・米国株投資で利益を出したい!
・アメリカの高配当株でおすすめなのはどこ?
このようなお悩みを解決します。
この記事の結論
- 高配当株の目安は、配当利回り3~4%以上
- 配当利回りの高さだけではなく、業績や財務の安全性、成長性なども考えよう
- 指数やETFなどに組み入れられている銘柄に注目してみよう!
長期にわたって株価上昇傾向の続いているアメリカ株が日本でも注目されています。
とはいえ実際に米国株投資をしたくても、どの企業の株を買うべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、今注目したいアメリカのおすすめ高配当株、お得な証券会社、インカムゲイン狙いの方におすすめの投資方法を分かりやすく解説していきます。
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高配当株とは
そもそも高配当株って何なの?
高配当株の定義は人それぞれですが、一般的には配当利回り(一株当たりの年間配当金÷現在の株価)が高い株式のことを指します。
配当利回りが3~4%以上であれば高配当の基準とされやすく、もらえる金額も多いため投資家から人気を集めています。
とはいえ高配当株は配当利回りの高さが重視されているだけなので、これだけで購入する株式を選んでしまうのは危険です。
購入時には株価や業績(事業内容)、成長性にも注目して株式を選ぶようにしましょう。
株価が低迷している影響で高配当利回りの銘柄も多いから、注意するんだワン!
監修者のポイント
今年から新NISAが開始となり、国内外問わず「高配当」の商品が人気です。
しかし、高配当というだけで投資するのは危険ですので、業績や財務面などを確認しましょう。
昨年から東証が上場企業に対し「資本コストや株価を意識した経営の実現」を求めており、増配に踏み切る企業が増加しています。
筆者の考える高配当株の魅力
高配当株と呼ばれる銘柄は、一般的に事業から安定した収益が期待できます。
通常、成熟した企業から発行されるため、ビジネスモデルが確立し、収益性が安定しています。
そのため、株価の変動によるリスクが比較的低く、安定した配当を期待できます。
高配当株を積み重ねていくと、毎月の携帯代や食費などを賄えるようになり、日々の生活コストを下げられていくことを実感できます!
逆にグロース企業のように株価が1年で倍になることも少なく、どちらからと言えばリスクの低い投資手法だと言えるでしょう。
配当王とは
配当王とは50年以上連続で配当金を増やし続けている企業のことを指し、英語では”Dividend King”とも言われます。
fool.comによると、2023年11月20日時点では54銘柄が配当王となっています。
企業名 | 連続増配年数 |
---|---|
AMERICAN STATES WATER | 69 |
DOVER CORPORATION | 68 |
NORTHWEST NATURAL HOLDING | 68 |
GENUINE PARTS | 67 |
PROCTER & GAMBLE | 67 |
PARKER HANNIFIN | 67 |
EMERSON ELECTRIC | 66 |
3M | 65 |
CINCINNATI FINANCIAL | 62 |
COCA-COLA | 61 |
JOHNSON & JOHNSON | 61 |
KENVUE | 61 |
LANCASTER COLONY | 61 |
COLGATE-PALMOLIVE | 60 |
NORDSON | 60 |
FARMERS & MERCHANTS BANCORP | 58 |
HORMEL FOODS | 57 |
ABM INDUSTRIES | 56 |
CALIFORNIA WATER SERVICE GROUP | 56 |
STANLEY BLACK & DECKER | 56 |
FEDERAL REALTY INVESTMENT TRUST | 56 |
STEPAN COMPANY | 55 |
COMMERCE BANCSHARES | 55 |
SJW GROUP | 55 |
SYSCO | 54 |
H.B. FULLER | 54 |
ALTRIA GROUP | 54 |
MSA SAFETY | 53 |
NATIONAL FUEL GAS | 53 |
UNIVERSAL CORPORATION | 53 |
ILLINOIS TOOL WORKS | 53 |
BLACK HILLS CORP | 52 |
W.W. GRAINGER | 52 |
TARGET | 52 |
LEGGETT & PLATT | 52 |
PPG INDUSTRIES | 52 |
BECTON, DICKINSON & CO. | 52 |
TENNANT | 52 |
ABBVIE | 52 |
ABBOTT LABS | 51 |
KIMBERLY CLARK | 51 |
CANADIAN UTILITIES | 51 |
PEPSICO | 51 |
LOWE’S | 51 |
NUCOR | 50 |
S&P GLOBAL | 50 |
TOOTSIE ROLL INDUSTRIES | 50+ |
WALMART INC | 50 |
THE GORMAN-RUPP COMPANY | 50 |
MIDDLESEX WATER | 50 |
ADM | 50 |
FORTIS INC | 50 |
RPM INTERNATIONAL | 50 |
UNITED BANKSHARES | 50 |
50年以上連続増配する銘柄を配当王と呼びます。
一度でも配当金を減配したり、あるいは据え置きしたりすると、この指数の対象銘柄から除外されます。
現在、日本市場で該当する銘柄はありません。
ちなみに、25年以上連続増配している銘柄は「配当貴族」と言われているよ!
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2024年の米国経済・金利見通し
2023年は、大幅な金融引き締めに加え、銀行が破綻するなど景気の後退が懸念されていました。
しかしながら、米国経済は足元で堅調さを維持しています。
利上げの影響で需要が落ち込まなかったのはなんでだろう?
個人消費の好調さを後押ししているのは、安定した雇用情勢と所得環境でしょう。
一方で、2024年は景気の減速感がやや強まると見込まれています。
労働市場では、労働需給のひっ迫感が緩やかに後退しているほか、インフラ・半導体関連分野の成長が鈍化すると予想されるためです。
また、FRBは2024年の政策金利引き下げを示唆しており、それまで続いていた利上げがピークとなり、年内に利下げに着手するのではないかという見方が強まっています。
金利の上昇期である現在は債券へ資金が向かっていましたが、利下げされることで高配当株を始めとする株式に資金が向いていくことも考えられます。
今後訪れるかもしれない低金利時代に備えて、今から注目の高配当株を押さえておこう!
監修者のポイント
米国経済は順調に推移するのではないでしょうか。
引き続き、Google、Amazon、Facebook(現・Meta)、Apple、MicrosoftというIT企業5社の「GAFAM」にNVIDIAとTesla
を加えた「マグニフィセント・セブン」を中心に米国経済は堅調に推移するように感じます。
特にAI分野への投資が加速しそうです。
ですが、一方で大手企業のリストラが目立ち、雇用問題が台頭しそうです。
そうした事から米国の消費が落ち込むと米国金利が下がる可能性もありそうです。
毎月公表される消費者物価指数などをチェックすることが重要ですよ。
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【一覧表】アメリカのおすすめ高配当株10選
アメリカの高配当株って、どんな銘柄が当てはまるのかな?
アメリカのおすすめ高配当株を早く知りたい方に向け、まずは早見表で10社紹介していきます。
※あくまでもライターのおすすめであり、個別銘柄の購入を推奨するものではありません。
銘柄 | 配当利回り | 業種 |
---|---|---|
アッヴィ | 3.59% | 医薬品 |
エクソン・モービル | 3.85% | 石油&ガス精製・販売 |
プロクター・アンド・ギャンブル | 2.51% | パーソナル用品 |
ジョンソン・エンド・ジョンソン | 2.94% | 医薬品 |
シェブロン | 4.18% | 石油&ガス精製・販売 |
コカ・コーラ | 3.06% | 清涼飲料水 |
ペプシコ | 3.03% | 清涼飲料水 |
JPモルガン・チェース | 2.46% | 銀行 |
ホーム・デポ | 2.34% | 日曜大工用品・サービス小売り |
ベライゾン・コミュニケーションズ | 6.81% | 総合通信サービス |
どんな視点で選ばれたんだろう?
ある程度の配当利回りを確保している銘柄の中でも、指数やETFによく組み入れられている銘柄を抽出しました。
例えばアッヴィは50年以上の連続増配と続ける配当王であり、「HDV」や「VYM」といった高配当株ETFの組入れ率上位10社に名を連ねています。
ETFに組み入れられていると何かいいことがあるの?
HDVは、米国の財務優良企業のうち配当利回りの高い約70~80銘柄で構成されているETFです。
選び抜かれた銘柄だけで構成される複数のETF組入れ率上位10社に位置するということは、プロのファンドマネージャーにそれだけ評価されていることになります。
自分で分析する手間も省けるし、何より信頼性があるワン!
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【長期保有】アメリカのおすすめ高配当株5社を徹底解説
それぞれどんな企業なのか具体的に知りたいな…。
アメリカのおすすめ高配当株の中でも、特に注目すべき5社は以下の通りです。
どれもVYMの組入れ上位10社にある銘柄で、かつ「ダウ平均」にも採用されている企業です。
多くの投資家から人気を集めている銘柄ばかりなので、それぞれ詳しくチェックしていきましょう。
①ジョンソン・エンド・ジョンソン
ジョンソン・エンド・ジョンソンは、世界最大規模で最も多角的なヘルスケア企業です。
日本においても、ジョンソン・エンド・ジョンソンの商品は広く知られています。
キズパワーパッドやリステリンなどの商品が有名だよね!
一般消費者向け事業は売上高の約15%に過ぎず、売上の大半は医療従事者向け事業で成り立っており、医療機器事業が約30%、医療用医薬品事業が約55%となっています。
2023年7~12月期(第3四半期)決算では、売上高、EPSともに市場予想を上回りました。
まだまだ成長しているんだね!
2023年9月時点で61年連続増配を達成している配当王であり、配当利回りは約2.94%となっています。
配当性向は約60%と無理のない範囲であり、今後も増配を続けられる余力は残しています。
配当性向とは?
会社が税引き後の利益である当期純利益のうち、どれだけを配当金の支払いに向けたかを示す指標
増配をしていても配当性向が高くなっている企業は、無理して配当を払っている可能性があるので財務状態や業績に注意を払う必要があります。
過去10年で当期純利益は年平均8%で成長しており、安定した増配だワン!
60年増配していることから逆に今後増配を辞めることが難しくなっているのではないかなと思います。今後も連続増配は期待できますが、もし増配しなければ株価は大きく下がることが予想できるので、集中投資は避けましょう!
②コカ・コーラ
コカ・コーラは、200以上の国と地域で製品を販売している総合飲料企業です。
取扱製品にはコカ・コーラの他に、スプライトやファンタ、ジョージアに綾鷹などがあります。
どれも聞いたことのある有名な商品ばかりだね!
同社が競っている清涼飲料水の市場は年率4-5%で毎年成長を続けており、世界的な人口増加が続いているなかで今後の成長も期待できます。
市場でのシェアは現在、先進国の市販飲料のうち14%、発展途上国・新興国の市販飲料のうち6%を獲得しています。
世界的な「インフレ」による原材料価格の上昇や為替変動によって、利益が縮小しているワン!
同社株はジョンソン・エンド・ジョンソン同様、HDVや米国連続増配株ETF「VIG」の組入れ上位10銘柄にもランクインしており、安定した高配当株・増配株として地位を確立しています。
また61年の連続増配を行っている配当王で、配当利回りは3.06%です。
配当性向は70%台と少し高めになっていますが、2022年12月期は2倍近くのEPS成長を果たし増配も行いました。
圧倒的なブランド力をもっていて、「ウォーレン・バフェット」も大好きな銘柄の一つですね!
③シェブロン
シェブロンは、世界180ヵ国以上で探鉱・生産・精製事業を手掛ける米国大手石油関連企業です。
開発・生産の上流部門から輸送・販売の下流部門に至るまで一貫した事業を行っていることが特徴です。
売上高構成は、輸送・販売の下流部門が約70%、開発・生産の上流部門が約30%を占めています。
2023年6月の決算では、売上高は472億ドル(前年同期比の減収)、営業利益は67億ドル(前年同期比の約50%の減益)でした。
2022年はロシアのウクライナ侵攻による原油高の影響や代替エネルギー化の遅れに加えて、旺盛な需要から原油や天然ガス価格は上昇傾向にあることが要因だワン!
同社はHDVの組入れ上位10銘柄でもあり、財務安全性も問題ありません。
増配を35年継続している配当貴族であり、配当利回りは3.5%と高めです。
配当性向は36.8%と低めですが、コロナ渦中の2020年にはロックダウンの影響で利益が赤字に転落しています。
経済動向に強く影響を受ける企業です!2022年のように原油高が続けばさらに利益を拡大できますが、パンデミックには弱いので注意しましょう!
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④JPモルガン・チェース
JPモルガン・チェースは、世界有数のグローバル総合金融サービス会社です。
2000年に投資銀行のJPモルガンとチェース・マンハッタン銀行が合併して誕生しました。
総資産や収益力、時価総額などで世界屈指の規模を誇っているよ!
グローバルに展開している法人向け事業では「J.P.モルガン」、米国で展開している中小企業や個人向事業では「チェース」ブランドを活用しています。
展開している事業は次の通りです。(カッコ内は2021年度における売上高構成比率)
- コーポレート&インベストメント・バンキング(43%)
グローバルな投資銀行業務などを法人や政府系機関相手に行っている - コンシューマー&コミュニティ・バンキング(41%)
債券・株式・為替などのマーケット業務や資産管理サービスを行う - アセット&ウェルス・マネジメント(14%)
年金基金や機関投資家向けに商品やサービスなどを販売する - コマーシャル・バンキング(8%)
海外展開する日本企業や外資系企業の在日子会社を一体的に支援している
2023年10~12月期決算では、純収益は399億ドル(前年同期比12.3%増)と予想を上回る結果となりました。
2021年中盤から、株価が下落トレンドになっている点は要注意だったけど、巻き返したね!
配当利回りは2.46%と銀行株らしい高めの水準であり、配当性向は32.1%です。
同社はVIGの組入れ上位10銘柄に位置するものの、株主還元の強化には慎重な姿勢をとっています。
今年度は増配を見送り、自社株買いも一時的に停止しているワン!
今後の金利動向によって株価は大きく変動するでしょう!利上げ実施で株価が上がり、利下げ確定で株価は下がる展開が予想されます!
⑤プロクター・アンド・ギャンブル
プロクター・アンド・ギャンブルは、180年以上の歴史を誇る世界最大級の一般消費財メーカーです。
信頼と安心の代表的なブランドを数多く抱えており、日本でもその多くが流通しています。
パンパースにアリエール、ファブリーズと挙げたらきりがないね!
P&Gといえば、圧倒的なブランド力が特徴的な企業です。
アメリカでは驚異的なインフレが進行していますが、生産コストの上昇を製品価格に反映させても需要に大きなダメージは出ていません。
2023年6月期決算は売上高が前年同期比2.2%増の820億600万ドルで着地しました。
コスト高が利益を圧迫しているけど、予想を上回る業績を上げているワン!
65年の連続増配を行う配当王で、とても安定感のある「ディフェンシブな銘柄」です。
VIGの上位10銘柄にも組み入れられており、配当利回りは2.6%となっています。
配当性向は60.6%となっていますが、過去10年において当期純利益は平均3.2%で成長しています。
来年は60億ドル以上の自社株買いも予定しているよ!
日用品の企業は不景気になっても株価が下がりにくいのが特徴です!ポートフォリオの一部に添えておくと安定したパフォーマンスをしてくれるでしょう!
アメリカ株投資におすすめの証券会社7社を比較
アメリカ株を買うには、何から始めたらいい?
アメリカ株を買うためには、米国株を取り扱っている証券会社で口座開設をする必要があります。
中でもネット証券はパソコンやスマホから簡単に開設でき、おすすめなのが以下の6社。
既に口座を持っている人でも、他の会社にすれば手数料がお得になる可能性もあるワン!
各証券会社の特徴を簡単にまとめました。
証券会社 | 取引手数料(税込) | 為替手数料(1ドルあたり) | 米国取扱銘柄数 | 注文方法 |
---|---|---|---|---|
①DMM株 | 約定代金にかかわらず一律0円 | 25銭 | 個別株1,632銘柄 ETF185本 | 指値注文 成行注文 逆指値注文 |
②IG証券 | 2.2セント/株 最低16.50米ドル(オンライン取引) | 記載なし *世界全体で約12,000銘柄 | CFD取引 | |
③楽天証券 | 約定代金の0.495% 最低0~最大22米ドル | 25銭 | 個別株4,771銘柄 ETF397本 | 指値注文 成行注文 逆指値注文 |
④マネックス証券 | 約定代金の0.495% 最低0~最大22米ドル | 買付時(円→ドル):無料 売却時:25銭 | 個別株4,575銘柄 ETF351本 | 逆指値 トレールストップ ツイン指値 |
⑤サクソバンク証券 | 取引金額×0.33% | 25銭 | 約5,500銘柄 ETF300以上(世界全体) | 指値注文 成行注文 逆指値注文 |
⑤SBI証券 | 約定代金の0.495% 最低0~最大22米ドル | 25銭または4銭(※住信併用) | 個別株4,704銘柄 ETF342本 | 指値注文 成行注文 逆指値注文 |
⑦岩井コスモ証券 | 約定代金の0.44% 最低0~最大22米ドル | 25銭 | 約 860 銘柄 | 成行注文 指値注文 IFD(イフダン)注文 |
マネックス証券は米国株におすすめネット証券ランキングトップで、個別銘柄を約4600銘柄、ETFを約400銘柄取り扱っています。
米国株専用アプリトレードステーションや銘柄スカウター米国株などで簡単に銘柄分析できますよ。
手数料無料なのは、DMM株だけなのか!
SBI証券は、住信SBIネット銀行の口座利用ユーザーの場合、米ドルの為替手数料がなんと片道4銭と最安水準です。
取り扱い商品が多いことも魅力です。
それでは上記6社について、詳しく確認していきましょう。
①DMM株【取引手数料が無料】
DMM株は、総合エンタメサービスの提供で有名な株式会社DMM.comが運営するネット証券です。
DMM株を選ぶ最大のメリットとしては、米国株の取引手数料が無料であることが挙げられます。
また信用取引の担保に米国株を利用できるため、長期保有目的の米国株を短期投資に活用したい場合もおすすめです。
DMM株では日中に申込んで『スマホでスピード本人確認』を利用すれば、最短で当日夜のNY市場から取引が可能なのも嬉しいポイントです。
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DMM株の詳細については、「DMM株のメリット・デメリットから手数料、評判まで徹底解説」の記事をご覧ください。
米国株投資家の一言アドバイス
米国株が約定代金にかかわらず、手数料は一律無料となっているのが大きな魅力です。
日本株は取引手数料が無料となる証券会社が増えてきているものの、米国株の取引手数料が無料なのはDMM株だけです。
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②IG証券【空売りできる】
45年以上の歴史を持ち、世界中で約24万人以上が利用している大手証券会社のIG証券。
IG証券ではレバレッジをかけて17,000以上の銘柄のCFD取引が行えます。
CFD取引って何?初めて聞いたよ。
CFD取引とは、株式、商品、経済指数、先物など、あらゆる金融商品を差金決済で行う取引方法です。
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IG証券では学習コンテンツ「IGアカデミー」や、ニュース分析レポートなども揃っているため、CFD初心者からプロまで満足できるでしょう。
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初心者も「IGアカデミー」という無料学習プログラムを使えて、安心して利用できます。
③楽天証券【ポイント投資】
楽天証券は手数料の低さや、多くのキャンペーンが実施されていることで人気のネット証券です。
取り扱う米国株銘柄は3,500銘柄以上で、充実した品揃えになっています。
また日本円のほかに米ドルでの決済に対応しているため、取引の幅を広げられるのも魅力です。
パソコンのみならずスマホアプリも使いやすく設計されているので、投資初心者の方はぜひ利用してみましょう。
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楽天証券の詳細については、「楽天証券の手数料・メリット・デメリットを解説」の記事も合わせてご覧ください。
米国株投資家の一言アドバイス
楽天ポイントで米国株も購入できるのが大きなポイント。
クーポンの発行により米国株の売買手数料や為替手数料が無料になる時があるので、積極的に有効活用しましょう。
④マネックス証券
「米国株投資と言えばマネックス証券」と言われるほど、米国株で人気のマネックス証券。
米国株の取扱銘柄数は4,500銘柄を超え、ほかの証券会社ではあまり取り扱いをしていない上場したばかりの銘柄も取引できます。
また、マネックス証券は注文方法が特徴的で、ほかの証券会社では見られない以下のようなものがあります。
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→株価の上昇幅や下落幅に合わせ、逆指値注文のトリガーとなる価格をリアルタイムで自動修正 - ツイン注文
→利益確保のための指値注文と損切りのための逆指値注文を同時に出せる
取引の幅を持たせたい投資家には、使い勝手が良さそう!
さらに取引手数料も最低水準で、買付時の為替手数料は無料な点も魅力的ですね。
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マネックス証券について詳しく知りたい方は、「マネックス証券の手数料や評判は?」の記事もご覧ください。
米国株投資家の一言アドバイス
売買時間を過ぎたタイミングで決算が発表されることが多いですが、マネックス証券であれば22時~23時30分の「プレマーケット」、6時~10時の「アフターマーケット」の時間帯も取引が可能です。
次に市場が開くのを待つ必要がないので、傷が浅くなることもあります。
少し使いにくいのが難点なので、徐々に慣れていきましょう。
⑤サクソバンク証券【配当金自動再投資】
サクソバンク証券は、デンマークに本社を構える世界的金融会社であるサクソバンクの100%子会社です。
米国株は約5,500銘柄の取引ができ、サクソバンク証券全体では20,000銘柄以上の多様な商品が用意されています。
米国株のみならず、中国株や欧州株に興味がある方にもおすすめの証券会社です。
サクソバンク証券は、配当金自動再投資(DRIP)サービスが一つの魅力だワン!
この配当金自動再投資サービスを使えば、配当金再投資に必要な買付の手間と手数料をかけずに、投資が出来ます。
従来なら、配当金は自分の手で再投資する必要がありましたので、このサービスは配当金を狙っている方には重宝されますね。
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米国株だけでなく中国株、欧州株などの商品も取り扱っています。
サクソバンク証券の詳細は、「サクソバンク証券の評判・口コミは?取扱商品ごとのメリット・デメリットやキャンペーン情報を紹介」の記事をご覧ください。
⑥SBI証券【人気No.1】
SBI証券はネット証券国内株式個人取引シェアNo.1を誇り、いろはに投資の調査でも人気No.1を獲得したネット証券です。
ネット証券最低水準の手数料や、Tポイントとの連携も人気を集めています。
またSBI証券では「貸株サービス(カストック)」も利用できます。
貸株サービスってなに?株を貸すの?
貸株サービスは、あなたが保有している米国株式や米国ETFをSBI証券に貸し出して金利を受け取れるサービスです。
さらに住信SBIネット銀行を利用していれば、外貨入出金サービスを利用することで為替手数料を4銭/1ドルにすることもできます。
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米国株投資家の一言アドバイス
米国株投資の取り扱いも多く、各種手数料も業界最安水準のSBI証券。
バランスの取れた証券会社であり、日本株投資にも持っておきたい証券会社です。
⑦岩井コスモ証券【リアルタイムトレード】
2022年10月17日より米国株式リアルタイムトレードの提供を開始した岩井コスモ証券は、SBI証券や楽天証券よりも安い取引手数料(0.44%)が特徴的です。
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米国株の情報収集におすすめのアプリ
moomoo証券を初めて聞く方が大半なのではないでしょうか?
ナスダック上場企業であるFutu Holdings Limitedのグループ会社で、利用者は世界200ヶ国と地域、1,900万人以上に及んでいます。
moomoo証券の最大の魅力は、アプリ「moomoo」です。
どんなアプリなんだろう?
moomooを一言で表すと、「次世代投資アプリ」です。
「次世代」と言われる理由には、従来の金融・投資情報アプリを上回る、60以上のテクニカル指標を備えた高機能チャートやどこよりも早い米国株式ニュース機能があげられます。
他にも、100以上のパラメータを使った株式スクリーナーなどもあり、本記事には載せきれないほど米国株に相性の良い機能が備わっています。
アプリは無料でダウンロードできるので、まずは以下のボタンからダウンロードしてみましょう。
moomoo証券の読み方は「ムームー」だワン!
株式以外でインカムゲインを狙う方法
本記事では米国の高配当株について解説してきましたが、高配当株でも株価は乱高下することがあります。
継続的に配当が欲しいけど、株以外の方法は無いのかな?
よりリスク分散をしたい方は、以下3つの投資商品も併せて活用するのがおすすめです。
以下では、それぞれについて簡単に解説致します。
①高配当ETF
高配当株に投資をする場合、「リスク分散のために10銘柄程度は買っておきたい」と思う投資家の方は多いです。
しかし、1銘柄当たり数万円程度と考えると、分散投資のためには50万円~100万円程度は準備する必要があります。
でも、そんなにお金は無いなぁ…
そんな方におススメなのは、高配当ETFを利用することです。
SPYD・VYM・HDVといった高配当ETFであれば簡単に分散投資ができ、それぞれ1万円程度で購入できます。
一つのETFを買うだけで、75~400銘柄に分散投資できるのか!
上記の高配当ETFは人気ですが、米国株の比率が高く米国株の下落によっては損失となる事もあるので注意しましょう。
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②融資型クラウドファンディング
株式やETFだけでなく、融資型クラウドファンディングを使えばよりリスク分散が出来ます。
融資型のクラウドファンディングは、複数の個人から集めた資金を、大口化して借り手企業へ融資するクラウドファンディングです。
そして、支援者は金利の受け取りという形でリターンを得られます。
ソーシャルレンディングとも呼ばれているワン!
登録がなされていないまま融資型クラウドファンディングのファンド運営をおこなっている業者もあります。
法令違反を犯している可能性が非常に高い為、第二種金融取引業の登録業者か確認が必要です。
利回りは募集段階から決まっていることが多く、近年利用者が増えている「Funds」なら想定利回りが3%程度で1円から少額投資が可能。
株価と違って一度投資をしたら値動きすることもなく、安定的に金利を受け取ることが期待できます。
200億円以上の運用実績のあるFundsは、大阪王将やメルカリなど上場企業への融資実績もあります。
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2024年8月19日(月)〜2024年12月27日(金)まで
融資型クラウドファンディングについては、「おすすめのソーシャルレンディングは?利回りを徹底比較!」の記事をご覧ください。
③不動産投資型クラウドファンディング
不動産投資型クラウドファンディングとは、投資家から資金提供を受け、その資金をもとに物件を購入・運営するクラウドファンディングのことです。
投資家は物件の売却益や家賃収入などの利益に応じて、分配金を得ることが可能に。
不動産投資型クラウドファンディングには、以下のようなメリットがあります。
- 不動産管理の手間や費用が掛からない
- 少額からスタートできる
- 比較的利回りが高く、安全性が高い
デメリットは、元本割れのリスクや中途解約が難しいという点が挙げられます。
「COZUCHI」や「利回りくん」など様々なサービスがありますが、どれも3~7%程度の利回りが期待できるため、近年人気を集めています。
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アメリカのおすすめ高配当株【まとめ】
高配当の米国株について理解できた!僕も実際に投資してみよう!
配当王とも呼ばれるアメリカのおすすめ高配当株を中心に、米国株投資でおすすめのネット証券等も解説してきました。
最後に、本記事でもっとも伝えたい重要ポイントを3つまとめます。
- 高配当株の目安は、配当利回り3~4%以上
- 配当利回りの高さだけではなく、業績や財務の安全性、成長性なども考えよう
- 指数やETFなどに組み入れられている銘柄に注目してみよう!
米国株は高い利回りが期待できるため、しっかり銘柄を選べば多額の不労所得を得ることも夢ではありません。
さらに投資の基礎を固めて利益を狙いたい方は、「株式投資を始めるための21の基礎知識」を活用してみましょう。
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