【初心者向け】TOPIXとは?算出方法や日経平均株価との違いを簡単解説

約 6 分で読み終わります!

TOPIXとは_アイキャッチ

・株式投資を始めたいけど、銘柄の選び方が分からない。
・TOPIXと日経平均株価って何が違うの。

このようなお悩みを解決します。


この記事の結論

  • TOPIXは東証一部の全銘柄から算出された株価指数
  • 東証一部の値動きを知りたいなら日経平均よりもTOPIXを使おう
  • 東証の市場再編でTOPIXから脱落する銘柄も

今回は日経平均株価と並ぶ日本の代表的な株価指数である「TOPIX」について解説していきます。

TOPIX(トピックス)とは

TOPIXとは

TOPIXは東証一部の全銘柄を対象に算出・公表されている株価指数です。

東証株価指数とも言われ、1969年7月1日から公表されています。

1968年1月4日を基準日として、当時の時価総額を100として算出されています。(2021年7月13日時点で1,967.21)

TOPIXを見れば、東証一部の時価総額がどのくらい増減したかを知ることが出来るのです。

TOPIXは算出時の指数用時価総額と基準日の時価総額から算出されるんだよ!

指数用時価総額とは、浮動株数に基づいた時価総額のことだワン!

浮動株とは

発行されている株式の中で、安定株主に保有されていない市場で売買される可能性の高い株のこと。

TOPIXの算出方法

TOPIXは算出時点の指数用時価総額を基準時価総額で割って算出されます。

イメージしやすいように、以下の画像もご覧ください。

TOPIX算出方法
日本取引所グループ「TOPIX等株価指数の基礎データ」より作成

TOPIXは時価総額を基に計算するため、時価総額の大きい銘柄の影響を強く受けるのが特徴です。

21年5月末時点でのTOPIXのウェイト(割合)上位は以下の5銘柄。

  • トヨタ自動車(7203):3.5%
  • ソニーグループ(6758):2.6%
  • ソフトバンクグループ(9984):2.4%
  • キーエンス(6861):2.0%
  • 三菱UFJ(8306):1.6%

日本取引所グループ「TOPIX構成銘柄情報」より作成

どれも時価総額上位の有名企業ですね。

TOPIXに対する影響度のことを、投資の世界では「寄与度」とも呼ぶんだワン!

TOPIXと日経平均株価の違い

TOPIXと日経平均株価の違い

日本を代表する株価指数と聞くと、日経平均株価をイメージする人も多いでしょう。

まずはTOPIXと日経平均株価の違いを表で比較してみましょう。

TOPIX日経平均株価
対象銘柄東証一部の全銘柄(2,192社:2021年7月12日時点)日本経済新聞社が選んだ東証一部の225銘柄
算出方法算出日の指数用時価総額÷基準日の時価総額対象銘柄の株価平均から算出
特徴時価総額の高い銘柄の影響を受けやすい株価の高い銘柄の影響を受けやすい

まず、TOPIXと日経平均株価では対象銘柄数が大きく違いますね。

また、TOPIXは時価総額の高い銘柄に影響されやすいのに対し、日経平均株価は株価の高い銘柄に影響されやすいという特徴もあります。

日本市場の動きを知りたい時はどっちを見るのが良いのかな?

ニュースではよく日経平均株価が報道されますが、実際は東証一部全体を対象としているTOPIXの方が適切と言えますね。

東証一部には時価総額が小さい企業もたくさんあるから、日本の主要企業の値動きを知りたい場合には日経平均株価が適切なんだワン!

日経平均株価について詳しく知りたい方は、「【日経平均株価とは】225銘柄はどうやって選ばれる?チャートでわかりやすく解説!」もご覧ください。

【必須知識】NT倍率とは

NT倍率とは「日経平均株価÷TOPIX」で算出される指標のことで、2021年7月13日時点で14.60です。

両者の頭文字からNT倍率と呼ばれ、両指数の相対的な強さを表します。

NT倍率の増減から分かることは以下の2つ。

  • NT倍率が大きくなる時=輸出関連やハイテクなどの値がさ株が上昇している
    ⇒日経平均は株価の高い値がさ株の影響が強いため。
  • NT倍率が小さくなる時=国内に強い事業基盤を持つ内需関連・銀行株が上昇している
    ⇒TOPIXは(内需セクターが多い)時価総額の大きい銘柄の影響が強いため。

NT倍率を見ることで、どのセクター(業種)の株が値上がりしているかイメージできるんだワン!

そのほかにも、ST倍率と呼ばれる米国株とTOPIXを比較した指標もあるんですよ。

ST倍率とは

「S&P500÷TOPIX」で算出される指数のこと。

ST倍率が高いほど、日本株が米国株に出遅れていると判断される。

S&P500について詳しく知りたい方は、「S&P500とは?チャートでわかりやすく解説!連動の投資信託もご紹介!」もご覧ください。

TOPIX Core30って何?

TOPIX Core30とは

TOPIX Core30とは、TOPIX対象銘柄の中からさらに時価総額と流動性の高い30銘柄を対象に算出される指数です。

TOPIXの構成銘柄を細分化した「TOPIXニューインデックス」は8種類あるみたいね!

TOPIXニューインデックス

それぞれ、対象銘柄が異なるんだワン!

対象銘柄は以下のような基準になっています。

  • TOPIX Core30:時価総額と流動性が高い30銘柄
  • TOPIX Large70:TOPIX Core30の次に時価総額と流動性が高い70銘柄
  • TOPIX 100:TOPIX Core30とTOPIX Large70を構成する100銘柄
  • TOPIX Mid400:TOPIX Large70の次に時価総額と流動性が高い400銘柄
  • TOPIX 500:TOPIX 100とTOPIX Mid400を構成する500銘柄
  • TOPIX Small:TOPIXの対象銘柄から、TOPIX 500を除いた銘柄
  • TOPIX 1000:時価総額と流動性の高い1000銘柄
  • TOPIX Small500:TOPIX Smallの中で、TOPIX1000に含まれる500銘柄

TOPIXニューインデックスを参考に投資先を選ぶこともできるのね!

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東証の市場再編の影響

東証の市場再編

2022年4月4日に東証では市場区分の見直しが行われ、東証一部が消滅、新たにプライム市場が誕生します。

それに伴いTOPIXでは以下の通り対象銘柄の見直しが行われる予定で、段階的に対象銘柄が減少する見通しです。

  • 2022年4月1日時点の構成銘柄を継続してTOPIXに採用。
  • 流通株式時価総額が100億円未満の銘柄(21年6月末の基準かつ翌期末)は「段階的ウエイト低減銘柄」に指定。
  • 段階的ウエイト低減銘柄は2022年10月末~2025年1月末まで、四半期ごとに構成比率を下げて除外する

日本取引所グループ「指数コンサルテーション」より作成

新たなTOPIXはプライム市場の全上場銘柄をカバーするわけではない、ということですね。

段階的ウエイト低減銘柄に指定されても、2023年10月に再評価が実施されるんだワン!

東証の市場再編に関してより詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

【まとめ】TOPIXとは

TOPIXについて、概要から算出方法までご説明してきました。

最後に大事な点を3つ復習しましょう!

  • TOPIXは東証一部の全銘柄から算出された株価指数
  • 東証一部の値動きを知りたいなら日経平均よりもTOPIXを使おう
  • 東証の市場再編でTOPIXから脱落する銘柄も

TOPIXや日経平均は投資をする上で基礎知識となるので、しっかりと覚えておきましょうね。

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