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ストレージ王(2997)【IPO上場企業紹介・初値予想】

2022年4月には9社が新規上場予定となっています。

今回は、4月27日に東証グロースに上場予定のストレージ王(2997)をご紹介。

株式会社ストレージ王は2008年に設立された、トランクルームの貸し出しと売却を行う企業です。

想定時価総額は約15.2億円で、東証グロースに上場します。

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IPO概要・初値予想

ストレージ王 見出し1

まず、ストレージ王の初値予想、およびIPO概要について以下の4つを解説していきます。

  • IPO評価・初値予想
  • 取り扱い証券
  • 日程・価格
  • 株主構成

同社を購入検討している方は、ご確認ください。

IPO評価・初値予想

IPO評価:C(予想レンジ1.0~1.3倍)

オファリングレシオが36%と高く、事業内容もIPOとしては少し弱い。

しかし、直近の第3四半期の時点で過去最高の売上を記録しており、黒字化にも成功しました。

VC比率も低く、主要大株主にロックアップ期間かかっているため、需給面でも期待ができそうです。

これらの点から、IPO評価:C、予想初値レンジ:1.0~1.3倍と判断しました。

※IPO評価、初値予想は過去のデータを元に編集部が予想したものであり、結果を確約、投資を推奨するものではございません。

IPO評価対応表
詳しい評価項目を知りたい方はこちら(クリックで開きます)
  • 発行済み株式数:想定時価総額を計算。
  • オファリングレシオ:小さい方が投資家からの人気が高い。市場に出回る株式数が少なくなることを意味するため。
  • 公募割合:大きい方が投資家からの人気が高い。企業に資金が多く入ることを意味するため。
  • 上場市場:グロースに上場する企業は人気が高くなりやすい。
  • 事業のトレンド性:成長市場に位置し、トレンド性が高い企業は人気になりやすい。
  • VC保有比率:VCが多くいる企業は事業のトレンド性が高く・成長企業であることが多いが、ロックアップがない場合はIPO後の需給が悪化しやすい
  • 売上高成長率・経常利益率:大きい方が人気。過去の業績が良い。
  • 前後2週間のIPO数:少ない方が投資家からの人気が高くなりやすい。
  • 過去1ヶ月の日経平均リターン:高い方が人気。投資家心理に影響。

取り扱い証券

同社のIPO株を取り扱う証券会社は以下の通りです。

証券会社名割当率割当株数
大和証券(主)96.00%617,800株
SBI証券 2.00%12,900株
マネックス証券1.00%6,400株
岩井コスモ証券1.00%6,400株

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日程・価格

IPOの日程は以下のようになっています。

抽選申込期間4月12日(火)~4月18日(月)
当選発表日4月19日(火)
購入申込期間4月20日(水)~4月25日(月)
上場日4月27日(水)

続いて、価格は以下のようになります。

仮条件530円〜660円
公募価格 660円
初値 756円

大株主

株主の状況は以下のようになっています。

株主名比率
(株)デベロップ79.29%
寺田倉庫(株)3.05%
(株)細谷工業所3.05%
(株)九州リースサービス2.38%
(株)アイ企画1.37%
フィンテックグローバル(株)1.22%
(株)フルタイムシステム 0.98%
(株)ネクスト・イノベーション 0.98%
尚紘プランニング(有) 0.98%
(株)AGSコンサルティング0.61%

企業概要

ストレージ王 見出し2

事業内容

同社は、トランクルームの企画から開発、売却、管理まで行なっています。

事業内容としては、運営管理事業と開発分譲事業の2つを展開しています。

以下で、それぞれについて説明します。

① 運営管理事業

同事業では、トランクルームを利用者に貸し出し、利益を得ています。

トランクルームって人気があるの?

国土交通省によると、令和2年度の1戸あたりの居住面積が20年前より、15㎡以上も減少しています。
つまり、住宅の狭小化が進んでおり、トランクルームの需要は拡大していると言えます。

市場全体としても、過去10年で倍増していて、今後1000億円を超える規模まで拡大すると予想されています。

今ではファミレスの店舗数よりも多いんだワン!

また、災害時のリスク分散やおうち時間増加による掃除需要の高まりなども、市場拡大の要因となっています。

同社はトランクルームの中でも、時代のニーズに合ったサービスを提案しています。

例えば、ワインセラーやサーフボード、バイク専用などです。

創業以来のノウハウによる稼働率向上とニーズを汲み取る力で、収益拡大に成功しているんだね!

② 開発分譲事業

同事業では、土地の仕入れからトランクルームの建築までを行い、不動産投資家に売却しています。

2019年より同事業は開始されましたが、第3四半期時点の累計売上高に占める割合が約78%と最も高く、同社の主力事業となっています。

不動産投資家はどうしてトランクルームに投資するの?

トランクルームには水回りがないため、初期投資額が安く、開業後もメンテナンスも少ないため、不動産投資から注目を浴びています。

築年数の長短も関係がないのも良さの一つだね!

決算情報

続いて、同社の業績を見てみます。

新型コロナウイルス流行により、新規物件の開発が一時中断され、開発分業事業に大きく影響を与えました。

一方で、運営管理事業への影響は限定的で、むしろ巣ごもりによる掃除需要を獲得することができました。

直近の決算である2021年第3四半期の時点で、昨年度の売上高を上回っており、過去最高売上を記録しています。

利益面では、2021年第3四半期時点で黒字化することに成功しました。

バリュエーション面でも、2022年1月期の業績予想である経常利益1.9億円が達成できれば、PERは約8倍程度と競合と比較しても割安な水準となります。

土地の売買などは年末から翌年3月に集中する傾向があります。
これにより、販売用不動産として売却できるのは翌下期となるため、22年1月期の通期決算に期待がかかります。

いろはにマネーの投資診断

経営陣

同社の役員は8名おり、その中から抜粋で役員の経歴を紹介します。

荒川 滋郎  代表取締役社長

1983年4月 新日本製鐵株式会社(現日本製鉄株式会社)入社
1998年12月 株式会社パルコ 入社
2005年12月 株式会社クオリケーション 入社
2009年1月 寺田倉庫株式会社 入社
2016年7月 株式会社デベロップ 入社
2019年4月 同社代表取締役社長(現任)

坂口亮一 取締役 営業部長

1999年4月 タイガー魔法瓶株式会社 入社
2003年9月 株式会社ティエラコム 入社
2007年1月 株式会社マウンテン・ルーツ 入社
2007年10月 医療法人社団稜歩会 入社
2015年4月 株式会社デベロップ 入社
2015年6月 同社取締役(現任)
2019年12月 同社営業部長(現任)

最後に、他の企業の上場スケジュールについて知りたい方は以下のページもご覧下さい。

https://www.bridge-salon.jp/toushi/ipo-2022/
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※本記事は2022年4月8日時点の情報を元に作成されています。
※本記事内で紹介されている意見は個人的なものであり、記事の作成者その他紹介企業等の意見を代表するものではありません。
※本記事は情報提供を目的としており、特定の商品や手法を推奨するものではありません。投資に関する意志決定はご自身の判断にてお願い致します。


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