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ロココ(5868)のIPO初値予想と上場概要紹介

ロココアイキャッチ

今回はIPO企業の中から、12月20日に東証スタンダードに上場したロココ(5868)をご紹介します。(同日は「ナイル」、「エスネットワークス」が上場しました)

ロココは、IT アウトソーシング・BPO サービス及びシステム開発・保守・導入支援等を行う企業です。

想定時価総額は24.9億円で、サービス業のIPOとなっています。

監修者:曽根原 大介
監修者:曽根原 大介

上智大学 外国語学部卒業。在学中に米 San Diego State University ファイナンス学部に留学。FP3級保持。
2019年より株式会社インベストメントブリッジにて投資家向けWebサイトの運営や上場企業のIRコンサルティングを手掛け、現在は社長室 室長。
学生・新卒向けの金融教育活動も実施。日本株やアメリカ株、NISAの投信積立、仮想通貨などに7年以上投資している。

ロココのIPO基本情報

ここでは上場日や、いろはに投資独自の初値予想を見てみましょう。

上場日12月20日(水)
いろはに投資独自の初値予想C(1.0倍以上1.3倍未満)
※想定価格710円から、710円~923円
企業Webサイトhttps://www.rococo.co.jp/
取り扱い証券岩井コスモ証券岡三証券SBI証券、楽天証券松井証券 など

IPO取り扱い数No.1のSBI証券が取り扱っているね!

ロココのIPO日程と価格

IPOの日程と価格は次のようになっています。

※発表次第更新しています。

想定価格710円
仮条件900円〜940円
ブックビルディング期間12月4日(月)~12月14日(木)
当選発表日12月11日(月)
公開価格1,128円
申込期間12月12日(火)~12月15日(金)
上場日12月20日(水)
初値1,100円
*発行価格決定日の変動に応じて、各日程も変動します。
発行価格決定日が12月11日(月)だったため、申込期間は「12月12日(火)~12月15日(金)」、上場日は「12月20日(水)」
     

初値は公開価格の0.97倍になったよ!

ロココのIPO初値予想

ロココ初値予想

想定時価総額24.9億円、吸収金額11.0億円はいずれも小型サイズであり荷もたれ感はありません。

期待の高いDX関連事業に従事しており、人気を集めやすいです。

また、VC保有株が無く、売り圧力が弱いことはプラスに働きます。

一方で、オファリングレシオが高い点、初値上昇率が低い東証スタンダード市場である点はマイナスに働きます。

これらの点から、IPO評価: C(予想レンジ1.0倍~1.3倍=710円~923円)と判断しました。

※IPO評価、初値予想は過去のデータを元に編集部が予想したものであり、結果を確約、投資を推奨するものではございません。

初値予想アンケート

想定価格:710円

投票は終了しました。ご回答ありがとうございます!

詳しい評価項目を知りたい方はこちら(クリックで開きます)
  • 発行済み株式数:想定時価総額を計算。
  • オファリングレシオ:小さい方が投資家からの人気が高い。市場に出回る株式数が少なくなることを意味するため。
  • 公募割合:大きい方が投資家からの人気が高い。企業に資金が多く入ることを意味するため。
  • 上場市場:グロースに上場する企業は人気が高くなりやすい。
  • 事業のトレンド性:成長市場に位置し、トレンド性が高い企業は人気になりやすい。
  • VC保有比率:VCが多くいる企業は事業のトレンド性が高く・成長企業であることが多いが、ロックアップがない場合はIPO後の需給が悪化しやすい
  • 売上高成長率・経常利益率:大きい方が人気。過去の業績が良い。
  • 前後2週間のIPO数:少ない方が投資家からの人気が高くなりやすい。
  • 過去1ヶ月の日経平均リターン:高い方が人気。投資家心理に影響。

初値予想方法については、「【IPO初値予想】IPOの評価方法を初心者向けにやさしく解説!過去の事例も」の記事で解説しています。

また、IPO初値・騰落率結果一覧では直近のIPOデータを掲載しています。

ロココの主幹事・幹事証券

同社のIPO株を取り扱う証券会社は、次のようになっています。

証券会社名割当率割当株数
野村證券(主幹事)92.01%1,428,500株
みずほ証券3.35%52,000株
岩井コスモ証券1.35%21,000株
岡三証券1.35%21,000株
SBI証券0.64%10,000株
楽天証券0.64%10,000株
松井証券0.64%10,000株

\IPO取扱数No.1!/

当選しやすい証券会社ランキング

なかなかIPOが当選しないな…

この記事をご覧頂いている方の中には、1つの証券口座だけでIPO抽選に参加している方も多いのではないでしょうか。

IPO投資で成功するには、複数口座を使い分けて抽選に参加するのがおすすめです。

以下の表では、IPO投資で開いておくべき”おすすめの証券口座”を紹介しています。

証券会社名 取扱数 主幹事数 抽選方法 事前入金
SBI証券 89 13
完全平等抽選: 60%
IPOチャレンジポイントに基づいた配分: 30%
取引状況等を踏まえて定めた配分: 10%
必要
楽天証券 65 0 完全平等抽選 必要
SMBC日興証券 47 24 完全平等抽選: 10% ステージ別抽選: 最大5% ※ほか対面割り当て 必要
松井証券 55 0 配分予定数量の70%以上を抽選 不要
岡三証券 38 0 取引実績に応じて優遇抽選 不要
マネックス証券 60 0 完全平等抽選 必要

※取扱数、主幹事数は2022年のデータ

松井証券や岡三証券は、事前入金不要で抽選に参加できるワン!

大株主情報

大株主の状況は以下の通りで、第2位の長谷川 一彦氏は同社代表取締役社長です。

また、筆頭株主の株式会社イッシンは長谷川 一彦氏の資産管理会社となっています。

株主名比率
(株)イッシン46.16%
長谷川 一彦22.72%
長谷川 裕美3.55%
吉原 美智代3.49%
加藤 芳男1.78%
西本 憲二1.51%
河村 博文1.36%
長谷川 昭次1.07%
ロココ社員持株会0.92%
長谷川 正人0.71%
上位10名を記載

ベンチャーキャピタルの保有株は無いね!

ロココの業績情報

ロココ業績データ
ロココ業績データ
EPSは左軸、BPSは右軸
決算期2021年12月2022年12月
売上高6,3046,929
成長率+9.9%
経常利益408698
成長率+71.1%
経常利益率6.5%10.1%
当期純利益322453
成長率+40.7%
EPS124.1174.3
BPS235.1413.1
目論見書を元に、いろはに投資作成
※2021年12月期より連結決算に移行。
※2023年10月18日付で普通株式1株につき20株の株式分割を実施。

同社は2021年12月期より連結決算に移行し、売上高・経常利益ともに好調な推移を見せています。

2022年12月期は、新型コロナウイルスの行動緩和によりコンサート等の入場者規制が解除され、イベントサービス事業において売上が増加しました。

また、企業におけるDX推進の流れにより、ServiceNow事業において新規契約を獲得し、売上を伸ばしました。

利益率の高いイベントサービス事業・ServiceNow事業の売上高増により、経常利益の増加率が顕著となっています。

時代のニーズに合わせた事業展開を行なっているんだね!

ロココの事業内容

ロココの事業内容は、アウトソーシングサービスを行うITO&BPO事業、システム開発・保守・導入支援を行うクラウドソリューション事業、海外法人としてオフショア拠点にて開発・保守業務を行う海外事業の3つのセグメントに分かれます。

ロココ事業内容
目論見書より

それぞれの事業におけるビジネスフローは、以下の通りです。

ITO&BPO事業

・ITサービスマネジメント事業

関東圏、関西圏を中心に様々な業種において、インフラ・ネットワーク構築やエンジニア常駐等、幅広いサービスを提供。

アウトソースする人材の正社員比率は高く、同一顧客に対して長期間継続契約している点が特徴だよ!

・カスタマーコミュニケーション事業

コールセンター・BPOサービスを提供。

・イベントサービス事業

コンサート、舞台などイベントに関するチケッティングサービスを全般的に提供。

クラウドソリューション事業

・ServiceNow事業

ServiceNowを用いて、プラットフォームシステムの導入支援・運用保守を提供。

ServiceNowとは?

ワークフロー構築やサポートデスクの運用管理等、社内業務に関するシステムを一元化して運用・管理できるクラウドサービス

・HRソリューション事業

自社製品の勤怠管理システム「RocoTime(ロコタイム)」の開発・販売。

・システムソリューション事業

受託開発やエンジニア常駐サービス等を提供。

Microsoft Dynamics365/Power Platformの導入支援や運用保守も行なっているワン!

・ソリューション事業

自社製品の顔認証システム「AUTH(オース)」シリーズを利用したソリューションを提供。

  • 手ぶら・顔認証でスムーズな入退場を可能とする「AUTH thru」
  • スマートフォンでの生体認証チケット「AUTH TICKET」
  • PCログインソフトウェア「AUTH SIGN」
  • 顔認証入退場管理に電気錠を連動させスムーズな入退場を可能にする「AUTH thru KEY」

海外事業

中国・寧波及びフィリピン・セブをオフショア開発の拠点として、システム開発を一部委託することで、コスト面、スピード面での優位性を高めています。

直近IPOの初期予想と騰落結果

直近の10月、11月にIPOした企業の初値予想と結果は以下の通りです。

企業名上場日初値予想初値騰落結果
Japan Eyewear Holdings11/16D(1.0倍未満)0.93倍
DAIWA CYCLE11/8B(1.3~1.5倍)1.12倍
ドリーム・アーツ10/27B(1.3~1.5倍)1.13倍
笑美面10/26C(1.0~1.3倍)1.45倍
全保連10/25D(1.0倍未満)0.97倍

日経平均が足踏みした中、初値が公開価格を下回ったIPO銘柄もありました。

ですが、条件の良い銘柄はしっかりと強い上昇を見せています。

最後に、他の企業の上場スケジュールについて知りたい方は「IPOスケジュール」もご覧下さい。

IPO投資におすすめのネット証券3選

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