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ブルーイノベーション(5597)のIPO初値予想と上場概要紹介

今回はIPO企業の中から、12月12日に東証グロースに上場したブルーイノベーション(5597)をご紹介します。

ブルーイノベーションは、複数のドローン・ロボットを遠隔で制御し、統合管理するためのデバイス統合プラットフォームである Blue Earth Platform®(BEP)をベースに、点検・教育・物流等のサービスを開発・提供する企業です。

想定時価総額は49.8億円で、情報・通信業のIPOとなっています。

監修者:曽根原 大介
監修者:曽根原 大介

上智大学 外国語学部卒業。在学中に米 San Diego State University ファイナンス学部に留学。FP3級保持。
2019年より株式会社インベストメントブリッジにて投資家向けWebサイトの運営や上場企業のIRコンサルティングを手掛け、現在は社長室 室長。
学生・新卒向けの金融教育活動も実施。日本株やアメリカ株、NISAの投信積立、仮想通貨などに7年以上投資している。

ブルーイノベーションのIPO基本情報

ここでは上場日や、いろはに投資独自の初値予想を見てみましょう。

上場日12月12日(火)
いろはに投資独自の初値予想B(1.3倍以上1.5倍未満)
※想定価格1,300円から、1,690円~1,950円
企業Webサイトhttps://www.blue-i.co.jp/
取り扱い証券大和証券(主幹事)、三菱UFJモルガン・スタンレー証券SBI証券楽天証券マネックス証券 など

IPO取り扱い数No.1のSBI証券が取り扱っているね!

ブルーイノベーションのIPO日程と価格

IPOの日程と価格は次のようになっています。

※発表次第更新しています。

想定価格1,300円
仮条件1,220~1,320円
ブックビルディング期間11月27日(月)~12月8日(金)
当選発表日12月4日(月)
公開価格1,584円
申込期間12月5日(火)~12月14日(木)
上場日12月12日(火)~12月18日(月)*
初値2,023円
*発行価格決定日の変動に応じて、各日程も変動します。
発行価格決定日が12月4日(月)だったため、申込期間は「12月5日(火)~12月8日(金)」、上場日は「12月12日(火)」
        

初値は2,023円と公開価格の1.27倍になったよ!

ブルーイノベーションのIPO初値予想

ブルーイノベーション 初値予想

想定時価総額49.8億円、吸収金額11.1億円はいずれも小型サイズであり荷もたれ感はありません。

また、オファリングレシオが約22.8%とやや低い点、公募比率が高い点はプラスに働きます。

一方で、成長性のあるドローンベンチャーではあるものの先行投資による経常損失が続いており、マイナスに働く可能性があります。

これらの点から、IPO評価: B(予想レンジ1.3倍~1.5倍=1690円~1950円)と判断しました。

※IPO評価、初値予想は過去のデータを元に編集部が予想したものであり、結果を確約、投資を推奨するものではございません。

初値予想アンケート

想定価格:1,300円

投票は終了しました。ご回答ありがとうございます!

詳しい評価項目を知りたい方はこちら(クリックで開きます)
  • 発行済み株式数:想定時価総額を計算。
  • オファリングレシオ:小さい方が投資家からの人気が高い。市場に出回る株式数が少なくなることを意味するため。
  • 公募割合:大きい方が投資家からの人気が高い。企業に資金が多く入ることを意味するため。
  • 上場市場:グロースに上場する企業は人気が高くなりやすい。
  • 事業のトレンド性:成長市場に位置し、トレンド性が高い企業は人気になりやすい。
  • VC保有比率:VCが多くいる企業は事業のトレンド性が高く・成長企業であることが多いが、ロックアップがない場合はIPO後の需給が悪化しやすい
  • 売上高成長率・経常利益率:大きい方が人気。過去の業績が良い。
  • 前後2週間のIPO数:少ない方が投資家からの人気が高くなりやすい。
  • 過去1ヶ月の日経平均リターン:高い方が人気。投資家心理に影響。

初値予想方法については、「【IPO初値予想】IPOの評価方法を初心者向けにやさしく解説!過去の事例も」の記事で解説しています。

また、IPO初値・騰落率結果一覧では直近のIPOデータを掲載しています。

ブルーイノベーションの主幹事・幹事証券

同社のIPO株を取り扱う証券会社は、次のようになっています。

証券会社名割当率割当株数
大和証券(主幹事)93.93%805,200株
三菱UFJモルガン・スタンレー証券2.17%18,600株
SBI証券1.74%14,900株
楽天証券0.86%7,400株
岡三証券0.43%3,700株
マネックス証券0.43%3,700株
松井証券0.43%3,700株

\IPO取扱数No.1!/

当選しやすい証券会社ランキング

なかなかIPOが当選しないな…

この記事をご覧頂いている方の中には、1つの証券口座だけでIPO抽選に参加している方も多いのではないでしょうか。

IPO投資で成功するには、複数口座を使い分けて抽選に参加するのがおすすめです。

以下の表では、IPO投資で開いておくべき”おすすめの証券口座”を紹介しています。

証券会社名 取扱数 主幹事数 抽選方法 事前入金
SBI証券 89 13
完全平等抽選: 60%
IPOチャレンジポイントに基づいた配分: 30%
取引状況等を踏まえて定めた配分: 10%
必要
楽天証券 65 0 完全平等抽選 必要
SMBC日興証券 47 24 完全平等抽選: 10% ステージ別抽選: 最大5% ※ほか対面割り当て 必要
松井証券 55 0 配分予定数量の70%以上を抽選 不要
岡三証券 38 0 取引実績に応じて優遇抽選 不要
マネックス証券 60 0 完全平等抽選 必要

※取扱数、主幹事数は2022年のデータ

松井証券や岡三証券は、事前入金不要で抽選に参加できるワン!

大株主情報

大株主の状況は以下の通りで、筆頭株主の熊田 貴之氏は同社代表取締役社長です。

また、第3位の熊田 雅之氏は熊田 貴之氏の弟で、両者合わせて同社株50%超を保有しています。

株主名比率
熊田 貴之44.69%
けいはんな学研都市ATRベンチャーNVCC投資事業有限責任組合18.84%
熊田 雅之5.38%
TBSイノベーション・パートナーズ1号投資事業組合3.55%
(株)レスターホールディングス2.76%
大成(株)2.76%
(株)SBI新生銀行2.07%
日本郵政キャピタル(株)1.53%
FUSO-SBI Innovation Fund1.38%
大成温調(株)1.38%
上位10名を記載

ロックアップ期間は180日間となっているよ!

ブルーイノベーションの業績情報

ブルーイノベーション業績データ
ブルーイノベーション業績データ
EPSは左軸、BPSは右軸
決算期2018年12月2019年12月2020年12月2021年12月2022年12月
売上高554636493725908
成長率+14.8%-22.5%+47.1%+25.2%
経常利益-45-260-284-393-341
成長率
経常利益率
当期純利益-46-262-286-394-345
成長率
EPS-17.6-93.8-94.7-124.4-106.0
BPS227.5152.6275.8151.4111.6
目論見書を元に、いろはに投資作成。

売上高は2020年12月期に対前期比減少となったものの、その後は順調な成長を見せています。

2022年12月期は、特に物流ソリューションにおいて国土交通省の受託事業や大手メーカーの業務委託などのドローンポート案件が貢献し、大幅な上振れとなりました。

一方で、人件費・研究開発費などの先行投資によって未だ経常損失が続いています。

なお今後は、売上総利益率の高いソフトウェアサービスの売上を伸ばすことを重要な経営指標とし、売上総利益率の拡大に努めていくとのことです。

今後の業績の変化に注目だよ!

ブルーイノベーションの事業内容

ブルーイノベーションは、ドローンにおけるソリューション提供だけでなく、ドローンパイロットの育成を通じたドローン業界の市場拡大も目指して、事業展開を行なっています。

事業内容は、主にドローンを基軸とした点検、教育、物流及びネクストの4つのソリューションの提供です。

複数のロボットを遠隔で制御し、統合管理するためのソフトウェアプラットフォームであるBEPを基軸に、人が実施していた設備の点検等の業務をドローン等で代替することで、効率化や安全化を図ることを目的としています。

BEPとは、同社が開発したセンサモジュールとソフトウェア(アプリ、クラウド)で構成された統合的なシステム上のプラットフォームのサービス総称です。

このBEPを活用して、デバイスを動かし、データを集め、管理することで顧客に最適なソリューションを提供することが可能になっています。

また、これらのソリューションを提供することにより、ドローン・ロボットによる自動化・効率化を達成することが同社のミッションです。

特に、ドローン市場における点検ソリューションの市場規模は伸びることが想定されており、同社はこれに注力しています。

同社のソリューション提供における顧客獲得から導入の一般的な流れは以下の通りです。

また、同社の事業系統図は以下の通りです。

直近IPOの初期予想と騰落結果

直近の10月、11月にIPOした企業の初値予想と結果は以下の通りです。

企業名上場日初値予想初値騰落結果
DAIWA CYCLE11/8B(1.3~1.5倍)1.12倍
ドリーム・アーツ10/27B(1.3~1.5倍)1.13倍
笑美面10/26C(1.0~1.3倍)1.45倍
全保連10/25D(1.0倍未満)0.97倍
KOKUSAI ELECTRIC10/25C(1.0~1.3倍) 1.15倍

日経平均が足踏みしている中、初値が公開価格を下回ったIPO銘柄もありました。

ですが、条件の良い銘柄はしっかりと強い上昇を見せています。

最後に、他の企業の上場スケジュールについて知りたい方は「IPOスケジュール」もご覧下さい。

IPO投資におすすめのネット証券3選

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