ブリッジレポート
(4301:東証1部) アミューズ 企業HP
畠中 達郎 社長
畠中 達郎 社長

【ブリッジレポート vol.39】2013年3月期第3四半期業績レポート
取材概要「13/3期は減収減益予想ながら、過去最高となった12/3期に迫る好決算が期待できる。同社は、アナログな「ライブ」の価値を高めるため、「ライブ・・・」続きは本文をご覧ください。
2013年3月19日掲載
企業基本情報
企業名
株式会社アミューズ
社長
畠中 達郎
所在地
東京都渋谷区桜丘町 20-1 渋谷インフォスタワー
事業内容
サザンオールスターズ・福山雅治・ポルノグラフィティなどのミュージシャン、富田靖子・三宅裕司・深津絵里・岸谷五朗などの俳優、その他文化人まで、219組のアーティストのマネージメントのほか、映画やTV番組制作など各種映像ソフトの製作・販売、海外舞台の招聘・携帯やPC でのサイト運営やコンテンツ配信など、エンターテインメント事業を幅広く展開しています。
決算期
3月
業種
サービス業
財務情報
項目決算期 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
2012年3月 31,776 3,564 3,438 1,930
2011年3月 26,122 2,161 2,120 1,136
2010年3月 28,740 1,268 1,205 -880
2009年3月 32,185 3,282 3,236 1,552
2008年3月 23,684 1,200 1,204 582
2007年3月 24,914 566 565 185
2006年3月 29,440 1,801 1,798 897
2005年3月 24,377 1,378 1,382 761
2004年3月 26,243 1,813 1,828 972
2003年3月 28,145 2,905 2,723 1,086
2002年3月 23,360 1,632 1,603 1,019
2001年3月 19,755 2,236 2,039 543
2000年3月 15,079 860 649 344
株式情報(3/5現在データ)
株価 発行済株式数(自己株式を控除) 時価総額 ROE(実) 売買単位
1,914円 8,856,575株 16,951百万円 15.5% 100株
DPS(予) 配当利回り(予) EPS(予) PER(予) BPS(実) PBR(実)
30.00円 1.6% 214.49円 8.9倍 1,478.91円 1.3倍
※株価は3/5終値。発行済株式数は直近四半期末の発行済株式数から自己株式を控除。ROE、BPSは前期末実績。
 
アミューズの2013年3月期第3四半期決算について、ブリッジレポートにてご報告致します。
 
 
今回のポイント
 
 
会社概要
 
芸能プロダクション大手。サザンオールスターズ、福山雅治、ポルノグラフィティなど人気アーティストを数多く抱えている。グループ全体の事業の核を「コンテンツビジネス」におき、文化を創造する総合エンターテインメント集団として、テレビ番組や映画の企画・制作、海外舞台の招聘等でも豊富な実績を有する。
グループは、同社の他、子会社12社(連結子会社7社)及び関連会社2社からなり、特に、映像ソフトの製作・製造・販売を行なうアミューズソフトエンタテインメントの業績への寄与が大きい。
 
【事業内容】
事業は、コンサートの収入、テレビ・CM出演料、新譜楽曲の印税、ファンクラブ会員収入や商品販売収入等のアーティストマネージメント事業(12/3期売上構成比75.8%)、テレビ番組・映画制作収入、及びビデオ・DVD販売等のメディアビジュアル事業(同 17.4%)、及び旧譜楽曲の印税収入や二次使用にかかる収益等のコンテンツ事業(同6.8%)に分かれる。
 
−インターネット動画配信サービス「AmebaStudio(アメスタ)」の人気番組が初のリアルイベント化
  渡部秀がMCを務める人気番組「なうメン△」1周年記念イベントを実施−
同社は、(株)アメスタ(東京都渋谷区)が運営するインターネット動画配信サービス「AmebaStudio(アメスタ)」を通して配信中の人気番組「なうメン△(さんかっけー)」の1周年記念イベントを2013年3月30日に実施する。
「なうメン△」はアミューズと「AmebaStudio(アメスタ)」の月1企画として2012年3月9日に放送を開始した。MCの渡部秀(わたなべ しゅう)を中心に若手俳優等が多数出演し、「今時のイケてる男子、なうメンを目指す」をコンセプトとした人気のトーク番組。放送開始1周年を記念し、"視聴者に番組を生で体験してもらおう"と言う訳だ。ライブイベントを得意とする同社ではあるが、「AmebaStudio(アメスタ)」で放送する番組のリアルイベント化は初めての試み。同社と「AmebaStudio(アメスタ)」は、今後も人気番組のイベント化や他メディアとの連携に力を入れていく考え。
 
なうメン△1周年記念イベント概要
出演者: 渡部秀 他
公演日: 2013年3月30日(土)
13:30 開場/14:00 公演
16:30 開場/17:00 公演
会場: ベルサール渋谷ファーストHALL A
(東京都渋谷区東1-2-20 住友不動産渋谷ファーストタワー2F)
チケット
  料金:
3,500 円(税込) 全席指定
一般発売: e+ http://eplus.jp/
2013年3月9日(土)12:00〜
お問い
 合わせ:
アミューズチアリングハウス
03-5457-3476(平日15:00〜18:30)
 
 
2013年3月期第3四半期決算
 
 
ライブエンターテインメント活動を積極的に展開、営業利益以下の各利益が通期の利益予想を超過
営業収入は前年同期比3.3%増の256億42百万円。同社所属アーティストによるコンサートや出演・演出を手掛ける舞台公演等が好調に推移し、付随するグッズ販売も増加した。
営業利益は同28.8%増の36億90百万円。上記ライブエンターテインメント活動の好調による限界利益の増加に加え、新譜CD発売による印税収入や音楽DVD販売の好調も営業利益率の改善に寄与した。持分法投資利益の増加(9百万円→28百万円)や為替差損益の改善(△30百万円→51百万円)で営業外損益も改善。税効果会計の影響もあり、四半期純利益が22億68百万円と同41.1%増加した。
 
 
アーティストマネージメント事業
営業収入205億68百万円(前年同期比8.4%増)、セグメント利益36億53百万円(同33.0%増)。桑田佳祐、福山雅治、ポルノグラフィティ、Perfume、flumpool等のコンサートや、地球ゴージャス、TEAM NACSなど所属アーティストが出演や演出を手掛ける舞台公演やグッズ販売等、ライブエンターテインメント活動がいずれも盛況。舞台公演が規模を大型化する中で稼働率が大幅に上昇した事に加え、桑田佳祐のアルバム発売による印税収入、福山雅治ライブDVDの販売、更には多様なアーティストによるCM収入の好調等で利益率も改善した。
 
メディアビジュアル事業
営業収入34億75百万円(前年同期比19.1%減)、セグメント利益1億57百万円(同50.4%減)。DVD販売において前年同期に比べヒット作品が少なかったため減収減益となったが、洋画「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」、佐藤健主演邦画「るろうに剣心」、吉高由里子出演邦画「カイジ2〜人生奪回ゲーム〜」、大泉洋主演邦画「しあわせのパン」等、作品個々には堅調な作品もあった。
 
コンテンツ事業
営業収入15億98百万円(前年同期比3.2%増)、セグメント利益4億47百万円(同10.6%増)。収益の中心であるサザンオールスターズ、福山雅治、BEGIN、ポルノグラフィティ、Perfume等の旧譜楽曲の販売及び旧譜楽曲の二次使用による印税収入に加え、著作権印税や原盤印税等も堅調に推移。Perfumeのベストアルバム発売も収益の押し上げ要因。
 
 
前年同期比25.0%の増収、同59.4%の経常増益
桑田佳祐の大型全国ツアーをはじめ、福山雅治、ポルノグラフィティ、BEGIN、ONE OK ROCK等のコンサートツアーや若手俳優が一同に集うファン感謝祭イベント等、幅広い年代、ジャンルのアーティストによるライブエンターテインメント活動を積極的に展開。グッズ販売等も含め、概ね予定通り推移した。
 
 
 
ライブエンターテインメント活動の好調による業容の拡大で、第3四半期末の総資産は248億71百万円と前期末比32億83百万円増加した。科目別では、現預金、売上債権、仕入債務、純資産等が増加。財政状態は流動性が高く、無借金経営。自己資本比率は60.4%。
 
 
2013年3月期業績予想
 
 
通期業績予想に変更はなく、前年同期比11.3%の減収、同9.5%の経常減益
第3四半期(10-12月)終了時点で営業利益以下の各利益が通期の予想を上回ったものの、下期は計画しているイベントの70%が第3四半期に集中しており、第4四半期(1-3月)は第3四半期に比べて大型のコンサートツアーやイベント等が減少する。第3四半期累計決算が、ほぼ想定通りの推移である事から通期業績予想を据え置いた。配当は、1株当たり記念配15円を落とし、10円増配の30円を予定している。
 
 
 
 
今後の注目点
13/3期は減収減益予想ながら、過去最高となった12/3期に迫る好決算が期待できる。同社は、アナログな「ライブ」の価値を高めるため、「ライブイズム(ライブ至上主義という意味の造語)」をスローガンに掲げ、ミュージシャンのコンサート、所属俳優によるオリジナル舞台制作、更には海外舞台の招聘等を積極的に展開してきたが、時代の要請とマッチしてその努力が実を結びつつある。加えて、リーダーシップのある首相の登場で国内景気が久々に活気を取り戻しつつある。自助努力の成果に加え、マクロ経済の面からの追い風も吹いてきた。
 
本資料は、情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を意図するものではありません。
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