FXは副業じゃない！会社員・公務員でも副収入のチャンスあり【FXは資産運用】

このような疑問を解決します。

---

この記事の結論

• FXは資産運用であり副業には該当しない
• FXで副業的に収入を得ることはできる
• FXでコンスタントに収入を得るには知識や経験の蓄積が必要

---

副業禁止の会社員や公務員はFX取引に興味があっても、「副業にあたるのでは？」と不安を感じているはずです。

しかし結論として、FX取引は株取引と同じく資産運用にあたるため、厳密に言えば副業ではありません。

それゆえ会社員や公務員であれば、FX取引を副収入を得るための手段にできるのです。

そこで本記事ではFXの正しい位置づけから、副収入を得る手段として取引する際の注意点など網羅的に解説していきます。

▼ この記事は音声でも聞くことが出来ます▼

FXは副業にあたらない【結論】

FX取引はドル円などの通貨ペアを売買して、売買差益を得るための取引です。

それゆえ株式取引と同じようにFXは資産運用に該当する行為であり、区分としては副業に当たりません。

ただし金融機関などでは、就業規則等でFXを禁止している会社もあるので、その点はよく確認しておきましょう。

とはいえ大多数の会社で資産運用としての株取引が制限されていないように、FX取引が制限されている会社はごく少数です。

FXの必要経費は経費計上できる？

FX取引に関する費用は、確定申告の際に経費計上が可能です。

FXの書籍やセミナー参加費、ツール費用など、税務署に対して合理的にFXの経費として説明できれば経費計上できます。

そのためFX関連の本を買った時のレシートや領収書は、捨てずに取っておくと確定申告に使えるでしょう。

FXにおいて損失が出た場合も問題なく損失計上できるので、最終的に利益と合算して確定申告を行えますよ。

FXが副業的な収入となり得る理由

FX取引は副業にあたりませんが、副収入を得る手段にすることができます。

実際に当メディアで利用者200人に「FXを始めたきっかけ」を調査したところ、多くの人が収入を得るためにFXを始めていることが分かりました。

株式取引で利益を出している人がいるのと同じく、FX取引でも利益を出している人はたくさんいます。

それゆえ継続的に取引で利益を上げることができれば、FXを副収入にするのも十分可能です。

FXを副業的に始める際の注意点

FX取引でコンスタントに利益をあげて、副業的な収入を得たいと考える方も多いでしょう。

ただし、FX取引は株式取引と異なる注意点があります。

FX取引を行う際に知っておきたい、注意点としては以下のとおりです。

それぞれ見ていきましょう。

①最初の段階では長期取引を基本とする

「FXは短期間で利益を出せそう」と考える方は多いですが、FX初心者が短期取引で利益を出すのは至難の業です。

そもそもFXに慣れた中上級者であれ、短期のFX取引でコンスタントに利益を出すのは難しいのが現実。

この事実を知らずに、FXの短期取引に臨み大きな資金を失ってしまう初心者は多くいます。

FX取引を始めるときは長期取引を基本にしながら、コツコツ利益を積み重ねていくのがおすすめです。

②逆行したら撤退する損切り場所を決める

FXは株式取引と異なり、「買い」のみならず「売り」でも取引が可能です。

柔軟な取引ができるFX取引ですが、もちろん勝率100%という訳にはいきません。

それゆえFXでは、どこまでレートが逆行したら取引をやめるか（損切りするか）を事前に決めることが推奨されます。

撤退場所を事前に決めて、気付いた時には投資資金が大きく毀損する事態を避けましょう。

③利益を出すには知識や経験が必要と理解する

FXはギャンブルではありませんが、何も勉強せずに取引をすれば、ギャンブル状態に陥って失敗リスクも高まります。

FXを副業でコンスタントに収入を得る手段とするためには、FX取引の知識や経験が必要です。

資産運用では「知識や経験もないのに大きな利益が得られる」という、間違った幻想を抱く方も多くいます。

もちろん世の中は甘くはないので、継続的に利益を出すなら一攫千金の幻想を捨て、知識や経験が大切だと理解しましょう。

FXを副業的に行うメリット3選

FXを副業的に行うメリットとしては、以下の3点です。

副業として人気の高い仕事に、動画編集やWebデザイナー、短期バイトなどが挙げられます。

ここでは一般的な副業と比較した、資産運用としてのFXの魅力を確認していきましょう。

①自分一人で収入を増やすことができる

FXはスマートフォンやPCと投資資金があれば、すぐに取引を開始可能です。

クラウドソーシングなどの副業はクライアントとのやり取りが発生しますが、FXなら自分一人で取引を完結できます。

第三者とのやりとりなく一人で収入を増やすことができれば、自分のペースに合わせて進められるのがメリット。

副業的にFX取引を行うメリットと言えるでしょう。

②投資資金が大きいほど大きな利益を得やすい

FXは資産運用となるため、投資資金の大きさで利益も変わります。

例えば投資資金10万円の場合、5%の利益なら5,000円の利益に留まりますが、100万円の投資資金なら5万円です。

一般的な副業は月10万円などある程度の収入を得ると、さらに金額を増やすには新規顧客の獲得など別の施策を行う必要があります。

しかしFX取引は、単純に投資金額を増やすことで、利益ボリュームの拡大が可能です。

③やめようと思えばすぐにやめられる

副業の多くは、顧客などの第三者が関与するため、一度始めると辞めようとしても簡単にやめられないケースがあります。

しかしFX取引は一人で行うため、やめる時も決断一つでやめられます。

顧客との関係へ配慮する形で継続する必要がありません。

取引の方向性を間違えたと思った時の撤退や、損失計上が続いた際など、すぐに辞められる点はFXのメリットといえるでしょう。

FXを副業的に行うデメリット2選

副業的にFX取引を行うデメリットとしては、下記2点が挙げられます。

実際にFXを始めてから後悔しないためにも、それぞれ見ていきましょう。

①マイナスとなることがある

クラウドソーシングなどの副業であれば依頼主から発注を受け、成果物を納めることで対価として報酬を得るのが一般的。

相手先や取引に問題がなく通常の商取引がなされれば、そのまま自分の口座などへ入金されます。

しかしFXでは負けるトレードもあるため、「自己資金をはたいて取引しても利益を出せなかった…」という可能性も。

しかもFXは、投資資金を増やすどころかマイナスとなる可能性だってあります。

FXは失敗を繰り返しつつ自分なりの勝ち方を見つけるゲームなので、損失が出ても勉強代だと思って根気強く取り組みましょう。

②コンスタントに利益を上げるには時間がかかる可能性がある

前述の通り、FX取引でコンスタントに利益を上げられるようになるには、ある程度の知識や経験が必要となります。

金融機関で為替取引に携わっていたなどの特殊ケースを除き、ほとんどの人は経験ゼロからのスタートです。

人によっては、FX取引でコンスタントに利益が出るまで数年以上かかるケースもあります。

FX取引を始めてもスグにコンスタントに利益は出ない、という点は充分認識しておきましょう。

自分に合ったFXの種類を見つけよう

FXと聞くと、投資家が自ら売買判断を行い取引する裁量トレードのイメージが強いかもしれません。

とはいえFX取引には、以下のような自動売買もあります。

上記はいずれも一度設定をした後は自動的な売買がなされ、それほど手間がかかりません。

相場の急変が予想される際など取引を止める必要がありますが、裁量取引より手間やストレスのない取引が可能です。

また大きな利益を狙わない場合、外貨預金に類似の「積立FX」の利用も選択肢となります。

副業的にFX投資を行うなら、裁量取引よりも手間のかからない自動売買も選択肢に入るといえるでしょう。

副業的なFXにおすすめのFX会社3選

FX取引を副業的に行う際、おすすめのFX会社としては以下のとおり。

どれもFX初心者からベテラントレーダーにまで人気の高い口座なので、それぞれ説明いたします。

①SBI FXトレード【1通貨からの少額取引可能】

SBI FXトレードは、ネット証券大手のSBIグループが展開するFXサービスです。

1通貨単位での取引ができるため、少額資金から無理なくFXが可能。

またSBI FXトレードは、FX取引の仕組みを利用した積立FXサービスも利用できます。

少額資金から利用でき、積立FXにも対応するSBI FXトレードは、はじめて副業的なFXを行う方に最適です。

SBI FXトレードの詳細は、「SBI FXトレードの評判は？SBI証券との違いやメリット・デメリットを大調査」もご覧ください。

②トラリピ【自動売買のサポート体制充実】

マネースクエアはトラリピと呼ばれる、リピート型の自動売買サービスを提供しています。

トラリピは過去の値幅を参考に、連続して売買注文を事前に入れるものです。

通常のFX取引のように相場予想は必要なく、事前に入れた注文通りに24時間自動的にトレードが行われます。

さらに、学習コンテンツやサポート体制も充実しており、初心者でもスムーズにトラリピの開始が可能です。

トラリピの詳細は「【2022年】トラリピの評判はヤバい？儲からないという口コミや特徴・キャンペーンについて解説！」をご覧ください。

③みんなのシストレ【日本唯一のミラートレード】

大手FX口座「みんなのFX」が提供するみんなのシストレは、国内では唯一のミラートレードを提供しています。

ミラートレードは、登録されたトレーダーの売買同様に、自動的に取引が行われるサービスです。

トレーダーの選択が重要ですが、パフォーマンスのよいトレーダーを選べれば、手間をかけずに資金を増やせます。

みんなのシストレのミラートレードは、さほど手間をかけずに副業的にFXを行いたい方におすすめのサービスです。

みんなのシストレの詳細は、「みんなのシストレの評判・口コミは？メリット・デメリットや投資の始め方を分かりやすく解説！」もご覧ください。

FXを副業的に取り組む際のよくある質問

FXを副業的に取り組む際に、よくある質問としては以下のとおりです。

安心してFXを始めるためにも、それぞれチェックしていきましょう。

①FXでの副業収入は平均どれくらい？

FXは資産運用に当たり、投資資金に応じて収入は変わるため平均金額を出すのは困難です。

ただし一般社団法人金融先物取引業協会の調査によると、利益を出している投資家の過半数は年間0～50万円未満の利益となっています。

※参照「外国為替証拠金取引の取引顧客における金融リテラシーに関する実態調査」（2018年）

②FXでの副業は月5万円から始められる？

月5万円あれば、副業的にFX取引を始めることは可能です。

現在は「SBI FXトレード」のように、1通貨単位で少額取引できるFX会社も見られます。

少額取引に向いているFX会社を利用することで、FX取引を数百円、数千円程度から気軽に始めてみましょう。

③FXを副業的に取り組むと会社にバレる？

FXで利益を得た場合は確定申告を行い、納税手続きが必要です。

その際に住民税について「給与から差引き」とすると、自治体から勤務先に連絡がありFX取引が会社にバレるリスクがあります。

ただし、確定申告時の住民税納付方法を「自分で納付」とすることで、会社にバレるリスクは避けられます。

【まとめ】FXで副収入は会社員でも公務員でもOK

FX取引は資産運用に該当するものであることを中心に、副業的に位置付ける際の注意点やおすすめ口座を解説しました。

最後に、本記事のポイントを3つまとめます。

FX取引は株式取引と同様に資産運用に位置付けられるため、副業には該当しません。

そのため就業規則などに定められていない限りは、会社員や公務員でもFX取引に取り組めるため、副収入を得る手段とはなります。

FXで副業的に収入を得ようとするなら、幅広い視野で、じっくり取り組んでいきましょう。