
この記事の結論
- クラウドファンディングは融資型・株式投資型・購入/寄付型で分類分けできる
- 融資型で始めやすいのはFunds
- 融資型で実績豊富なのはクラウドバンク
- 株式投資型で実績豊富なのはFUNDINNO
近年、インターネット上で資金を募る「クラウドファンディング」が拡大しています。
たくさんサイトがあるけど、どこがおすすめなのかな?
このようなお悩みを解決するために、今回はクラウドファンディングの種類別に利回り・実績などを比較していきます。
比較する際のポイントや、それぞれの特徴を知ることが出来ますよ。
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そもそもクラウドファンディングとは?

クラウドファンディングとは、不特定多数の人から資金調達する方法の1つです。
CROWD(群衆)とFUNDING(資金調達)から成る造語なんだよ!
クラウドファンディングは従来の資金調達と比較して、「手軽さ」「拡散性の高さ」といった点で評価されています。
- 手軽さ:起案者はプロジェクトの立案から資金調達までの過程をすべてWEB上で行うことができ、支援者は少額から支援することができる。
- 拡散性の高さ:資金調達の段階で起案者のアイデアや商品の宣伝ができる。支援者が増えることでSNSでの拡散効果も。
クラウドファンディングの仕組みをより詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
クラウドファンディングを比較する際のポイント

便利なクラウドファンディングですが、どのサイトを使えば良いか悩んでしまいますよね。
比較する時のポイントを教えて欲しいな!
実は、クラウドファンディングを比較する際には起案者と支援者では比較ポイントが異なります。
それぞれの比較ポイントは以下の通りです。
起案者目線の比較ポイント
- サイトの得意分野:自分が起案するプロジェクトはサイトの得意分野か?
- 実績:今までのプロジェクトの資金調達実績は?
- 手数料:なるべく低い手数料で資金調達できるか?
支援者(投資家)目線の比較ポイント
- リスク(実績):過去のプロジェクト成功実績は?
- 最小投資額:少額から投資・支援ができるか?
- 手数料:口座管理費や登録手数料などはあるか?
起案者も支援者も、入出金の際の振込手数料も確認しておいた方が良いワン!
以上のポイントを元に、代表的なクラウドファンディングサイトを比較していきましょう。
クラウドファンディングを手数料や実績で比較

今回は、クラウドファンディングを以下の3種類に分けて比較していきます。
- 融資型
- 株式投資型
- 購入型・寄付型
融資型・株式投資型については支援者(投資家)目線での比較を、購入型・寄付型については起案者と支援者目線での比較をしていますよ。
興味のある種類を見てみよう!
融資型クラウドファンディングを比較
融資型クラウドファンディングで代表的なサイトは、『Funds』『Bankers』『クラウドバンク』です。
それぞれを最小投資額と手数料で比較すると、以下のようになります。
サイト名 | 最小投資額 | 振込手数料 | 出金手数料 |
Funds | 1円(1円単位) | 自己負担 | 無料 |
Bankers | 1万円(1万円単位) | 自己負担 | 無料 |
クラウドバンク | 1万円(千円単位) | 無料(即時入金時) | 無料 |
Fundsは1円単位で投資できるのが特徴的だワン!
また、それぞれの実績も比較してみましょう。
サイト名 | 累計公開数 | 累計募集金額 | 平均・予定利回り |
Funds | 92件 | 約86億円 | 約1.0%〜3.0% |
Bankers | 37件 | 約19億円 | 約1.8~6.0% |
クラウドバンク | 4,351件 | 約1,399億円* | 約6.8% |
CAMPFIRE Owners | 20件 | 約4.6億円* | 約3.0~7.0% |
利回りはあくまで平均や予定だから、保証ではない点に注意だワン!
実績重視の人は、クラウドバンクが良いかも!
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株式投資型クラウドファンディングを比較
株式投資型クラウドファンディングで代表的なサイトは、『FUNDINNO』『Unicorn』『イークラウド』です。
株式投資型のクラウドファンディングでは一部条件を満たすことによって、エンジェル税制の適用を受けることも出来ます。
エンジェル税制とは?
ベンチャー企業への投資を促進するために、対象のベンチャー企業に対して投資をした個人投資家に対する税制優遇制度のこと。
それぞれを最小投資額と手数料で比較すると、以下のようになります。
最小投資額は案件によって変わるワン!
実績の観点では、『FUNDINNO』が累計成約数171件と圧倒的に多く、他社を引き離している状態です。
ベンチャー企業の成長を応援して、IPOやM&Aで投資額の数倍から数十倍の利益を得ることもあるんだね!
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購入型・寄付型クラウドファンディングを比較
購入型・寄付型クラウドファンディングで代表的なサイトは、『Makuake』『Readyfor』です。
それぞれの実績や手数料を比較すると以下の通りです。
サイト名 | 累計プロジェクト数 | 起案者の手数料* | 支援者の手数料 |
Makuake | 1.7万件以上* | 20% | なし |
Readyfor | 2万件 | 12% or 17% | なし |
起案者目線では、Readyforが最も手数料が安いですね。
ただ、それぞれのサイトで集客力やユーザー層が違うため、自分のプロジェクトに合ったサイトを選ぶと良いでしょう。
例えば、Readyforは社会貢献型のプロジェクトに強みがあって、Makuakeはテストマーケティングとしての利用に強みがあるんだワン!
支援者目線では、自分が応援したいプロジェクトが載っているサイトを都度都度選べば良さそうね!
【まとめ】おすすめのクラウドファンディング

最後に、上記の比較を元におすすめのクラウドファンディングを種類別にご紹介します。
融資型クラウドファンディング
融資型クラウドファンディングは『初めやすさ』『実績』『利回り』の軸で判断すると良いでしょう。
始めやすさ重視
1円から1円単位で投資できるFundsがおすすめです。
利回りは低めですが、上場企業参加数が業界No.1である点からも、リスクを抑えた運用が期待できます。
一部のファンドでは「Funds優待」もあるんだよ!
また、Fundsではメルペイでも決済が可能です。
メルカリで不用品を売却したそのお金で投資を始めてみるのも効果的ですね。
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実績重視
累計公開数や募集金額で他社を大きく引き離しているクラウドバンクがおすすめです。
振込手数料が即時入金で無料な点も嬉しいですね。
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利回り重視
平均・予定利回りが約1.8~6.0%のBankers、約6.8%のクラウドバンクがおすすめです。
Bankersでは手形割引を組み入れたファンドを組成していますが、これはBankers独自の組成スキームであり、他社には無いのが特徴的です。
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Bankersなら小額から厳選された不動産などに投資できます!
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株式投資型クラウドファンディング
ズバリ、実績が豊富なFUNDINNOがおすすめです。
FUNDINNOは日本初の株式投資型クラウドファンディングとして実績が豊富で、累計成約件数は171件、成約額は56億円と圧倒的です。
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しかし、Unicornやイークラウドも今後プロジェクト数が伸びていく可能性が高いので、登録しておいて損はないですね。
購入型・寄付型クラウドファンディング
購入型・寄付型は起案者目線でのおすすめをご紹介致します。
会社など商業目的で使用したい方はテストマーケティングとして活用されているMakuakeがおすすめ。
社会貢献目的や、手数料の安さを重視したい方はReadyforがおすすめと言えます。
クラウドファンディングは資産運用の手段としても注目されています。
それぞれの特徴を理解した上で始めるようにしましょうね!