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売れるネット広告社(9235)のIPO初値予想と上場概要紹介

今回はIPO企業の中から、10月23日に東証グロースに上場した売れるネット広告社(9235)をご紹介します。

売れるネット広告社は、D2C(ネット通販)事業者のインターネット広告の費用対効果を改善することを目的とした、クラウドサービスおよびマーケティング支援サービスの提供をする企業です。

想定時価総額は35.9億円でサービス業のIPOとなっています。

監修者:曽根原 大介
監修者:曽根原 大介

上智大学 外国語学部卒業。在学中に米 San Diego State University ファイナンス学部に留学。FP3級保持。
2019年より株式会社インベストメントブリッジにて投資家向けWebサイトの運営や上場企業のIRコンサルティングを手掛け、現在は社長室 室長。
学生・新卒向けの金融教育活動も実施。日本株やアメリカ株、NISAの投信積立、仮想通貨などに7年以上投資している。

売れるネット広告社のIPO基本情報

ここでは上場日や、いろはに投資独自の初値予想を見てみましょう。

上場日10月23日(月)
いろはに投資独自の初値予想C(1.0倍以上1.3倍未満)
※想定価格1,040円から、1,040円~1,352円
企業Webサイトhttps://www.ureru.co.jp/
取り扱い証券 SBI証券松井証券 楽天証券 岩井コスモ証券岡三オンライン証券など

IPO取り扱い数No.1のSBI証券が取り扱っているね!

売れるネット広告社のIPO日程と価格

IPOの日程と価格は次のようになっています。

※発表次第更新しています。

想定価格1,040円
仮条件830円~910円
ブックビルディング期間10月4日(水)~10月11日(水)
当選発表日10月12日(木)
公開価格910円
申込期間10月13日(火)~10月18日(水)
上場日10月23日(月)
初値837円

初値は837円と、公開価格の0.92倍になったよ!

売れるネット広告社のIPO初値予想

売れるネット広告社IPO評価

東証グロース市場上場のネット(クラウド)関連事業であるため、統計的に初値は上昇しやすいです。

一方で、2022年7月に大口の取引先の取引金額が減少したことにより、売上高は激減し、赤字となりました。

今期は黒字予想ですが、以前の水準まで回復するには時間がかかりそうです。

また、主要サービスである「売れるD2Cつくーる」の解約率は増加傾向にあることから、投資家から敬遠される可能性があります。

これらの点から、IPO評価: C(予想レンジ1.0倍~1.3倍=1,040円~1,352円)と判断しました。

※IPO評価、初値予想は過去のデータを元に編集部が予想したものであり、結果を確約、投資を推奨するものではございません。

初値予想アンケート

想定価格:1,040円

投票は終了しました。ご回答ありがとうございます!

詳しい評価項目を知りたい方はこちら(クリックで開きます)
  • 発行済み株式数:想定時価総額を計算。
  • オファリングレシオ:小さい方が投資家からの人気が高い。市場に出回る株式数が少なくなることを意味するため。
  • 公募割合:大きい方が投資家からの人気が高い。企業に資金が多く入ることを意味するため。
  • 上場市場:グロースに上場する企業は人気が高くなりやすい。
  • 事業のトレンド性:成長市場に位置し、トレンド性が高い企業は人気になりやすい。
  • VC保有比率:VCが多くいる企業は事業のトレンド性が高く・成長企業であることが多いが、ロックアップがない場合はIPO後の需給が悪化しやすい
  • 売上高成長率・経常利益率:大きい方が人気。過去の業績が良い。
  • 前後2週間のIPO数:少ない方が投資家からの人気が高くなりやすい。
  • 過去1ヶ月の日経平均リターン:高い方が人気。投資家心理に影響。

初値予想方法については、「【IPO初値予想】IPOの評価方法を初心者向けにやさしく解説!過去の事例も」の記事で解説しています。

また、IPO初値・騰落率結果一覧では直近のIPOデータを掲載しています。

売れるネット広告社の主幹事・幹事証券

同社のIPO株を取り扱う証券会社は、次のようになっています。

証券会社名割当率割当株数
東海東京証券(主幹事)67.83%702,000株
SBI証券 8.70%90,000株
岡三証券 8.70%90,000株
野村證券 4.35%45,000株
西日本シティTT証券 2.61%27,000株
楽天証券 1.74%18,000株
松井証券 1.74%18,000株
岩井コスモ証券 1.74%18,000株
FFG証券 0.87%9,000株
丸三証券0.87%9,000株
東洋証券 0.43%4,500株
あかつき証券 0.43%4,500株

\資金不要で当選確率UP!/

当選しやすい証券会社ランキング

なかなかIPOが当選しないな…

この記事をご覧頂いている方の中には、1つの証券口座だけでIPO抽選に参加している方も多いのではないでしょうか。

IPO投資で成功するには、複数口座を使い分けて抽選に参加するのがおすすめです。

以下の表では、IPO投資で開いておくべき”おすすめの証券口座”を紹介しています。

証券会社名 取扱数 主幹事数 抽選方法 事前入金
SBI証券 89 13
完全平等抽選: 60%
IPOチャレンジポイントに基づいた配分: 30%
取引状況等を踏まえて定めた配分: 10%
必要
楽天証券 65 0 完全平等抽選 必要
SMBC日興証券 47 24 完全平等抽選: 10% ステージ別抽選: 最大5% ※ほか対面割り当て 必要
松井証券 55 0 配分予定数量の70%以上を抽選 不要
岡三証券 38 0 取引実績に応じて優遇抽選 不要
マネックス証券 60 0 完全平等抽選 必要

※取扱数、主幹事数は2022年のデータ

松井証券や岡三証券は、事前入金不要で抽選に参加できるワン!

大株主情報

大株主の状況は以下の通りで、筆頭株主の加藤公一レオ氏は同社の代表取締役を務めています。

第2位の株式会社レオアセットマネジメントは加藤氏の資産管理会社です。

また、その他の株主に関しても同社の役員や従業員で構成されています。

株主名比率
加藤公一レオ 44.61%
株式会社レオアセットマネジメント35.70%
加藤一恵8.92%
福本朋哉 1.00%
藤田純0.77%
植木原宗平0.68%
田中真樹 0.67%
佐藤精一0.67%
黒田香菜0.48%
進藤聡太 0.48%
上位10名を記載

役員には180日間のロックアップがかかっているよ!

売れるネット広告社の業績情報

売れるネット広告社-data
売れるネット広告社-data2
EPSは左軸、BPSは右軸
決算期2018年7月2019年7月2020年7月2021年7月2022年7月
売上高1,4991,8892,7692,400843
成長率+26.7%+45.8%-13.3%-64.9%
経常利益95160205194-67
成長率+68.4%+28.1%-5.4%-134.5%
経常利益率6.3%8.4%7.4%8.1%
当期純利益63104136134-52
成長率+65.1%+30.8%-1.5%-138.8%
EPS21.034.745.644.9-17.6
BPS74.4109.2152.1194.2176.5
目論見書を元に、いろはに投資作成
※2018年7月31日付で普通株式1株につき150,000株の割合で株式分割。

2022年7月期は、売上高843百万円、経常利益67百万円と前年同期比で減収減益となりました

前期から売上高が大幅に減っていますが、期首から会計基準を変更したことが要因となっています。

同社が提供する主要サービス「売れるD2Cつくーる」の解約率は2022年7月期に60%近くまで増加傾向にありましたが、今期予想は35%程度に低下する見込みです。

課金形式のストック型ビジネスを展開しているため解約率の推移には注目したいね!

また、同社の2024年7月期の業績予想では売上高1,051百万円、経常利益245百万円となっており、売上高959百万円、経常利益166百万円となった2023年7月期の業績を上回ると予想されています。

売れるネット広告社の事業内容

売れるネット広告社は、D2C(ネット通販)事業者のインターネット広告の費用対効果を改善することを目的とした、クラウドサービスおよびマーケティング支援サービスの提供をしています。

ネット広告/ランディングページ特化型クラウドサービス「売れるD2Cつくーる」

D2C(ネット通販)の広告に必要な機能をワンストップで提供しており、レスポンス獲得から引上施策までのフローを作成することができるクラウドサービスとなっています。

主な機能には、「ランディングページ制作」「申し込みフォーム」「スマホとPCサーバー」「フォローメール配信/フォローLINE配信/フォローSMS配信」などがあります。

フローを構築するにあたって専門的な知識が一切なくても、「最強の売れるノウハウ🄬クリエイティブ自動製作」という機能を有しており、簡単に売れる仕組みを作ることができるサービスとなっています。

売れるネット広告 事業
目論見書より

マーケティング支援サービス

クラウドサービスで制作された「ランディングページ」に一般消費者を集客することを目的として、インターネット上に広告を配信するサービスです。

マーケティング支援サービスにて広告出稿を行った後、改善点を分析し売れるD2Cつくーるで構築した仕組みを改善するというところまでを一連をサービスとしています。

当サービス最大の特徴は、成果報酬型で広告を出稿することが可能なサービス「最強の売れるメディアプラットフォーム」を提供している点です。

売れるネット広告 事業
目論見書より

クライアントの希望成果単価により、同社と契約した349社の媒体社に広告配信し、一般消費者の集客が可能な成果報酬型のマーケティング支援サービスです。

直近IPOの初期予想と騰落結果

直近の9月にIPOした企業の初値予想と結果は以下の通りです。

企業名上場日初値予想初値騰落結果
オカムラ食品工業9/27B(1.3~1.5倍)1.52倍
AVILEN9/27B(1.3~1.5倍)1.17倍
オートサーバー9/26D(1.0倍未満)0.85倍
ネットスターズ9/26B(1.3~1.5倍) 0.92倍
ジェイ・イー・ティ9/25D(1.0倍未満)0.95倍

日経平均が足踏みしている中、初値が公開価格を下回ったIPO銘柄もありました。

ですが、条件の良い銘柄はしっかりと強い上昇を見せています。

最後に、他の企業の上場スケジュールについて知りたい方は「IPOスケジュール」もご覧下さい。

IPO投資におすすめのネット証券3選

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