PR
「いろはにマネー」では、複数企業と提携し情報を提供する広告収益モデルで運営しています。
当サイト経由での申し込みが発生した場合は、各企業から支払いを受け取ることがありますが、広告の出稿によって「サービスへの評価が変わる/ユーザーの方へ不都合な変更をする」ことはありません。(コンテンツポリシーはこちら)

ニッポンインシュア(5843)のIPO初値予想と上場概要紹介

今回はIPO企業の中から、10月3日に東証スタンダードに上場予定のニッポンインシュア(5843)をご紹介します。(同日は「西武技研」が上場予定です)

ニッポンインシュアは、家賃債務保証サービスなどのサービスを提供する企業です。

想定時価総額は21.5億円で、その他金融業のIPOとなっています。

監修者:曽根原 大介
監修者:曽根原 大介

上智大学 外国語学部卒業。在学中に米 San Diego State University ファイナンス学部に留学。FP3級保持。
2019年より株式会社インベストメントブリッジにて投資家向けWebサイトの運営や上場企業のIRコンサルティングを手掛け、現在は社長室 室長。
学生・新卒向けの金融教育活動も実施。日本株やアメリカ株、NISAの投信積立、仮想通貨などに7年以上投資している。

ニッポンインシュアのIPO基本情報

ここでは上場日や、いろはに投資独自の初値予想を見てみましょう。

上場日10月3日(火)
いろはに投資独自の初値予想D(1.0倍未満)
※想定価格810円から、810円未満
企業Webサイトhttps://www.nipponinsure.jp/
取り扱い証券野村證券(主)、SBI証券岡三証券松井証券マネックス証券 など

岡三証券が引き受けているから、岡三オンライン証券でも買えそうだね!

ニッポンインシュアのIPO日程と価格

IPOの日程と価格は次のようになっています。

※発表次第更新しています。

想定価格810円
仮条件790〜810円
ブックビルディング期間9月14日(木)~9月21日(木)
当選発表日9月22日(金)
公開価格810円
申込期間9月25日(月)~9月28日(木)
上場日10月3日(火)
初値1,005円

初値は1,005円と、公開価格の1.24倍になったよ!

ニッポンインシュアのIPO初値予想

IPO評価 ニッポンインシュア

想定時価総額21.5億円、吸収金額13.2億円の小型IPO案件となっています。

しかし、スタンダード市場への上場である点や金融業という業種が新規上場としては注目を集めにくいと考えます。

加えて、71%と高いオファリングレシオや直近IPO数の多さがネックとなりそうです。

これらの点から、IPO評価: D(予想レンジ1.0倍未満=810円未満)と判断しました。

※IPO評価、初値予想は過去のデータを元に編集部が予想したものであり、結果を確約、投資を推奨するものではございません。

初値予想アンケート

想定価格:810円

投票は終了しました。ご回答ありがとうございます!

詳しい評価項目を知りたい方はこちら(クリックで開きます)
  • 発行済み株式数:想定時価総額を計算。
  • オファリングレシオ:小さい方が投資家からの人気が高い。市場に出回る株式数が少なくなることを意味するため。
  • 公募割合:大きい方が投資家からの人気が高い。企業に資金が多く入ることを意味するため。
  • 上場市場:グロースに上場する企業は人気が高くなりやすい。
  • 事業のトレンド性:成長市場に位置し、トレンド性が高い企業は人気になりやすい。
  • VC保有比率:VCが多くいる企業は事業のトレンド性が高く・成長企業であることが多いが、ロックアップがない場合はIPO後の需給が悪化しやすい
  • 売上高成長率・経常利益率:大きい方が人気。過去の業績が良い。
  • 前後2週間のIPO数:少ない方が投資家からの人気が高くなりやすい。
  • 過去1ヶ月の日経平均リターン:高い方が人気。投資家心理に影響。

初値予想方法については、「【IPO初値予想】IPOの評価方法を初心者向けにやさしく解説!過去の事例も」の記事で解説しています。

また、IPO初値・騰落率結果一覧では直近のIPOデータを掲載しています。

ニッポンインシュアの主幹事・幹事証券

同社のIPO株を取り扱う証券会社は、次のようになっています。

証券会社名割当率割当株数
野村證券(主)97.38%1,590,200株
岡三証券1.45%23,700株
FFG証券0.22%3,600株
西日本シティTT証券0.19%3,100株
楽天証券0.19%3,100株
マネックス証券0.19%3,100株
松井証券0.19%3,100株
SBI証券0.19%3,100株

\IPO取扱数No.1/

当選しやすい証券会社ランキング

なかなかIPOが当選しないな…

この記事をご覧頂いている方の中には、1つの証券口座だけでIPO抽選に参加している方も多いのではないでしょうか。

IPO投資で成功するには、複数口座を使い分けて抽選に参加するのがおすすめです。

以下の表では、IPO投資で開いておくべき”おすすめの証券口座”を紹介しています。

証券会社名 取扱数 主幹事数 抽選方法 事前入金
SBI証券 89 13
完全平等抽選: 60%
IPOチャレンジポイントに基づいた配分: 30%
取引状況等を踏まえて定めた配分: 10%
必要
楽天証券 65 0 完全平等抽選 必要
SMBC日興証券 47 24 完全平等抽選: 10% ステージ別抽選: 最大5% ※ほか対面割り当て 必要
松井証券 55 0 配分予定数量の70%以上を抽選 不要
岡三証券 38 0 取引実績に応じて優遇抽選 不要
マネックス証券 60 0 完全平等抽選 必要

※取扱数、主幹事数は2022年のデータ

松井証券や岡三証券は、事前入金不要で抽選に参加できるワン!

大株主情報

大株主の状況は以下の通りで、筆頭株主の三好修氏は同社の創業者です。

株主名比率
三好 修29.26%
三好 京子16.52%
株式会社Mサポート14.16%
株式会社サンコー管理14.16%
坂本 真也5.66%
竹村 洋一5.64%
徳岡 拓郎5.64%
矢野 泉4.72%
渡辺 誠2.83%
今野 幸輝0.94%
田中 浩二0.47%

VC比率は0%だよ!

ニッポンインシュアの業績情報

ニッポンインシュア 業績1
ニッポンインシュア 業績2
EPSは左軸、BPSは右軸
2021年9月期以降の値を記載
決算期2018年9月2019年9月2020年9月2021年9月2022年9月
売上高1,236 1,508 1,735 2,169 2,604 
成長率+22.0%+15.1%+25.0%+20.1%
経常利益119203148193406
成長率+70.6%-27.1%+30.4%+110.4%
経常利益率9.6%13.5%8.5%8.9%15.6%
当期純利益77148100105255
成長率+92.2%-32.4%+5.0%+142.9%
EPS38.5874.0350.2852.59127.69
BPS133.93223.07273.36325.95452.80
目論見書を元に、いろはに投資作成
※EPS、BPSについては株式分割を考慮

2022年9月期は売上高約26億円、当期純利益は約2.5億円でした。

賃貸不動産業界では、コロナ禍の「リモートワーク」や「外出自粛」をきっかけにインターネットを利用した集客方法が拡大しています。

そんな中、オンライン内見やIT重説(ITの活用による非対面型の重要事項説明手続き)の新サービスがスタートするなど、時間や場所にとらわれず物件を探す環境が整いつつあります。

2023年9月期に関しては、第3四半期時点で売上高21億円、営業利益3.1億円と堅調な様子です。

人口減少に伴う世帯数の減少などが、将来的なリスクになりそうだね。

ニッポンインシュアの事業内容

同社の主な事業は、保証事業とその他です。

保証事業は、賃貸住宅などにおける家賃債務の保証を行う家賃債務保証サービスを中核とし、今後の高齢化などの社会問題解決のための介護費債務保証サービス、入院費債務保証サービスを展開しています。

家賃債務保証サービス

賃貸住宅の賃貸借契約において、入居者の連帯保証人の役割を果たす家賃債務保証サービスを提供しています。

同社は、不動産管理会社を通じて入居希望者から申込を受け付けたのちに、入居希望者の属性情報などを基に審査を実施し、保証委託契約の可否の判断を行います。

ニッポンインシュア 事業2
目論見書より

介護費債務保証サービス

介護費債務保証サービスは、介護施設のサービス利用者と保証委託契約を締結し、同社が施設利用者の連帯保証人となることで、当社が介護施設利用費などの滞納リスクを引き受ける保証商品です。

入所希望者の属性情報などにを基に審査を実施し、保証委託契約の可否の判断を行います。

ニッポンインシュア 事業3
目論見書より

入院費債務保証サービス

入院費債務保証サービスは、入院患者との間で保証委託契約を締結し、同社が連帯保証人となることで、入院費の未納リスクを引き受ける保証商品です。

入院患者は連帯保証人を探す必要がなくなり、安心して治療を受けることが可能となります。

医療機関は未収金が発生した場合でも、同社が入院患者に代わって入院費を立て替えるので未収金が低減し回収業務も不要になります。

ニッポンインシュア 事業1
目論見書より

※同社の事業内容分析は近日中にアップデートいたします。

直近IPOの初期予想と騰落結果

直近の7月にIPOした企業の初値予想と結果は以下の通りです。

企業名上場日初値予想初値騰落結果
Laboro.AI7/31S(1.7倍超)2.06倍
クオルテック7/28C(1.0~1.3倍)0.92倍
GENDA7/28A(1.5~1.7倍)0.92倍
テクニスコ7/26C(1.0~1.3倍)1.63倍
エコナビスタ7/26A(1.5~1.7倍)2.54倍

日経平均は下落傾向にあり、以前ほどの勢いはなくなっています。

ただ、公募割れする企業も少々ありますが、直近のIPOは以前通りの伸び方をしています。

最後に、他の企業の上場スケジュールについて知りたい方は「IPOスケジュール」もご覧下さい。

IPO投資におすすめのネット証券3選

IPO関連記事

ブックマークした記事を見る
moonoo banner
moonoo banner
この記事をブックマークすると、
マイページからいつでも読めます! この記事をブックマークする ブックマークした記事を見る
0
MENU