【簡単】米国株(アメリカ株)の買い方を解説!基礎知識やおすすめの証券会社も

・米国株の買い方は?
・米国株を買うのにおすすめの証券会社は?
このようなお悩みを解決します。
この記事の結論
- 米国株は1株から買える
- 米国株の買い方はたったの3ステップ
- 米国株を始めるならマネックス証券やDMM株などがおすすめ
アップルやネットフリックスなど、「アメリカ企業の株を買ってみたい」という投資家が最近は増えてきています。
そこで今回は米国株の特徴から、米国株を買うための3ステップ、米国株投資におすすめの証券会社を紹介します。
米国株投資を始めてみたい人はぜひ最後までご覧ください。
結論からお伝えすると、米国株投資をするなら米国株デビュー応援プログラム(最大3万円キャッシュバック)を実施しているマネックス証券がおススメです。
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目次
米国株はどこで取引されている?

米国株は世界最大の取引所であるニューヨーク証券取引所(NYSE)や新興企業向け市場のナスダック(NASDAQ)を中心に取引されています。
ちなみに、ニューヨーク証券取引所に上場している企業の時価総額は合計で25兆ドルを超えており、東京証券取引所の約4倍です。
日本最大の東京証券取引所より大きいのね!
しかも、アメリカの代表的な株価指数である「NYダウ」「ナスダック総合指数」「S&P500」の全てが2021年に入って最高値を更新している点からも、米国株は投資先として魅力的です。
すごい!米国株に投資してみたいなぁ。
米国株の買い方3ステップ

米国株の買い方は以下のたった3ステップ。
- 外国株取引口座を開設
- 米国株用の資金を準備
- 米国株を購入
それぞれ具体的に解説していきますね。
①外国株取引口座を開設
まず、米国株を買うために証券会社にて外国株取引口座を開設しましょう。
外国株取引口座は無料のところが多く、既に証券口座をお持ちであれば、申請してすぐに取引を開始できる場合が多いですよ。
米国株ならどこの証券会社がいいのかな?
手軽に始めるのなら、「マネックス証券」「DMM株」「SBI証券」「楽天証券」などのネット証券がおすすめです。
ネット証券は口座開設から購入まですべての手続きをウェブサイト上で完結できるので、投資初心者でも手軽に始められます。
②米国株用の資金を準備
外国株用口座ができたら、米国株を買うためにドルを準備する必要があります。
ドルを口座に振り込まないといけないの?
個人でドルを用意する必要はなく、証券会社のウェブサイト上でドルを買うことができます。
ドルを準備する方法は、「外貨決済」と「円貨決済」の2つがあります。
「外貨決済」は自分でドルを調達、「円貨決済」は証券会社がドルを調達してくれます。

それぞれ詳しく見ていきましょう。
外貨決済
外貨決済とは、投資家が自ら日本円をドルに換え、それをもとに米国株を売買する方法です。
外貨決済の場合、売買益をドルで保有しておくことができるので、取引のたびにドルを調達する必要がなく、毎回の為替手数料が発生しません。
しかし、両替が即座に行われる証券会社は少なく、すぐに米国株を購入することができない場合があります。
マネックス証券では当日14:30までに両替の手続きを行うと当日の夜に取引を行えるけど、15:00以降の両替は翌営業日に反映されるよ!
円貨決済
円貨決済とは、ドルに両替することなく外国株取引口座の日本円から直接、米国株を購入できる方法です。
証券会社があなたに代わって、円をドルに両替して取引を行ってくれるのです。
即座に購入可能金額が反映されるため、米国株を今すぐ買いたいときなどに活用できます。
しかし、外貨決済より高い「証券会社の指定レート」で両替されるため、コストがかかるデメリットもあります。
また売買益が発生した場合、ドルから日本円に両替されるため、米国株に再投資するとき再び為替手数料がかかる場合があります。
どっちで資金の準備をすればいいのかな?
外貨決済と円貨決済のメリット・デメリットを以下の表にまとめてみました。

どちらが良いとは一概に言えませんが、コストを抑えるなら外貨決済、手間を省きたいなら円貨決済を選ぶといいでしょう。
売却時に外貨決済・円貨決済が選択できるときは、米国株に再投資を考えている場合、為替手数料が抑えられる外貨決済がおすすめです。
③米国株を購入する
以上で、米国株を買う準備ができました。
ただ、証券会社によって注文方法や取引時間・注文可能時間は異なります。
そのため、取引を始める前にはお使いのネット証券で手数料を確認しておきましょう。
米国株を毎月積み立て出来る証券会社もあるんだワン!
以下では、米国株投資におススメのネット証券4社の手数料などをご紹介します。
米国株を始めるのにおすすめの証券会社

米国株におすすめの証券会社はあるのかな?
米国株はどのネット証券も力を入れていますが、ズバリ、米国株を始めるなら「SBI証券」「IG証券」「楽天証券」「DMM株」そして「マネックス証券」がおすすめです。
それぞれの証券会社の違いを見ていきましょう。
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マネックス証券
マネックス証券は1999年に設立され、口座開設数は188万口座以上、預り残高は4.3兆円を超える大手ネット証券です。
投資ツールや投資情報が充実していて、投資初心者でも始めやすい環境が整っています。
例えば、チャートの形状から銘柄を探せる「チャートフォリオ」や「銘柄スカウター」ではアメリカ企業の長期業績やROEなどの推移を簡単に分析することができます。
米国株の買い方を動画で解説していたり、米国株に力を入れていることが分かるんだワン!
以下では米国株取引でのマネックス証券の特徴を3つ見ていきましょう。
①取扱銘柄数が4,000以上
マネックス証券の大きな特徴は取扱銘柄が豊富であること。
大型銘柄から中小型銘柄まで、主要ネット証券でトップクラスの取扱銘柄数です。
そのため、幅広く米国株に投資したい人におすすめの証券会社です。
②お手頃な手数料
手数料も低く設定されており、米国株を始めやすくなっています。
約定代金の0.45%(税込:0.495%) |
最低手数料0米ドル(無料) |
最大20米ドル(税込:22米ドル) |
為替手数料は売却時のみ25銭発生し、買付時は為替手数料が発生しません。
円貨決済でも買付時に為替手数料が発生しないので、コストを抑えることができますね。
③特定口座に対応
米国株で利益が発生した場合、日本株と同様に所得税がかかるため確定申告をする必要があります。
しかし、特定口座を利用することで煩雑な総益計算を証券会社が行ってくれるため、確定申告を簡単に済ませることができます。
マネックス証券では以下の項目について損益計算を行ってもらえます。
- 国内上場株式等の譲渡損益
- 国内公募株式投資信託の譲渡損益
- 中国株式(中国ETF含む)の譲渡損益
- 米国株式(米国ETF含む)の譲渡損益 など
国内株も買ってる人は便利だね!
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詳しく知りたい方は
SBI証券
SBI証券はネット証券 国内株式個人取引シェアNo.1を誇る人気のネット証券です。
ネット証券最低水準の手数料や投資に関する情報が充実している点で人気を集めています。
米国株取引でのSBI証券の特徴を3つ見ていきましょう。
- 業界最低水準の手数料
- 米国株式取扱数4,500件超
- 米国貸株サービス
➀業界最低水準の手数料
SBI証券では基本的に約定代金の0.45%(税込0.495%)が取引手数料となります。
インターネットコース | |
最低取引手数料(税込) | 0ドル |
取引手数料(税込) | 約定代金の0.495% |
上限取引手数料(税込) | 22ドル |
しかし、約定代金が2.02米ドル以下の場合は取引手数料が0円になります。
日本円だと230円くらいか!(2021年11月12日時点)
米国株は1株からの購入が可能なので銘柄によっては取引手数料がかかりません。
さらに住信SBIネット銀行からSBI証券へ外貨入金する際は入金手数料が無料になります。
➁米国株式取扱数4,500件越え
SBI証券では2021年10月1日時点で4,515件もの米国株式を取り扱っています。
大型銘柄からIPO銘柄、中小銘柄などバリエーションも豊富です。
さらに米国ETFのラインナップも充実しており、あなたに合った買い方ができます。
特定口座に対応しているのも魅力的だよね!
国内株式や投資信託、債券の購入も検討されている人には損益通算ができるのでおすすめですよ。
「源泉徴収あり」を選択することで確定申告が不要になります。
➂米国貸株サービス

貸株サービスはあなたが保有している米国株式・米国ETFをSBI証券に貸し出して金利を受け取れるサービスです。
SBI証券はさらに機関投資家が参加する「貸株市場」に株式を貸し出すことで金利を受け取り、SBI証券の投資家に金利を支払うという仕組みです。
株式を貸出中でも配当金を受け取ることができるんだワン!
しかも、貸出中でも株式をいつでも売却することもできます。
なお、米国貸株サービス(カストック)の利用には申込が必要です。
\貸株でお得に運用/
詳しく知りたい方は
IG証券
IG証券はイギリスロンドンに本拠地を構えるグローバルカンパニーです。
日本での知名度は高くありませんが、45年以上の歴史を持ち、世界中で31万人以上が利用している大手証券会社になります。
ここではIG証券の2つの特徴をあげます。
主要米国株式がCFDで取引可能
IG証券の最大の特徴は、CFD取引が充実している点にあります。
CFD(Contract For Difference)取引とは
株式、商品、経済指数、先物などあらゆる金融商品を差金決済で行う取引のこと。
現物を実際に保有しないから証拠金を預けて売買でき、売り注文からの取引も可能。
CFDは証拠金取引のため、普通株を購入する場合と比べてより大きなポジションを保有することができます。
amaon社やapple社など、マスコミで目にする注目米国株にも個別でCFD投資ができるのはIG証券ならではです。
米国株の時間外取引が可能
米国企業の上場株式を取引する場合、通常は米国の株式市場が開いている日本時間23:30~翌06:00(サマータイムは22:30~翌5:00)に行います。
時間外取引を利用すると、通常の取引時間(米国株式市場が開いている時間帯)の前後にも取引を行うことができます。
米国のほとんどの企業は通常の米国株式市場が開いていない時間帯に決算発表を行うため、取引の大半は市場の前後のセッションで行われます。
このため時間外での取引は、取引の量が増えて価格が上下に変動しやすくなります。
つまり、決算発表や速報に応じて臨機応変に取引を行うことができるワン!
IG証券の評判もチェック
楽天証券
楽天証券は手数料の安さや多くのキャンペーンで人気のネット証券です。
楽天経済圏を使うことでよりお得になるのも特徴的です。
米国株取引での楽天証券の特徴を3つご紹介します。
- 幅広い米国株式取扱銘柄
- 業界屈指の格安手数料
- 充実した取引ツールと情報コンテンツ
➀幅広い米国株式取扱銘柄
楽天証券も他のネット証券会社に近い、4,000件を超える取扱数があります。
米国ETFやADR(米国預託証券)の取り扱いなどもあるため、多くの銘柄からあなたにあった銘柄を選ぶことができます。
ADR(米国預託証券)とは非米国企業が米国市場で取引するための預託証券だワン!
➁業界屈指の格安手数料
楽天証券ではインターネット・電話・成行指値などの取引方法による手数料の違いはありません。
取引手数料は約定代金に応じてかかります。
そして約定代金が2.22米ドル以下の場合に取引手数料が0円になります。
約定代金 | 取引手数料 |
2.22米ドル以下 | 0円 |
2.22米ドル超~4,444.45米ドル未満 | 約定代金の0.495%(税込) |
4,444.45米ドル 以上 | 22米ドル(税込) |
また、楽天証券指定の米国ETFなら買付手数料無料で取引ができます。
「超割コース」なら取引手数料の1%(大口優遇なら2%)がポイントして返ってくるよ!
➂充実した取引ツールや情報コンテンツ
楽天証券ではいつでもどこでも取引できるスマホアプリの「iSPEED」と充実したテクニカルチャートを持つPC用の「マーケットスピード」があります。

iSPEED

マーケットスピード
時差の関係で米国での取引時間は日本では夜中になります。
日中は仕事で時間がない人でも2つのツールを利用してリアルタイムでの取引が可能です。
さらに楽天証券ではグローバル投資に関するレポートや海外メディアの抜粋・要約レポートなどを見ることができます。
他にも楽天証券を利用することで「日経テレコン」が無料で読めたり、初心者向けのセミナーなどもあります。
しかも、楽天証券は楽天ポイントも使えるよね!
\楽天グループだから使いやすい/
詳しく知りたい方は
DMM株
DMM株とは、株式会社DMM.com証券が運営するネット証券です。
DMM株以外にもDMM FXやDMM CFDなどのサービスも展開しており、今注目の新興ネット証券です。
手数料が業界最安水準である点や、最短即日取引可能な点が人気を集めています。
米国株取引でのDMM株の特徴を3つ見ていきましょう。
- 取引手数料が0円
- 米国株式が信用取引の担保になる
- 米国株初心者にもうれしい投資情報
①取引手数料が0円
DMM株では米国株式の取引手数料が一律0円です。
手数料がかからないのは魅力的だね!
米国株投資で唯一かかるコストは、為替手数料と配当金受け取り時の為替スプレッドなので、確認しておきましょう。
取引手数料 | 約定代金にかかわらず一律0円 |
為替手数料 | 1ドルあたり25銭 |
配当金受け取り時の為替スプレッド | 基準為替レート -1円 |
②米国株式が信用取引の担保になる
国内株式を信用取引の担保にできる証券会社はありますが、米国株式を担保にできるのはDMM株がネット証券で初めてです。
DMM株 | マネックス証券 | SBI証券 | 楽天証券 | |
米国株取引 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
米国株の担保の可否 | 〇 | × | × | × |
米国株を担保にすることで資金に余裕が生まれ、投資の幅を広げることができますね。
米国株式の保証金換算率は原則として前々営業日の最終価格の60%と規定されていたり、担保として取り扱える銘柄は決まっているため、よく確認してから投資をしましょう。
③米国株初心者にもうれしい投資情報
DMM株では人気上昇中の注目テーマが日々更新されるため、注目の米国企業を簡単に知ることができます。
また、ダウ・ジョーンズ社が発行する米国で最も著名な投資週刊誌「バロンズ」のダイジェスト版を無料で見ることもできますよ。
機関投資家も使っているレポートなんだワン!
\取引手数料0円/
詳しく知りたい方は
米国株の特徴

魅力的な米国株ですが、実際に投資する前にその特徴を確認しておきましょう。
良い点
- 1株から購入できる
- 年4回配当の企業が多い
注意点
- ストップ高・ストップ安がない
- 取引時間が深夜
良い点・注意点をそれぞれ具体的に見ていきましょう。
米国株の良い点
1株から購入できる
米国株の1番の特徴は、1株から購入できる点です。
日本株は単元株制度があるため100株単位で購入しなければいけないので、株価の高い銘柄には手を出しにくいですよね。
しかし、米国株は1株から購入できるので、少額から投資することができます。
年4回配当の企業が多い
日本企業は年2回の配当が多いですが、米国では年4回配当を行う企業も多いです。
例えば、ナスダックに上場しているアップルは2,5,8,11月に配当を行っており、9年連続で増配しています。
米国株では連続増配を行っている企業が多いのも特徴だワン!
配当が多いため、米国株は長期保有にも向いていますね。
米国株の注意点
ストップ高・ストップ安がない
日本の証券取引所と異なり、米国の証券取引所にはストップ高・ストップ安がないため1日で株価が大きく変動する場合があります。
米国ではサーキットブレーカー制度が導入されており、急な乱高下が起きた際には一時取引が停止されます。
しかし、ストップ高・ストップ安と違ってその日の取引は停止されないため、1日で急落する可能性もあるのです。
取引時間が深夜
NYSEやナスダックの取引時間は現地時間の9:00から16:00までとなっています。
これは日本時間では、23:30〜翌朝6:00(サマータイムでは22:30〜翌朝5:00)。
そのため、リアルタイムで取引を行いたい場合は深夜に取引する必要があるのです。
深夜に起きてないと米国株は買えないの?
注文自体は取引時間外でもできるので、安心してください。
注文できる時間帯は証券会社によって異なるので、よく確認しておきましょう。
あわせて読みたい
【米国株の買い方】まとめ

米国株の特徴や買い方について解説してきました。
3ステップで買えるから始めやすいね!
最後に、本記事の重要なポイントを3つにまとめます。
- 米国株は1株から買える
- 米国株の買い方はたったの3ステップ
- 米国株を始めるならマネックス証券やDMM株などがおすすめ
米国株は成長率も高く、長期投資や分散投資にもおすすめの資産です。
米国株を始めてみたい方はマネックス証券やDMM株をぜひ検討してみてくださいね。
>>【取扱銘柄数4,000以上】マネックス証券の公式サイトを見る
米国株について包括的な知識をまとめた記事は、以下よりお読みいただけます。
※本記事は2021年11月12日時点の情報を元に作成されています。
※本記事内で紹介されている意見は個人的なものであり、記事の作成者その他紹介企業等の意見を代表するものではありません。
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