・Netflix株は今後どうなるの?
・Netflix株は買った方が良い?
このようなお悩みを解決します。
この記事の結論
- Netflixの主な事業はストリーミング動画配信で、直近10年間で大きく成長した
- 直近1年間で株価が暴落したが、今後値上がりする可能性はある
- Netflix株を買うならネット証券であるSBI証券・楽天証券がおすすめ
ストリーミング動画配信サービスで有名なアメリカ大手IT企業のNetflix。
オリジナルコンテンツの作成で競合サービスとの差別化を図り、唯一無二のサービスを提供している優良企業です。
最近は広告付きプランの導入など、ビジネスモデルの変革にも注力しています。
今回はそんなNetflix社の株を購入するべきか、今後の予想や日本からの買い方をご紹介します。
この記事を読めば、Netflix株について理解できるワン!
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Netflix株とは【基本情報】
Netflixって動画配信サービスの会社だよね?
Netflixという名前はほとんどの人が知っているかと思いますが、動画配信サービスだけの会社ではありません。
まずは企業概要を見ていきましょう。
会社名 | Netflix, Inc. |
銘柄名 | NFLX |
株式市場 | NASDAQ |
配当利回り | 0% |
主な事業内容 | ・映画やテレビ番組のインターネット配信(ストリーミング配信) ・アメリカ国内でのDVDレンタル |
Netflix(NFLX)はアメリカを代表するIT企業で、「BIG8」と呼ばれるアメリカ人気株の1つです。
Netflixの事業内容
動画配信サービス以外にどんなことをしているんだろう?
Netflixのビジネスモデルは、大きく以下の2つに分けられます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ストリーミング動画配信
Netflix最大の事業はストリーミング動画配信です。
ストリーミング動画配信だけで、Netflix全体の売上の99%を占めています。
ユーザーが毎月定額を支払うサブスクリプション型のビジネスモデルで、プランは以下の3つがあります。
- ベーシックプラン:月額990円
- スタンダードプラン:月額1,490円
- プレミアムプラン:月額1,980円
これらのプランの違いは、画質の良さや同時視聴可能な画面数だワン!
この事業はサブスクリプション契約者が増えれば利益も増える事業となっているため、契約者数が非常に重要になります。
Netflixの契約者数って何人ぐらいなのかな?
ここで、Netflixの契約者数の推移を見ましょう。
右肩上がりの成長を続けており、現在は約2億2,200万人の有料会員を有しています。
2022年第一四半期と第二四半期で一時的に落ち込んだものの、第三四半期には再び増加しました。
DVDレンタル
Netflixは、DVDの郵送による会員制サービスも提供しています。
現在は収益のほとんどがストリーミング動画配信によるものですが、 Netflixは元々DVDの郵便レンタルからスタートした会社でした。
このような経緯もあり、アメリカ国内に限定してDVDの宅配サービスを行っています。
2020年時点では、200万人ものアメリカ国民がこのサービスを利用していたワン!
Netflixの業績推移
Netflixの売上高と利益は、次のようになっています。
右肩上がりの成長を続けており、直近5年間の売上高CAGR(年平均成長率)は26.2%となっています。
この数字はBIG8の他社と比較しても高水準と言えるでしょう。
日本企業全体のCAGRが約0.8%と言われているのと比べると、圧倒的な成長率です。
さすが世界を代表するグロース企業だね!
続いて、地域別の売上高です。
地域別売上高を見ると、Netflixのサービスが世界中に提供されていることが分かります。
北米の売上高には、アメリカ国内でのDVDレンタルの売上高が含まれているワン!
Netflix株の買い方・売り方
実際に、米国株を購入するにはどうすればいいんだろう?
Netflix株のような米国株を購入するのにアメリカの証券会社を利用する必要はありません。
日本の大手ネット証券会社であれば、だいたい米国株の取り扱いをしているので、口座を開設すれば売買できます。
準備するもの4つ
- インターネット環境
- 投資資金
- 銀行口座
- ネット証券の口座
基本的に、日本の株と購入する方法は変わりません。
以下の手順で進めていけば問題なく購入できます。
- 投資したい金額を証券口座に入金(日本円で構いません)
- 円を米ドルに両替する
- 証券会社のサイトで「Netflix」又は「NFLX」を検索
- 銘柄の「買い注文」を行う
- 買い注文で各区分を設定する※
- 注文内容を確認し、「購入」する
※買い注文区分とは
注文する際には各区分を指定する必要があります。
注文方法 | 成行注文/指値注文 |
口座区分 | 一般口座/特定口座 |
決済方法 | 円貸決済/外貨決済 |
日本株と同じ方法でNetflix株も買えそうだね!
Netflix株の価値が上がり、自分の中で納得できる売却利益が出ると判断した場合は、売り手続きをしましょう。
売る手順は以下の通りです。
- 証券会社のホームページで米国株式を選択
- 「注文」を選ぶ
- 持っている株式から「Netflix(NFLX)」を選択
- 売りから注文画面にいき、「確定」
- 売却利益を「出金」する
日本株と同じような手順だから、心配いらないね!
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Netflix株は買いか?
Netflixの株価はまだ上がるのかな?今買っていいのかな?
ここからは、Netflix株に関するトピックを考察していきます。
株価と財務分析
まず、これまでのNetflixの株価推移を見てみましょう。
Netflixの株価は2021年末まで右肩上がりで推移していました。
特に、2020年の低金利と量的緩和政策によって株価が急騰しています。
しかし、2021年10月1日に690.31ドルまで上がった株価は、2022年6月1日には174.87ドルまで下落する大暴落を記録しました。
どうしてそこまで株価が下がったの?
理由は大きく分けて2つあります。
1つ目は、昨今の金融引き締めによる金利上昇がNetflix株などのグロース株にとって向かい風の状況を作っていることです。
2つ目は、Netflixの会員数の伸びが鈍化していることです。
マクロ環境による影響と自社サービスの伸び悩みという2つの要因で株価が落ち込んでいたんだね!
今の株価は割高なのかな?
PERやPBRなどの指標を用いてBIG8で比較すると、以下のようになります。
PER | PBR | ROE | 配当利回り | |
Alphabet(Google) | 15.4倍 | 4.6倍 | 30.0% | 0% |
Amazon | 29.6倍 | 7.2倍 | 32.1% | 0% |
6.4倍 | 2.0倍 | 31.7% | 0% | |
Apple | 24.0倍 | 47.3倍 | 197.0% | 0.6% |
Microsoft | 23.4倍 | 10.2倍 | 45.6% | 1.2% |
Tesla | 130.3倍 | 17.7倍 | 54.7% | 0% |
NVIDIA | 34.9倍 | 12.8倍 | 36.6% | 0.1% |
Netflix | 24.9倍 | 6.7倍 | 26.8% | 0% |
Netflixは、PERやPBRではBIG8と比較すると中位で、割安とも割高とも言えません。
また、経営効率を表すROEは低水準となっています。
配当もBIG8のほとんどの会社と同様に実施しておりません。
また、テクニカル分析の参考として、以下にTradingViewより買い売り判断を掲載します。
株主還元(配当金・株主優待)
続いて、株主還元について見ていきましょう。
Netflixは配当を出していません。
そのため、インカムゲインを期待することはできません。
株価上昇によるキャピタルゲインを狙うんだね!
またNetflixには株主優待もありません。
米国企業は基本的に株主優待を行っていないのですが、その代わりに事業投資が盛んで、更なる企業成長に期待が高まります。
今後のNetflixの株価【どこまで上がる?】
Netflix株は今後どうなるのかな?
これまでNetflix株は過去10年間で24倍ほど値上がりしていて、大きなリターンを享受した投資家も多いです。
ですが、「今から買っても遅くないか?」「これから値下がりしないか?」と気になる人も多いですよね。
結論を先に言えば、Netflixの株価は調整局面でありながらも、今後さらに値上がりする可能性はあります。
以下では、その理由とNetflix社の業績が今後どうなるかを予想してみましょう。
投資に絶対は無いから、値下がりする可能性もあるワン!
低価格の広告付きプランの導入
Netflixは今まで広告付きプランの導入を避けてきました。
しかし、登録者数が伸び悩んだことで低価格プランをユーザーに提供する必要性を認識したようです。
そこで、安さを求める視聴者向けにコンテンツの視聴中に動画広告が挿入される低価格プランという選択肢が追加されました。
日本では2022/11/4から広告付きベーシックプランが月額790円で提供されるようになりました。
今後は従来のプランの登録者数を超える人気プランになるかもしれないワン!
パスワード共有課金の開始
2023年中にアカウントをシェアする会員に追加料金を徴収する目標があることを発表しました。
Netflixはユーザーのアカウントやパスワードの共有に対して自由放任主義的な姿勢をとってきました。
しかし、 1億世帯強が他人が料金を支払うアカウントを使用しており、パスワード共有が会員数の伸び悩みの主な理由の1つに挙げられるようになりました。
そこで、会員数の伸び悩みや競合他社との競争激化に対応するためパスワード共有課金の導入が目指されることとなりました。
この試みで会員数が伸びれば売上向上が期待できるね!
Netflix株を買うのにおすすめの証券会社は?
Netflix株にお得に投資する方法はある?
Netflix株をはじめとして、米国株に投資できる証券会社は数多くあります。
以下ではその中でも、手数料・取扱銘柄数・取引ツールの観点からおすすめの証券口座をを3つご紹介します。
SBI証券【取扱銘柄が多い】
SBI証券は、米国株の取り扱い銘柄数が約6,000銘柄と証券会社の中でも取り扱い数が多いネット証券です。
日本円でも米ドルでもどちらでも購入することができます。
米ドルの為替手数料は1ドルあたり25銭ですが、住信SBIネット銀行を活用すれば1ドルあたり6銭まで抑えることが出来ます。
SBI証券で口座を開設するのであれば、併用して住信SBIネット銀行を開設するとお得に米国株投資ができますよ。
SBI証券の特徴
- 6,000銘柄以上の米国株を取り扱い(2022年6月現在)
- 円貨決済も外貨決済も可能
- 最低取引手数料が0円〜(上限は税込22USD・税込0.495%)
- 為替手数料は住信SBI銀行経由で1ドルあたり6銭
- 米国株の貸株サービスで金利を得られる
\住信SBI銀行と連携すればお得に/
マネックス証券【買付時の為替手数料0円】
マネックス証券は米国株取引で時間外取引もできるネット証券で、多様な注文方法に対応しています。
例えば株価の上昇幅、または下落幅に合わせて逆指値注文のトリガーとなる価格をリアルタイムで自動修正する「トレールストップ注文」など、ほかの証券会社には無い注文方法があります。
標準時間で23時30分から翌6時の取引時間に加えて、22時~23時30分の「プレマーケット」、6時~10時の「アフターマーケット」の時間帯も取引が可能です。
米国株は日本時間で深夜の取引が中心だから、時間外取引ができるのは嬉しいね!
マネックス証券の特徴
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- 最低取引手数料が0円〜(上限は税込22USD・税込0.495%)
- 買付時の為替手数料が無料
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口座開設をしてから2か月間は取引手数料が0円に加えて、ポイントバックがあるのが楽天証券のおすすめポイントです。
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- 取引手数料100円ごとに1ポイント付与
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- 最低取引手数料が0円〜(上限は税込22USD・税込0.495%)
- 楽天銀行との連携「マネーブリッジ」採用
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【まとめ】Netflix株の今後
Netflixはまだまだ期待できる米国株なんだね!
今回はNetflix株を購入するための方法や、今後のNetflix株の動向について解説しました。
最後に、この記事の重要な3点をまとめます。
- Netflixの主な事業はストリーミング動画配信で、直近10年間で大きく成長した
- 直近1年間で株価が暴落したが、今後値上がりする可能性大いにあり
- Netflix株を買うならネット証券であるSBI証券・楽天証券がおすすめ
Netflix株は利上げの影響や登録者数の伸び悩みで株価の下落が続いていますが、今後も成長可能性の高い優良企業です。
広告付きプランという新プランの導入などで、今後も株価上昇の見込みもあります。
いつでも投資が出来るように、今のうちに証券口座は作っておきましょう!
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