
・三井住友銀行の投資信託ってどうなの?
・銀行って手数料高くないのかな?
このようなお悩みを解決します。
この記事の結論
- 三井住友銀行の投資信託は購入手数料がかからないものもある
- オンラインと対面での相談に対応しているため安心
- 手数料を抑えたいならネット証券の方がおすすめ
投資信託は様々な資産に分散されており、手軽に投資ができる金融商品です。
3大メガバンクの1つである三井住友銀行は投資信託の商品数も多く取り扱っています。
そのため、この記事を読んでいる方は三井住友銀行の投資信託に興味がある方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は三井住友銀行の投資信託の評判や、知っておくべきメリット・デメリットについて説明します。
\投資を始めるなら/
結論、三井住友銀行よりも手数料の低い投資信託を多く取り揃えているSBI証券がおすすめです。
SBI証券はいろはに投資の調査でも人気No.1で、S&P500連動の投資信託やETFも買付手数料無料で投資が出来ます。
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三井住友銀行の投資信託とは

そもそも投資信託とは、多くの投資家から集めた資金を、投資家の代わりに資産運用のプロが投資・運用する金融商品です。
文章だけだと分かりづらいので、以下の図をご覧ください。

私たち投資家が投資信託を購入することで、ファンドマネージャーと呼ばれる運用のプロにお金を預けられます。
自分で投資先を細かく選定しなくていいんだね!
投資信託について詳しく知りたい方は「【初心者向け】投資信託とは?仕組みや種類も図解で丸わかり」の記事を参考にしてみてください。
三井住友銀行は、円で運用する国内投資信託とアメリカドルやオーストラリアドルで運用する外国投資信託を合わせて200以上の投資信託を取り扱っています。
他の銀行はどれくらい販売しているの?
みずほ銀行が250以上で三菱UFJ銀行は550種類以上の投資信託を取り扱っていることを考えると、三井住友銀行の取扱商品数は決して多くはありません。
>>三菱UFJ銀行の投資信託の評判を見る
>>みずほ銀行の投資信託の評判を見る
三井住友銀行の投資信託の評判・口コミ

ここでは、三井住友銀行の投資信託のリアルな評判や口コミを紹介します。
実際に利用する際の参考にしてください。
良い評判・口コミ
実際の良い口コミをまとめると、以下のような意見が多いようです。
- キャンペーンがある
- ポイントが貯まる
- 販売力が強い
実際の口コミを見る(タップすると開きます)
投資信託を購入するときにポイントが付くのはありがたいね!
悪い評判・口コミ
次に三井住友銀行の投資信託の悪い評判や口コミを紹介します。主な意見は下記3つでした。
- 手数料が高い
- 利益が出づらい
- 勧誘がしつこい
実際の口コミを見る(タップすると開きます)
やはり手数料の高さが気になるワン…
三井住友銀行で売れ筋の投資信託3選

三井住友銀行で売れ筋の投資信託を3つ紹介します。
それぞれの投資信託の特徴を分かりやすく説明するよ!
三井住友・NYダウ・ジョーンズ指数オープン(為替ヘッジなし)
内容 | 項目 |
---|---|
ファンド名 | 三井住友・NYダウ・ジョーンズ指数オープン(為替ヘッジなし) |
基準価格 | 30,327円 |
純資産残高 | 94.35億円 |
トータルリターン(1年) | -15.9% |
信託報酬 | 0.748% |
運用会社 | 三井住友DSアセットマネジメント |
組入銘柄(上位3つ) | ユナイテッドヘルス・グループ:11.2% ゴールドマン・サックス・グループ:6.5% ホーム・デポ:6.1% |
三井住友・NYダウ・ジョーンズ指数オープン(為替ヘッジなし)は、アメリカの代表的なNYダウに連動したインデックスファンドです。
手軽にNYダウに連動した運用ができるのがメリットです。
NYダウはアメリカで有名な指数だよね!
NYダウはNASDAQやS&P500と同じく、米国の3大指数の一つです。
ただし、後ほど紹介するネット証券で取り扱っているNYダウに連動したインデックスファンドのほうが圧倒的に信託報酬は低いです。
三井住友225オープン
内容 | 項目 |
---|---|
ファンド名 | 三井住友225オープン |
基準価格 | 24,935円 |
純資産残高 | 1089.20億円 |
トータルリターン(1年) | -10.60% |
信託報酬 | 0.66% |
運用会社 | 三井住友DSアセットマネジメント |
組入銘柄(上位3つ) | ファーストリテイリング:9.4% 東京エレクトロン:4.4% ソフトバンクグループ:3.6% |
三井住友225オープンは日経平均株価に連動した投資信託です。
日本を代表する225社に手軽に分散投資できます。
日本に投資したい方はこれがいいね!
ただし、NYダウ同様、後ほど紹介をするネット証券にはもっと信託報酬が低い商品がたくさんありますので注意してください。
SMBC円資産ファンド
内容 | 項目 |
---|---|
ファンド名 | SMBC円資産ファンド |
基準価格 | 10,613円 |
純資産残高 | 79.01億円 |
トータルリターン(1年) | 0.90% |
信託報酬 | 0.9138% |
運用会社 | 三井住友DSアセットマネジメント |
組入銘柄(上位3つ) | 日本電信電話:2.5% トヨタ自動車:2.5% 第一三共:1.9% |
安定した値動きが期待される 「日本国債」 に加え、金利や株式市場の変動に影響されにくい「絶対収益型」と配当利回りに着目した「日本株式」に分散して投資を行うことにより、リスクを抑えながら安定した収益の確保を目指します。
国債は株式と比較して値動きが安定しているよね!
また、日本株式市場の価格変動リスクが高まったと判断される場合、日本株式の実質組入比率を調整し、ファンド全体の下落リスクの抑制を目指すファンドです。
株式が軟調の2022年もプラスのリターンを出しているワン!
三井住友銀行で投資信託を購入するメリット3選

三井住友銀行で投資信託を購入する主なメリットは3つあります。
それぞれのメリットについて、わかりやすく説明をします。
①手厚いサポートを受けられる
ネット証券は購入時手数料が安いですが、サポートについてはこちらから能動的に動かない限り特にありません。
チャットやメールでの問い合わせはできますが、積極的にフォローをしてくれることはあまりないでしょう。
これから投資を始めるから不安だ…
その点、三井住友銀行の場合、店舗やオンライン相談で投資信託の購入をすると、定期的に電話や対面で投資信託の運用状況の報告を受けることができます。
もちろん、頻繁な連絡は困るという要望を出せば電話でのフォローではなくメールを中心にフォローしてくれますので安心です。
②購入手数料のかからないファンドもある
メガバンクの投資信託は購入手数料が高いイメージがあるかもしれません。
たしかに店舗で契約すると特に高いイメージがある…
しかし、三井住友銀行には購入手数料のかからないファンドもたくさんあります。
例えば、NYダウや日経平均株価に連動しているインデックスファンドは購入手数料がかからず、投資信託で積立投資を行う場合「つみたてミライ」というキャンペーンを行っているため、対象ファンドについては購入手数料がかかりません。
ただ、購入手数料がかからなくても信託報酬が高いこともあるから要チェックだワン!
③店舗だけでなくオンラインでも相談できる
コロナウィルスの影響で店舗への来店が難しくなってしまいました。
その分、三井住友銀行では電話相談やオンライン面談ができ、全国から気軽に投資信託の相談ができるようになっています。
今までは三井住友銀行の店舗がなく、相談が難しかった方も、気軽にオンラインで相談できるため、大きなメリットと感じるでしょう。
相談料とかはかかるの?
オンラインでの相談手数料などはかかりませんので、安心して利用してください。
三井住友銀行で投資信託を購入するデメリット3選

三井住友銀行で投資信託を購入するメリットはたくさんありますが、逆にデメリットもあります。
主なデメリットは以下の3つです。
それぞれのデメリットについて、わかりやすく説明をします。
手数料が高い商品も多い
三井住友銀行に限った話では無いですが、やはりネット証券に比べると手数料が高い商品が多いです。
手数料は少ない方が良いもんね。
特に営業員が勧めてくる投資信託の手数料は高い傾向にありますので注意してください。
ネット証券に比べ、手数料が無料のノーロード投資信託が少ないのは大きなデメリットになるでしょう。
信託報酬が高い商品を販売される
担当者が付くと様々な運用アドバイスを受けられるメリットがありますが、信託報酬が高い商品を販売される可能性が高くなります。
なんで信託報酬が高いものがおすすめされるの?
担当者の多くはランニングコストで評価されるようになっています。
つまり、信託報酬が高い投資信託やファンドラップの評価ポイントが高い形態になっているのです。
もちろん、全員が信託報酬の高い商品をおすすめしているわけではないワン!
つみたてNISAの使い勝手が悪い
三井住友銀行のつみたてNISAの最低積立金額は1万円です。
大手ネット証券の場合、100円程度からできるため、始めるまでのハードルが高いと言えます。
いきなり1万円投資するのは難しいかも…
また、積み立てる金額は1万円単位で変更するしかありません。
100円単位で積立金額を変えられるネット証券に比べ、かなり使い勝手が悪いと言えるでしょう。
ネット証券の方が全体的に使いやすそうだね!
つみたてNISAについて詳しく知りたい方はコチラ
三井住友銀行よりネット証券がおすすめの理由

三井住友銀行の投資信託のメリット・デメリットを踏まえ、ネット証券の方がおすすめな理由を解説します。
以下で詳しく解説します。
お得なネット証券もこの後に紹介するワン!
手数料が安い
ネット証券には、三井住友銀行よりも手数料が安い投資信託が多くあります。
三井住友銀行の投資信託には、信託報酬が1%を超えるものも少なくありませんが、ネット証券だと信託報酬が0.1%を切るものもあります。
そんなに差があるんだね。
三井住友銀行の場合、購入時の手数料がかからないノーロードタイプの投資信託もありますが、数は多くありません。
一方で、ネット証券の場合、逆にノーロードタイプの投資信託が普通です。
手数料が圧倒的に安いのはネット証券の方がおすすめの大きな理由になります。
商品数が圧倒的に多い
三井住友銀行の投資信託の取扱商品数は200種類程度ですが、ネット証券の中には何千種類も用意している証券会社もあります。
SBI証券:2,659件
楽天証券:2,652件
マネックス証券:1,275件
※2022年11月7日時点
ネット証券は取扱数が多いんだね!
商品数が圧倒的に多いのもネット証券を利用する大きなメリットになるでしょう。
つみたてNISAの内容が充実している
つみたてNISAの内容はネット証券の方が充実しています。
100円程度から購入できるネット証券も多くあり、積立頻度もより細かく設定できます。
1万円単位での投資はしんどいもんね…!
また、取扱商品数も三井住友銀行に比べ圧倒的に多いこともメリットになるでしょう。
投資信託だけでなく株式や米国株の取引もできる
ネット証券の多くは投資信託だけではなく株式や米国株の取引もできます。
三井住友銀行の場合、個別株の取引はできません。
GAFAのような人気個別銘柄に投資するならネット証券が良いね!
投資信託以外のさまざまな商品の購入ができるのもネット証券がおすすめの理由になります。
投資信託におすすめのネット証券会社

でも、ネット証券っていっぱいあるよね…
そんな方のために、ここでは投資信託におすすめのネット証券を3社ご紹介します。
それぞれの証券会社の特徴について簡単に説明をします。
SBI証券
SBIグループは2022年6月時点で840万口座を達成し、ネット証券国内株式個人取引シェアNo.1を誇っています。
「いろはに投資」の独自調査でも「本当におすすめしたい証券会社No.1」に選ばれているなど、評判が良い証券会社です。
そんなSBI証券の投資信託では、つみたてNISAを利用して毎日と毎週コースで積立投資を行い、基本の毎月コースよりもきめ細かく「時間分散資」ができます。
また「三井住友カードを使った「クレカ積立」」を設定すれば、自動で積立投資ができます。
クレカ積立をすればVポイントも貯まるので、お得に老後の資産形成ができますよ。
低コストな投資信託を多く取り扱っているSBI証券は、あなたの資産を増やすパートナーになってくれるでしょう。
低コストで人気の「SBI・V・S&P500」を取り扱っているのも選ばれる理由だワン!
SBI証券について詳しく知りたい方は「SBI証券の評判・口コミは悪い?アンケート結果からメリット・デメリットを解説!」の記事を参考にしてみてください。
マネックス証券
マネックス証券では、マネックスカードを使って毎月積立投資をすると、カード決済額に対して1.1%の「マネックスポイント」が貯まります。
「クレカ積立によるポイント還元サービス」は主要ネット証券で実施していますが、年会費(実質)無料のクレジットカードのなかでマネックスカードの還元率はトップレベルに高いです。
以下の表は、毎月3万円をクレカ積立した場合に貯まる合計ポイントを、SBI証券、楽天証券と比較したものです。
証券会社 | 決済手段 | ポイント還元率(通常時) | 1年 | 10年 | 20年 |
---|---|---|---|---|---|
マネックス証券 | マネックスカード | 1.1% | 3,960 | 39,600 | 79,200 |
SBI証券 | 三井住友カード(NL) | 0.5% | 1,800 | 18,000 | 36,000 |
楽天証券 | 楽天カード | 0.2% | 720 | 7,200 | 14,400 |
20年の運用で2倍以上の差が生まれるんだね!
投資信託の積立投資は長期の運用を前提としているので、こうしたポイント還元の恩恵も比較に入れておくべきです。
このように、マネックス証券の投資信託の積立投資は、ポイント還元を重視したいという人に最もおすすめと言えます。
楽天証券
楽天証券は「オリコン顧客満足度 ネット証券ランキング」で2年連続1位になるなど、今話題の証券会社です。
最大の強みである『楽天経済圏』を活かし、お得に資産形成ができます。
楽天ポイントを使って投資できるのは嬉しいな!
- 楽天カードによる決済で1%または0.2%ポイント還元
- 楽天キャッシュによる決済で、通常0.5%+2022年中0.5%の合計1.0%還元
- 貯まったポイントは投資信託の買い付けに使える
2022年9月から、代行手数料0.4%未満の投資信託ファンドはポイント還元率が1.0%から0.2%に変更されました。
代行手数料0.4%未満の投資信託ファンドで今まで同様1.0%のポイント還元を受けるためには、「楽天キャッシュ決済」を利用しましょう。
以下の画像は「楽天キャッシュ決済」で1.0%還元を受けるための手順を図にしたものです。

また、楽天証券は口座開設をするだけで日経テレコン(楽天証券版)がタダで読めるので、投資銘柄の情報収集も効率的にできますよ。
個別株投資をする際にも役立つワン!
\楽天カードを持っている人ならココ/
楽天証券について詳しく知りたい方はコチラ
三井住友銀行の投資信託に関するよくある質問

最後に三井住友銀行の投資信託に関するよくある質問についてお答えします。
以下で詳しく解説します。
Q.三井住友銀行から勧められる投資信託はおすすめですか?
ネット証券で購入できる投資信託と比較して、手数料が高い可能性があります。
そのため、契約する前に必ず手数料を確認しておきましょう。
家で落ち着いて判断するのが良いかもね!
Q.三井住友銀行の投資信託はいくらから始められますか?
投資信託の種類にもよりますが、1万円から始められます。
大きな投資資金がなくても投資信託を購入できるので安心してください。
ただ、ネット証券なら100円から購入できるワン!
【まとめ】三井住友銀行の投資信託の評判

三井住友銀行の投資信託について理解できたよ!
今回は三井住友銀行の投資信託について説明をしました。
最後に本記事の重要なポイントを3つまとめます。
- 投資信託は購入手数料がかからないものもある
- オンラインと対面での相談に対応しているため安心
- 手数料を抑えたいならネット証券の方がおすすめ
投資信託は様々な資産に分散されており、手軽に投資ができる金融商品です。
三井住友銀行は手数料がやや高めなので、手数料が安く選択肢が広いネット証券の方が良いでしょう。
ぜひ今回の記事を参考に、SBI証券やマネックス証券で投資信託を始めてみてはいかがでしょうか。