【寄附型クラウドファンディング比較】コロナ禍で注目、各サイトの手数料・特徴は?

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この記事の結論

  • 拡散性が高く手軽に資金を集められるクラウドファンディングがコロナ禍で注目されている!
  • 寄附型クラウドファンディングでは、税制優遇を受けられる場合も
  • 手数料は平均的に10%程度。CAMPFIREは無料キャンペーンも!

新型コロナウイルス感染拡大で売り上げが落ち込み、経営難になる事業者が急増する中、インターネット上で資金を募る「クラウドファンディング」を活用する動きが一段と広まっています。

最近では国内外問わず、アーティストやタレント、スポーツ選手といった著名人もクラウドファンディングを通して寄附を行なっています。

今回はクラウドファンディングの中でも、コロナ禍で注目を浴びている「寄附型クラウドファンディング」を詳しく見ていきます。

↓前回の記事ではクラウドファンディングの種類についてまとめました。

そもそも、一般的な資金調達との違いは?

従来の資金調達と比較して、クラウドファンディングは「手軽さ」「拡散性の高さ」といった点で評価されています。

クラウドファンディングでは、 起案者がプロジェクトの立案から資金調達までの過程をすべてWEB上で行え、支援者は少額(数百円~)から支援できます。

金融機関からの借入や関係者からの出資といった時間と手間のかかる従来の資金調達に比べて、手軽ですよね。

また、多くの人の支援によって達成されるクラウドファンディングでは資金調達の段階で、起案者のアイデアや商品を宣伝できるため、従来に比べ「拡散性が高い」といえます。

起案者と支援者がWEB上でコミュニケーションを取ることで「テストマーケティング」もできるんだよ!

全てのプロジェクトは運営会社の審査を通過しているから透明性があり、信頼できる事業がそろっているんだワン!

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寄附型は、全て税金控除対象なの?

寄附型クラウドファンディングの大きなメリットとして、税制優遇を受けられる点が挙げられます。

しかし、全ての寄附型クラウドファンディングが税金控除対象というわけでは無いため、注意が必要です。

ここでポイントとなるのが、個人と法人です。

税制優遇

個人から個人への寄附

個人(支援者)が個人(起案者)に寄附をする場合、寄附は贈与と見なされるため、起案者に贈与税が発生します。

しかし、この贈与税は基礎控除の110万円を超えて寄附を受けた時に発生するため、それ以下の寄附額であれば課税対象にはなりません。

一方、支援者に税金が課されることはありませんが、確定申告や年末調整に「寄附」と記載しても、ふるさと納税のような控除の対象にはなりません

法人から個人への寄附

法人(支援者)から個人(起案者)に寄附をする場合、その資金は一時所得とされるため、起案者には個人所得税が課せられます。

こちらも支援者に税金が課されることはありませんが、この寄附額は「寄附金」として費用(損金)に算入することができます

個人から法人への寄附

個人(支援者)から法人(起案者)に寄附をする場合、その資金は受贈益とされるため、起案者には法人税が課されます

他方、支援者は所得税法上の特定寄附金に該当するものであれば、確定申告をすることで税金が安くなることがあります

これがいわゆる「寄附金控除」です。

税制優遇はこのパターンで適用されるんだね。

税制控除を受けるためには、確定申告の際に「寄附金控除」または「寄附金特別控除」のどちらかを選ぶ必要があります。

※寄附金控除に関する所得税法に関しては国税庁HPで確認できます。

法人から法人への寄附

法人(支援者)から法人(起案者)へ寄附をする場合も、寄附金は受贈益になり、法人税が発生します。

支援者に税金が課されることはありませんが、一般の寄附金扱いとなり損金算入が可能になります。

では、寄附型クラウドファンディング運営サイトにはどのようなものがあるのでしょうか?

寄附型クラウドファンディング 4サイトを比較!

多くのクラウドファンディングサイトがありますが、今回はその中でも注目のサイトを、手数料プロジェクトの特徴から比較していきます!

支援額からクラウドファンディング運営会社への手数料決済手数料が引かれた金額が、支援金として届くんだね!

Motion Gallery

公式サイトより

手数料:目標額達成時=10% 目標額未達成=20% (決済手数料込み)

Motion Galleryアートカルチャーを中心に寄附を募るサイトで、手数料は国内最安値です。

最近では、全国の書店や古本店を支援するための「Bookstore AID」というプロジェクトが注目されています。

Good Morning by CAMPFIRE

手数料:9%(別途決済手数料5%)

Good Morningは国内最大級のクラウドファンディングサイトであるCAMPFIRE系列で、社会貢献のほか、研究科学技術など先進的なプロジェクトを取り扱っています。

また、CAMPFIREでは現在、独自の「新型コロナウイルスサポートプログラム」を採用しており、一定の条件を満たしたプロジェクトを対象に、手数料を無償化するキャンペーンを行っています。
※別途決済手数料はかかります。

Ready for Charity

手数料:シンプルプラン=7% フルサポートプラン=12%(別途決済手数料5%)

Ready for Charityも国内最大級の運営サイトで、手数料は起案者の加入しているプランによって変わります

こちらも社会問題に特化したプロジェクトを多く取り扱う、社会貢献度の高いサイトです。

A-Port by 朝日新聞社

A-port
公式サイトより

手数料:15%(別途決済手数料5%)

A-port朝日新聞社が運営するクラウドファンディングサイトです。

情報発信力編集力PR戦略といったノウハウを生かしてプロジェクトを宣伝できる点が特徴です。

また、「ジャーナリズム」といったカテゴリーのプロジェクトがある点も新聞社ならではと言えるでしょう。

コロナ禍でのクラウドファンディングの役割

家に居ながら事業や個人の支援/資金調達ができるクラウドファンディングの仕組みは、外出自粛の今、経済を回すための手段として注目されています。

5月5日には米国の証券取引委員会(SEC)が、米国の中小企業に対して「クラウドファンディングでの資金調達規制を緩和する」と発表しました

また、 有識者の間でもクラウドファンディングに関して「これからの時代で存在感が増していく」といったポジティブな意見も増えています。

自分の好きな企業やお店を資金面で支援できる、クラウドファンディングが果たす意義は大きいね!

政府による10万円給付の一部を、クラウドファンディングを通して好きな企業やプロジェクトに寄附してみるのも、良いアイデアかもしれませんね♪

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