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ナイル(5618)のIPO初値予想と上場概要紹介

今回はIPO企業の中から、12月20日に東証グロースに上場したナイル(5618)をご紹介します。(同日は「ロココ」、「エスネットワークス」が上場しました)

ナイルは、ホリゾンタルDX事業や自動車産業DX事業を行う企業です。

想定時価総額は137.8億円で、情報・通信業のIPOとなっています。

監修者:曽根原 大介
監修者:曽根原 大介

上智大学 外国語学部卒業。在学中に米 San Diego State University ファイナンス学部に留学。FP3級保持。
2019年より株式会社インベストメントブリッジにて投資家向けWebサイトの運営や上場企業のIRコンサルティングを手掛け、現在は社長室 室長。
日本株やアメリカ株、NISA、クラウドファンディングといった投資に関する記事監修や、学生・新卒向けの金融教育活動も実施。

ナイルのIPO基本情報

ここでは上場日や、いろはに投資独自の初値予想を見てみましょう。

上場日12月20日(水)
いろはに投資独自の初値予想B(1.3倍以上1.5倍未満)
※想定価格1,615円から、2,100円~2,423円
企業Webサイトhttps://nyle.co.jp/
取り扱い証券SMBC日興証券(主幹事)、SBI証券(共同主幹事)、大和証券マネックス証券楽天証券 など

IPO取り扱い数No.1のSBI証券が取り扱っているね!

ナイルのIPO日程と価格

IPOの日程と価格は次のようになっています。

※発表次第更新しています。

想定価格1,615円
仮条件1,620円~1,680円
ブックビルディング期間12月5日(火)~12月11日(月)
当選発表日12月12日(火)
公開価格1,680円
申込期間12月13日(水)~12月18日(月)
上場日12月20日(水)
初値1,540円

初値は1,540円と公開価格0.91倍になったよ!

ナイルのIPO初値予想

ナイル 企業評価

期待の高いDX関連事業を展開しており、人気が集まりやすいです。

また、オファリングレシオが17.7%と低い点、吸収金額24.5億円も想定時価総額137.8億円と見比べると小型サイズである点はプラスに働くと考えられます。

一方で、業績が赤字続きである点、直近の上場企業数が多い点はマイナスに働きます。

また、ベンチャーキャピタル比率が高いため売り圧力が強いことが懸念点として挙げられます。

これらの点から、IPO評価: B(予想レンジ1.3倍~1.5倍=2,100円~2,423円)と判断しました。

※IPO評価、初値予想は過去のデータを元に編集部が予想したものであり、結果を確約、投資を推奨するものではございません。

初値予想アンケート

想定価格:1,615

投票は終了しました。ご回答ありがとうございます!

詳しい評価項目を知りたい方はこちら(クリックで開きます)
  • 発行済み株式数:想定時価総額を計算。
  • オファリングレシオ:小さい方が投資家からの人気が高い。市場に出回る株式数が少なくなることを意味するため。
  • 公募割合:大きい方が投資家からの人気が高い。企業に資金が多く入ることを意味するため。
  • 上場市場:グロースに上場する企業は人気が高くなりやすい。
  • 事業のトレンド性:成長市場に位置し、トレンド性が高い企業は人気になりやすい。
  • VC保有比率:VCが多くいる企業は事業のトレンド性が高く・成長企業であることが多いが、ロックアップがない場合はIPO後の需給が悪化しやすい
  • 売上高成長率・経常利益率:大きい方が人気。過去の業績が良い。
  • 前後2週間のIPO数:少ない方が投資家からの人気が高くなりやすい。
  • 過去1ヶ月の日経平均リターン:高い方が人気。投資家心理に影響。

初値予想方法については、「【IPO初値予想】IPOの評価方法を初心者向けにやさしく解説!過去の事例も」の記事で解説しています。

また、IPO初値・騰落率結果一覧では直近のIPOデータを掲載しています。

ナイルの主幹事・幹事証券

同社のIPO株を取り扱う証券会社は、次のようになっています。

証券会社名割当率割当株数
SMBC日興証券(主幹事)97.14%1,475,500株
SBI証券(共主)1.15%17,500株
松井証券0.34%5,200株
大和証券0.34%5,200株
マネックス証券0.23%3,500株
岩井コスモ証券0.23%3,500株
楽天証券0.11%1,700株
岡三証券 0.11%1,700株
極東証券 0.11% 1,700株
東洋証券 0.11% 1,700株
丸三証券 0.11%1,700株

\IPO取扱数No.1/

当選しやすい証券会社ランキング

なかなかIPOが当選しないな…

この記事をご覧頂いている方の中には、1つの証券口座だけでIPO抽選に参加している方も多いのではないでしょうか。

IPO投資で成功するには、複数口座を使い分けて抽選に参加するのがおすすめです。

以下の表では、IPO投資で開いておくべき”おすすめの証券口座”を紹介しています。

証券会社名 取扱数 主幹事数 抽選方法 事前入金
SBI証券 89 13
完全平等抽選: 60%
IPOチャレンジポイントに基づいた配分: 30%
取引状況等を踏まえて定めた配分: 10%
必要
楽天証券 65 0 完全平等抽選 必要
SMBC日興証券 47 24 完全平等抽選: 10% ステージ別抽選: 最大5% ※ほか対面割り当て 必要
松井証券 55 0 配分予定数量の70%以上を抽選 不要
岡三証券 38 0 取引実績に応じて優遇抽選 不要
マネックス証券 60 0 完全平等抽選 必要

※取扱数、主幹事数は2022年のデータ

松井証券や岡三証券は、事前入金不要で抽選に参加できるワン!

大株主情報

大株主の状況は以下の通りで、筆頭株主の高橋 飛翔氏は同社代表取締役社長です。

また、第6位の榎並 慶浩氏は新株予約権信託の受託者を務めています。

株主名比率
高橋 飛翔43.13%
JICベンチャー・グロース・ファンド1号投資事業有限責任組合13.83%
株式会社SMBC信託銀行6.75%
株式会社セプテーニ・ホールディングス4.57%
SBI AI&Blockchain投資事業有限責任組合4.49%
榎並 慶浩(受託者) 3.06%
EEI4号イノベーション&インパクト投資事業有限責任組合2.74%
DIMENSION投資事業有限責任組合1.92%
株式会社博報堂DYメディアパートナーズ1.92%
株式会社アニヴェルセルHOLDINGS1.79%
上位10名を記載

ベンチャーキャピタルの保有株が多いね!

ナイルの業績情報

ナイル 業績データ
ナイル 企業データ
EPSは左軸、BPSは右軸
決算期2018年3月2019年3月2020年3月2021年3月2022年3月
売上高1,2841,4842,1252,6284,139
成長率+15.6%+43.2%+23.7%+57.5%
経常利益-44-438-1,128-1,890-1,354
成長率
経常利益率
当期純利益-45-440-1,185-1,895-1,355
成長率
EPS-9.8-80.2-199.4-247.3-175.7
BPS18.1-61.3-201.2-447.3-600.8
目論見書を元に、いろはに投資作成
※2023年9月21日付で株式1株につき400株の分割を実施。
表は2018年12月期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して算出した値を記載。

売上は直近の5年間堅調に推移していますが、利益は赤字の状態が続いています。

売上上昇の要因としては、社会構造の変化やインターネットの普及による国内DX市場の拡大が長期的な事業規模成長への追い風になっていることが挙げられます。

さらに、同社は事業規模の成長に伴いDXに造詣の深い人材の育成及びも積極的に行っています。

一方で、広告費や顧客獲得活動等に積極的に投資を行ったことが営業損失の原因となっています。

自動車産業DX事業では顧客獲得費用が先行して計上される特徴があるため、契約獲得にあたり赤字が先行することが想定されます。

今後このような積極的投資活動が、どれだけの利益・キャッシュフローを生むかに注目です。

会社の積極的な投資活動を行う方針上、営業損失が出るのは仕方がないともいえるね!

ナイルの事業内容

ナイルは「課題発見力」「DXノウハウ」「マーケティングノウハウ」の強みを活かし、自動車産業DX事業とホリゾンタルDX事業の2つの事業を展開しています。

ナイル 事業内容
目論見書より

ホリゾンタルDX事業

顧客に対するコンサルティングサービスを中心に、業務自動化支援、メディア開発、デジタル広告などのソリューションを提供しています。

・DX&マーケティング事業

DX&マーケティング事業では、インターネットを活用した顧客企業の売上成長・利益成長支援を行って
います。

・メディア&ソリューション事業

メディア&ソリューション事業では、主に複数のメディアの開発・運営及びデジタル広告に関するソ
リューション提供を通じ、顧客の事業成長支援を行っています。

自動車産業DX事業

自動車産業DX事業は、DX及びマーケティングの知見を活用して、自動車産業のDX化を推進する事業です。

・自動車購入プロセスのデジタル化により実現した効率性の高い事業運営

マイカーを購入する際、車探しから料金シミュレーション、申込まで一貫した支援をオンラインで受け付けています。

・車両在庫を持たないアセットライトなビジネスモデル

同社は原則として、リース車両の在庫を持たない、アセットライトなビジネスモデルを構築しています。

・契約獲得に伴うスポット収益と、契約期間中に計上される月額収益

 「おトクにマイカー 定額カルモくん」で、車両価格と維持管理費用をまとめた定額サブスクリプションサービスを提供しています。

・与信の弱い個人に向けた与信枠拡大の取り組み

提携金融事業者とともに、与信の弱い顧客に対して与信拡大の取り組みを行なっています。

・一般的には自動車メーカー系ファイナンス会社が取り扱っていない最長11年・月額が安価なサブスクリプションプランを提供

自動車メーカー系ファイナンス会社は3〜5年間程度のローン商品が中心の中、同社は最長11年間といった多様な商品ラインナップを用意しています。

直近IPOの初期予想と騰落結果

直近の10月、11月にIPOした企業の初値予想と結果は以下の通りです。

企業名上場日初値予想初値騰落結果
Japan Eyewear Holdings11/16D(1.0倍未満)0.93倍
DAIWA CYCLE11/8B(1.3~1.5倍)1.12倍
ドリーム・アーツ10/27B(1.3~1.5倍)1.13倍
笑美面10/26C(1.0~1.3倍)1.45倍
全保連10/25D(1.0倍未満)0.97倍

日経平均が足踏みした中、初値が公開価格を下回ったIPO銘柄もありました。

ですが、条件の良い銘柄はしっかりと強い上昇を見せています。

最後に、他の企業の上場スケジュールについて知りたい方は「IPOスケジュール」もご覧下さい。

IPO投資におすすめのネット証券3選


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