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ギックス(9219)【IPO上場企業紹介・初値予想】

2022年3月には9社が新規上場予定となっています。

今回は、3月30日に東証マザーズに上場予定のギックス(9219)をご紹介。

株式会社ギックスは2012年に設立された、アナリティクスを用いたデータインフォームド事業・データを活用した各種コンサルティング業務及びツールの研究開発・各種サービスの提供を行っている会社です。

想定時価総額は約58.8億円で、東証マザーズに上場します。

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IPO概要・初値予想

初値予想見出し

まず、ギックスの初値予想、およびIPO概要について以下の4つを解説していきます。

  • IPO評価・初値予想
  • 取り扱い証券
  • 日程・価格
  • 株主構成

同社を購入検討している方は、ご確認ください。

IPO評価・初値予想

IPO評価:C

売上は伸びており人気の業態ではあるものの、利益は横ばいとなっており、公募価格の割高感があります。

これらの点から、IPO評価:Cと判断しました。

※IPO評価、初値予想は過去のデータを元に編集部が予想したものであり、結果を確約、投資を推奨するものではございません。

IPO評価対応表
詳しい評価項目を知りたい方はこちら(クリックで開きます)
  • 発行済み株式数:想定時価総額を計算。
  • オファリングレシオ:小さい方が投資家からの人気が高い。市場に出回る株式数が少なくなることを意味するため。
  • 公募割合:大きい方が投資家からの人気が高い。企業に資金が多く入ることを意味するため。
  • 上場市場:グロースに上場する企業は人気が高くなりやすい。
  • 事業のトレンド性:成長市場に位置し、トレンド性が高い企業は人気になりやすい。
  • VC保有比率:VCが多くいる企業は事業のトレンド性が高く・成長企業であることが多いが、ロックアップがない場合はIPO後の需給が悪化しやすい
  • 売上高成長率・経常利益率:大きい方が人気。過去の業績が良い。
  • 前後2週間のIPO数:少ない方が投資家からの人気が高くなりやすい。
  • 過去1ヶ月の日経平均リターン:高い方が人気。投資家心理に影響。

取り扱い証券

同社のIPO株を取り扱う証券会社は以下の通りです。

証券会社名 割当率 割当株数
野村證券(主)91.33%1,087,500株
SBI証券6.95%82,800株
三菱UFJモルガン・スタンレー証券0.86%10,300株
楽天証券 0.43%5,100株
いちよし証券0.43%5,100株

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日程・価格

IPOの日程は以下のようになっています。

抽選申込期間3月14日(月)~3月17日(木)
当選発表日3月18日(金)
購入申込期間3月22日(火)~3月25日(金)
上場日3月30日(水)

続いて、価格は以下のようになります。

仮条件980円-1,070円
公募価格1,070円
初値1,100円

大株主

株主の状況は以下のようになっています。

株主名 比率
網野 知博(代表取締役)38.10%
田中 耕比古17.49%
花谷 慎太郎17.49%
FinTech ビジネスイノベーション投
資事業有限責任組合
10.70%
(株)JR西日本イノベーションズ5.83%
日本ユニシス(株)4.89%
鴨居 達哉1.87%
三菱UFJキャピタル7号投資事業有
限責任組合
0.94%
安藤 祐輔0.90%
岡 大勝0.90%

企業概要

企業概要見出し

事業内容

同社は、クライアント企業の経営課題解決・競争力強化のために、「データインフォームド (DI/Data-Informed) 」による各種コンサルティングおよびツールの研究開発を行っています。

データインフォームドってなんだろう?

データを用いて物事を理解・判断することを言うんだ。

「あらゆる判断を、Data-Informedに。」をパーパス(企業の目的)として掲げ、クライアント企業の判断業務の変革を支援しています。

目論見書より

同社の事業は、Data-Informed事業の単一セグメントとなっており事業セグメントを開示していませんが、事業の特徴から、サービスを「個別課題解決」と「共通課題解決」の2つに分類しています。

①個別課題解決

個別課題解決は、さらに2つのサービスで構成されます。

  • DIコンサルティング
    個別の企業・事業の状況に応じた、データを活用した判断の在り方を検討する。
  • DIプラットフォーム
    判断を継続的に行うために必要な、データ活用の仕組み(基盤)を構築・運用する。
目論見書より

2つのサービスにより作り上げられたデータ基盤は、クライアント企業の判断の礎として日々の業務の中に組み込まれ、「データを用いて考えること」をクライアント企業内部に浸透させます。

②共通課題解決

共通課題解決は、ソフトウェア・サービスである「DIプロダクト」の提供です。

個別課題解決で得られたノウハウやツールを利用して、共通課題解決に役立つ複数のプロダクトを開発・提供することにより、データインフォームドな判断を促進します。

同社が提供しているDIサービスは「マイグル」「トチカチ」の2つです。

それぞれどんなサービスなのかな?

マイグル

多くのテナント店舗を擁する商業施設での施設内回遊や、観光エリアの観光名所・飲食店などのエリア内回遊を促進するスタンプラリーの提供サービス。参加状況をデータで捕捉可能。

商業施設の運用事業者、観光エリアを抱える地方自治体、鉄道やバスなどの公共交通事業者が主要顧客。

トチカチ

特定の500m×500mのエリアにおける人口動態をリアルタイムで提供するサービス。

来訪者の居住地情報や性年代情報だけでなく、天気、競合店舗情報、イベント情報等エリアマーケティングを実施する上で有益な情報を一元表示することが可能。

トチカチは、株式会社NTTドコモが提供する携帯電話の基地局電波を活用した「モバイル空間統計Ⓡ」のデータと連携したサービスです。

トチカチを使って色々分析できそうだね。

決算情報

続いて、同社の業績を見てみます。

直近の2021年6月期決算において、売上高は722,275千円(前年同期比16.9%増)となっています。

大手顧客企業からの多くの大型案件受注を獲得しながら、新たな顧客開拓も進めることで、順調に売上成長を達成してきました。

2021年6月期決算における営業利益は54,774千円(前年同期比29.7%増)、経常利益は50,782千円(前年同期比20.0%増)、当期純利益は51,435千円(前年同期比41.2%増)となりました。

中長期的な成長に向けた即戦力人材の採用、研究開発への注力、上場準備に向けた管理機能強化などの領域において、積極的に戦略的投資を行っています。

戦略的投資の結果、2022年6月期第2四半期の四半期純利益は10,004千円となっていますが、前年同期比で多くの案件受注につながっており、今後の事業拡大が期待できます。

市場の成長も期待できる分野だね。

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経営陣

同社の役員は7名(男性5名、女性2名)となっており、その中から抜粋して役員の経歴を紹介します。

代表取締役CEO 網野 知博

1998年4月 株式会社CSK(現SCSK株式会社)入社
2004年11月 アクセンチュア株式会社 入社
2011年4月 日本IBM株式会社 入社
2012年12月 同社設立 代表取締役CEO(現任)

取締役 花谷 慎太郎

2001年4月 日本工営株式会社 入社
2008年4月 IBM Business Consulting Services 社(現日本IBM株式会社)入社
2012年12月 当社設立 取締役(現任)

取締役 田中 耕比古

2000年4月 株式会社物産システムインテグレーション(現三井情報株式会社)入社
2004年7月 アクセンチュア株式会社 入社
2011年10月 日本IBM株式会社 入社
2012年12月 当社設立 取締役(現任)

最後に、他の企業の上場スケジュールについて知りたい方は以下のページもご覧下さい。

https://www.bridge-salon.jp/toushi/ipo-2022/

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