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アウトルックコンサルティング(5596)のIPO初値予想と上場概要紹介

今回はIPO企業の中から、12月12日に東証グロースに上場したアウトルックコンサルティング(5596)をご紹介します。

アウトルックコンサルティングは、経営管理システム「Sactona」の開発、導入開発、経営管理コンサルティングを提供する企業です。

想定時価総額は71.4億円で、情報・通信業のIPOとなっています。

監修者:曽根原 大介
監修者:曽根原 大介

上智大学 外国語学部卒業。在学中に米 San Diego State University ファイナンス学部に留学。FP3級保持。
2019年より株式会社インベストメントブリッジにて投資家向けWebサイトの運営や上場企業のIRコンサルティングを手掛け、現在は社長室 室長。
学生・新卒向けの金融教育活動も実施。日本株やアメリカ株、NISAの投信積立、仮想通貨などに7年以上投資している。

アウトルックコンサルティングのIPO基本情報

ここでは上場日や、いろはに投資独自の初値予想を見てみましょう。

上場日12月12日(火)
いろはに投資独自の初値予想C(1.0倍以上1.3倍未満)
※想定価格2,000円から、2,000円~2,600円
企業Webサイトhttps://www.outlook.co.jp/
取り扱い証券SMBC日興証券(主幹事)、 マネックス証券SBI証券三菱UFJモルガン・スタンレー証券など

IPO取り扱い数No.1のSBI証券が取り扱っているね!

アウトルックコンサルティングのIPO日程と価格

IPOの日程と価格は次のようになっています。

※発表次第更新しています。

想定価格2,000円
仮条件1,700~1,800円
ブックビルディング期間11月27日(月)~12月1日(金)
当選発表日12月4日(月)
公開価格1,800円
申込期間12月5日(火)~12月8日(金)
上場日12月12日(火)
初値1,656円

初値は1,656円と公開価格の0.92倍になったよ!

アウトルックコンサルティングのIPO初値予想

IPO評価 アウトルックコンサルティング

想定時価総額が71.4億円と小型案件のIPOです。

経営管理のプラットフォーム・コンサルティングを提供しており、顧客リストに大手企業が並んでいることからも注目を集めそうです。

一方で、オファリングレシオが高い点や公募比率が2.7%と非常に低い点が初値にはマイナスの要因になります。

これらの点から、IPO評価: C(予想レンジ1.0倍~1.3倍=2,000円~2,600円)と判断しました。

※IPO評価、初値予想は過去のデータを元に編集部が予想したものであり、結果を確約、投資を推奨するものではございません。

初値予想アンケート

想定価格:2,000円

投票は終了しました。ご回答ありがとうございます!

詳しい評価項目を知りたい方はこちら(クリックで開きます)
  • 発行済み株式数:想定時価総額を計算。
  • オファリングレシオ:小さい方が投資家からの人気が高い。市場に出回る株式数が少なくなることを意味するため。
  • 公募割合:大きい方が投資家からの人気が高い。企業に資金が多く入ることを意味するため。
  • 上場市場:グロースに上場する企業は人気が高くなりやすい。
  • 事業のトレンド性:成長市場に位置し、トレンド性が高い企業は人気になりやすい。
  • VC保有比率:VCが多くいる企業は事業のトレンド性が高く・成長企業であることが多いが、ロックアップがない場合はIPO後の需給が悪化しやすい
  • 売上高成長率・経常利益率:大きい方が人気。過去の業績が良い。
  • 前後2週間のIPO数:少ない方が投資家からの人気が高くなりやすい。
  • 過去1ヶ月の日経平均リターン:高い方が人気。投資家心理に影響。

初値予想方法については、「【IPO初値予想】IPOの評価方法を初心者向けにやさしく解説!過去の事例も」の記事で解説しています。

また、IPO初値・騰落率結果一覧では直近のIPOデータを掲載しています。

アウトルックコンサルティングの主幹事・幹事証券

同社のIPO株を取り扱う証券会社は、次のようになっています。

証券会社名割当率割当株数
SMBC日興証券 (主幹事)93.96%1,965,800株
三菱UFJモルガン・スタンレー証券1.33%27,900株
マネックス証券1.07%22,300株
SBI証券0.62%13,000株
丸三証券0.62%13,000株
楽天証券0.62%13,000株
岩井コスモ証券0.44%9,300株
岡三証券0.44%9,300株
松井証券0.44%9,300株
水戸証券0.44%9,300株

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当選しやすい証券会社ランキング

なかなかIPOが当選しないな…

この記事をご覧頂いている方の中には、1つの証券口座だけでIPO抽選に参加している方も多いのではないでしょうか。

IPO投資で成功するには、複数口座を使い分けて抽選に参加するのがおすすめです。

以下の表では、IPO投資で開いておくべき”おすすめの証券口座”を紹介しています。

証券会社名 取扱数 主幹事数 抽選方法 事前入金
SBI証券 89 13
完全平等抽選: 60%
IPOチャレンジポイントに基づいた配分: 30%
取引状況等を踏まえて定めた配分: 10%
必要
楽天証券 65 0 完全平等抽選 必要
SMBC日興証券 47 24 完全平等抽選: 10% ステージ別抽選: 最大5% ※ほか対面割り当て 必要
松井証券 55 0 配分予定数量の70%以上を抽選 不要
岡三証券 38 0 取引実績に応じて優遇抽選 不要
マネックス証券 60 0 完全平等抽選 必要

※取扱数、主幹事数は2022年のデータ

松井証券や岡三証券は、事前入金不要で抽選に参加できるワン!

大株主情報

大株主の状況は以下の通りで、AG2号投資事業有限責任組合(VC)が筆頭株主となっています。

第2位は同社取締役の井澤亜紀子氏となっています。

株主名比率
AG2号投資事業有限責任組合97.21%
井澤亜紀子0.45%
岩田謙作0.29%
義村晋教0.25%
山﨑茂樹0.20%
和田崇0.12%
野渡寛介0.11%
WUWENJIN0.08%
羽生田隆史0.08%
立川夏子0.08%
上位10名を記載

VCには、2024年6月8日まで(180日間)のロックアップ期間が設定されているよ!

アウトルックコンサルティングの業績情報

アウトルックコンサルティング 業績データ
アウトルックコンサルティング 業績データ
EPSは左軸、BPSは右軸
決算期2019年3月2020年3月2021年3月2022年3月2023年3月
売上高8319939549841,440
成長率+19.5%-3.9%+3.1%+46.3%
経常利益239263250304464
成長率+10.0%-4.9%+21.6%+52.6%
経常利益率28.8%26.5%26.2%30.9%32.2%
当期純利益204189195199319
成長率-7.4%+3.2%+2.1%+60.3%
EPS512.40474.68489.06489.3690.86
BPS2,638.34 3,113.02 4,296.87 45.64 136.50
目論見書を元に、いろはに投資作成
*2022年2月22日付で普通株式1株につき普通株式1,000株の割合で株式分割を実施。
また、2023年9月30日付で普通株式5株につき普通株式1株の割合で株式併合を実施。
2019年3月期の期首に当該株式分割及び株式併合が行われたと仮定して算定。

2023年3月期の売上高は1,440百万円(前期比46.3%増)、経常利益は464百万円(同52.6%増)となりました。

コンサルティングビジネスの売上が好調に推移し、併せて、サブスクリプション型での提供などによりベースビジネスの売上が伸長したことで、ストック型の安定的なサービス収入が増加しました。

2024年3月期第2四半期累計期間においては、売上高792百万円、経常利益264百万円となっています。

期末顧客企業数は5年間でCAGR+16.8%と順調に増加しているよ!

アウトルックコンサルティングの事業内容

アウトルックコンサルティングの主力事業は、クラウド対応型経営管理システム「Sactona」の開発・販売・導入・保守・インフラストラクチャー提供で、国内企業向けに展開しています。

Sactona

「Sactona」を使うことで、多くの企業で予実分析管理として使用されているExcelフォーマットをそのまま利用し、入力表を作成することが可能です。

使い慣れたExcelなので、利用部門の利用負荷軽減・導入時の効率化が実現できます。

また、各拠点から直接データベースへデータを送信することが可能となっており、情報取り纏め部局の担当者は多数のExcelファイルの収集・データ集計作業から解放され、分析業務などの本来の業務に集中することができます。

更に、顧客社内ネットワーク環境上のWebポータルから集計用のExcelファイルを配布、そして収集ができるため、管理業務が大幅に軽減されます。

ファイルの編集時や保存時に変更前の履歴が残り、変更履歴が追えるため、利便性の高いものになっています。

また、実績情報は顧客の会計システムなどの利用しているシステムと連携し、情報を取り込み、集計結果について時系列対比、計画対比などの可視化により、分析の迅速化、高度化が図られます。

アウトルックコンサルティングの収益構造は大きく以下の2つに分かれています。

また、顧客属性は以下の通り多岐にわたっています。

企業規模は「大企業」が中心となっているワン!

直近IPOの初期予想と騰落結果

直近の10月、11月にIPOした企業の初値予想と結果は以下の通りです。

企業名上場日初値予想初値騰落結果
DAIWA CYCLE11/8B(1.3~1.5倍)1.12倍
ドリーム・アーツ10/27B(1.3~1.5倍)1.13倍
笑美面10/26C(1.0~1.3倍)1.45倍
全保連10/25D(1.0倍未満)0.97倍
KOKUSAI ELECTRIC10/25C(1.0~1.3倍) 1.15倍

日経平均が足踏みした中、初値が公開価格を下回ったIPO銘柄もありました。

ですが、条件の良い銘柄はしっかりと強い上昇を見せています。

最後に、他の企業の上場スケジュールについて知りたい方は「IPOスケジュール」もご覧下さい。

IPO投資におすすめのネット証券3選

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