場日初値予想初値騰落結果
バリュークリエーション11/22B(1.3~1.5倍)1.73倍
Japan Eyewear Holdings11/16D(1.0倍未満)0.93倍
DAIWA CYCLE11/8B(1.3~1.5倍)1.12倍
ドリーム・アーツ10/27B(1.3~1.5倍)1.13倍
笑美面10/26C(1.0~1.3倍)1.45倍

日経平均が足踏みした中、初値が公開価格を下回ったIPO銘柄もありました。

ですが、条件の良い銘柄はしっかりと強い上昇を見せています。

最後に、他の企業の上場スケジュールについて知りたい方は「IPOスケジュール」もご覧下さい。

IPO投資におすすめのネット証券3選


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