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クラダシ(5884)のIPO初値予想と上場概要紹介

今回はIPO企業の中から、6月30日に東証グロースに上場予定のクラダシ(5884)をご紹介します。(同日は「ノバレーゼ」「ジーデップ・アドバンス」が上場予定です)

クラダシは、賞味期限の近いフードロス食品を低価格でネット販売する企業です。

想定時価総額は53.8億円で、卸売・小売業のIPOとなっています。

※上場後、企業様へインタビューを実施できた際に、企業からのメッセージを掲載致します。

監修者:曽根原 大介
監修者:曽根原 大介

上智大学 外国語学部卒業。在学中に米 San Diego State University ファイナンス学部に留学。FP3級保持。
2019年より株式会社インベストメントブリッジにて投資家向けWebサイトの運営や上場企業のIRコンサルティングを手掛け、現在は社長室 室長。
日本株やアメリカ株、NISA、クラウドファンディングといった投資に関する記事監修や、学生・新卒向けの金融教育活動も実施。

クラダシのIPO基本情報

ここでは上場日や、いろはに投資独自の初値予想を見てみましょう。

上場日6月30日(金)
いろはに投資独自の初値予想B(1.3倍以上1.5倍未満)
※想定価格500円から、650円~750円
企業Webサイトhttps://corp.kuradashi.jp/
取り扱い証券大和証券 (主幹事) 、SMBC日興証券SBI証券松井証券マネックス証券 など

IPO取り扱い数No.1のSBI証券が取り扱っているね!

クラダシのIPO日程と価格

IPOの日程と価格は次のようになっています。

※発表次第更新しています。

想定価格500円
仮条件500~520円
ブックビルディング期間6月15日(木)~6月21日(水)
当選発表日6月22日(木)
公開価格520円
申込期間6月23日(金)~6月28日(水)
上場日6月30日(金)
初値800円

初値は公開価格の約1.53倍になったよ!

クラダシのIPO初値予想

クラダシ評価理由再

フードロス削減に繋がるこれまでにないビジネスモデルは、利益性と話題性を兼ね備えており、初値上昇にプラスの要因となるIPOテーマです。

また時価総額は53.8億円、吸収金額は19.0億円と小さいことも初値上昇にプラスの要因だと考えられます。

ただし他にも2社が同日上場するなど上場予定企業が多いことや、オファリングレシオが34.3%と高いことは初値上昇にマイナスの要因です。

さらに現在は広告費のために経常損失を出していることも、初値上昇にマイナスの要因となります。

これらの点から、IPO評価: B(予想レンジ1.3倍~1.5倍=650円~750円)と判断しました。

※IPO評価、初値予想は過去のデータを元に編集部が予想したものであり、結果を確約、投資を推奨するものではございません。

初値予想アンケート

想定価格:500円

The poll has expired!

詳しい評価項目を知りたい方はこちら(クリックで開きます)
  • 発行済み株式数:想定時価総額を計算。
  • オファリングレシオ:小さい方が投資家からの人気が高い。市場に出回る株式数が少なくなることを意味するため。
  • 公募割合:大きい方が投資家からの人気が高い。企業に資金が多く入ることを意味するため。
  • 上場市場:グロースに上場する企業は人気が高くなりやすい。
  • 事業のトレンド性:成長市場に位置し、トレンド性が高い企業は人気になりやすい。
  • VC保有比率:VCが多くいる企業は事業のトレンド性が高く・成長企業であることが多いが、ロックアップがない場合はIPO後の需給が悪化しやすい
  • 売上高成長率・経常利益率:大きい方が人気。過去の業績が良い。
  • 前後2週間のIPO数:少ない方が投資家からの人気が高くなりやすい。
  • 過去1ヶ月の日経平均リターン:高い方が人気。投資家心理に影響。

初値予想方法については、「【IPO初値予想】IPOの評価方法を初心者向けにやさしく解説!過去の事例も」の記事で解説しています。

また、IPO初値・騰落率結果一覧では直近のIPOデータを掲載しています。

クラダシの主幹事・幹事証券

同社のIPO株を取り扱う証券会社は、次のようになっています。

証券会社名割当率割当株数
大和証券 (主幹事) 91.3%3,465,000株
SMBC日興証券 2.1%82,500株
野村證券 2.1%82,500株
SBI証券 1.7%66,000株
東洋証券 0.9%33,000株
松井証券 0.4%16,500株
マネックス証券 0.4%16,500株
楽天証券 0.4%16,500株
マネックス証券0.4%16,500株

IPO投資するならSBI証券

>>IPO投資におすすめの証券会社ランキングを見る

大株主情報

大株主の状況は以下の通りです。

筆頭株主である合同会社Social Goodは、クラダシの代表取締役社長である関藤竜也氏が所有しており、 関藤氏の所有株式割合は実に76.2%となっています。

株主名比率
合同会社Social Good71.03%
ACTWELL合同会社8.33%
髙杉 慧4.12%
新生ベンチャーパートナーズ2号投資事業有限責任組合3.66%
HAKUHODO DY FUTURE DESIGN FUND投資事業有限責任組合2.93%
徳山 耕平1.95%
河村 晃平1.60%
ロート製薬(株)1.47%
大沢 亮1.16%
城前 圭毅0.97%
目論見書より上位10名を記載

同社の株を保有するVCは継続保有を表明しているよ!

クラダシの業績情報

蔵出し業績1
決算期2018年6月2019年6月2020年6月2021年6月2022年6月
売上高3045315661,2632,073
成長率+74.7%+6.6%+123.1%+64.1%
経常利益3121860-74
成長率+300.0%+50.0%+233.3%
経常利益率1.0%2.3%3.2%4.8%
当期純利益05534-80
成長率+0.0%+580.0%
EPS0.10.60.74.09.2
BPS1.31.94.48.3-0.9
目論見書を元に、いろはに投資作成
※2021年9月29日付で1株当たり10,000株の分割を実施。
上記表・グラフでは、2018年12月期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して算定した場合の数値を記載しております。

売上高は順調に成長しており、2023年6月期には前期比44%増の約3,000百万円の売り上げが予想されています。

経常利益については直近は赤字となっていますが、これは広告費のためです。

広告効果は結果に出ていて、売上高・顧客数ともに増加しており、この傾向は2023年以降も続くと予想されます。

限界利益率(売上高から売上原価及び配送料等の変動費を控除した金額を売上高で除して算出)は24%前後と健全な数値を推移しています。

クラダシ業績2
目論見書を元に、いろはに投資作成
※2021年9月29日付で1株当たり10,000株の分割を実施。
上記表・グラフでは、2018年12月期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して算定した場合の数値を記載しております。

BPSは2022年6月期にマイナスになっていますが、EPSは高い成長性を見せています。

まだまだ売り上げが増えそうだね!

クラダシの事業内容

クラダシは、「ソーシャルグッドカンパニーでありつづける」というミッションのもと、フードロスを日本で1番削減している会社です

同社は以下のように、ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」をメインに事業を展開しています。

クラダシ事業1
目論見書より

オンライン販売「Kuradashi」

  • フードロス食品の販売

オフライン販売「Kuradashi Hub」

  • 認知拡大も目的とした実店舗販売

Kuradashi内ストアの販促事業「Kuradashi Stores」

  • Kuradashiでのデータを用いたECコンサルティング事業

同社は、フードロス商材をパートナー企業から安く買い取り、ソーシャルグッドマーケット 「Kuradashi」を通じてウェブサイト・アプリ上で消費者に販売しています。

様々な理由で販路を失いブランドイメージの保護及び市場価格の保護のために廃棄される商品を、迅速に消費者に提供することで廃棄物発生の大幅削減を実現しています。

クラダシ事業2
目論見書より

消費者には見えないところでこんなにもフードロスが発生しているんだね…

また、同社の販売活動は中古(2次流通)でも新品(1次流通)でもない商品を市場に提供する1.5次流通を創出しています。

これにより、SDGsやESGといった観点からパートナー企業のイメージ向上が期待され、フードロス削減に取り組む企業のブランド価値向上を支援しています。

そして、同社はこのような事業で得た売上の一部で環境保護、災害対策、医療・福祉サービスの充実などの社会貢献活動を支援する仕組みを構築しています。

クラダシ事業3
目論見書より

サプライヤー、消費者、そして社会のためになる、まさに三方よしのビジネスモデルと言えるでしょう。

社会課題に真剣に取り組む応援したくなる企業だね!

直近IPOの初期予想と騰落結果

直近の6月にIPOした企業の初値予想と結果は以下の通りです。

企業名上場日初値予想初値騰落結果
リアルゲイト6/22C(1.0~1.3倍)2.12倍
オービーシステム6/21C(1.0~1.3倍)1.76倍
シーユーシー6/21C(1.0~1.3倍)2.30倍
Globee6/14C(1.0~1.3倍)2.32倍
ABEJA6/13A(1.5~1.7倍)3.21倍

日経平均がバブル後最高値をつける市場の中、6月初めのIPO5件の初値騰落率は平均で2.34倍と堅調に推移しています。

最後に、他の企業の上場スケジュールについて知りたい方は「IPOスケジュール」もご覧下さい。

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