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レオス・キャピタルワークス(7330)のIPO初値予想と上場概要紹介

今回はIPO企業の中から、4月25日に東証グロースに上場予定のレオス・キャピタルワークス(7330)をご紹介します。

レオス・キャピタルワークスは、公募投信「ひふみプラス」など投資信託委託業務を運営する企業です。

想定時価総額は173.2億円で、2018年の上場中止を経てのIPOとなっています。

※上場後、企業様へインタビューを実施できた際に、企業からのメッセージを掲載致します。

監修者:曽根原 大介
監修者:曽根原 大介

上智大学 外国語学部卒業。在学中に米 San Diego State University ファイナンス学部に留学。FP3級保持。
2019年より株式会社インベストメントブリッジにて投資家向けWebサイトの運営や上場企業のIRコンサルティングを手掛け、現在は社長室 室長。
日本株やアメリカ株、NISA、クラウドファンディングといった投資に関する記事監修や、学生・新卒向けの金融教育活動も実施。

レオス・キャピタルワークスのIPO基本情報

ここでは上場日や、いろはに投資独自の初値予想を見てみましょう。

上場日4月25日 (火)
いろはに投資独自の初値予想B(1.3倍以上1.5倍未満)
※想定価格1,400円から、1,820円~2,100円の予想
企業Webサイトhttps://www.rheos.jp/
取り扱い証券SBI証券(共主)、大和証券(共主)、 楽天証券(副幹事)、松井証券マネックス証券など

大和証券とSBI証券が共同主幹事だよ!

IPO日程と価格

IPOの日程は次のようになっています。

※発表次第更新しています。

想定価格1,400円
仮条件1,100円〜1,300円
ブックビルディング期間4月10日(月)~4月14日(金)
当選発表日4月17日(月)
公開価格1,300円
申込期間4月18日(火)~4月21日(金)
上場日4月25日(火)
初値1,730円

公開価格は仮条件の上限価格で決まったよ!

レオス・キャピタルワークスのIPO初値予想

レオス評価再

レオス・キャピタルワークスは人気の高い投信「ひふみプラス」を運営しており、安定して良い業績を維持しています。

また、VC比率も低いため初値は上がりやすいと考えられます。

ただ、現在株式市場では不安定な状態が続いており、投資信託業を運営する同社へは厳しい局面となっています。

また、同社は資産規模が大きくなりすぎたため、アクティブファンドとしてのパフォーマンスが低下傾向にある点も懸念材料です。

これらの点から、IPO評価: B(予想レンジ1.3倍~1.5倍=1,820円~2,100円)と判断しました。

※IPO評価、初値予想は過去のデータを元に編集部が予想したものであり、結果を確約、投資を推奨するものではございません。

初値予想アンケート

想定価格:1,400円

アンケート期間終了

詳しい評価項目を知りたい方はこちら(クリックで開きます)
  • 発行済み株式数:想定時価総額を計算。
  • オファリングレシオ:小さい方が投資家からの人気が高い。市場に出回る株式数が少なくなることを意味するため。
  • 公募割合:大きい方が投資家からの人気が高い。企業に資金が多く入ることを意味するため。
  • 上場市場:グロースに上場する企業は人気が高くなりやすい。
  • 事業のトレンド性:成長市場に位置し、トレンド性が高い企業は人気になりやすい。
  • VC保有比率:VCが多くいる企業は事業のトレンド性が高く・成長企業であることが多いが、ロックアップがない場合はIPO後の需給が悪化しやすい
  • 売上高成長率・経常利益率:大きい方が人気。過去の業績が良い。
  • 前後2週間のIPO数:少ない方が投資家からの人気が高くなりやすい。
  • 過去1ヶ月の日経平均リターン:高い方が人気。投資家心理に影響。

初値予想方法については、「【IPO初値予想】IPOの評価方法を初心者向けにやさしく解説!過去の事例も」の記事で解説しています。

また、IPO初値・騰落率結果一覧では直近のIPOデータを掲載しています。

レオス・キャピタルワークスの主幹事・幹事証券

同社のIPO株を取り扱う証券会社は、次のようになっています。

証券会社名割当率割当株数
大和証券(共同主) 73.93%2,735,400株
SBI証券(共同主)23.48%868,600株
楽天証券 0.43%16,000株
FFG証券0.43%16,000株
マネックス証券 0.43%16,000株
野村證券0.43%16,000株
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 0.43%16,000株
松井証券 0.43%16,000株

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大株主情報

大株主の状況は以下の通りで、筆頭株主のSBIファイナンシャルサービシーズが親会社となっています。

また、第3位の遠藤 昭二氏は第2位の株式会社ISホールディングス、第7位の株式会社3Aの代表も務めています。

株主名比率
SBIファイナンシャルサービシーズ株式会社47.80%
株式会社 ISホールディングス23.67%
遠藤 昭二11.07%
藤野 英人4.19%
湯浅 光裕3.26%
遠藤 美樹1.40%
株式会社 3A1.39%
五十嵐 毅0.63%
渡邉 庄太0.55%
高橋 修0.54%

第4位の藤野 英人氏はレオス・キャピタルワークスの社長でもあり、元々はファンドマネージャーだったよね!

レオス・キャピタルワークスの業績情報

レオスの業績
目論見書を元に、いろはに投資作成
※2022年3月期から連結決算へ移行。
※2018年8月29日付で普通株式1株につき100株の割合で株式分割を実施。
決算期2018年3月2019年3月2020年3月2021年3月2022年3月
売上高3,8536,1576,0996,7839,479
成長率+59.8%-0.9%+11.2%+39.7%
経常利益1,1261,7941,4521,2651,969
成長率+59.3%-19.1%-12.9%+55.7%
経常利益率29.2%29.1%23.8%18.6%20.8%
当期純利益9831,1759628491,303
成長率+19.5%-18.1%-11.7%+53.5%
EPS81.8197.8680.1070.67108.5
BPS133.14227283.1329.77416.28

2022年3月期に売上が39.7%増と大きく伸びており、利益もそれぞれ50%超の増益となっています。

2022年3月期はまだアメリカでの金利上昇も緩やかで、株式市場が堅調に推移したため同社への資金流入も増え、期末の運用残高は前期末比15.3%増の1兆1,079億円となりました。

同社の収益は基本的に委託者報酬だから、運用資産残高の伸びが重要なんだよ!

レオスのEPSとBPS
EPSが左軸、BPSが右軸

EPS、BPSも順調に推移していて、22年3月期は過去最高のEPS108.5円、BPS416.28円となりました。

ただし、2022年12月末での運用資産残高が2022年3月末から2.3%減の1兆824億円となっている点は、今後の成長性を評価する上では懸念点となります。

レオス・キャピタルワークスの事業内容

レオス・キャピタルワークスは「資本市場を通じて社会に貢献します」を経営理念として、投資信託関連の業務を行っています。

事業は以下2つの業務から構成されています。

具体的にどんなことをやっているのか気になるな。

それぞれの業務について見ていきましょう。

投資信託委託業務

投資信託委託業務では、投資信託の設定、運用及び販売を行っています。

同社グループが運用を行う投資信託は以下のようになっています。

直接販売間接販売私募投資信託
国内株式レオス日本小型株ファンド
(一般投資家私募)
内外株式ひふみ投信ひふみプラス
ひふみ年金
まるごとひふみ100
海外株式ひふみワールドひふみワールド+
ひふみワールド年金
内外資産複合
(バランスファンド)
ひふみらいとまるごとひふみ15
まるごとひふみ50
まるごとひふみ50
(適格機関投資家専用)

「ひふみ」というのは何のことだろう?

同社が運用する全ての公募投資信託の名称には「ひふみ」というブランドを使用しています。

「ひふみ」には「次のゆたかさの、まんなかへ」という想いが込められており、顧客の夢や希望を叶えるための資産形成のまんなかの存在でありたいという信念でできています。

このひふみブランドを支えるチカラは、以下のようなものがあります。

  • 運用力
  • 発信力
  • 販売力

運用力

独自に発掘した成長企業に投資し、守りながら増やす運用を目指しています。

国内外の産業の動向や、個別企業の成長性などの定量情報を分析し、中・長期的に割安だと考えられる銘柄や安定的に業績を上げている企業への長期投資を行っています。

そして、同社の特徴として定量情報だけではなく定性情報からも分析を行っています。

同社のアナリストやファンドマネージャーは、実際に企業に足を運んで活動状況を見ています。

また、訪問先の経営者と面談を行い、目指す理想やその企業が世に与えうる影響などについて話し合うことで定量情報では得られない情報から分析を行っています。

定性情報があることによってより良い投資判断ができそうだね!

発信力

同社は Face to Face で顧客とコミュニケーションをとることを大切にしているため、セミナー、イベント、運用報告会等を実施して、投資の楽しさや重要性を伝えることを積極的に行っています。

また、2021年1月よりお金や投資についてたのしく・わかりやすく発信するYouTubeチャンネル「お金のまなびば!」を開設し、顧客の資産形成ニーズや不安に寄り添った内容を、平易な言葉を使いながら配信をしています。

販売力

同社の強みとして、直接販売と間接販売の2つの販売チャネルを持っているということが挙げられます。

直接販売チャネルを持つことで、顧客と直接コンタクトをとることができ、同社の正確なメッセージ伝達や自社商品ブランドの育成が可能となっています。

また、2023年2月末時点で96社の販売パートナーと取引をしており、日本の大手金融機関からネット証券などから幅広いサポートを受けています。

取引があることによって、その金融機関の口座でレオスの投資信託を購入できるワン!

顧客は既に口座を開設していることが多いため、顧客が既に持っている様々な金融機関の口座に対応できるよう販売パートナーの開拓を引き続き行う予定です。

投資顧問業務

投資顧問業務では、顧客から投資資金を受託、運用する業務を行っています。

同社では、投資一任契約に基づき、国内企業年金基金と海外ソブリンウェルスファンド(政府系ファンド)などを受託し運用しています。

投資一任契約とは

投資一任契約とは、投資運用業者が顧客から投資判断を一任され、顧客に代わり資産運用を行う契約のことです。

以上の業務や取り組みにより、全社の運用資産残高は2021年5月に1兆円を突破しました。

レオスが行っているような投資信託について詳しく知りたい方は、「【初心者向け】投資信託とは?仕組みや種類も図解で丸わかり」もご覧ください。

直近IPOの初値予想と騰落結果

直近の2月~3月にIPOした企業の初値予想と結果は以下の通りです。

企業名上場日初値予想初値騰落結果
日本ナレッジ3/23A(1.5~1.7倍)2.50倍
ハルメクホールディングス3/23A(1.5~1.7倍)1.15倍
アイビス3/23A(1.5~1.7倍)2.91倍
SHINKO3/22D(1.0倍以下) 1.02倍
プライム・ストラテジー2/22B(1.3~1.5倍)2.25倍

シリコンバレーバンクやクレディスイス問題などで株式市場は混乱している中、直近のIPOは堅調に推移しています。

最後に、他の企業の上場スケジュールについて知りたい方は「IPOスケジュール」もご覧下さい。

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