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note〔ノート〕(5243)【IPO上場企業紹介・初値予想】

今回はIPO企業の中から、12月21日に東証グロースに上場予定のnote(5243)をご紹介します。

note株式会社は、CtoCメディアプラットフォーム「note」を運営している企業です。

想定時価総額は44.5億円で、情報・通信業界のIPOです。

上場後、企業様へインタビューを実施できた際に、企業からのメッセージを掲載致します。

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IPO概要・初値予想

IPO概要・初値予想

まず、noteの初値予想およびIPO概要について、次の4つを解説していきます。

同社を購入検討している方は、ご確認ください。

IPO評価・初値予想

note IPO評価

オファリングレシオは8.8%と低く、吸収金額も4.4億円と供給が絞られている点は初値にプラスでしょう。

想定発行価格も300円とリンカーズに次ぐ小ささで、個人投資家でも買いやすい価格となっています。

想定時価総額は44.5億円と小さい点もプラスですが、直近に評価額340億円で資金調達しているため、大幅なダウンラウンドでの上場となります。

ここ数年で売り上げは伸びているものの赤字は拡大しており、また上場日の前後に多くの企業がIPOを控えているため、買いが集まりにくいと予想しています。

これらの点から、IPO評価: C(予想レンジ1.0倍~1.3倍)と判断しました。

※IPO評価、初値予想は過去のデータを元に編集部が予想したものであり、結果を確約、投資を推奨するものではございません。

初値予想アンケート

想定価格:300円

詳しい評価項目を知りたい方はこちら(クリックで開きます)
  • 発行済み株式数:想定時価総額を計算。
  • オファリングレシオ:小さい方が投資家からの人気が高い。市場に出回る株式数が少なくなることを意味するため。
  • 公募割合:大きい方が投資家からの人気が高い。企業に資金が多く入ることを意味するため。
  • 上場市場:グロースに上場する企業は人気が高くなりやすい。
  • 事業のトレンド性:成長市場に位置し、トレンド性が高い企業は人気になりやすい。
  • VC保有比率:VCが多くいる企業は事業のトレンド性が高く・成長企業であることが多いが、ロックアップがない場合はIPO後の需給が悪化しやすい
  • 売上高成長率・経常利益率:大きい方が人気。過去の業績が良い。
  • 前後2週間のIPO数:少ない方が投資家からの人気が高くなりやすい。
  • 過去1ヶ月の日経平均リターン:高い方が人気。投資家心理に影響。

初値予想の方法については、「【IPO初値予想】IPOの評価方法を初心者向けにやさしく解説!過去の事例も」の記事をご覧ください。

取り扱い証券

同社のIPO株を取り扱う証券会社は、次のようになっています。

証券会社名割当率割当株数
大和証券(主)90.14%189,300株
野村證券2.48%5,200株
SBI証券2.48%5,200株
楽天証券 1.48% 3,100株
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 1.00% 2,100株
SMBC日興証券 1.00% 2,100株
岩井コスモ証券 0.57% 1,200株
岡三にいがた証券0.29% 600株
松井証券0.29%600株
マネックス証券0.29% 600株

\ IPO取扱数No.1証券はこちら!/

どの証券会社が良いのか詳しく知りたい方は「IPO投資におすすめの証券会社ランキング」をご覧ください!

日程・価格

IPOの日程は次のようになっています。

ブックビルディング期間12月6日(火)~12月12日(月)
当選発表日12月13日(火)
申込期間12月14日(水)~12月19日(月)
上場日12月21日(水)

続いて、価格は以下のようになります。

仮条件300円~340円
公開価格340円
初値521円

IPO企業の初値や騰落率に関しては、「IPO初値・騰落率結果【2022年】」をご覧ください。

大株主

株主の状況は次のようになっています。

株主名比率
加藤 貞顕34.87%
フェムトグロースキャピタル投資事業有限責任組合11.15%
株式会社日本経済新聞社6.07%
Image Frame Investment (HK) Limited5.94%
ジャフコSV4共有投資事業有限責任組合5.82%
CA Startups Internet Fund1 号投資事業有限責任組合4.35%
UUUM株式会社2.51%
株式会社テレビ東京ホールディングス2.51%
SMBCベンチャーキャピタル4号投資事業有限責任組合2.02%
有限責任事業組合フェムト・スタートアップ1.96%

株主には日経新聞やテレビ東京、UUUMなど名だたる企業が名前を連ねているワン!

企業概要

IPO_企業概要

事業内容

note株式会社は、「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする。」というミッションを掲げ、クリエイター・メディア・ファンをつなぐエコシステムを構築しています。

note エコシステム
出典:目論見書

同社は、主に2つの事業を展開しています。

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

CtoCメディアプラットフォーム「note」

「note」は、個人を中心としたあらゆるクリエイターが文章やマンガ、写真、音声、動画などのコンテンツをWebサイト上で自由に投稿・販売することができます。

同サービスにはランキングや広告がなく、自由に安心してコンテンツを投稿できるプラットフォームであることが特徴です。

「note」は、個人のクリエイターが任意の価格を設定してコンテンツを販売できる「CtoC×課金」のビジネスモデルとなっています。

プラットフォーム手数料ともいえる読者が支払ったコンテンツ代金の合計(流通総額)は増加傾向です。

note 流通総額
出典:目論見書

著名人が情報発信をする場にもなっていて、これまでに186作品も書籍化・映像化されたんだって!

メディアSaaS「note pro」

「note pro」は、「note」の基盤を活用しつつ、企業が自社サイトとして情報発信できる機能を拡充したメディアSaaSです。

「note」のシンプルなUIを用いて、初期費用をかけずに、最短即日でオウンドメディアやHPの構築・運用ができます。

サブスクリプションメディアやPR・ブランディング、採用にも活用されているよ!

同サービスは、独自ドメインを持つ独立したWebサイトとしての機能性をもち、「note」を基盤とした集客力をもっています。

つまり、WebサイトとSNSの特徴を併せ持つサービスと言えます。

note pro 特徴
出典:目論見書

ユーザーとのつながりづくりから、インターネット上におけるビジネス活動まで一貫して行うことができるワン!

決算情報

次に、同社の決算情報を見ていきましょう。

note 売上高
出典:目論見書

売上高は順調な右肩上がり成長をしています。

自己資本比率は2021年度時点で32.8%となっており、財務安全性の観点からでも問題ない数値と言えるでしょう。

同社は、コンテンツのオンライン化・デジタル化が浸透していくことに伴い、デジタルコンテンツ市場はさらに拡大すると考えています。

また、「note」の価値が高まるほど「note pro」の集客力が高くなるというビジネスモデルとなっているため、上場による認知度拡大で成長に期待がかかります。

note ビジネスモデル
出典:目論見書

しかし、同社の経常損失は拡大傾向にあります。

note 利益
出典:目論見書

「note」の創作活動がしやすい環境により、クリエイター・読者・コンテンツの相互作用によって自律的に拡大するため、広告宣伝費が販管費に占める割合は1%未満となっています。

それでも人件費などがかさみ、売上原価や販管費は拡大傾向にあるため、黒字化への舵取りに注目する必要があるでしょう。

note 販管費
出典:目論見書

経営陣

同社の役員は6名(うち1名女性)おり、その中から抜粋で役員の経歴を紹介します。

代表取締役CEO 加藤 貞顕

2000年4月 株式会社アスキー 入社
2005年9月 株式会社ダイヤモンド 入社
2011年12月 当社設立 代表取締役CEO 就任(現任)

最後に、他の企業の上場スケジュールについて知りたい方は「IPOスケジュール【2022年】」もご覧下さい。

IPO投資をするなら開いておきたい証券口座

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※本記事は2022年11月22日時点の情報を元に作成されています。
※本記事内で紹介されている意見は個人的なものであり、記事の作成者その他紹介企業等の意見を代表するものではありません。
※本記事は情報提供を目的としており、特定の商品や手法を推奨するものではありません。投資に関する意志決定はご自身の判断にてお願い致します。


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