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ジェイ・イー・ティ(6228)のIPO初値予想と上場概要紹介

今回はIPO企業の中から、9月25日に東証スタンダードに上場予定のジェイ・イー・ティ(6228)をご紹介します。

ジェイ・イー・ティは、半導体洗浄装置の開発・製造・販売をする企業です。

想定時価総額は207.9億円で、半導体製造装置業のIPOとなっています。

監修者:曽根原 大介
監修者:曽根原 大介

上智大学 外国語学部卒業。在学中に米 San Diego State University ファイナンス学部に留学。FP3級保持。
2019年より株式会社インベストメントブリッジにて投資家向けWebサイトの運営や上場企業のIRコンサルティングを手掛け、現在は社長室 室長。
日本株やアメリカ株、NISA、クラウドファンディングといった投資に関する記事監修や、学生・新卒向けの金融教育活動も実施。

ジェイ・イー・ティのIPO基本情報

ここでは上場日や、いろはに投資独自の初値予想を見てみましょう。

上場日9月25日(月)
いろはに投資独自の初値予想D(1.0倍未満)
※想定価格4,630円未満
企業Webサイトhttps://www.globaljet.jp/
取り扱い証券SBI証券(主幹事)、大和証券SMBC日興証券松井証券岩井コスモ証券、みずほ証券、むさし証券、ひろぎん証券

IPO取り扱い数No.1のSBI証券が取り扱っているね!

ジェイ・イー・ティのIPO日程と価格

IPOの日程と価格は次のようになっています。

※発表次第更新しています。

想定価格4,630円
仮条件4,300~4,630円
ブックビルディング期間9月7日(木)~9月13日(水)
当選発表日9月14日(木)
公開価格4,630円
申込期間9月15日(金)~9月21日(木)
上場日9月25日(月)
初値4,420円

初値は4,420円と、公募価格を割れる結果となったよ!

ジェイ・イー・ティのIPO初値予想

ジェイ・イー・ティ(6228)の初値評価

業績自体は堅調に推移しており、2019年度以降は年間20%越えの成長です。

業界としても中長期的な成長が見込まれており、非常に期待できます。

VC比率が低いという点も魅力的です。

ただ短期的な視点で見る場合、タイミングが悪すぎます

少し前に半導体関連企業を中心に日本市場は大きく伸びましたが、今は下落傾向にあります。

特に半導体関連企業は過熱しすぎた感が否めず、かなりの割高となっています。

また、同社の想定価格が4,630円と株価水準が高いので、拘束される資金は大きくなります。

同社の上場前後に多くの企業がIPOを予定していることもあり、手を出しづらい投資家も多いでしょう。

これらの点から、IPO評価:D(予想レンジ1.0倍未満=4,630円未満)と判断しました。

※IPO評価、初値予想は過去のデータを元に編集部が予想したものであり、結果を確約、投資を推奨するものではございません。

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初値予想のための注目度アンケート

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詳しい評価項目を知りたい方はこちら(クリックで開きます)
  • 発行済み株式数:想定時価総額を計算。
  • オファリングレシオ:小さい方が投資家からの人気が高い。市場に出回る株式数が少なくなることを意味するため。
  • 公募割合:大きい方が投資家からの人気が高い。企業に資金が多く入ることを意味するため。
  • 上場市場:グロースに上場する企業は人気が高くなりやすい。
  • 事業のトレンド性:成長市場に位置し、トレンド性が高い企業は人気になりやすい。
  • VC保有比率:VCが多くいる企業は事業のトレンド性が高く・成長企業であることが多いが、ロックアップがない場合はIPO後の需給が悪化しやすい
  • 売上高成長率・経常利益率:大きい方が人気。過去の業績が良い。
  • 前後2週間のIPO数:少ない方が投資家からの人気が高くなりやすい。
  • 過去1ヶ月の日経平均リターン:高い方が人気。投資家心理に影響。

初値予想方法については、「【IPO初値予想】IPOの評価方法を初心者向けにやさしく解説!過去の事例も」の記事で解説しています。

また、IPO初値・騰落率結果一覧では直近のIPOデータを掲載しています。

ジェイ・イー・ティの主幹事・幹事証券

同社のIPO株を取り扱う証券会社は、次のようになっています。

証券会社名割当率割当株数
SBI証券(主)89.96%1,400,000株
大和証券(共同主)4.35%70,000株
ひろぎん証券2.61%42,000株
みずほ証券2.61%42,000株
SMBC日興証券1.74%28,000株
岩井コスモ証券0.87%14,000株
松井証券0.43%7,000株
むさし証券0.43%7,000株

当選しやすい証券会社ランキング

なかなかIPOが当選しないな…

この記事をご覧頂いている方の中には、1つの証券口座だけでIPO抽選に参加している方も多いのではないでしょうか。

IPO投資で成功するには、複数口座を使い分けて抽選に参加するのがおすすめです。

以下の表では、IPO投資で開いておくべき”おすすめの証券口座”を紹介しています。

証券会社名 取扱数 主幹事数 抽選方法 事前入金
SBI証券 89 13
完全平等抽選: 60%
IPOチャレンジポイントに基づいた配分: 30%
取引状況等を踏まえて定めた配分: 10%
必要
楽天証券 65 0 完全平等抽選 必要
SMBC日興証券 47 24 完全平等抽選: 10% ステージ別抽選: 最大5% ※ほか対面割り当て 必要
松井証券 55 0 配分予定数量の70%以上を抽選 不要
岡三証券 38 0 取引実績に応じて優遇抽選 不要
マネックス証券 60 0 完全平等抽選 必要

※取扱数、主幹事数は2022年のデータ

松井証券や岡三証券は、事前入金不要で抽選に参加できるワン!

大株主情報

大株主の状況は以下の通りで、ZEUS CO.,LTDが親会社となっています。

株主名比率
ZEUS CO.,LTD98.14%
房野 正幸0.48%
平井 洋行0.36%
増田 隆0.29%
HiCAP3号 投資事業有限責任組合0.27%
問田 宗寿0.24%
小野 保0.13%
今井 志郎0.09%
2021年12月31日時点

ZEUS CO.,LTDって、どんな会社なの?

ZEUSは韓国の会社で、半導体やロボット、ディスプレイ関連装備を製造している会社です。

日本のジェイ・イー・ティだけでなく、韓国や中国にも子会社を保有しています。

なお、HiCAP3号 投資事業有限責任組合は90日、他の株主には180日のロックアップが存在します。

HiCAP3号 投資事業有限責任組合は広島銀行が設立したファンドだよ!

ジェイ・イー・ティの業績情報

ジェイ・イー・ティの業績分析1
決算期2018年12月2019年12月2020年12月2021年12月2022年12月
売上高15,16910,48012,58519,10223,114
成長率-30.9%+20.1%+51.8%+21.0%
経常利益1,0264486501,7031,896
成長率-56.3%+45.1%+162.0%+11.3%
経常利益率6.8%4.3%5.2%8.9%8.2%
当期純利益7973135251,1671,197
成長率-60.7%+67.7%+122.3%+2.6%
EPS206.0280.61135.06308.59317.62
BPS1,145.831,226.451,361.511,938.682,212.33
目論見書を元に、いろはに投資作成
※2021年12月期から連結決算へ移行。

同社は半導体の洗浄装置を扱っている会社であり、厳密にいうと半導体業界ではなく、半導体製造装置業界に属しています。

半導体業界はエレクトロニクス製品を含む世界的な消費減速の影響によりメモリー価格の下落が継続しており、打撃を受けているのが現状です。

ただデータセンター・スマートフォン・車載向けの半導体需要は堅調であり、半導体企業各社は投資を続けています。

その影響で半導体製造装置業界は、短期的にはやや減退するも、中長期的には増加傾向にあると、国際半導体製造装置材料協会(SEMI)が発表しています。

実際同社も2020年度以降大きく成長しており、今後もさらに売上高・純利益を伸ばしていくと思われます。

同社が8/21に発表した通期予想では、増収増益の予想を出しています。

ただ第二四半期時点で、売上高の進捗率が42%、純利益に至っては37%であり、本当に達成できるか不安な部分はあります。

ジェイ・イー・ティの業績データ2
※EPSは左軸、BPSは右軸
※2021年12月期から連結決算へ移行。
※2023年1月1日付で普通株式 1 株につき 2 株の株式分割を実施。

業績に伴い、EPS・BPSともに成長しています。

これを元に、同業他社であるSCREENホールディングス(7735)・東京エレクトロン(8035)と以下の表で比較してみます。

比較項目ジェイ・イー・ティ(6228)SCREEN(7735)東京エレクトロン(8035)
PER14.6倍11.8倍33.0倍
PBR2.1倍2.28倍6.3倍
PER×PBR(ミックス係数)30.726.9207.9
※SCREEN、東京エレクトロンは8/22時点での数値を使用
※ジェイ・イー・ティは株価に想定価格を使用

15倍が適正と言われるPERが14.6倍と、利益面では本質通りの株価と言えそうです。

一方、純資産面で適正具合を見ると、2.1倍と割高です。

22.5以下(日本の場合、半分の11.25が適切という場合も)で割安とされているミックス係数も、30.7と基準を大きく上回っています。

それでも加熱しすぎている半導体業界の中では、割安な銘柄と言えるでしょう。

今後の業績を考えると、注目の銘柄だね!

ジェイ・イー・ティの事業内容

ジェイイー・ティは半導体製造の前工程で使用される半導体洗浄装置の開発・設計・製造・販売を行っています。

洗浄工程というのは、半導体製造工程全体の30〜40%を占めています。

洗浄が十分でないと不良品の発生率が上がり、品質やコストに悪影響を与えるので、非常に重要な工程です。

同社の製品群

バッチ式洗浄装置

特殊枚葉式洗浄装置

リチウムイオン電池検査・製造装置

※同社の事業内容分析は近日中にアップデートいたします。

直近IPOの初期予想と騰落結果

直近の7月にIPOした企業の初値予想と結果は以下の通りです。

企業名上場日初値予想初値騰落結果
Laboro.AI7/31S(1.7倍超)2.06倍
クオルテック7/28C(1.0~1.3倍)0.92倍
GENDA7/28A(1.5~1.7倍)0.92倍
テクニスコ7/26C(1.0~1.3倍)1.63倍
エコナビスタ7/26A(1.5~1.7倍)2.54倍

日経平均は下落傾向にあり、以前ほどの勢いはなくなっています。

ただ、公募割れする企業も少々ありますが、直近のIPOは以前通りの伸び方をしています。

最後に、他の企業の上場スケジュールについて知りたい方は「IPOスケジュール」もご覧下さい。

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