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ネットスターズ (5590)のIPO初値予想と上場概要紹介

今回はIPO企業の中から、9月26日に東証グロースに上場したネットスターズ(5590)をご紹介します。(同日は「オートサーバー」も上場しました。)

ネットスターズは、マルチQRコード決済サービス「StarPay」の提供等を行う企業です。

想定時価総額は288.5億円で、情報・通信業のIPOとなっています。

監修者:曽根原 大介
監修者:曽根原 大介

上智大学 外国語学部卒業。在学中に米 San Diego State University ファイナンス学部に留学。FP3級保持。
2019年より株式会社インベストメントブリッジにて投資家向けWebサイトの運営や上場企業のIRコンサルティングを手掛け、現在は社長室 室長。
学生・新卒向けの金融教育活動も実施。日本株やアメリカ株、NISAの投信積立、仮想通貨などに7年以上投資している。

ネットスターズのIPO基本情報

ここでは上場日や、いろはに投資独自の初値予想を見てみましょう。

上場日9月26日(火)
いろはに投資独自の初値予想B(1.3倍以上1.5倍未満)
※想定価格1,730円から、2,249円〜2,595円
企業Webサイトhttps://www.netstars.co.jp/
取り扱い証券大和証券(共主)、SMBC日興証券(共主)、SBI証券楽天証券など

IPO取り扱い数No.1のSBI証券が取り扱っているね!

ネットスターズのIPO日程と価格

IPOの日程と価格は次のようになっています。

※発表次第更新しています。

想定価格1,730円
仮条件1,420〜1,450円
ブックビルディング期間9月8日(金)~9月14日(木)
当選発表日9月15日(金)
公開価格 1,450円
申込期間9月19日(火)~9月22日(金)
上場日9月26日(火)
初値1,334

初値は公開価格を下回ってしまったね…

ネットスターズのIPO初値予想

ネットスターズIPO評価理由

経常赤字ではあるものの、業績は右肩上がりで推移しており、成長が見込めます。

ただし、赤字続きであることは懸念材料となり、買いが集まりにくくなります。

また、上場日前後のIPO数が多いため資金が分散してしまうことが予想されます。

これらの点から、IPO評価:B(予想レンジ1.3倍~1.5倍=2,249円〜2,595円)と判断しました。

※IPO評価、初値予想は過去のデータを元に編集部が予想したものであり、結果を確約、投資を推奨するものではございません。

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初値予想のための注目度アンケート

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詳しい評価項目を知りたい方はこちら(クリックで開きます)
  • 発行済み株式数:想定時価総額を計算。
  • オファリングレシオ:小さい方が投資家からの人気が高い。市場に出回る株式数が少なくなることを意味するため。
  • 公募割合:大きい方が投資家からの人気が高い。企業に資金が多く入ることを意味するため。
  • 上場市場:グロースに上場する企業は人気が高くなりやすい。
  • 事業のトレンド性:成長市場に位置し、トレンド性が高い企業は人気になりやすい。
  • VC保有比率:VCが多くいる企業は事業のトレンド性が高く・成長企業であることが多いが、ロックアップがない場合はIPO後の需給が悪化しやすい
  • 売上高成長率・経常利益率:大きい方が人気。過去の業績が良い。
  • 前後2週間のIPO数:少ない方が投資家からの人気が高くなりやすい。
  • 過去1ヶ月の日経平均リターン:高い方が人気。投資家心理に影響。

初値予想方法については、「【IPO初値予想】IPOの評価方法を初心者向けにやさしく解説!過去の事例も」の記事で解説しています。

また、IPO初値・騰落率結果一覧では直近のIPOデータを掲載しています。

ネットスターズの主幹事・幹事証券

同社のIPO株を取り扱う証券会社は、次のようになっています。

証券会社名割当率割当株数
大和証券(共主)64.5%451,500株
SMBC日興証券(共主)31.6%221,200株
SBI証券2.3%16,100株
楽天証券1%7,000株
岩井コスモ証券0.2%1,400株
マネックス証券0.2%1,400株
岡三証券0.1%700株
松井証券0.1%700株

\IPO取扱数No.1/

当選しやすい証券会社ランキング

なかなかIPOが当選しないな…

この記事をご覧頂いている方の中には、1つの証券口座だけでIPO抽選に参加している方も多いのではないでしょうか。

IPO投資で成功するには、複数口座を使い分けて抽選に参加するのがおすすめです。

以下の表では、IPO投資で開いておくべき”おすすめの証券口座”を紹介しています。

証券会社名 取扱数 主幹事数 抽選方法 事前入金
SBI証券 89 13
完全平等抽選: 60%
IPOチャレンジポイントに基づいた配分: 30%
取引状況等を踏まえて定めた配分: 10%
必要
楽天証券 65 0 完全平等抽選 必要
SMBC日興証券 47 24 完全平等抽選: 10% ステージ別抽選: 最大5% ※ほか対面割り当て 必要
松井証券 55 0 配分予定数量の70%以上を抽選 不要
岡三証券 38 0 取引実績に応じて優遇抽選 不要
マネックス証券 60 0 完全平等抽選 必要

※取扱数、主幹事数は2022年のデータ

松井証券や岡三証券は、事前入金不要で抽選に参加できるワン!

大株主情報

大株主は以下の通りで、1位の「李 剛」氏はネットスターズの代表取締役社長となっています。

5位の「LINE株式会社」とネットスターズは、2018年4月に資本業務提携を結んでおり、LINE Pay加盟店開拓において協業体制を強化しています。

株主名比率
李 剛18.34%
KJP2 L.P.11.20%
日本郵政キャピタル株式会社6.06%
NTTイーアジア株式会社5.46%
LINE株式会社4.67%
株式会社SBI新生銀行4.62%
JD Fountain Technology (Hong Kong) Limited4.48%
LUN Partners Japan Investment3.64%
吉田 興佳3.49%
王 鯤3.49%
上位10名を記載

すべての株主に90~180日のロックアップがかかっているよ!

ネットスターズの業績情報

ネットスターズ業績情報
ネットスターズEPS・BPS
EPSは左軸、BPSは右軸
決算期2018年12月2019年12月2020年12月2021年12月2022年12月
売上高6521,3901,3871,9632,987
成長率+113.2%-0.2%+41.5%+52.2%
経常損失-182-1,289-1,190-1,013-566
当期純損失-183-1,291-1,198-1,017-572
EPS-21.97-129.37-108.53-63.69-35.84
BPS108.4951.24185.65438.69404.52
目論見書を元に、いろはに投資作成
※2021年12月期決算より連結決算へ移行
※2019年8月23日付で普通株式1株につき10株の割合で株式分割を実施。
※2023年6月20日付で普通株式1株につき200株の割合で株式分割を実施。

2018年12月期より経常赤字が続いていますが、赤字幅は年々小さくなっています。

赤字要因としては、営業部門の人件費・外注費や開発部門における人件費の増加などがあります。

しかし、同社の販売する「StarPay」の導入店舗数拡大やQRコード会社によるキャンペーンの効果などで売上高は順調に伸びています。

今後も売上高は伸びていくことが予想され、それに伴い黒字転換する可能性が十分にあります。

EPSも当期純損失とともに推移しています。

キャッシュレス決済市場の拡大とともに、事業の成長に期待できそうね!

ネットスターズの事業内容

同社は「お金の流れを、もっと円(まる)く」というミッションを掲げ、マルチQRコード決済サービス「StarPay」の提供とキャッシュレス決済に関連するミニアプリ等のDX製品の開発・ 販売を行っています。

ネットスターズの複数のQRコード決済を1つのアプリで決済可能にするマルチQRコード決済サービス「Stay Pay」は、既に国内外合わせて25種類以上のQRコード決算ブランドを統合しています。

「StarPay」の導入で加盟店も複数の決済ブランドを一括で運用できるんだワン!

2023年7月時点でクレジットカード決済、電子マネー決済も導入されました。

また、 ネットスターズ は決済端末を提供するだけでなく、既に店舗にあるタブレットやPOS(販売時点情報管理)システム等の決済機材にAPIを通じて決済サービスを提供しています。

形式を問わず柔軟に決済サービスを提供することが可能です。

面倒な導入プロセスを一手に引き受けることができるんだワン!

さらに同社は、スマートフォンを利用した様々なDX化の取り組みを行いたい加盟店に対してミニアプリ等のDX製品を開発・提供し、 Starpay、Starpay-DX のクロスセルを図っています。

クロスセル化により、加盟店はQRコード決済アプリユーザーにアプローチすることが可能になり、開発費や決算金額に対する手数料が比較的安価に抑えることができます。

直近IPOの初期予想と騰落結果

直近の7月にIPOした企業の初値予想と結果は以下の通りです。

企業名上場日初値予想初値騰落結果
Laboro.AI7/31S(1.7倍超)2.06倍
クオルテック7/28C(1.0~1.3倍)0.92倍
GENDA7/28A(1.5~1.7倍)0.92倍
テクニスコ7/26C(1.0~1.3倍)1.63倍
エコナビスタ7/26A(1.5~1.7倍)2.54倍

日経平均は下落傾向にあり、以前ほどの勢いはなくなっています。

ただ、公募割れする企業も少々ありますが、直近のIPOは以前通りの伸び方をしています。

最後に、他の企業の上場スケジュールについて知りたい方は「IPOスケジュール」もご覧下さい。

IPO投資におすすめのネット証券3選


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