エヌビディアの株価は今後どうなる？株価の変動要因や市場の評価も解説！

このようなお悩みを解決します。

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🔰いろはに結論

• エヌビディアはGPUを開発・販売するAI半導体関連企業
• 2024年に入り株価が急騰したものの、一旦落ち着きを見せている
• エヌビディアの株価は今後上昇することが期待できる！

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エヌビディアとは？

「エヌビディア（NVIDIA）」という名前はほとんどの人が知っているかと思いますが、どのような会社なのでしょうか。

まずは企業概要を見ていきましょう。

会社名	NVIDIA Corp
銘柄名	NVDA
株式市場	NASDAQ（ナスダック）
株価	796.77米ドル（約123,818円）
配当利回り	0.02%
主な事業内容	GPUの開発・販売

エヌビディアはアメリカを代表するAI半導体企業で、2024年4月時点で世界の時価総額ランキング第3位の企業です。

また、同社は「マグニフィセント・セブン」と呼ばれるアメリカ人気銘柄の1つでもあります。

エヌビディアの事業内容

エヌビディアの事業内容は、GPUの開発や販売です。

GPU（Graphics Processing Unit）は画像処理装置と訳され、パソコン内で処理した画像や映像を画面へ移すための計算処理を行うパーツです。

似た言葉にCPU（Central Processing Unit）というものがあります。

ここで、GPUとCPUの違いを見ていきましょう。

種類	特徴
GPU	画像処理の役割 同じような計算を高速で繰り返す並列処理に優れる
CPU	パソコンの頭脳としてあらゆるデータを処理する役割 連続する演算処理能力に優れる

GPUはAI分野でよく用いられています。

その理由は、大量のデータから学習するAI分野では、同じ計算を高速で繰り返すことを得意とするGPUが向いているためです。

エヌビディアの製品は企業に対してはもちろんのこと、ゲーマーやクリエイター向けのものも販売しています。

新たな発表が絶えず行われており、最近ではDRIVE Thorという車載コンピューティングプラットフォームを運輸業界の大手企業が次々に採用するといった動きもありました。

株価の推移

エヌビディアの株価は、AIブームにより今年に入って急騰しました。

これに拍車をかけたのが、2024年2月21日に行われた2024年1月期決算発表です。

市場の予想を上回る内容だったこともあり、同社の株価は時間外取引で急騰しました。

その後は上昇も一服し、利益確定の売りもありつつ推移しています。

しかし、2024年4月19日にエヌビディア株は10%安となり、時価総額で2,100億ドル減る大幅下落となりました。

この要因には利下げ観測の後退と、半導体製造会社であるTSMCのCEOによる発表が挙げられます。

利下げ観測後退については、FRB高官が利下げに対して慎重な発言をしたことで全体的な株安となり、エヌビディアもその影響を受けたと考えられます。

また、TSMCの魏CEOは18日、マクロ経済と地政学的な不確実性が継続しており需要が圧迫するとの見通しを示しました。

このことにより同日発表されたTSMCの決算は好調だったにも関わらず株価は下落し、取引先であるエヌビディアも影響を受けたと考えられます。

半導体分野は成長分野ではあるものの景気敏感株でもあるため、株価の変動に注意しなくてはなりません。

次からは、今後のエヌビディア株がどのように推移していくか予想していきます。

今後の株価予想

結論、エヌビディアの株価は今後上昇していくと考えられます。

エヌビディアはAI半導体市場でトップシェアを誇っており、その地位は確固たるものです。

2024年3月18日には生成AI特化のGPUを発表し、同時に年内にAI向けGPUの新製品を投入することも明らかにしました。

同社製品の需要は依然高く、さらに高性能のGPUを開発し続けることによって顧客が拡大していく可能性は十分にあります。

ただし、成長分野では競合の存在を無視することはできません。

エヌビディアがインテルを追い抜いたように、エヌビディアもいつ他の企業に追いつかれるかはわかりません。

※エヌビディアに投資するもしないも、自己判断・自己責任でお願いします。

AMDというライバル

注目すべき企業の一つとして、半導体製造会社のAMDがあります。

AMDの製品は、画像処理や出力のための機能であるグラフィックスに優れており、高いコストパフォーマンスを特長としています。

市場の予測はどうなっている？

市場の株価予測はいずれも明るく、目標株価の引き上げが相次いでいます。

例えば、米銀行大手のバンク・オブ・アメリカのVivek Arya氏は、エヌビディアの投資判断を「買い」としています。

同氏は、エヌビディアの目標株価を1,100ドルとしており、2024年4月末現在で800ドル前後である同社株価から見て強気の見通しとなっています。

また、米金融大手のシティグループのAtif Malik氏も強気の評価をしており、1,030ドルの目標株価を発表しています。

予想PERは36倍ほどと市場の平均に比べては高いですが、まだ成長期待は続いているため決して割高感はありません。

アメリカ株の手数料無料の証券会社

ここからは、エヌビディアのような米国株に投資する際におすすめの証券会社を2社紹介します。

どちらの証券会社も為替手数料が無料で、NISAなら取引手数料も無料です。

SBI証券【取扱銘柄が多い】

SBI証券は、米国株の取り扱い銘柄数が約4,500銘柄と証券会社の中でも取り扱い数が多いネット証券です。

日本円でも米ドルでもどちらでも購入することができます。

2023年12月より、米ドルの為替手数料が無料となっています。

また、新NISAを利用すれば米国株式の売買手数料も無料です。

楽天証券【ポイントがお得】

口座開設をしてから2か月間は取引手数料が0円に加えて、ポイントバックがあるのが楽天証券のおすすめポイントです。

楽天銀行との連携「マネーブリッジ」により、銀行預金から直接、米国株を購入することができます。

購入時に証券口座に資金が不足している場合は、自動入出金（スイープ）にも対応しているため、銀行口座から投資資金を捻出できます。

SBI証券と同じく、米ドルの為替手数料は無料で、NISAなら取引手数料も0円です。

【まとめ】エヌビディアの株価の今後

エヌビディアは、今後も半導体業界をリードする存在として、AI半導体分野のトップに居続けるでしょう。

最後に、この記事のまとめです。

AI半導体分野で確固たる地位を築くエヌビディアは、今後の株価予測も明るいものになっています。

市場の評価も強気ですが、景気敏感株ということで株価が短期間で変動することが多いです。

そのため、エヌビディアに投資するならニュースは注意するようにしましょう。

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