【2024年】トラリピの評判はヤバい？儲からないという口コミや特徴・キャンペーンについて解説！

このような疑問を解決します。

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この記事の結論

• 2022年度は約9割のユーザーの預り資産残高を増やした実績がある
• 短期間での退場とならず長く取引を続けることができる
• リスクを抑えて投資するには200万円以上の投資資金を用意しておこう

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トラリピはFXの自動売買サービスで、自動売買機能にはマネースクエアが保有する特許が活用されています。

平均取引期間は9.3年以上と多くのユーザーが長期取引を行っていて、2023年には約9割のユーザーの預り資産を増やしたという実績も持っています。

今回はそんなトラリピの特徴や口コミ、スプレッドなどを初心者向けに分かりやすく解説していきます。

トラリピを運営するマネースクエアとは【基本情報】

預り資産	1,200億円（2023年5月17日時点）
取引単位	1,000通貨
取扱い通貨ペア	16種類
スワップポイント	・USD/JPY 210円 ・EUR/JPY 212円 ※2024年4月3日時点、 10,000通貨あたりのプラススワップ
公式サイト	https://www.m2j.co.jp/

トラリピとは「トラップ・リピート・イフダン」の略で、マネースクエアが提供するFXサービスです。

トラリピを提供するマネースクエアは「マネースクエアHD」の子会社で、沿革は以下の通りです。

マネースクエアは過去に上場していましたが、現在はファンド（米系ファンドのカーライル）傘下のFX会社です。

マネースクエアは定期的な口座数の開示などはなされていませんが、2023年5月17日時点で預り資産1,200億円到達のプレスリリースを行っています。

FX会社	預り資産
外為どっとコム	1,344億円
トレイダーズ証券	985億円
マネースクエア	1,200億円

マネースクエアの預り資産はFXとCFDの両者の合算であるため、他社との比較は若干割り引いて考える必要があります。

それでも同社の預り資産850億円は、中堅FX会社の上位規模です。

トラリピを展開するマネースクエアは、過去に上場しており現在はファンド子会社として運営され、一定の経営基盤を持ちます。

また中堅FX会社の上位クラスの預り資産を有することから、FX初心者でも安心して取引できるFX会社と言えます。

トラリピとは【自動売買】

トラリピは新規と決済の注文を同時に発注する「イフダン注文」を何度も繰り返す「リピート機能」を持つ自動売買の発注機能となります。

これらトラリピの機能はマネースクエアHDが特許を取得済みとなっています。（平成22年1月22日特許取得　特許番号：特許第4445006号）

為替市場はある一定のレンジを上下する「レンジ相場」の期間が長いとされます。

そのレンジ相場で、何度も取引機会を狙うことを目的としてトラリピは開発されています。

また、レンジ相場からトレンド相場に転じる際の損失を限定するためのストップロスも同時に発注できるなど、リスク管理を行う仕組みもあります。

トラリピの仕組み

トラリピでは特定期間の「高値と安値の価格差」を指すデータの「高低差」と、特定期間の上下の値動きを合算した「トータルの値動き」がどれくらいあったかを示すデータの「総推移」の2つがポイントとなります。

この2つを組み合わせて、トラリピは以下のような仕組みになっています。

そのため、通常のFX取引のように相場予想は必要ありません。

ただし幅の設定はできるものの、レンジ相場を前提とするトレード方法となるため、上下の一つの方向に進むトレンド相場は苦手です。

トラリピは事前に新規と決済の注文が入っているため、指示通りに自動的に発注や決済が行われます。

よって、通勤中、仕事中、家事の最中、就寝中なども24時間自動的にトレードが行われます。

トラリピの設定項目

トラリピは「高低差」と「総推移」を把握した上で下記4点を決める必要があります。

トラリピの上記設定は初心者が何も学ばずに行うには難しい面があります。

ただし「トラリピ戦略リスト」という同社のストラテジストが考えたトラリピ設定をそのまま注文できるサポートツールも存在します。

「トラリピ戦略リスト」を参考に設定することで、初心者でも専門家が考えた設定で取引が可能です（アレンジも可）。

また、同社は動画コンテンツやセミナー、サポート体制を充実させており、トラリピ初心者が納得して取引できるような環境が整備されています。

トラリピとトライオートFXの違い

トラリピと同じく自動売買サービスとして有名なのが、インヴァスト証券の提供する「トライオートFX」です。

両者の違いをまとめると、以下のとおり。

項目	トラリピ	トライオートFX
自動売買の種類	リピート系注文	リピート系注文
取引通貨数	16種類	17種類
取引時間	月曜7:20～土曜5:50 （冬時間　～6:50）	通常期間：月曜日午前7時～土曜日午前6時 米国サマータイム期間：月曜日午前7時～土曜日午前5時(*)
機能面	シンプル	充実
収益率	★★★★☆ 4	★★★★★ 5
スプレッド	★★★★☆ 4	★★★★★ 5
初心者向け	★★★★★ 5	★★★☆☆ 3
公式サイト	https://www.m2j.co.jp/fx-toraripi	https://www.invast.jp/triauto/

トラリピはトライオートFXほどのカスタマイズ性はないものの、よりシンプルなUIに設計されており、FX初心者におすすめです。

シンプルな使い心地を重視したい方はトラリピを、充実の自動売買機能を使って収益を狙いたい方はトライオートFXを選ぶと良いでしょう。

トラリピの評判【大損した？】

ここでは実際にトラリピの利用者の口コミをまとめてみました。

インターネット上でトラリピの評判を調べると、下記の意見が多いようです。

もちろん投資なので、損をしてしまう人もいます。

ただ、「初心者でも始めやすい」など好意的な意見も多く見られました。

好意的な口コミが多い反面、スプレッドの広さ・マイナスのスワップポイントの高さをデメリットとする口コミもありました。

トラリピの特徴6つ

ここでは、トラリピの特徴を6点ご紹介します。

①1,000通貨単位で取引可能

トラリピの取引単位は1,000通貨です。

かつてのFX業界は10,000通貨での取引が標準であり、現在もFX業界大手のDMM FXなどは10,000通貨単位の取引です。

トラリピのような自動売買を手掛ける際、10,000通貨単位の取引では必要資金が100万円単位になることも。

1,000通貨単位での取引が可能なので、トラリピなら少額資金で自動売買を始めることができます。

②16の通貨ペアの取引が可能

トラリピではUSD/JPY（米ドル/円）、EUR/JPY（ユーロ/円）、GBP/JPY（ポンド/円）など主要通貨ペア中心に16通貨ペアの取引ができます。

下記が同社で取引可能な通貨ペアです。

③主要通貨ペアのスワップポイント

トラリピの主要通貨の10,000通貨あたりのスワップポイントは以下の通りです。

USD/JPY	売り▲294： 買い210
EUR/JPY	売り▲228： 買い212
GBP/JPY	売り34： ▲買い42
AUD/JPY	売り▲159： 買い131
NZD/JPY	売り▲184： 買い157
EUR/USD	売り44： 買い▲90
ZAR/JPY	売り▲15： 買い3

④証拠金維持率は100%

トラリピの証拠金維持率は100%です。

証拠金維持率は必要証拠金に対する純資産割合を指し、証拠金維持率が高いほどリスクは低くなります。

また、証拠金維持率は下記の計算式で算出可能です。

証拠金維持率（%）　＝　純資産　÷　必要証拠金　×　100

トラリピでは証拠金維持率が100%を割れるとポジションが強制決済（ロスカット）されます。

例えば、USD/JPYの1,000通貨の取引に必要な最低証拠金が5,000円の場合、証拠金維持率が100%だと少しの相場変動でもすぐにロスカットとなります。

ロスカットを防ぎポジションを維持するためには、取引スタイルや自動売買のロジックに応じ余裕を持った投資資金が必要です。

⑤充実したサポートや学習コンテンツ

一部ベテランを除き、FX経験者を含めてほとんどの方が自動売買には慣れていません。

その中でトラリピでは様々な学習コンテンツを用意しています。

これらを利用することで、自ら学び納得した上でトラリピを開始できます。

また、オンラインサポート体制も充実していて、設定のやり方、トラリピ戦略、通貨ペアの説明など、単なる利用上の質問に留まらないトラリピ活用のアドバイスも受けることができます。

更に、相談型の個別ミーティングだけではなく、約30分のZoomを利用した学習型のグループセミナーも開催されており、グループセミナーで気軽な形で質問を行うこともできます。

⑥CFDのトラリピもできる

トラリピでは為替のみならずCFDの取引も可能です。

別途CFD取引口座の開設が必要ですが、トラリピCFDで日経225やNYダウなどのCFD7種類のトラリピ取引もできます。

CFDも活用することで、為替市場の値動きが一方的でトラリピ取引のリスクが高い時でも、各国株式のCFDなどでレンジ相場の商品を見つけて取引を行うことができます。

トラリピの最新キャンペーン

最新のキャンペーン

マネースクエアでは現在、キャンペーンは開催されていません。

今後キャンペーンが始まり次第、追記します。

過去のキャンペーン

過去には以下のようなキャンペーンもありました。

FX新規口座開設キャンペーン（2023年7月～2023年9月）

期間：2023年7月1日～2023年9月30日
エントリー・入金・取引期間：2023年7月1日0:00 ～ 2023年11月1日05:50

期間中に新規でFX口座を開設し、口座開設完了後に本キャンペーンへのエントリー者全員に、以下の特典がプレゼントされます。

最大90,000マネースクエア ポイントがもらえるほか、入金額に応じてトラリピ運用のノウハウが凝縮された書籍もプレゼントされます。

FX初心者必携のガイドブックとなっていますので、ぜひ条件を達成してゲットしてみましょう。

キャンペーンの種類は少ないものの、途切れなく「FX新規口座開設キャンペーン」は行われています。

また、Twitterを利用した様々なキャンペーンが随時行われている点も注目ですね。

トラリピのメリット3つ

トラリピを利用するメリットとして、下記3点が挙げられます。

約9割のユーザーの預り資産残高を増やした実績

同社の発表では、2022年度はトラリピユーザーの約9割で毎月の預り資産残高が増えたという実績があります。

新規入金分もありますが、毎月の残高増加のため、トラリピの運用成果による預り残高の増加効果が大きいといえます。

2020年秋に、トラリピでは新規通貨ペアとして豪ドル/NZドルをリリースしました。

同通貨ペアは運用成績が好調だったので、ユーザー全体の運用成績を押し上げた形になったと考えられます。

豪ドルとNZドルは同じ地域の通貨、かつ資源国通貨と位置付けられているため、類似の値動きを見せることが多くなります。

そのため、豪ドル/NZドルの通貨ペアではどちらかの通貨が極端に買われ（売られ）て一方向な値動きを見せることは少なく、レンジ相場での推移が多くなります。

トラリピはレンジ相場が得意なため、豪ドル/NZドルで好成績を上げられました。

豪ドル/NZドルはトレンドが出ずに裁量取引はしにくいですが、トラリピで取引するには適した通貨ペアなのです。

裁量取引では成果が出るまでに時間がかかり、多くの投資家が挫折を経験して退場を余儀なくされます。

しかし2022年度の実績ではトラリピユーザーの約9割で預り残高が増えているため、トラリピは裁量トレードに比べて資産増加が期待できると考えられますね。

平均取引期間9.3年以上

トラリピの口座開設者のうち、3年以上取引を続けているユーザーは全体の約7割、平均取引期間は9.3年以上*です。
*出典：マネースクエア調べ（2023年3月末）

長く取引を続けるユーザーが多いということは、「資産が増えているから使い続けている」と考えることもできますね。

裁量取引では早期に大損してしまう投資家も多いですが、トラリピはコツコツと利益を出して、息長く取引を続けられる可能性が高そうです。

充実したサポート体制

トラリピは「トラリピ支援チーム」の専門スタッフが、相談型の個別ミーティングを提供しています。

また、約30分のZoomを利用した学習型のグループセミナーも開催されるなど、充実したサポート体制を用意しています。

「トラリピ支援チーム」のスタッフがオンラインで設定のやり方、トラリピ戦略、通貨ペアの説明を行っており、トラリピの専門家からトラリピ活用のサポートを受けられます。

充実したサポート体制があるため、初心者でも安心してトラリピでの取引が可能です。

トラリピのデメリット【ヤバい？】

トラリピを利用する際の注意点として、以下2点を覚えておきましょう。

余裕を持った取引をするには200万円ほど必要

ドル円の1,000通貨の取引は最低数千円で始められる反面、リスクを抑えてトラリピ取引をするには相応の投資資金が必要です。

目安として、安全な取引をするには200万円ほどの投資資金を用意することが推奨されています。

少ない資金でもトラリピは開始できますが、含み損が膨らんだ際はロスカットを余儀なくされます。

予期せぬロスカットにあわないように、投資資金は余裕を持たせておいた方が良さそうですね。

設定を失敗すればロスカットがある

トラリピはレンジ相場に強い反面、トレンド相場に弱い性質を持つ取引です。

多くの資金を用意してレンジの幅を広くすることでリスクを抑えることもできますが、リスクがゼロになる訳ではありません。

レンジの値動きが継続して資産増加が続くと、気分が良くなり損失発生の可能性を忘れてしまう傾向にあります。

しかし、トラリピでも設定を失敗するなどしてロスカット（損切り）が発生することがある、という点は忘れてはいけません。

トラリピの口座開設方法

トラリピの口座開設手続きは簡単で、下記の3ステップで口座開設ができます。

スマホで申込みから本人確認まで行うことにより、最短当日の取引スタートが可能です。

【まとめ】トラリピの評判・特徴

この記事では、トラリピの特徴や口コミ、メリット・デメリットなどを解説してきました。

最後に、この記事の3つのポイントを確認しましょう。

トラリピは自動売買サービスですが、過去に9割のユーザーからの預り資産を増やした実績あるサービスです。

初心者には自動売買サービスのハードルが高く感じられますが、様々な教育コンテンツやセミナーがあるため、初心者でも充分に理解をした上で取り組むための工夫が多くなされています。

トラリピにじっくり取り組んで、息の長いFX取引で継続的な資産増加を目指してみましょう。