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ペットゴー(7140)【IPO上場企業紹介・初値予想】

ペットゴーIPO

2022年4月には10社が新規上場予定となっています。

今回は、4月28日に東証グロースに上場予定のペットゴー(7140)をご紹介。

ペットゴー株式会社は2004年に設立された、Eコマースを中心とした、ペットヘルスケア事業会社です。

想定時価総額は約8.7億円で、東証グロースに上場します。

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IPO概要・初値予想

IPO概要・初値予想

まず、ペットゴーの初値予想、およびIPO概要について以下の4つを解説していきます。

  • IPO評価・初値予想
  • 取り扱い証券
  • 日程・価格
  • 株主構成

同社を購入検討している方は、ご確認ください。

IPO評価・初値予想

IPO評価:C

業態が成長の見込まれるEコマース事業という点、業績が安定的に成長している点はプラス要因です。

しかし、同時期に上場する企業が多い点や、事業内容自体の成長性に欠ける点はマイナス要因です。

また、直近のペット関連の売上増加はコロナ特需である可能性が高いと言えます。

これらの点から、IPO評価:C、予想初値レンジ:1.3倍以下と判断しました。

※IPO評価、初値予想は過去のデータを元に編集部が予想したものであり、結果を確約、投資を推奨するものではございません。

IPO評価対応表
詳しい評価項目を知りたい方はこちら(クリックで開きます)
  • 発行済み株式数:想定時価総額を計算。
  • オファリングレシオ:小さい方が投資家からの人気が高い。市場に出回る株式数が少なくなることを意味するため。
  • 公募割合:大きい方が投資家からの人気が高い。企業に資金が多く入ることを意味するため。
  • 上場市場:グロースに上場する企業は人気が高くなりやすい。
  • 事業のトレンド性:成長市場に位置し、トレンド性が高い企業は人気になりやすい。
  • VC保有比率:VCが多くいる企業は事業のトレンド性が高く・成長企業であることが多いが、ロックアップがない場合はIPO後の需給が悪化しやすい
  • 売上高成長率・経常利益率:大きい方が人気。過去の業績が良い。
  • 前後2週間のIPO数:少ない方が投資家からの人気が高くなりやすい。
  • 過去1ヶ月の日経平均リターン:高い方が人気。投資家心理に影響。

取り扱い証券

同社のIPO株を取り扱う証券会社は以下の通りです。

証券会社名割当率割当株数
 みずほ証券87.19%631,700株
大和証券3.84%27,800株
SBI証券 3.12%22,600株
楽天証券 3.12%22,600株
松井証券2.73%19,800株

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日程・価格

IPOの日程は以下のようになっています。

抽選申込期間4月13日 (水) ~4月19日 (火)
当選発表日4月20日 (水)
購入申込期間4月21日 (木) ~4月26日 (火)
上場日4月28日(木)

続いて、価格は以下のようになります。

仮条件500~550円
公募価格 550円
初値 1295円

大株主

株主の状況は以下のようになっています。

株主名比率
黒澤弘(社長)27.10%
小出文彦9.17%
SMBCベンチャーキャピタル2号投資事業有限責任組合 6.54%
中谷将史6.36%
サーラエナジー(株)4.97%
(株)AMG4.93%
アイペット損害保険(株)3.93%
(株)コーポレート・アドバイザーズ3.28%
AGキャピタル(株)3.27%
住友商事(株)2.62%

企業概要

企業概要

事業内容

ペットゴーは2004年に設立されたペットヘルスケア事業を行う企業です。
ペットヘルスケア商品のEC販売に力を入れています。

ペットヘルスケアに特化したオンライン販売

ペットゴーでは、ペットのQOL向上を目指して従来は動物病院のみで販売されていたような製品を中心に販売しています。

ペットヘルスケアに特化しながら、以下のように様々なコースを展開しています。

同事業は業務の大半をデジタル化したDXプラットフォームにより、膨大な量のペットデータを持っています。

また、同事業の特徴は、そのデータを直接自社の技術で活用し、マーケティングや製品企画に活用しています。

自社オンラインサイトに加え、他社オンラインサイトにも出店することにより、顧客基盤を拡大し、的確に顧客のニーズを把握しています。

また、特定のモールに依存しないことにより、販売機会の損失を防いでいます。

現在、以下の店舗に展開しています。

目論見書より

昨年の3月末時点では、アクティブ購入者数が約60万人。

オンライン販売における売上高の約80%はリピート顧客と適切な顧客ニーズへの対応ができていると言えます。

2021年3月期において、同事業は全体の売上高の90%を占めています。

コンパニオンとして高齢者のオーナーを中心に飼育が増加し、市場が拡大しているから今後が楽しみだワン!

決算情報

続いて、同社の業績を見てみます。

19年3月期を除けば、同社の売上高は微増のトレンドにあります。

20年3月からの堅調な増加については、コロナ特需が深く関係していると考えられます。

コロナを期に多様化が進んだ通信販売はまさに絶好のタイミングと言えました。

事業環境自体は、アフターコロナでも、アジアを中心とした世界的なペット市場の増加が見込まれるため堅調です。

目論見書より

経常利益、当期純利益、EPSも微増トレンドにあります。

しかし、ROEは減少傾向にあり、資本効率が悪化しているということになります。

中長期での投資先として同社を考える際には、収益性や資本効率の改善が見込めるか注目が必要です。

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経営陣

同社の役員は7名おり、その中から抜粋で役員の経歴を紹介します。

黒澤 弘 代表取締役社長

1994年04月住友商事㈱入社

2000年04月McKinsey&Company入社

2004年11月当社設立 代表取締役就任(現任)

2017年05月ペットゴープロダクツ㈱代表取締役就任(現任)

小出 文彦 取締役

2001年04月㈱アルファシステムズ入社

2005年11月楽天㈱入社

2006年08月当社入社

2008年06月当社取締役就任(現任)

最後に、他の企業の上場スケジュールについて知りたい方は以下のページもご覧下さい。

https://www.bridge-salon.jp/toushi/ipo-2022/
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※本記事は2022年3月14日時点の情報を元に作成されています。
※本記事内で紹介されている意見は個人的なものであり、記事の作成者その他紹介企業等の意見を代表するものではありません。
※本記事は情報提供を目的としており、特定の商品や手法を推奨するものではありません。投資に関する意志決定はご自身の判断にてお願い致します。


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