【少額投資】株初心者はいくらから投資を始められる?おすすめの投資方法は?

※更新:2021年12月2日
・株式投資に興味があるけど、どれくらい資金が必要なの?
・少額からでも無理なく投資したいなぁ…。
このようなお悩みを解決します。
この記事の結論
- 株式投資は数十万円の資金が必要
- 1株単位で購入できる単元未満株がおすすめ
- 投資信託なら100円から始められる
老後資金に2,000万円が必要と言われる現代、「将来のために株式投資を始めよう!」と考える人は増加しています。
しかし「株式投資って資金が多くないと厳しそう…」と感じ、なかなかスタートできない人も多いはず。
結論から言うと、株式投資は少額資金でも気軽に始められ、利益を出していくことが可能です。
今回は株式投資をするのに必要な額から、少額で投資を行うためのおすすめの方法まで、初心者向けにわかりやすく解説します。
\1株からの投資におススメ/
目次
株式投資はいくらから始められる?

株式投資を始めるには、数十万円ほどの資金が必要です。
え!?そんなに高いと手が出しにくい…。
と感じるかもしれませんが、まずは株式がどのように取引されるのか確認していきましょう。
株式投資は大きく以下の2種類に分けられます。
- 現物取引
→投資元本を上回る損が発生しない取引 - 信用取引
→手元資金以上のお金を使った取引
「信用取引」はレバレッジを活用して手元資金以上の取引ができますが、借金を背負うリスクもあります。
今回は手元資金以上に損失を出すリスクがなく、一般的に株式投資の方法として知られる「現物取引」を見ていきましょう。
投資初心者が信用取引に挑戦するのはおすすめしないワン!
株式の現物取引はいくらから始められる?
株式の現物取引にいくら必要かどうかは、以下の式に当てはめることで計算できます。
株式の購入価格
(株価)×(株数)+(証券会社の手数料)
株式は2018年10月から100株単位での購入に統一されたため、基本的には1株ずつの取引はできません。
もし1株800円の株式を100株購入する場合、手数料が99円であれば購入価格は8万円程度です。
株価は投資先の企業によって大きく異なるため、気になる企業の株価を検索してみましょう。
ちなみに、100株セットのことを「単元株」と呼ぶんだワン!
\手数料が安い/
有名企業の株を買う時の最低額
国内にある有名企業の株式を購入する際、必要となる最低額を計算してみました。

100株購入する際にかかる最低投資額が、ソフトバンクは10万円台なのに対し、メルカリは60万円台となっています。
このように、株式の現物取引では企業によって最低投資金額が大きく異なり、基本的には数十万円規模の予算が必要なのです。
さらに分散投資を意識して複数企業の株式を購入する場合は、より多くの資金を用意しなければなりません。
うーん、株式投資で分散するのは大変そうだね…。
株式投資の初心者はいくらから始めるべき?

じゃあ投資初心者はいくらから始めればいいのかな?
株式投資の初心者はいくらから始めるべきか迷っているなら、数千円〜数万円の「少額投資」を意識するのがおすすめです。
まとまったお金があるに越したことはないですが、少額からでも株式投資を始められる仕組みや方法はあります。
まずは少額で株式投資を行うメリットとデメリットについて、それぞれ確認していきましょう。
少額で株式投資をするメリット
少額で株式投資をするメリットとしては、主に以下の3つです。
- リスクが低い
→気軽に始められる - 投資の知識が深まる
→経済の動向を勉強できる - 利益が非課税になる制度がある
→NISAなら配当金に税金がかからない
家計に大きな負担を与えることなく始められるのが最大のメリットなので、投資に不安を抱えている方でも小額であれば気軽に始めることが出来ます。
さらに最近では「NISA・つみたてNISA」のように少額投資向けの非課税制度も存在するため、参入ハードルも低くなっています。
投資について学ぶなら、自分で投資をするのが一番だワン!
少額で株式投資をするデメリット
少額で株式投資をするデメリットとしては、主に以下の2つです。
- リターンが小さい
→投資額が少なれば利益も少ない - 手数料が割高になる
→コストが都度かかってしまう
元手が少ないことから利益の伸びも緩やかになるので、短期間でガッツリ稼ぎたい方には向きません。
また、少額投資を繰り返し行えば手数料の負担も大きくなるため、コスト管理には気をつけましょう。
長期的に運用することで、1年あたりのコストは減らせるワン!
株の少額投資でおすすめしたい方法2選

少額投資について理解したけど、どう始めたらいいんだろう?
少額での株式投資におすすめの方法としては、以下2つが挙げられます。
- 1株500円以下の銘柄を狙う
- 単元未満株を狙う
上記のやり方なら、数千円~数万円で株式投資を始めることが可能です。
それぞれ具体的に説明していきますね。
①1株500円以下の銘柄を狙う
1株あたり500円以下の銘柄ならば、100株単位(単元株)で取引した場合も数万円ほどの資金で購入可能です。
でも有名企業は少ないんでしょ?
と考えるかもしれませんが、以下のように知名度の高い企業も数多く存在しています。

銘柄によっては「株主優待」もあり、タカラレーベンであれば持株数に応じて全国共通おこめ券がもらえます。
株価が安価なことから大量保有も狙えますが、業績が悪くて低位株(株価が安い株)になっている企業は避けるようにしましょう。
業績の悪化で上場廃止になると、株価暴落の可能性もあるワン!
②単元未満株を狙う
単元未満株とは、本来100株単位で取引するところ、最低1株からでも購入できる株式のことです。
例えば、以下のような有名企業の株は1株単位だと少ない資金で買うことが出来ます。
- 三菱UFJフィナンシャル・グループ:610円
- Zホールディングス:744円
- サイバーエージェント:2,012円
- トヨタ:2,045円
※株価は2021年12月1日終値
一方で単元株取引と比べて手数料が少し割高であることや、株主優待をもらえないという注意点もあります。
とはいえ単元未満株を活用すれば、元手が少なくても様々な企業の株を保有できるため圧倒的にメリット大ですよ。
ちなみにSBIネオモバイル証券では毎月200Tポイントをもらうことが出来ます。
SBIネオモバイル証券の手数料(サービス利用料)は以下の表のように月額制のため、1ヵ月の約定代金合計額が50万円以下の場合は実質20円/月で取引が可能です。
約定代金 | ~50万円 | ~300万円 | ~500万円 | ~1,000万円 | +100万円ごと |
月額 | 220円 | 1,100円 | 3,300円 | 5,500円 | +1,100円 |
もらえるのはネオモバ限定Tポイントだから、SBIネオモバイル証券での投資のみに利用できるんだワン!
\投資初心者に人気の証券会社/
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少額投資には「LINE証券」がおすすめ

少額投資をしたいけど、どうやって始めればいいのかな?
投資をする際はまず証券会社の口座を開く必要がありますが、少額投資におすすめなのは「LINE証券」です。
オススメな理由としては、以下の4点。
- LINEアプリから手軽に使える
- 単元未満株1,000銘柄以上を取引できる
- タイムセール中は対象銘柄を割引価格で買える
- 日中の取引コストが業界最低水準
LINE証券は数ある証券会社の中でも単元未満株の取扱銘柄数が多く、小額投資をしたい方には非常に便利です。
気になっていたあの銘柄も、LINE証券なら手に入るかもしれないワン!
さらにスマホ特化の操作画面であることから、誰でもサクッと使いこなせるのが人気の秘訣と言えるでしょう。
\はじめての少額投資にぴったり!/
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株より少額で始めたいなら「投資信託」がおすすめ

単元未満株もいいけど、より安価で低リスクの投資ってないの?
株式投資よりもさらに安く投資を始めたいというあなたは、「投資信託」を購入するのもおすすめです。
投資初心者が最初に購入する商品としても人気で、その理由として以下の3点が挙げられます。
- 最低100円から投資を始められる
- 簡単に分散投資でリスク軽減できる
- 運用のプロに売買を任せられる
信託報酬と言った手数料がかかるため、株式投資よりも手数料は少し高めですが、銘柄選びなどの手間をかけずに投資できるのが特徴です。
詳しく投資信託について確認していきましょう。
初心者におすすめのインデックスファンドとは
投資信託は種類が多いけど、どれを買えばいいんだろう?
投資信託にはインデックスファンドとアクティブファンドの2種類ありますが、初心者は「インデックスファンド」がおすすめです。
特徴としては、以下の通り。
- 日経平均株価などの指数に連動することを目指した手法
- 値動きが安定的なのでリスクが抑えられる
- 保有コストが低い
独自の手法によって運用されるアクティブファンドと比較し、安定した値動きかつ低コストなのが魅力です。
中でも人気の投資信託については、「楽天・全米株式インデックス・ファンドの評価は?」の記事をご覧ください。
まずはコストが低いインデックスファンドを勉強してみて欲しいワン!
投資信託におすすめのネット証券2社
投資信託って、どの証券会社で買うべきなの?
投資信託を始める時におすすめしたいネット証券は、「楽天証券」と「SBI証券」です。
それぞれの特徴について、以下にまとめました。
楽天証券の特徴
- 投資信託2,600本以上のラインナップ
- 楽天ポイントが貯まる・使える
- 投資情報を調べられるツールが無料
SBI証券の特徴
- ネット証券の口座開設数No.1
- Tポイントが貯まる・使える
- つみたてNISA対象の投資信託の取り扱いが豊富
両社はネット証券業界でも最大手かつ、投資信託の取り扱いも多いため、初心者でも安心して口座開設できます。
利用時に気になる手数料もほぼ同じであるため、サービス内容を見て自分に合いそうな方を選べば問題ありません。
口座開設は無料だから、気軽に始められるワン!
株式投資はいくらから始められる?まとめ

まずは少額から株式投資を始めてみようかな!
株式投資はいくらから始められるかを中心に、初心者におすすめの買い方等もわかりやすく解説してきました。
最後に、本記事の重要なポイントを3つにまとめます。
- 株式投資は数十万円の資金が必要
- 1株単位で購入できる単元未満株がおすすめ
- 投資信託なら100円から始められる
株式投資用のまとまった資金がなくても、単元未満株を購入したり投資信託を使えば誰でも気軽に投資を始められます。
本記事を読んで「投資を初めてみたい!」と思った方は、以下おすすめの証券会社を活用しつつ利益を狙っていきましょう。
>>【単元未満株の取り扱いが豊富!】LINE証券の公式サイトはこちら
>>【投資信託のラインナップが充実!】楽天証券の公式サイトはこちら
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※本記事は2021年7月15日時点の情報を元に作成されています。
※本記事内で紹介されている意見は個人的なものであり、記事の作成者その他紹介企業等の意見を代表するものではありません。
※本記事は情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する意志決定はご自身の判断にてお願い致します。
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