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楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンドの評価・評判・利回り

『いろはにマネーのファンド情報』では、ファンド(投資信託)の特徴や過去のリターン、評価などを独自目線でご紹介します。

本記事では、「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」の評価や利回りについて分かりやすく解説します。

監修者:曽根原 大介
監修者:曽根原 大介

上智大学 外国語学部卒業。在学中に米 San Diego State University ファイナンス学部に留学。FP3級保持。
2019年より株式会社インベストメントブリッジにて投資家向けWebサイトの運営や上場企業のIRコンサルティングを手掛け、現在は社長室 室長。
学生・新卒向けの金融教育活動も実施。日本株やアメリカ株、NISAの投信積立、仮想通貨などに7年以上投資している。

楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンドをひとことで言うと

楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンドは日本を含む全世界の株式に投資するインデックスファンドです。

ベンチマークはMSCI All Country World Index [ACWI]で、全世界47か国の大型株・中型株 約2,900銘柄に投資します。

つまり、これだけで各国市場の時価総額上位約85%をカバーできることになります。

信託報酬は0.0561%で、オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)の0.05775%より低く、最安水準となっています。

愛称は「楽天・オールカントリー」だよ!

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楽天・オールカントリーの基本情報

それでは、楽天・オールカントリーの基本情報を確認していきましょう。

項目 楽天・オールカントリー株式インデックスファンド
設定日2023/10/27
償還日無期限
運用会社楽天投信投資顧問
買付単位スポット購入:100円以上1円単位
積立:100円以上1円単位
売却単位1円以上1円単位
1口以上1口単位
買付手数料なし
信託報酬0.0561%
分配金利回り
純資産額896.97億円
ベンチマークMSCI オールカントリー・ワールド・インデックス (円換算ベース)
引用:楽天証券 (2024/3/19)

複数のマザーファンドへの投資を通じて、主として全世界の株式(DR (預託証券) を含む。)に投資し、「MSCI オールカントリー・ワールド・インデックス (円換算ベース)」に連動する投資成果を目指す。効率的な運用を行うために、投資信託財産で保有する有価証券の貸付取引を行う場合がある。原則、為替ヘッジを行わない。

運用方針

実は2023年10月27日から運用が開始された、新しいファンドなんです。

組入国の比率

国・地域比率
アメリカ59.9%
日本5.5%
英国3.2%
フランス2.7%
カナダ2.5%
スイス2.1%
ドイツ1.9%
豪州1.6%
オランダ1.1%
デンマーク0.8%
月次レポートより上位10位を記載。

アメリカが約6割を占めているね!

組入銘柄TOP10

組入れ銘柄TOP10は以下の通りです。

1位の「iShares Core MSCI Emerging Markets ETF」は、米国籍のETFとなっています。

新興国株式市場のパフォーマンスの指標となるMSCIエマージング・マーケッツIMI指数に連動する投資成果を目指すETFです。

それ以外は、アメリカの大型株が上位を占めています。

販売証券会社

「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」を取り扱っている証券会社は、楽天証券のみです。

過去のリターン

楽天・オールカントリーの過去の騰落率は以下のようになっています。

期間ファンドインデックス
1ヵ月+4.9%+5.1%
3ヵ月+12.3%+12.5%
6ヵ月
1年
3年
設定来+19.6%+19.7
月次レポートより

運用期間は短いものの、設定来は19.7%のプラスとなっています。

また、楽天証券の買付金額ランキングでも第5位となっています。(2024年3月19日時点)

楽天・オールカントリーの基準価額と純資産総額の推移は以下のようになっています。

しっかりとベンチマークに連動した運用実績となっていて、純資産総額も右肩上がりになっています。

新NISAの開始とともに人気を集めているね!

ただし、同じベンチマークに連動するeMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)と比べるとやや運用実績は劣っています。

同期間で比較すると、eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)はベンチマークとほぼ完全一致しており、乖離率が非常に小さいです。

以下がeMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)の過去の騰落率です。

期間ファンドインデックス
1ヵ月+5.0%+5.1%
3ヵ月+12.5%+12.5%
6ヵ月+14.3%+14.3%
1年+35.2%+35.2%
3年+70.5%+69.4%
設定来+131.6%+131.1%
月次レポートより

インデックスファンドなので、乖離率は小さいほど良いとされています。

楽天・オールカントリーの評価・評判

楽天・オールカントリーは5段階評価でいくつ?

楽天・オールカントリーの評価はズバリ5です。

理由としては、以下が挙げられます。

  • 低い信託報酬
  • 楽天証券ユーザーはポイントがもらえる

まず、信託報酬が業界最安値であることは非常に高評価です。

また、まだ日の浅いファンドですが騰落率は順調に推移しており、純資産額もこれからの流入でさらに伸びるでしょう。

さらに楽天証券では「投信残高ポイントプログラム」が実施されており、同ファンドであれば保有残高の年0.017%の楽天ポイントが毎月もらえます。

取扱証券が楽天証券のみで、購入者は必然的に楽天証券ユーザーであるため大きな利点です。

しかも、楽天証券ならクレカ積立で毎月0.5~1%のポイント還元もあります。

乖離率の面でオルカンには劣るものの気にするほどではないため、楽天証券の方にはおススメです。

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類似ファンド

他の同じようなファンドとは何が違うんだろう?

類似ファンドである「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」「SBI・全世界株式インデックス・ファンド」「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」の3つとそれぞれ比較してみましょう。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)と比較

楽天・オールカントリーeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー
ベンチマークMSCI オールカントリー・ワールド・インデックスMSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス
投資対象全世界株式全世界株式
構成銘柄数約2,900銘柄約2,900銘柄
購入時手数料なしなし
純資産額896.97億円27,759.79億円
信託報酬0.0561%0.05775%
引用:楽天証券 (2024/3/19)

どちらもベンチマークは同じで全世界株式を投資対象としています。

純資産額は圧倒的にオルカンの方が大きく、運用実績の長さが伺えます。

一方、信託報酬は楽天・オールカントリーの方が低く、より低コストで購入可能です。

この2つはほとんど大きな違いがありません。楽天証券の方は楽天・オールカントリー、それ以外の証券会社の方はオルカンを選べばいいでしょう。

SBI・全世界株式インデックス・ファンドと比較

楽天・オールカントリーSBI・全世界株式インデックス・ファンド
ベンチマークMSCI オールカントリー・ワールド・インデックスFTSE グローバル・オールキャップ・インデックス
投資対象全世界株式ETF
構成銘柄数約2,900銘柄約9,000銘柄
購入時手数料なしなし
純資産額896.97億円1,835.35億円
信託報酬0.0561%0.0682%
引用:楽天証券 (2024/3/19)

SBI・全世界株式インデックス・ファンドの愛称は「雪だるま」だよ!

雪だるまは主としてVTI・SPDW・SPEMといったETFを投資対象として、実質的に全世界株式に投資します。

ベンチマークも異なり、MSCIが小型株を含まないのに対してFTSEは小型株を含むため、銘柄数では雪だるまが上回っています。

ゆえに、分散性の高さという面で雪だるまは楽天オールカントリーに優っています。

しかし、ETFのコストがかかるため、雪だるまの管理費用は信託報酬と合わせて0.1022%となり、楽天オールカントリーと比べてコストは少し高いです。

楽天・全世界株式インデックス・ファンドと比較

楽天・オールカントリー楽天・全世界株式インデックス・ファンド
ベンチマークMSCI オールカントリー・ワールド・インデックスFTSE グローバル・オールキャップ・インデックス
投資対象全世界株式ETF
構成銘柄数約2,900銘柄約9,000銘柄
購入時手数料なしなし
純資産額896.97億円4,427.16億円
信託報酬0.0561%0.132%
引用:楽天証券 (2024/3/19)

楽天・全世界株式インデックス・ファンドの愛称は「楽天VT」だよ!

楽天VTは主としてVT・VTI・VXUSといったETFを投資対象として、実質的に全世界株式に投資します。

楽天VTも雪だるまと同様にETFのコストが重なり、管理費用は信託報酬と合わせて0.192%と高くなっています。

ちなみに”VXUS”は、米国株式を除く全世界株式へ投資するETFです。

いろはにマネーのファンド情報

【まとめ】曽根原は投資したい?

いろはにマネー編集長の曽根原さんはこのファンドに投資したいと思いますか?

100万円の元本があったとして、どれくらいこのファンドに投資しますか?

現時点では楽天・オールカントリーに投資はしないですね。

信託報酬が低いことは確かに魅力的ですが、オルカンと比べるとやや運用実績に不安が残ります。

さらに内容もオルカンとほぼ同じで、手数料もほぼ変わらないので、実績のあるオルカンでいいかなと思います。

ただ、楽天証券であれば楽天・オールカントリーを保有することでポイントが得られるのは魅力的です。

1年くらいは運用実績や実質手数料を見て、問題なさそうであれば投資したいと思います。

その場合、まだ全世界株に投資していなければ70万円を同ファンドに、残り30万円はアクティブファンドや金など他の資産にします。

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