
・NISAとiDeCoってお得な制度らしいけど、どう違うの?
・併用もできるのかな?
このようなお悩みを解決します。
資産形成を手助けしてくれる制度として、NISAやiDeCoを耳にしたことのある人は多いでしょう。
ところがいざ利用しようと思っても、「結局どっちがお得なの?」と、なかなか選べない人は多いはず。
結論から言うと、あなたの目的によって利用すべき制度は異なります。
この記事では、20年以上にわたり個人投資家向けのIRセミナーを開催してきた当社ならではの視点を元に、初心者の方に最適な制度をご紹介します。
以下のiDeCo・NISAガイドも見ながら、あなたに最適な制度を選んでみましょう。
iDeCo・NISAガイド
- iDeCoとNISAは併用できるが、NISAとつみたてNISAはどちらか1つのみ!
- 投資初心者はつみたてNISAから始めて、慣れてきたらiDeCoもやるのがおすすめ
- 株式投資を中心に、年間100万円ほど投資したい方は一般NISAがおすすめ
- 所得が高い方は優先的にiDeCoをやるのがおすすめ
一般NISA | つみたてNISA | iDeCo | |
---|---|---|---|
運用期間 | 5年間 | 20年 | 加入時~75歳 |
毎年の投資枠 | 120万円 | 40万円 | 14.4万円~81.6万円 |
取り扱い商品 | 株式・投資信託・ETF | 金融庁が選んだ投資信託・ETF | 定期預金・投資信託・保険 |
節税効果 | 利益が非課税 | 利益が非課税 | 掛金が所得控除 受取時も税制優遇あり |
口座維持手数料 | 無料 | 無料 | 171円~ |
途中での引き出し | いつでもOK | いつでもOK | 60歳まで原則NG |
※2024年1月からNISA制度が大きく変わります※
NISAの非課税期間が無期限となり、NISA(成長投資枠)とつみたてNISAが合体して、一生涯で1,800万円まで投資できるようになります。
新NISAの詳細は「新NISA改正や恒久化(無期限)はいつから?分かりやすく解説!」の記事をご覧ください。
NISAとiDeCoを活用するなら!おすすめの証券会社3選
- SBI証券(一番人気!)
公式サイト:https://search.sbisec.co.jp/
当社の独自調査でも人気No.1の定番ネット証券!手数料が安く、NISAの取扱数も豊富です。 - マネックス証券(クレカ積立がお得)
公式サイト:https://info.monex.co.jp/
誰でもクレカ積立で1.1%還元!毎年50万円投資なら5,500円分が戻ってきます。 - 楽天証券(楽天経済圏がお得)
公式サイト:https://www.rakuten-sec.co.jp/
楽天ポイントが貯まる・使える!楽天カードや楽天キャッシュ積立でポイント還元も。
「いろはに投資/マネー」を運営する株式会社インベストメントブリッジは、20年以上にわたり個人投資家向けに情報提供をしています。100社以上の上場企業のIR活動の支援実績があり、金融や投資のプロフェッショナルが在籍し長年培ったノウハウを活かし当メディアを運営しています。(運営会社情報を見る)
NISAとiDeCoは併用できる!年代別の使い分け方を解説

まず、NISA(つみたてNISA・一般NISA)とiDeCoは併用できます。
そのため、老後資金のための資産形成と、現役時代の資産運用は両立可能です。
iDeCoで老後に備えつつ、NISAで中期的な投資もできるんだね!
ただし、一般NISAとつみたてNISAの併用は不可と少しややこしいため、制度3つの併用状況を図で整理していきましょう。

投資未経験の方はまずはiDeCoかNISAどちらかでOKなのですが、比較的多く投資に回せる資金があるなら、両方を併用して資産形成するのが良いでしょう。
併用パターンは以下を参考にするんだワン!
NISAとiDeCoの併用パターン
一般NISAとiDeCoの併用がおすすめな人
- 5〜10年以内に使うお金と、老後資金を増やしたい人
- 短期的には株式投資で勝負をしつつ、老後に備えてiDeCoで積立もしたい人
つみたてNISAとiDeCoの併用がおすすめな人
- 10~20年後に使うお金と老後資金を増やしたい人
- iDeCoの限度額に上乗せして老後資金を貯めたい人
- 普段株式投資の勉強や企業分析をする時間が取れない人
NISAとiDeCoを併用する場合には、資産を効率的に増やすためにも掛金額のバランスが重要となります。
例えば子供の教育資金のための「つみたてNISA」と、老後に備えた「iDeCo」を利用するなら、早く必要となる「つみたてNISA」の配分を増やすと良いでしょう。
以下では、年代別におすすめな併用方法を説明します。
10・20代:少額からつみたてNISAがおすすめ
10代、20代になったばかりの方は、元々の貯金も少ない方が多いため、まずは貯蓄をしつつ同時並行で少額からつみたてNISAを利用しましょう。
20代で投資できると、時間を味方につけた長期積立投資ができます。
20代の後半に進むにつれて給与が徐々に増えてきたタイミングで満額までNISAを活用し、それでもまだ投資余力が残る方はiDeCoを活用してみてください。
順番としてはNISA→iDeCoなんだね!
貯蓄がまだ十分にできていない方もいるため、万が一の時に引き出しができるNISAの方が使い勝手が良いでしょう。
30代:つみたてNISAとiDeCoも検討しよう
30代は結婚をして家を購入したり、子どもができたりして、出費が増えやすい時期です。
20代でお金を貯めてこれなかった人は、貯蓄をしつつ教育資金の一部をつみたてNISAで運用するのがおすすめです。
長期投資は10年以上のスパンで見ると、利益を得やすい投資方法です。
そのため、お子さんが10歳未満であれば大学の学費、5歳程度であれば塾の講習費として活用してみましょう。
また、20代で貯蓄ができている方は、老後資産を作るためにiDeCoの利用もおすすめです。
iDeCoも併用することで所得税を減らすことができるため、30代以降で給料も増えるタイミングにピッタリの節税になります。
iDeCOと企業型DCの併用については、「iDeCoと企業型DCを併用するメリット・デメリットや併用できない条件を解説」の記事をご覧ください。
40代:iDeCoで節税しつつ一般NISAにも挑戦
40代では役職に就き、給与が増えている方も多くいます。
iDeCoの節税効果は給与が増えれば増えるほど、効果を発揮するものなので、40代の方はNISAよりもiDeCoを利用してみても良いでしょう。
節税効果が高い40代はiDeCoがメインなんだね!
iDeCoのデメリットである60歳まで引き出せない点も、20年程度で完了するので長期投資を始めるのに適したタイミングです。
もちろん、NISAを活用し、高配当株投資や優待株投資をするのも良いでしょう。
ただ、いきなり個別株投資を行うのはリスクが高いため、まずは積立投資から始めることをおすすめします。
【比較表】NISAとiDeCoの違い

NISAとiDeCoの違いを、しっかり確認しておきたい…
NISAとiDeCoの違いを今すぐ知りたい方に向けて、まずは比較表を見てみましょう。
一般NISA | つみたてNISA | iDeCo | |
---|---|---|---|
運用期間 | 5年間 | 20年 | 加入時~75歳 |
毎年の投資枠 | 120万円 | 40万円 | 14.4万円~81.6万円 |
取り扱い商品 | 株式・投資信託・ETF | 金融庁が選んだ投資信託・ETF | 定期預金・投資信託・保険 |
節税効果 | 利益が非課税 | 利益が非課税 | 掛金が所得控除 受取時も税制優遇あり |
口座維持手数料 | 無料 | 無料 | 171円~ |
途中での引き出し | いつでもOK | いつでもOK | 60歳まで原則NG |
一般NISAとつみたてNISAでは、運用期間や非課税投資枠、取扱商品に違いが見受けられます。
iDeCoは60歳まで資産を引き出せないなど、ほぼ全ての項目で一般NISAやつみたてNISAと異なっている点に注目です。
一般NISAは期間が短い代わりに金額が大きく、つみたてNISAはその逆だワン!
ただし、2024年以降はつみたてNISAと一般NISAが併用できるようになります。
※厳密には、新NISAとして一つの制度の中で成長投資枠と積立枠が使えるようになります。
そのため、NISAの中で毎月積立をしつつ、個別株投資やアメリカ株投資も一緒にできるようになるのです。
積立投資から始めて、慣れてきたら個別株投資にもチャレンジしやすくなるね!
一般NISA
一般NISAとは、専用口座を利用して投資した時、得られた利益に対する税金を非課税にできる税制優遇制度です。

例えば上図のように、株式を運用して100万円の利益が出たとします。
こうして得られた利益には通常約20%の税金がかかるため、20万円が税金として取られてしまうのですが、もしNISAを利用していた場合はこの税金が0円となるので、100万円をまるまるゲットできます。
へぇ〜!NISAを使うとかなりお得になるんだね!
一般NISAのメリット
- 株式投資に対応している
- 年間の非課税投資枠が大きい
毎年120万円までの投資にかかる税金を、最長5年間までゼロにできるのが大きな特徴と言えます。
つまり、最大600万円を非課税で運用できるんだワン!
一般NISAのデメリット
- 非課税期間が5年間しかない
- 損益通算や繰越控除が適用されない
一方で非課税期間が他の制度と比べて短く、NISA口座内にて税金の計算を済ませる必要がある点に注意しましょう。
株式投資もできるし、大きくお金を増やしたいなら役立つね!
つみたてNISA
つみたてNISAとは、2018年1月からスタートした、少額から長期・積立・分散投資を促進するための非課税制度です。
毎年40万円までの投資に対する利益が非課税になり、さらに20年間利用できるためコツコツと資産を育てるのに向いています。
つみたてNISAでは、手数料が安くてローリスクな初心者向けの商品が選べるワン!
つみたてNISAのメリット
- 少額投資でも利用しやすい
- 長期的な非課税投資枠が大きい
メリットは最低100円から気軽に積み立てられる点や、最大800万円(20年間)を非課税で投資できる額の多さが挙げられます。
つみたてNISAのデメリット
- 選べる投資先が少ない
- 年間非課税枠の上限が少ない
金融庁に定められた投資信託かETFしか対象にならず、年単位だと投資可能額が物足りないのはデメリットですね。
時間をかけてゆっくり資産を増やすなら、つみたてNISAが良さそう!
つみたてNISAの注意点については、「つみたて(積立)NISAはやめたほうがいいって本当?メリット・デメリットや注意点を解説」の記事もご覧ください。
iDeCo
iDeCo(イデコ)とは「個人型確定拠出年金」の愛称であり、老後の資金づくりに役立つ制度です。
かつては加入資格に制限がありましたが、2017年の制度改正で現役世代の国民ほぼ全員が加入できるようになりました。
月々5,000円からの掛金で始められ、豊かな老後の暮らしに必要な資産形成をサポートする点から注目されています。
2022年8月時点で、加入者数が260万人を突破しているワン!
iDeCoのメリット
- 掛金全額が所得控除になる
- お金を受け取る時も控除を得られる
iDeCoを利用することで所得税と住民税の負担が軽くなり、さらに積み立てたお金の受け取り時も控除が適用されます。
NISAよりも節税効果が高いんだね!
iDeCoのデメリット
- 自営業者以外の投資枠が少ない
- 原則60歳まで資産を引き出せない
ただし年金制度のため原則60歳まで引き出しが認められず、自営業者以外だと月2万円程度しか投資できない点は注意です。

2022年10月から加入条件が変わり、労使合意の規約や事業主掛金の上限の引下げがなくても加入できるようになりました。
会社員の人はこれまでよりも加入しやすくなったワン!
iDeCoの注意点については、「iDeCoはデメリットしかない?メリット含め分かりやすく解説」の記事をご覧ください。
NISAとiDeCoを活用するなら!おすすめの証券会社3選
- SBI証券(一番人気!)
公式サイト:https://search.sbisec.co.jp/
当社の独自調査でも人気No.1の定番ネット証券!手数料が安く、NISAの取扱数も豊富です。 - マネックス証券(クレカ積立がお得)
公式サイト:https://info.monex.co.jp/
誰でもクレカ積立で1.1%還元!毎年50万円投資なら5,500円分が戻ってきます。 - 楽天証券(楽天経済圏がお得)
公式サイト:https://www.rakuten-sec.co.jp/
楽天ポイントが貯まる・使える!楽天カードや楽天キャッシュ積立でポイント還元も。
NISAとiDeCoはどっちがいい?優先順位をタイプ別に紹介

うーん、NISAとiDeCoはどっちを使えばいいの?
NISAとiDeCoはどっちがおすすめかと言うと、人それぞれの投資スタイルによって変わってきます。
結論から話すと、以下の通り。
- つみたてNISAがおすすめな人
長期的にコツコツ積み立てたい人 - 一般NISAがおすすめな人
株式投資を中心に、年間100万円ほど投資したい人 - iDeCoがおすすめな人
老後に必要な資金を備えたい人
それぞれおすすめな人を、詳しく解説します。
つみたて(積立)NISAから始めた方がいい人
つみたてNISAがおすすめな人の特徴としては、以下の通り。
- 投資に初めて挑戦する
- 投資に回せるお金がさほど多くない
- 数年後~20年後に必要な資産を積み立てたい
少額からの長期積立を目的としているため、一般NISAと比べれば敷居も低くて始めやすいといえます。
中長期的にマイホームの購入や、子供の養育費などで必要な資金を増やしたい方にはベストな制度ですね。
投資をよく分かっていない人でも、つみたてNISAは利用しやすいよね!
いろはに投資では「初心者向けのつみたてNISAのおすすめ銘柄10選」も紹介しています。
一般NISAから始めた方がいい人
一般NISAがおすすめな人の特徴としては、以下の通り。
- ある程度の投資知識がある
- 株式投資で株主優待や配当金が欲しい
- まとまった額を一括で投資したい
一般NISAは非課税枠が年間120万円と多いことから、有効活用するためにも多少の投資知識を持っていた方が良いでしょう。
株式投資に挑戦したい人や、ゆとりある資金を短期間で増やしたい人に最適な制度だと言えます。
大幅な利益も狙える株式投資に興味があるならおすすめだね!
いろはに投資では「【株初心者におすすめの勉強法】株式投資を成功に導く23の基礎知識」という勉強ガイドも執筆しています。
iDeCoから始めた方がいい人
iDeCoがおすすめな人の特徴としては、以下の通り。
- 高所得でお金に余裕がある
- 自営業やフリーランスである
- 老後の暮らしを支える資金を準備したい
掛金全額が所得控除の対象になるという特性上、所得が多い人ほど節税効果の恩恵を受けられます。
自営業や個人事業主の方は公的年金制度が手厚くないからこそ、iDeCoを利用して老後に備えるのが有効ですね。
老後資金の準備を目的にした資産運用なら、iDeCoを選べばOKだワン!
いろはに投資では「iDeCo(イデコ)のおすすめ商品・金融機関」を毎月更新しています。
NISAとiDeCoを併用する際のおすすめの割合を職業別に紹介

ここからはNISAとiDeCoを併用する際のシミュレーションを職業別に行ってみます。
以下で詳しく解説します。
自営業の場合
自営業の場合は退職金がないため、iDeCoを使った資産形成が有効です。
自営業のiDeCoは掛金の上限が高いんだよね!
自営業のiDeCoでは、68,000円が掛金の上限となっています。
iDeCoを利用した際の所得税・住民税の年間軽減効果は以下の通りです。
月額20,000円 | 月額40,000円 | 月額68,000円 | |
---|---|---|---|
25歳/課税所得300万円 | 48,000円 | 96,000円 | 163,200円 |
35歳/課税所得480万円 | 72,000円 | 144,000円 | 244,800円 |
iDeCoの節税効果は魅力ですが、老後まで引き出せないとなると急に資金がなくなってしまうこともあるでしょう。
理想は投資に回せる金額のうち、iDeCoとNISAを半分半分で運用し、老後資産を確保することをおすすめします。
会社員・公務員の場合
会社員や公務員の場合は、国民年金と厚生年金があり、企業によっては企業型確定拠出年金や確定給付型の年金を用意しているところもあります。
自営業よりも老後資産を確保できそうだね!
そのため、iDeCoで老後資産を確保するよりも、NISAを利用し、家の購入資金を確保したり子どもの教育資金を貯めたりするなど、老後よりも前に必要なまとまった資金を作りましょう。
理想はNISAで使える金額を最大限使い、余ったお金でiDeCoを始めることです。
NISAやiDeCoにおすすめの証券会社4選

NISAやiDeCoって、どうやって始めたらいいの?
NISAやiDeCoを始める場合は金融機関で専用口座を開く必要があり、中でも証券会社を利用するのが一般的です。
ネット証券ならば自宅でもすぐ口座開設が可能で、特に利用者から高い人気を誇っているのが以下の4社。
それぞれ順に確認していきましょう。
SBI証券
SBIグループは2023年3月時点で1.000万口座を達成し、ネット証券国内株式個人取引シェアNo.1を誇っています。
「いろはに投資」の独自調査でも「本当におすすめしたい証券会社No.1」に選ばれているなど、評判が良い証券会社です。
そんなSBI証券のつみたてNISAは、毎日と毎週コースがあるので、基本の毎月コースよりもきめ細かく「時間分散投資」ができます。
また、つみたてNISAの支払方法を三井住友カードを使った「クレカ積立」で設定すれば、自動で積立投資ができます。
クレカ積立をすればVポイントも貯まる(0.5~5%還元)ので、お得に資産形成ができますよ。
低コストな商品を多く取り扱っているSBI証券は、あなたの資産を増やすパートナーになってくれるでしょう。
低コストで人気の「SBI・V・S&P500」を取り扱っているのも選ばれる理由だワン!
あわせて読みたい
マネックス証券
マネックス証券では、マネックスカードを使って毎月積立投資をすると、カード決済額に対して1.1%の「マネックスポイント」が貯まります。
「クレカ積立によるポイント還元サービス」は主要ネット証券で実施していますが、年会費(実質)無料のクレジットカードのなかでマネックスカードの還元率はトップレベルに高いです。
以下の表は、毎月3万円をクレカ積立した場合に貯まる合計ポイントを、SBI証券、楽天証券と比較したものです。
証券会社 | 決済手段 | ポイント還元率(通常時) | 1年 | 10年 | 20年 |
---|---|---|---|---|---|
マネックス証券 | マネックスカード | 1.1% | 3,960 | 39,600 | 79,200 |
SBI証券 | 三井住友カード(NL) | 0.5% | 1,800 | 18,000 | 36,000 |
楽天証券 | 楽天カード | 0.2% | 720 | 7,200 | 14,400 |
20年の運用で2倍以上の差が生まれるんだね!
つみたてNISAは長期の運用を前提としているので、こうしたポイント還元の恩恵も比較に入れておくべきです。
このように、マネックス証券のつみたてNISAは、ポイント還元を重視したいという人に最もおすすめと言えます。
楽天証券
楽天証券は「オリコン顧客満足度 ネット証券ランキング」で2年連続1位になるなど、今話題の証券会社です。
最大の強みである『楽天経済圏』を活かし、お得に資産形成ができます。
楽天ポイントを使って投資できるのは嬉しいな!
証券資産と年金資産が別サイトではなく、1つのIDで管理できるので、資産状況の確認がしやすく便利です。
また、iDeCoに関する疑問や不安を解消できる、ウェブセミナーを随時開催しているのも長期利用する上で安心ですね。
国内や海外の株式・債券だけでなく、REITや金に投資できるなど、投資商品が豊富だワン!
\最初の証券会社におすすめ/
楽天証券はNISA口座数No.1!(2023/05/08時点)
楽天ポイントが使えたり、100円から積立投資ができるなどメインの証券口座としてもおすすめです。
今ならNISAデビュー応援キャンペーンで、もれなく2,000ポイントがプレゼント!(~12月31日)
松井証券
松井証券は創業100年以上の証券会社です。
老舗だからこそ実現できるシステムの安定性は、iDeCoの長期運用にもぴったり。
保有中にかかる手数料については、低コストな商品を厳選しているなど利用者目線で運営されているのも魅力ですね。
操作方法で迷った時は、専用ダイヤルから丁寧にサポートしてくれるワン!
iDeCoとNISA(つみたて・一般)に関するよくある質問

ここからはiDeCoとNISAに関連するよくある質問についてお答えします。
以下で詳しく解説します。
Q.iDeCoとつみたてNISAはどっちを優先させるべきですか?
つみたてNISAは引き出し時の制限がないので、iDeCoよりも使い勝手がいい制度です。
そのため、つみたてNISAを優先させておくのが無難でしょう。
ただ、自営業の方や所得が高い方は節税効果の高いiDeCoを優先するのもおすすめです。
まずは毎月投資することに慣れるのが大事だワン!
Q.iDeCoとNISAを使って投資する割合はいくらが良いですか?
iDeCoとNISAの割合に正解はありません。
ただ、両方管理するのが面倒な方は、どちらかをスタートさせて先に満額まで投資してから余った方で投資すると良いでしょう。
何から始めたら良いか分からない方は、以下を参考にしてみてください。
- 一般NISAがおすすめな人
株式投資を中心に、年間100万円ほど投資したい人 - つみたてNISAがおすすめな人
長期的にコツコツ積み立てたい人 - iDeCoがおすすめな人
所得税を節税しつつ、老後に必要な資金を備えたい人
Q.iDeCoとNISAはいつから始めるべきですか?
一般NISAは市場のタイミングを見て、適切な時期に投資を始めることをおすすめします。
というのも、個別株へ投資する場合、割高な時期に買ってしまうと5年間経過した後に含み損になっていることも考えられるためです。
一方で、つみたてNISAとiDeCoを使って、S&P500や全世界株といった指数に連動する投資信託へ投資する場合、開始する時期は早い方が良いでしょう。
つみたてNISAは長期保有を前提に投資をするものなので、目先の株価よりもどれだけ早く投資を始められるのかが重要です。
「長期投資」とは、その名の通り長期的に投資を継続することで、安定した収益の獲得を目指す投資スタイルです。
具体的には10年以上を目安に、同じ金融商品を保有し続けると複利効果が期待できます。

長期保有って何がそんなに良いの?
結論、長期投資がおすすめの理由は以下の通りです。
- 収益率が安定する
- 初心者でも始めやすい
- 精神的な負担が少ない
- 資産運用の幅が広がる
- 複利効果でお金を増やしやすい
時間を味方につけるという意識が大切だワン!
【まとめ】NISAとiDeCoは併用できる!どっちが良いかは状況次第!

NISAとiDeCoの違いについて、グッと理解が深まったよ!
NISAとiDeCoはどっちが良いのかについて、メリット・デメリット等についても交えつつ説明してきました。
最後に、本記事の重要なポイントを4つにまとめます。
- iDeCoとNISAは併用できるが、NISAとつみたてNISAはどちらか1つのみ!
- 投資初心者はつみたてNISAから始めて、慣れてきたらiDeCoもやるのがおすすめ
- 株式投資を中心に、年間100万円ほど投資したい方は一般NISAがおすすめ
- 所得が高い方は優先的にiDeCoをやるのがおすすめ
一般NISA | つみたてNISA | iDeCo | |
---|---|---|---|
運用期間 | 5年間 | 20年 | 加入時~75歳 |
毎年の投資枠 | 120万円 | 40万円 | 14.4万円~81.6万円 |
取り扱い商品 | 株式・投資信託・ETF | 金融庁が選んだ投資信託・ETF | 定期預金・投資信託・保険 |
節税効果 | 利益が非課税 | 利益が非課税 | 掛金が所得控除 受取時も税制優遇あり |
口座維持手数料 | 無料 | 無料 | 171円~ |
途中での引き出し | いつでもOK | いつでもOK | 60歳まで原則NG |
利用する制度選びを間違えると、思っていたような節税効果が得られずに損してしまう可能性もあります。
本記事で紹介した知識を踏まえて以下のネット証券を活用しつつ、資産形成をよりスムーズに進めていきましょう。
NISAとiDeCoを活用するなら!おすすめの証券会社3選
- SBI証券(一番人気!)
公式サイト:https://search.sbisec.co.jp/
当社の独自調査でも人気No.1の定番ネット証券!手数料が安く、NISAの取扱数も豊富です。 - マネックス証券(クレカ積立がお得)
公式サイト:https://info.monex.co.jp/
誰でもクレカ積立で1.1%還元!毎年50万円投資なら5,500円分が戻ってきます。 - 楽天証券(楽天経済圏がお得)
公式サイト:https://www.rakuten-sec.co.jp/
楽天ポイントが貯まる・使える!楽天カードや楽天キャッシュ積立でポイント還元も。