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オープンワーク(5139)【IPO上場企業紹介・初値予想】

今回はIPO企業の中から、12月16日に東証グロースに上場予定のオープンワーク(5139)をご紹介します (同日にはフーディソンRebaseが上場予定です)。

オープンワークは、「OpenWork」などのワーキングデータプラットフォーム事業を展開している企業です。

想定時価総額は150.1億円で、情報・通信業のIPOとなっています。

上場後、企業様へインタビューを実施できた際に、企業からのメッセージを掲載致します。

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IPO概要・初値予想

IPO概要・初値予想

まず、オープンワークの初値予想およびIPO概要について、次の4つを解説していきます。

同社を購入検討している方は、ご確認ください。

IPO評価・初値予想

オープンワーク IPO評価

SBIリーシングサービスと同様に、投資家にはあまり人気がない親子上場です。

オファリングレシオは24%、公募比率は44%と標準的な数値となっています。

VCはおらず親会社からの売出しもないため、供給は安定しているでしょう。

しかし、上場日の前後に多くの企業がIPOを控えており、買いが集まりにくいことが予想されます。

これらの点から、IPO評価: C予想レンジ1.0倍~1.3倍)と判断しました。

※IPO評価、初値予想は過去のデータを元に編集部が予想したものであり、結果を確約、投資を推奨するものではございません。

初値予想アンケート

想定価格:2,920円

詳しい評価項目を知りたい方はこちら(クリックで開きます)
  • 発行済み株式数:想定時価総額を計算。
  • オファリングレシオ:小さい方が投資家からの人気が高い。市場に出回る株式数が少なくなることを意味するため。
  • 公募割合:大きい方が投資家からの人気が高い。企業に資金が多く入ることを意味するため。
  • 上場市場:グロースに上場する企業は人気が高くなりやすい。
  • 事業のトレンド性:成長市場に位置し、トレンド性が高い企業は人気になりやすい。
  • VC保有比率:VCが多くいる企業は事業のトレンド性が高く・成長企業であることが多いが、ロックアップがない場合はIPO後の需給が悪化しやすい
  • 売上高成長率・経常利益率:大きい方が人気。過去の業績が良い。
  • 前後2週間のIPO数:少ない方が投資家からの人気が高くなりやすい。
  • 過去1ヶ月の日経平均リターン:高い方が人気。投資家心理に影響。

初値予想の方法については、「【IPO初値予想】IPOの評価方法を初心者向けにやさしく解説!過去の事例も」の記事をご覧ください。

取り扱い証券

同社のIPO株を取り扱う証券会社は、次のようになっています。

証券会社名割当率割当株数
野村証券(主)94.81%1,228,700株
SBI証券1.74%22,500株
マネックス証券0.86%11,200株
アイザワ証券 0.52% 6,700株
岩井コスモ証券0.52% 6,700株
岡三証券0.52% 6,700株
松井証券0.52%6,700株
丸三証券0.52%6,700株

\ IPO取扱数No.1証券はこちら!/

どの証券会社が良いのか詳しく知りたい方は「IPO投資におすすめの証券会社ランキング」をご覧ください!

日程・価格

IPOの日程は次のようになっています。

ブックビルディング期間12月1日(木)~12月7日(水)
当選発表日12月8日(木)
申込期間12月9日(金)~12月14日(水)
上場日12月16日(金)

続いて、価格は以下のようになります。

仮条件2,920円〜3,150円
公開価格3,150円
初値3,500円

IPO企業の初値や騰落率に関しては、「IPO初値・騰落率結果【2022年】」をご覧ください。

大株主

株主の状況は次のようになっています。

株主名比率
株式会社リンクアンドモチベーション56.98%
増井 慎二郎32.77%
小倉 基弘4.17%
川島 浩治1.88%
小澤 博之1.04%
大澤 陽樹0.80%
池内 駿介0.34%
山﨑 慎也0.17%
本多 雄太朗0.14%
広瀬 悠太郎0.14%

親会社のリンクアンドモチベーション(2170)は東証プライム上場の企業だワン!

企業概要

IPO_企業概要

事業内容

オープンワーク株式会社は、「ひとりひとりが輝く、ジョブマーケットを創る」というミッションを掲げ、働く個人の声を蓄積・公開することで、ジョブマーケットの透明性向上を目指しています。

そこで同社は、転職・就職のための情報プラットフォーム「OpenWork」の開発・運用業務を含むワーキングデータプラットフォーム事業を展開しています。

同社サービスは、職業紹介事業などの人材ビジネス市場を対象としています。

働き方改革やリモートワークの普及など多様な働き方が広がる中、求職者の会社選びの基準も多様化していくと同社は見ています。

個人のキャリア観が変化し、終身雇用が構造的限界を迎える今、雇用の流動化は一層加速していくと思われるワン!

そんな市場で同社は、ワーキングデータプラットフォーム事業の中で3つのサービスを提供してます。

オープンワーク 事業
出典:目論見書

それぞれ見ていきましょう。

OpenWork

「OpenWork」は、社員口コミデータを基盤とした転職・就職のための会社情報サイトです。

オープンワーク サイト
出典:目論見書

また、同社データから働きがいを調査・分析して公表するオウンドメディア「働きがい研究所」を提供しています。

働く上での自分の特性・価値観・働き方タイプを知ることができる適正診断ツール「OpenFinder」などのコンテンツも人気のようです。

これにより、ユーザーは様々な観点のデータから会社の事態を調査し、転職や就職などに役立てることができます。

約64,000社のが掲載されてて、約1,380万件のクチコミ・スコアが載ってるんだって!

収益源は、「ユーザーによる有料会員登録」と「提携しているサービス運営企業からの紹介料」の2つだワン!

OpenWorkリクルーティング

同サービスは、自社の働き甲斐を採用力に変えることができる企業向け採用支援サービスです。

利用企業は自社の求人を「OpenWork」上に掲載し、求職者に対して応募勧誘のためのスカウトメールを送信できます。

「OpenWork」上の評価スコアに応じて、求人掲載順位や企業の送信可能なスカウトメール数が変動するという設計になっているのが特徴です。

会社のことをよく理解したうえで、求人に応募できるシステムになってるんだね!

結果として、求人企業と求職者の双方のミスマッチ低減や入社後定着率の向上を図ることができます。

収益は、求人企業や人材紹介エージェント企業からの成功報酬型です。

また、一定期間の求人掲載費用も収益になります。

契約社数は約1,700社、登録エージェント企業数は約370社となっているワン!

その他事業

同社は、蓄積された社員クチコミを活用したビジネスを開始しています。

上場企業のうち90%以上の社員クチコミと評価スコアが掲載されているんだって!

その1つとして、社員クチコミデータを投資判断のためのオルタナティブデータとして提供するサービス「FIS(Financial Indicator Service)」を展開しています。

技術の発展や金融業界内でのアルゴリズム取引の導入が進み、海外のヘッジファンドを中心にオルタナティブデータの活用が進んでいるんだワン!

決算情報

次に、同社の決算情報を見てみましょう。

オープンワーク 営業収益
出典:目論見書

売上高は右肩上がりで推移していますが、成長速度は鈍化しているようです。

2020年には新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受けて転職者数は減少しました。

しかし2022年では、転職希望者は2019年度の水準を超えるところまで回復しています。

2022年度12月の期業績予想では、営業収益19.7億円(前年同期比28.3%増)となっているワン!

2018年には、親会社であるリンクアンドモチベーションへの第三者割当増資などをへて、大幅に資産を伸ばしています。

グラフからわかるように純資産の割合が高く、自己資本比率は2022年12月期第3四半期時点で91.6%となっています。

オープンワーク 利益
出典:目論見書

2019年、2020年と大きく利益は落ち込みましたが、V字回復を見せています。

2022年度12月期の通期業績予想では経常利益5.4億(前年同期比69.2%)、当期純利益3.8億円(前年同期比63.6%)となっています。

当期純利益率も約20%と高い水準だね!

算出した一株当たり指標は、次のようになっています。

1株当たり指標予想値
調整後EPS73.9円
調整後BPS868.4円
調整後PER39.5倍
調整後PBR3.4倍
各数値は、2022年通期決算予想数値をもとに想定発行価格を2,920円とし、
IPOによる新規発行株式数と調達資金の手取概算額を考慮して計算しています。

2022年10月、グロース市場における情報・通信業企業の単純平均PERは61.1倍となっているので、同社は比較的割安と捉えることもできるワン!

経営陣

同社の役員は8名(うち2名女性)おり、その中から抜粋で役員の経歴を紹介します。

代表取締役社長 大澤 陽樹

2009年4月 株式会社リンクアンドモチベーション入社
2018年10月 株式会社ヴォーカーズ(現当社)兼務出向
2019年1月 当社執行役員
2019年11月 当社取締役副社長
2020年4月 当社代表取締役社長(現任)

最後に、他の企業の上場スケジュールについて知りたい方は「IPOスケジュール【2022年】」もご覧下さい。

IPO投資をするなら開いておきたい証券口座

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※本記事は2022年11月21日時点の情報を元に作成されています。
※本記事内で紹介されている意見は個人的なものであり、記事の作成者その他紹介企業等の意見を代表するものではありません。
※本記事は情報提供を目的としており、特定の商品や手法を推奨するものではありません。投資に関する意志決定はご自身の判断にてお願い致します。


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