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【DX関連事業に期待】(4709)IDホールディングスのアナリストレポートを読んでみよう!【投資初心者企業分析】

投資初心者向け企業分析では、投資初心者でも読みやすい「ブリッジレポート」をもとに様々な企業をご紹介しています。

今回は、情報サービス会社を中核とする持株会社である株式会社IDホールディングスをご紹介します。

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IDホールディングスはどんな会社?

IDホールディングスはどんな会社?

まずは、IDホールディングスの会社概要や事業内容を確認していきましょう。

会社概要

株式会社IDホールディングスは1969年に設立されました。

金融向けITアウトソーシングに強みを持つ独立系の情報サービス会社である株式会社インフォメーション・ディベロップメントを中核とする持株会社です。

一つの顧客に対し、コンサルティングからソフトウェア開発、システム運営管理等の複数のサービスを提供しています。

代表者など概要は以下の通りです。

代表取締役社長舩越 真樹
所在地東京都
決算期3月
株価(3/22終値)869円
時価総額(3/22時点)14,416百万円
時価総額算出に用いた発行済み株式数は22/3期3Q決算短信の値を使用。

事業内容

同社は、システム運営管理ソフトウェア開発・保守の二つを柱に事業を展開しています。

その他の事業も合わせて、それぞれ見ていきましょう。

システム運営管理

システム運営管理事業では、「24時間365日システムを動かす」安定したシステム運営管理サービスを提供しています。

長年蓄積してきた顧客のシステムに関する業務知識やノウハウ、開発実績があるので、安定したシステム運営と業務効率化が実現できています。

また、顧客の業務に精通した1,600名以上ものシステム運営管理エンジニアが在籍しており、国内最大級の運営管理プロフェッショナル集団となっています。

売上構成比は44.4%と一番高い割合を占めており、幅広い分野の顧客を抱えるストックビジネスとして同社の業績を安定させています。

ソフトウェア開発・保守

金融機関や運輸、エネルギーをはじめとする幅広い分野の顧客に対して、開発した総合システムを提供しています

中国や東南アジア、北米、欧州に拠点を置き、国内外の有力先進企業と提携することで、顧客の既存ビジネスの強化・拡大や新たな領域への挑戦を支援しています。

先端技術の調査・研究を行う部門や、DXを推進する専門組織を設置するなど、ユーザー企業のDX推進にも力を入れています。

DX関連ビジネスの領域主な戦略
クラウドAWSやAzureなどの大手IT基盤を活用し、クラウド環境の構築・移行を支援
セキュリティ・ITインフラ24 時間体制でのネットワーク監視、インシデント対応、セキュリティ製品の導入
遠隔支援・高度開発モバイルアプリ開発の拡大、リモートやノーコードを活用した開発の早期化
コンサル・研修システム運用やセキュリティに関するコンサルティング・研修を実施
自動化・効率化RPAやAI、スマートグラスを活用し、顧客の業務の自動化・効率化を支援

その他事業

上記二つの事業を柱に、ITインフラ事業サイバーセキュリティ・コンサルティング・教育事業製品販売事業なども展開しています。

50年以上の経験や1,000社以上の取引実績があり、どれも顧客より高い評価を得ているのが特徴です。

直近の業績・事業戦略

IDホールディングスの業績

続いて、IDホールディングスの2022年3月期第3四半期業績や今後の事業戦略について見ていきましょう。

業績:2022年3月期3Q

IDホールディングス連結業績
※「収益認識に関する会計基準」を今第1四半期より適用しているため、前年同期比は記載していません
ブリッジレポートより

「収益認識に関する会計基準」ってなんだろう?

「収益認識に関する会計基準」とは?

売り上げに関して「どのように認識し、財務諸表上にどのように反映するのか」についての基準

2021年4月より上場企業や大企業などで、新しい基準が強制的に適用になりました。

そのため、反映されている売上/利益の基準が前会計年度と異なるので、前年と比較してもが意味がないのです。

売上高は、203億96百万円となっています。

収益認識基準適用前の売上と比較してみると、売上高は14.9%上昇しています。

これは、買収した子会社3社やシステム運営管理が堅調に推移したことが寄与しています。

営業利益は12億25百万円となっており、収益認識基準適用前との比較で31.1%増益となっています。

主に、売上高の増加が寄与していると、下の表より確認できます。

今後の事業戦略

IDホールディングスは、2020年3月期から2022年3月期までの3ヵ年を期間とする中期経営計画を公表しています。

同社の中期経営計画「Next 50 Episode Ⅰ 覚醒(Awakening)!」では、3つの基本方針を掲げています。

中期経営計画「Next 50 Episode Ⅰ 覚醒(Awakening)!」

3つの基本方針

  • 未来志向型企業文化の醸成
    多様な人材の採用・育成に取り組み、組織・制度・環境を整備する
  • DXによるUP-GradeされたBusiness Modelの展開
    既存のサービスソリューションにアドバンスト・テクノロジーを組み合わせ、顧客ニーズに合った付加価値の高いサービスモデルを提供する
  • ESGの推進
    社会課題の解決に積極的に取り組むともに、持続的な成長および社会価値の創造を目指している

IDホールディングスは、この基本方針を基に以下のような数値目標を目指しています。

今後の注目点

IDホールディングス注目点

同社のDX関連売上高が順調に拡大しています。

付加価値案件が多いDX関連売上高比率の構造的な上昇は、中長期的な同社の収益性向上に寄与するものと期待されています。

同社の受注残も順調に積み上がっており、今年度末においてDX関連売上高とDX関連売上高比率をどこまで拡大できるのか注目です。


加えて、中長期的な視点ではあるものの世界規模でのESG関連投資の拡大の流れからも目が離せません。

同社は従来からESGへの取組みに積極的であり、今後こうしたファンドからの資金流入があるのか確認しておきましょう。

【まとめ】株式会社IDホールディングス

【まとめ】IDホールディングス

今回はIDホールディングスのアナリストレポートから、同社の事業内容や注目点などを簡単にご紹介しました。

IDホールディングスをもっと知りたい方は、以下より無料でブリッジレポートをご覧いただけます。

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