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eWeLL(イーウェル)(5038)【IPOインタビュー・上場企業紹介・初値予想】

※この記事は8月16日公開の記事にインタビューを追記したものです。

eWeLL IPO

今回は9月16日に上場予定のeWeLL(5038)をご紹介します!

株式会社eWeLLは、 SaaS型の訪問看護向け業務支援ツールを提供するIT企業です。

想定時価総額は99.8億円で、東証グロースに上場します。

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この記事は音声でも聞くことが出来ます▼

企業からのメッセージ

10月20日(木)、株式会社eWeLLの中野社長にインタビューを実施しました。

インタビューでは上場後の戦略や、個人投資家へのメッセージなどを伺いました。

eWell 中野代表

代表取締役社長 中野 剛人氏

1991年、(株)サンエースに入社。
プロジェットスキー選手として日本一を経験。
2012年、株式会社eWeLLを設立。

創業の経緯・上場までの道のり

どうして訪問看護事業を起こそうと思ったのかな?

私は13年間プロジェットスキー選手をやっていましたが、始めてすぐの頃、練習中に大事故に遭いました。

肝臓破裂で意識不明の状態となりましたが、奇跡的に10日後に意識を取り戻し一命を取り留めました。

その後、約10ヵ月間の入院生活の中で、看護師さんに大変お世話になり恩返しをしたいという気持ちが強くなりました。

また、日本の在宅医療の重要な役割を担う訪問看護の現場業務は非効率だという現状がありました。

入院や介護ボランティアでの経験を通じて、訪問看護における書類作成の煩雑さや大量の書類が保存されている事実を知りました。

そこで訪問看護業界に新たなイノベーションを起こす必要があると考えました。

当時は「レセコン」(訪問看護ステーションから健康保険組合などの支払い機関に対し、診療報酬を請求するために「レセプト(診療報酬明細書)」を作成するシステム)が多く存在しました。

しかし、日常業務管理のDX化が全然進んでいなかったため、看護師さんや社会に恩返しするために、この領域で本当に役立つ本物のサービスを提供しようと決意し、2012年に株式会社eWeLLを創業しました。

社会背景としては、日本の社会課題である少子高齢化は加速度的に進んでおり、2060年まで高齢化率の上昇は解消されません。

また、訪問看護市場は過去10年間、右肩上がりで成長し続けています。

訪問介護市場
出典:目論見書

IPOの目的

そもそもどうしてIPOしたんだろう?

我々がターゲットとしているのは、訪問介護ではなく「訪問看護」のため、国家資格を持った医療従事者に対してサービスを行うことになります。

そのため、在宅医療のインフラともいうべき基幹システムとサービスを長期により安定して提供していくために、上場を決意しました。

また、創業時に創業メンバーの北村亜沙子(同社常務取締役)さんと10年以内に上場させたいと決めていました。

上場で調達した資金は何に使うの?

主に、設備投資と借入金返済に充当させたいと考えています。

具体的には、次の目的に資金を充てていきます。

  • 医療保険のレセプトオンライン化
  • iBowにビジネスインテリジェンス機能を搭載
  • 2024年期限の借入金の返済

訪問看護では、介護保険のレセプトはオンライン請求ができますが、医療保険については対応が検討されている状況です。

今回の資金をもって医療保険のレセプトオンライン化に合わせた機能の開発を計画しております。

また、当社サービス「iBow」等に蓄積された大量のデータを分析・見える化し、訪問看護ステーションの経営層の意思決定をサポートする機能の開発を計画しております。

初値に対するコメント

当社の初値は3,910円と、公募価格の1700円を130%上回りました。

日本では少子高齢化が進んでおり、今後さらに拍車がかかっていくことが予想されています。

それによる訪問看護の需要増と、当社サービスの質の高さに対する価格の安さが高く評価されたと考えております。

株主への還元

今後の配当実施の可能性および時期については未定ですが、株主様への還元は経営上重要であると考えています。

将来的に安定的な配当を行うことを検討しています。

今後の注目点

投資家としてはどこに注目すればいいだろう?

当社の競合優位性といたしまして、希少性の高い情報を持っていることが挙げられます。

医療は大きく以下の4つに分けられます。

  • 健診・予防
  • 急性期医療
  • 慢性期医療
  • 終末期医療

この中で当社は慢性期医療と終末期医療の情報を保持しております。

訪問看護の事業活動を通じて、今までは病院の中に眠っていた情報を発掘し、活用することができております。

現在、全国約2,000ステーションで利用されており、高い競争優位性も維持することが可能になっています。

eWeLL成長戦略
出典:目論見書

訪問看護に特化していることも強みなんだね!

また、当社では日常業務に着目したことも優位性につながっていると思います。

ほとんどの企業がレセプト業務のDX化を推進している中で、未だ約8割の訪問看護ステーションがペーパーベースで行っている日々の業務のDX化を当社は進めています。

これはレセプト業務自体が、日々の業務記録をもとに行われているからです。

iBowレセプト

また、昨年からはその仕組みを活かし、レセプト業務にも進出しました。

リリースしたiBowレセプトは自動的に日々の業務記録と連動しているため、入力画面が必要なく、大幅に作業時間の低減に貢献しています。

まさに訪問看護市場にイノベーションを与えたんだね!

投資家へのメッセージ

eWeLL 企業理念
出典:目論見書

我々は、「ひとを幸せにする」というミッションを掲げて活動しております。

そのため、すべての人が幸せになれるよう社会に貢献していきたいと考えておりますので、応援いただければ幸いでございます。

IPO概要・初値予想

IPO概要・初値予想

まず、eWeLLの初値予想、およびIPO概要について以下の4つを解説していきます。

  • IPO評価・初値予想
  • 取り扱い証券
  • 日程・価格
  • 株主構成

同社を購入検討している方は、ご確認ください。

IPO評価・初値予想

IPO評価:B(予想レンジ1.3~1.5倍)

IPOでは人気のあるSaaS関連企業の上場です。

業績は安定しており、オファリングレシオも20%程度と適正水準です。

総合的にみて、一定の初値上昇は期待できると考えています。

公開株数は多いですが、現在の市況は回復傾向にあります。

これらの点から、IPO評価:B、予想初値レンジ: 1.3~1.5倍と判断しました。

※IPO評価、初値予想は過去のデータを元に編集部が予想したものであり、結果を確約、投資を推奨するものではございません。

IPOスケジュール IPO評価概要
詳しい評価項目を知りたい方はこちら(クリックで開きます)
  • 発行済み株式数:想定時価総額を計算。
  • オファリングレシオ:小さい方が投資家からの人気が高い。市場に出回る株式数が少なくなることを意味するため。
  • 公募割合:大きい方が投資家からの人気が高い。企業に資金が多く入ることを意味するため。
  • 上場市場:グロースに上場する企業は人気が高くなりやすい。
  • 事業のトレンド性:成長市場に位置し、トレンド性が高い企業は人気になりやすい。
  • VC保有比率:VCが多くいる企業は事業のトレンド性が高く・成長企業であることが多いが、ロックアップがない場合はIPO後の需給が悪化しやすい
  • 売上高成長率・経常利益率:大きい方が人気。過去の業績が良い。
  • 前後2週間のIPO数:少ない方が投資家からの人気が高くなりやすい。
  • 過去1ヶ月の日経平均リターン:高い方が人気。投資家心理に影響。

初値予想の方法については、「【IPO初値予想】IPOの評価方法を初心者向けにやさしく解説!過去の事例も」の記事をご覧ください。

取り扱い証券

同社のIPO株を取り扱う証券会社は以下の通りです。

証券会社名割当率割当株数
大和証券(主幹事)73.90%1,566,300株
野村證券22.85%484,200株
SBI証券1.30%27,600株
松井証券0.65%13,800株
マネックス証券0.65%13,800株
極東証券0.65%13,800株

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どの証券会社が良いのか詳しく知りたい方は「IPO投資におすすめの証券会社ランキング」をご覧ください!

日程・価格

IPOの日程は以下のようになっています。

抽選申込期間9月1日(木)~9月7日(水)
当選発表日9月8日(木)
購入申込期間9月9日(金)~9月14日(水)
上場日9月16日(金)

続いて、価格は以下のようになります。

仮条件1,500円~1,700円
公募価格1,700円
初値3,910円

大株主

株主の状況は以下のようになっています。

株主名比率
中野 剛人39.15%
北村 亜沙子16.37%
住友商事(株)13.66%
合同会社RSPファンド6号12.94%
島田 亨5.45%
松下 智樹4.92%
SMBCベンチャーキャピタル(株)3.41%
(株)シグマクシス・インベストメント1.35%
江尻 裕一0.65%
中尾 充0.40%

大株主上位2人の中野氏と北村氏は、同社の経営者です。

経営陣が同社の過半数の議決権を握っていることが分かります。

3位の住友商事と同社は資本業務提携を結んでいるワン!

企業概要

IPO_企業概要

事業内容

同社は「ひとを幸せにする」をモットーに、「在宅療養に新しい価値の創造を行い、すべての人が安心して暮らせる社会の実現」を目指しています。

ewell企業理念
目論見書より

同社は訪問看護専用の電子カルテ管理システム「iBow(アイボウ)」をクラウドとして提供しています。

特に主力事業として、以下の3つのサービスを提供しています。

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

訪問看護専用電子カルテ iBow

iBowは同社の主力サービスで、訪問看護専用の電子カルテサービスを提供しています。

ibow
目論見書より

このサービスの特徴はカルテのデジタル管理だけにとどまらず、ノウハウや解決策の情報共有も行う点です。

よって、業務の初めから終わりまで一体的に支援することができます。

電子カルテを簡単に管理でき、かつ迅速に情報を取り出せる特徴を生かして、医療現場の効率化を推進しています。

訪問看護の生産性向上に役立ちそうだね!

訪問看護専用 勤怠管理 iBow KINTAI

ibow kintai
目論見書より

看護師のシフト・スケジュール管理ツールを提供しています。

これにより、訪問看護における従業員の負担軽減に貢献しています。

DX化が進む今日において、業務管理のデジタル化のニーズは高く、今後も成長が見込めます

スタッフの勤怠管理が効率化できるワン!

iBow 事務管理代行サービス

ibow 事務代行
目論見書より

これまで社内で行っていた、事務を代行するサービスです。

企業側としては、アウトソーシングすることでコストの削減を図ることができます。

また、売上に連動する料金体系となっているため、経営が悪化した際に問題となる固定費のリスクを軽減することができます。

専門スタッフに任せることで、看護業務に専念できるね!

決算情報

続いて、同社の決算情報を見ていきましょう。

経営成績
目論見書より

同社の業績は好調で、売上高は順調に成長しています

利益率の高さも特徴で、2021年度の営業利益率は33.7%でした。

同社が高い付加価値を生み出すビジネスモデルの確立に成功していることが分かります。

eWeLL財務
目論見書より

経営初期は先行投資が膨らみ赤字を計上していましたが、2020年度から黒字に転換し利益を成長させていることが分かります。

株式価値判断の根拠となる1株当たりの純資産額も成長しています。

友だち追加

経営陣

同社の役員は8名おり、その中から抜粋で役員の経歴を紹介します。

代表取締役社長 中野 剛人

1991年4月 (株)サンエース 入社
2012年6月 当社設立 代表取締役社長
2018年4月 当社取締役会長
2018年12月 当社代表取締役社長(現任)

常務取締役 管理本部長 北村 亜沙子

2012年7月 当社 入社
2012年10月 当社常務取締役(現任)
2019年1月 当社カスタマー本部長
2020年2月 当社管理本部長(現任)

最後に、他の企業の上場スケジュールについて知りたい方は以下のページもご覧下さい。

https://www.bridge-salon.jp/toushi/ipo-2022/

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※本記事は2022年8月16日時点の情報を元に作成されています。
※本記事内で紹介されている意見は個人的なものであり、記事の作成者その他紹介企業等の意見を代表するものではありません。
※本記事は情報提供を目的としており、特定の商品や手法を推奨するものではありません。投資に関する意志決定はご自身の判断にてお願い致します。


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