代表的な資産運用8選!初心者におすすめなのはズバリ〇〇だ!

・資産運用ってどんな種類があるの?
・初心者におすすめの資産運用が知りたいな。
このようなお悩みを解決します。
この記事の結論
- 代表的な資産運用には株式投資、投資信託、ETF、債券、REIT、金、FX、仮想通貨がある
- 投資初心者(特に若い方)におすすめな資産運用は投資信託の長期積立投資!
- ドルコスト平均法、複利の力で初心者でも大きな資産運用効果が期待できる!
この記事の前半では初心者が抑えておきたい資産運用の種類8つを解説。
後半は20代の若い投資初心者におすすめの資産形成・運用方法をご紹介します。
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目次
代表的な資産運用8選!
資産運用①:株式投資

投資と聞いて真っ先に思いつくのが株式投資ではないでしょうか?
株式とは、株式会社が資金の出資者に対して発行する証券のことです。
投資家は株式を購入することで、会社に投資する代わりにその会社の所有権を得ることができます。
会社の所有権を得ることで、株主総会での議決権や配当金や株主優待を受け取ることができるのです。
また株を売却した際に発生する売買差益による利益も期待できます。
株価が大きく上昇する成長企業に早くから目を付けて投資しておけば、資産を大きく増やすことができるのです。
将来性があり大きな株価上昇が期待できる銘柄のことをグロース株と呼ぶワン!
リスクとリターン:★★★★☆
会社の業績が悪くなると株価が急落する可能性があるので一定のリスクはあります。
しかし、様々な業界や企業に分散投資をすることでリスクを抑えることができます。
また、将来の成長企業を発見することができれば、大きなリターンを得ることも可能です。
メリット
- 配当金、売買差益のほかに株主優待を受け取ることもできる。
- 自分の意志で投資先を自由に決定することができる。
- 投資先を探す過程で、ニュースへの関心が高まったり経済知識を身に着けたりすることができる。
デメリット
- 株式市場や経済に関する知識がないと失敗しやすい
- 情報を素早く入手する必要がある
- リスクが比較的大きく、大きな損をする可能性もある
株式投資についてさらに詳しく知りたい方は以下の記事を読んでみてください!
資産運用②:投資信託

投資信託とは、プロの投資家(ファンドマネージャー)にお金を預けて、株の選定や買付・売却時期を任せる金融商品です。
イメージとしては株式の福袋のようなもので、一つのファンド(投資信託)を購入することで複数の企業に投資できることが特徴です。
投資信託にはインデックス型とアクティブ型という2つの運用スタイルがあります。
インデックス型はTOPIXやダウ平均株価のような「投資の指数」と連動することを目標としている投資信託です。
銘柄を機械的に買って運用するため信託報酬(運用手数料)は小さく平均で0.6%程度となります。
一方、アクティブ型は指数よりも大きなリターンを求めて、買う商品(株式や債券)をプロが独自に選び投資をする投資信託です。
信託報酬はインデックス型と比べて大きく、平均1.5%程度です。
リスクとリターン:★★★☆☆
インデックス型・アクティブ型ともに数多くの企業に分散して投資するのでリスクは比較的小さいです。
そのため、資産が短期間に大きく増えることもあまりありません。
長期的にコツコツと資産を運用したい人に向いている投資方法と言えます。
ただ、新興国などをターゲットにする比較的リスク・リターンが高い投資信託もあります。
メリット
- 専門家が代わりに運用してくれるので私生活や仕事の時間を犠牲にすることがない。
- 少額から投資することができる。
- NISAやつみたてNISAの対象。
デメリット
- 短期間での大きなリターンは期待しづらい。
- 株式投資とは異なり株主優待がない。
- あまり積極的な投資判断をすることがないので投資をしている実感が湧きにくい。
投資信託、インデックスファンドについてさらに詳しく知りたい方は以下の記事を読んでみてください!
資産運用③:ETF(上場投資信託)

ETFとは「Exchange Traded Fund」の略称であり、日本語では上場投資信託と言います。
ETFは株式のように上場しておりリアルタイムで売買できる投資信託です。
リスク・リターンの大きさは投資信託と大きく変わりません。
ETFの特徴は投資信託を株式と同様に取引できる点にありますが、投資初心者にとってはあまり大きなメリットにはなりません。
ある程度資産運用に慣れてから始めるのが良いでしょう!
リスクとリターン:★★☆☆☆
リスクとリターンの大きさは投資信託とほとんど変わりません。
しかし投資信託より自由度が高く裁量を持って運用することができます。
自分で売買のタイミングを決めたい投資中級者以上の人に適している投資方法と言えるでしょう。
メリット
- 投資信託と同様に少額で分散投資ができる。
- 投資信託に比べて手数料が低い場合が多い。
- リアルタイムで値段が付き、取引時間内であればいつでも取引可能。
デメリット
- つみたてNISAの対象ではない。
- 分配金が自動で再投資されない。
ETFについてさらに詳しく知りたい方は以下の記事を読んでみてください!
資産運用④:債券(国債・社債)

債券投資とは、投資家が債券の発行体である国や企業にお金を貸すことです。
この貸借関係における借用書(お金を貸したことの証明書)が債券にあたります。
債券の保有者は満期までの決められた利払い日に利息の支払いを受けます。
満期になると額面金額が投資家に払い戻されます。
つまり利息と額面金額の双方を受け取ることができるのです。
また、債券には投資家同士が自由に売買できるという特徴もあります。
債券は発行体によって以下の通りに分類されます。
- 国債
国が発行している債券です。
発行体が国のため、かなりリスクが小さい投資と言えます。
ただ、新興国を中心に「ハイイールド債」というリスクが高い債券もあります。 - 社債
企業が発行している債券です。
国債よりはリスクが高いものが多く、その分リターンも大きいです。
しかし株式や投資信託などと比べればリスク・リターンともに小さい場合が多いです。
リスクとリターン:★☆☆☆☆
債券は一般的にリスクの小さい投資方法であり、安全資産と呼ばれることもあります。
その一方で株式投資などに比べてリターンも小さいです。
リスクを最小限に抑えたい堅実な方に向いている投資方法です。
メリット
- リスクが小さいが銀行の定期預金よりは良い利回りで運用できる。
- 基本的には元本が戻ってくる。
- 購入時に期待リターンがほぼ確定している。
デメリット
- リターンが小さい。
- デフォルト(債務不履行)になる可能性があるので全くのノーリスクではない。
債券についてさらに詳しく知りたい方は以下の記事を読んでみてください!
資産運用⑤:REIT(不動産投資信託)

REITとは「Real Estate Investment Trust」の略称で、日本語に訳すと不動産投資信託という意味になります。
多数の投資家から集めた資金でマンションやオフィスビル、商業施設などの不動産を購入し、賃料収入や売却益などを投資家に還元する金融商品です。
海外のREITと区別するため日本ではJapanのJを先頭に付けたJ-REITという名称で呼ばれることも多いです。
一般的な住居だけでなく、ホテルやショッピングセンターなどの商業施設に投資できることもREITの特徴の一つです。
REITは不動産直接投資と比べて少額から投資することができ、分散性・換金性が高いという魅力があります。
リスクとリターン:★★★☆☆
現物の不動産を保有する場合に比べて分散性・換金性が高いためリスクを小さく抑えることができます。
メリット
- 基本的に安定した分配金収入が見込める。
- 実物不動産を所有する場合と比べて少額で始めることができ、分散性・換金性も高い。
- 株式の変動との相関が基本的に低いので株式投資家にとってはリスクヘッジとなる。
デメリット
- 不動産が予測不可能な災害に巻き込まれる可能性があり、その場合分配金などが減少する場合がある。
- コロナショック時のホテルのように、特定用途のREITのみに投資してしまうと大損してしまう可能性がある。
REITについてさらに詳しく知りたい方は以下の記事を読んでみてください!
資産運用⑥:金

金(ゴールド)も投資可能な資産の一つです。
金は株式やドルと逆相関する傾向があります。
そのため金は「有事の金」とも呼ばれ株式市場の暴落や国債情勢の悪化に伴い需要が高まる傾向があります。
現物保有や純金積み立て、金関連のETFなど様々な保有の仕方があるのも特徴の一つです。
自分のスタイルにあった投資方法を選ぶことができます。
リスクとリターン:★★★☆☆
売買差益によるリターンのみが期待できます。
メリット
- 株式市場の暴落時や世界情勢の悪化時に価格が高騰するため株式投資のリスクヘッジの役割を果たす。
- 様々な投資方法がある。
デメリット
- 配当金などのインカムゲインがなく売買差益のみの利益になる。
- 価格変動の予想がしづらい。
- 現物を保有する場合は盗難リスクなども発生する。
金やプラチナ投資についてはコチラ
資産運用⑦:FX(外国為替証拠金取引)

FXとは「Foreign Exchange」の略称で、日本語では外国為替証拠金取引と呼ばれます。
簡単に言えばFXとは通貨の交換・両替のことです。
※投資と言うよりも、「投機」と言えます。
FXの最大の特徴はレバレッジにあります。
レバレッジとは自己資金の何倍もの金額で取引できるシステムのことです。
レバレッジには「てこの力」という意味があるんだよね!
てこを使って小さい力で重い物を動かすのと同じイメージだね!
レバレッジをうまく利用すれば小さい資金で大きなリターンを得ることができますが、大きく損をする可能性もあります。
元本が全て無くなるだけでなく、借金せざるを得ない状況になるかもしれません。
具体的な事例を用いて説明します。
元本の40万円を入金し25倍のレバレッジを効かせた場合、1000万円の資金で取引することができます。
今1ドル=100円で取引されているとしましょう。
このとき1000万円で10万ドルを保有したとします。
その後1ドル=110円の相場に変わったとしましょう。
このとき10万ドル=1100万円になるため、100万円のリターンを得たことになります。
逆に1ドル=90円の相場に変わった場合はどうでしょうか?
このとき10万ドル=900万円になるため、100万円の損失を被ったことになります。
FXはまさにハイリスク・ハイリターンってことだね!
初心者のうちはあまり手を出さない方がよさそう…。
リスクとリターン:★★★★★
FXはレバレッジというシステムがあるため少額で大きな利益を狙うことが可能です。
しかしその分リスクも大きくなってしまい、元本以上の損失を出してしまう可能性もあります。
メリット
- レバレッジをかけることで少額で大きな利益を狙うことができる。
- 取引にかかる手数料が小さい。
デメリット
- 大損して借金をする可能性がある。
FXの始め方はコチラ
資産運用⑧:仮想通貨(暗号資産)

仮想通貨(暗号資産)とは、インターネット上で取引される通貨のことです。
仮想通貨の最大の特徴は値動きの大きさです。
保有リスクは高いですが短期的に大きな利益を得ることも可能です。
リスクとリターン:★★★★☆
値動きが大きいのでその分リスクとリターンは大きいです。
うまく価格上昇前に購入できれば大きな利益を得ることができますし、反対に下落前に購入した場合は大きな損失を被ることになります。
メリット
- 大きなリターンを狙うことができる。
- 決済手段として利用することも可能。
デメリット
- リスクが大きい。
- ネット上での取引になるのでハッキングなどの危険性がある。
- 配当金などがなく、売買差益による利益しか期待できない。
仮想通貨の始め方を解説
初心者におすすめの資産運用は?
ここまで8種類の資産運用をご紹介してきました。
これらのリスク・リターンの大きさと投資初心者へのおすすめ度をグラフにしてみました。

では、20代の若い投資初心者はどの方法で資産形成を始めたらよいのでしょうか?
おすすめの資産運用とはズバリ!「投資信託の長期積立投資です!」
なぜ投資信託が初心者におすすめ?
投資信託がおすすめの理由は大きく5つあります。
- 多くの時間を割く必要がない
20代は仕事に多くの時間を割いてキャリアアップを狙いたい人や、結婚生活や育児などに時間を費やしたい人も多いと思います。
そのような人たちは逐一株価の動きを確認したり、決算を見るのは難しいですよね。
投資信託であれば最低限の時間を割くだけで多くの企業に投資をすることが可能です。 - 分散投資なのでリスクが小さい
少ない金額で多くの銘柄に投資することができるのが投資信託の強みの一つです。
突然資産が激減するリスクはほとんどないので安心して運用することができます。 - 少額から投資可能
株式投資の最低購入単位は基本的に100株です。
購入の最低金額が高く、分散投資をするため複数企業に投資しようとするとかなりの資金が必要になります。
投資信託であれば100円から購入することができるので若い人でも簡単に始めることができます。 - NISA・つみたてNISAの対象
NISAとは簡単に言えば、投資で得たリターンが非課税になる仕組みのことです。
利用しない場合は基本的に約20%の税金が課されるので、利用した方がお得です。 - リスク・リターンのバランスを調整しやすい
投資信託でもインデックス型とアクティブ型をうまく組み合わせることで、年平均3~10%のリターンも期待できます。
リスクを低めに抑えたい方は債券を組み込んだ投資信託、高リターンを狙いたい方は新興国株式を組み込んだ投資信託など調整もしやすいです。
なぜ積立投資が初心者におすすめ?
積立投資とは、毎月一定金額で特定の金融商品を購入していく投資方法です。
積立投資のメリットを理解する上で重要な考え方があります。
それがドルコスト平均法です。
投資の基本は「安く買って高く売る」ですが、それは容易なことではありません。
しかしドルコスト平均法を用いればシステム的に安い時に多く買い、高いときに少なく買うことができるのです!

なぜ長期投資が初心者におすすめ?
長期投資の最大のメリットは「複利効果」にあります。
複利とは元本と利子の合計にさらに利子が付くことです。
複利効果は時間を味方につけることでとても大きな力を発揮します。
以下の表は、25歳の時に積立投資を始めた場合(利回り5%と仮定)35歳、45歳、55歳時にどれほど利益が出るかを一覧にしたものです。

毎月の積立額に関わらず積立期間が長くなるほどリターンの割合が高くなっているね!
若いうちから投資を始めることで複利の力を最大限利用することができるってことだね!
表の数値は金融庁の資産運用シミュレーションより算出しています。
ご自身で毎月の積み立て額や投資期間を設定してシミュレーションしてみてください!
いかがだったでしょうか?
資産形成は始める時期が早いほど有利になります。
まずは投資信託で少額から始めてみてはいかがでしょうか!
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