PR
「いろはにマネー」では、複数企業と提携し情報を提供する広告収益モデルで運営しています。
当サイト経由での申し込みが発生した場合は、各企業から支払いを受け取ることがありますが、広告の出稿によって「サービスへの評価が変わる/ユーザーの方へ不都合な変更をする」ことはありません。(コンテンツポリシーはこちら)

ヌーラボ(5033)【IPO上場企業紹介・初値予想】

2022年6月には12社が新規上場予定となっています。

今回は、6月28日に東証グロースに上場予定のヌーラボ(5033)をご紹介。

ヌーラボは2004年に設立された、クラウドサービスの開発・提供を行う企業です。

想定時価総額は137.4億円で、東証グロースに上場します。

IPO投資をするなら開いておきたい証券口座

IPO概要・初値予想

IPO_IPO概要・初値予想

まず、ヌーラボの初値予想、およびIPO概要について以下の4つを解説していきます。

  • IPO評価・初値予想
  • 取り扱い証券
  • 日程・価格
  • 株主構成

同社を購入検討している方は、ご確認ください。

IPO評価・初値予想

IPO評価:C(予想レンジ1.0~1.3倍)

事業内容はSaaS関連なので、投資家の注目度が高いと予想されます。

また売上が過去最高を達成しそうである他、利益の黒字化などプラス要素も多いです。

しかし同日にはM&A総合研究所など他にも4社上場するなど、買いが集まりにくい状況になっています。

これらの点から、IPO評価:C、予想初値レンジ:1.0~1.3倍と判断しました。

※IPO評価、初値予想は過去のデータを元に編集部が予想したものであり、結果を確約、投資を推奨するものではございません。

IPO評価対応表
詳しい評価項目を知りたい方はこちら(クリックで開きます)
  • 発行済み株式数:想定時価総額を計算。
  • オファリングレシオ:小さい方が投資家からの人気が高い。市場に出回る株式数が少なくなることを意味するため。
  • 公募割合:大きい方が投資家からの人気が高い。企業に資金が多く入ることを意味するため。
  • 上場市場:グロースに上場する企業は人気が高くなりやすい。
  • 事業のトレンド性:成長市場に位置し、トレンド性が高い企業は人気になりやすい。
  • VC保有比率:VCが多くいる企業は事業のトレンド性が高く・成長企業であることが多いが、ロックアップがない場合はIPO後の需給が悪化しやすい
  • 売上高成長率・経常利益率:大きい方が人気。過去の業績が良い。
  • 前後2週間のIPO数:少ない方が投資家からの人気が高くなりやすい。
  • 過去1ヶ月の日経平均リターン:高い方が人気。投資家心理に影響。

取り扱い証券

同社のIPO株を取り扱う証券会社は以下の通りです。

証券会社名割当率割当株数
SMBC日興証券(主)98.86%2,204,700株
マネックス証券0.57%12,700株
西日本シティTT証券 0.34%7,600株
SBI証券0.23%5,100株

主幹事証券で申し込もう

日程・価格

IPOの日程は以下のようになっています。

抽選申込期間6月13日(月)~6月17日(金)
当選発表日6月20日(月)
購入申込期間6月21日(火)~6月24日(金)
上場日6月28日(火)

続いて、価格は以下のようになります。

仮条件960円~1,000円
公募価格1,000円
初値955円

大株主

株主の状況は以下のようになっています。

株主名比率
橋本 正徳25.42%
田端 辰輔25.34%
(株)アリオト24.01%
Founder Foundry1号投資事業有限責任組合4.93%
ヌーラボ従業員持株会4.48%
XTech1号投資事業有限責任組合2.74%
イーストベンチャーズ2号投資事業有限責任組合2.53%
イーストベンチャーズ3号投資事業有限責任組合 1.77%
新生ベンチャーパートナーズ1号投資事業有限責任組合 1.46%
馬場 保幸0.37%

企業概要

ヌーラボ見出し2

事業内容

同社は「チームで働くすべての人に」をコンセプトに、仕事が楽しくなるようなサービスを開発しています。

ヌーラボという社名は、Null(ヌル=無)とLab(研究所)を合わせた造語で、以下のValuesを大事にしています。

また、同社は4つのサービスを展開しています。

  • Backlog
    チームで協力しながら作業を進めるためのコラボレーション型プロジェクト管理ツール
  • Cacoo
    アイデアを形にするビジュアルコラボレーションツール
  • Typetalk
    様々なチームの会話を実現するビジネスチャットツール
  • Nulabpass
    IDの管理を容易にし、組織の情報セキュリティ・ガバナンスを高めるツール

それぞれの特徴を見ていきましょう。

①Backlog

同サービスは大規模なソフトウェア開発から、営業・総務など一般的な業務タスク管理まで、どんな分野のビジネスパーソンでも使いこなせるという特徴を持っています。

また、絵文字や柔らかい色使いのUIを採用する事で、ITツールへの抵抗感の軽減する工夫が取られています。

同社のコンセプトに合わせたサービス展開が行えてるね!

②Cacoo

同サービスは、プロジェクトのアイデアやウェブサイトのレイアウトなどをオンライン上で簡単に作成し、チーム内に共有できるサービスです。

組織図やワイヤーフレームなど豊富なテンプレートが揃っているので、初心者でも安心して利用できます。

③Typetalk

同サービスは「組織に新しいアイデアを生み出す」をコンセプトにしています。

また、「まとめ機能」や「ライン返信機能」等、Typetalk独自の機能を備え、コミュニケーションがより円滑になるように設計されています。

Backlogとの高い連携性も魅力だね!

④Nulabpass

同社が提供するサービスは、アクセス管理を強化したい組織などに向けて作られた、セキュリティとガバナンス強化のためのツールです。

SAML認証方式によるSSOを提供し、監査ログにも対応しているので、システム運用時のセキュリティリスクを軽減します。

これら4つのNulabサービスによって、ワークフロー全てのステップにおいて、チーム全体をサポートできるようになっています。

ヌーラボ 事業4
目論見書より

決算情報

続いて、同社の業績を見てみましょう。

売上高・純資産ともに右肩上がりで上昇しています。

売上高は第3四半期時点で、前年度比88%を超えているので、順調にいけば過去最高売上を達成しそうです。

同社の事業は、時代にマッチしている事業なので今後も売上が伸びていくでしょう。

ここ数年経常利益・当期純利益ともに赤字続きでしたが、今期ついに黒字化しました。

今後さらに事業の拡大・利益の上昇を達成できるのか、長い目で見ていく必要がありそうです。

経営陣

同社の役員は8名おり、その中から抜粋で役員の経歴を紹介します。

橋本 正徳  代表取締役

1998年4月 有限会社橋本建塗 入社
2001年4月 メディアファイブ株式会社 入社
2004年3月 当社設立 代表取締役就任(現任)

最後に、他の企業の上場スケジュールについて知りたい方は以下のページもご覧下さい。

https://www.bridge-salon.jp/toushi/ipo-2022/

IPO投資をするなら開いておきたい証券口座

いろはにマネーの投資診断

※本記事は2022年6月9日時点の情報を元に作成されています。
※本記事内で紹介されている意見は個人的なものであり、記事の作成者その他紹介企業等の意見を代表するものではありません。
※本記事は情報提供を目的としており、特定の商品や手法を推奨するものではありません。投資に関する意志決定はご自身の判断にてお願い致します。


ブックマークした記事を見る
moonoo banner
moonoo banner
この記事をブックマークすると、
マイページからいつでも読めます! この記事をブックマークする ブックマークした記事を見る
0
MENU