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マーソ(5619)のIPO初値予想と上場概要紹介

今回はIPO企業の中から、12月21日に東証グロースに上場したマーソ(5619)をご紹介します。

マーソは、人間ドック・健診の予約プラットフォーム「MRSO.jp」及び各種DX支援サービスの開発・運営をする企業です。

想定時価総額は74.5億円で、情報・通信業のIPOとなっています。

監修者:曽根原 大介
監修者:曽根原 大介

上智大学 外国語学部卒業。在学中に米 San Diego State University ファイナンス学部に留学。FP3級保持。
2019年より株式会社インベストメントブリッジにて投資家向けWebサイトの運営や上場企業のIRコンサルティングを手掛け、現在は社長室 室長。
学生・新卒向けの金融教育活動も実施。日本株やアメリカ株、NISAの投信積立、仮想通貨などに7年以上投資している。

マーソのIPO基本情報

ここでは上場日や、いろはに投資独自の初値予想を見てみましょう。

上場日12月21日(木)
いろはに投資独自の初値予想B(1.3倍以上1.5倍未満)
※想定価格2,110円から、2,743円~3,165円
企業Webサイトhttps://www.mrso.co.jp/
取り扱い証券SBI証券(主幹事)、SMBC日興証券松井証券三菱UFJモルガン・スタンレー証券 など

IPO取り扱い数No.1のSBI証券が取り扱っているね!

マーソのIPO日程と価格

IPOの日程と価格は次のようになっています。

※発表次第更新しています。

想定価格2,110円
仮条件2,110円~2,260円
ブックビルディング期間12月6日(水)~12月12日(火)
当選発表日12月13日(水)
公開価格2,260円
申込期間12月14日(木)~12月19日(火)
上場日12月21日(木)
初値2,079円

初値は2,079円になったよ!

マーソのIPO初値予想

マーソIPO評価

時価総額が74.5億円で吸収金額18.7億円と東証グロースの中型のIPO案件です。

健康志向の高まりからヘルステック関連は人気化しやすい傾向があります。

また、業績が安定している点も初値にプラスです。

一方で、VCのロックアップが1.5倍で解除され売却可能となる点はマイナスです。

これらの点から、IPO評価: B(予想レンジ1.3倍~1.5倍=2,743円~3,165円)と判断しました。

※IPO評価、初値予想は過去のデータを元に編集部が予想したものであり、結果を確約、投資を推奨するものではございません。

初値予想アンケート

想定価格:2,110

投票は終了しました。ご回答ありがとうございます!

詳しい評価項目を知りたい方はこちら(クリックで開きます)
  • 発行済み株式数:想定時価総額を計算。
  • オファリングレシオ:小さい方が投資家からの人気が高い。市場に出回る株式数が少なくなることを意味するため。
  • 公募割合:大きい方が投資家からの人気が高い。企業に資金が多く入ることを意味するため。
  • 上場市場:グロースに上場する企業は人気が高くなりやすい。
  • 事業のトレンド性:成長市場に位置し、トレンド性が高い企業は人気になりやすい。
  • VC保有比率:VCが多くいる企業は事業のトレンド性が高く・成長企業であることが多いが、ロックアップがない場合はIPO後の需給が悪化しやすい
  • 売上高成長率・経常利益率:大きい方が人気。過去の業績が良い。
  • 前後2週間のIPO数:少ない方が投資家からの人気が高くなりやすい。
  • 過去1ヶ月の日経平均リターン:高い方が人気。投資家心理に影響。

初値予想方法については、「【IPO初値予想】IPOの評価方法を初心者向けにやさしく解説!過去の事例も」の記事で解説しています。

また、IPO初値・騰落率結果一覧では直近のIPOデータを掲載しています。

マーソの主幹事・幹事証券

同社のIPO株を取り扱う証券会社は、次のようになっています。

証券会社名割当率割当株数
SBI証券(主)89.60%792,400株
野村證券4.34%38,400株
三菱UFJモルガン・スタンレー証券2.60%23,000株
SMBC日興証券1.30%11,500株
東海東京証券1.30%11,500株
松井証券0.86%7,600株

\IPO取扱数No.1!/

当選しやすい証券会社ランキング

なかなかIPOが当選しないな…

この記事をご覧頂いている方の中には、1つの証券口座だけでIPO抽選に参加している方も多いのではないでしょうか。

IPO投資で成功するには、複数口座を使い分けて抽選に参加するのがおすすめです。

以下の表では、IPO投資で開いておくべき”おすすめの証券口座”を紹介しています。

証券会社名 取扱数 主幹事数 抽選方法 事前入金
SBI証券 89 13
完全平等抽選: 60%
IPOチャレンジポイントに基づいた配分: 30%
取引状況等を踏まえて定めた配分: 10%
必要
楽天証券 65 0 完全平等抽選 必要
SMBC日興証券 47 24 完全平等抽選: 10% ステージ別抽選: 最大5% ※ほか対面割り当て 必要
松井証券 55 0 配分予定数量の70%以上を抽選 不要
岡三証券 38 0 取引実績に応じて優遇抽選 不要
マネックス証券 60 0 完全平等抽選 必要

※取扱数、主幹事数は2022年のデータ

松井証券や岡三証券は、事前入金不要で抽選に参加できるワン!

大株主情報

大株主の状況は以下の通りで、筆頭株主の西野 恒五郎氏が同社取締役社長を務めています。

また、第3位のジャフコSV4共有投資事業有限責任組合(VC)には、90日間のロックアップがかかっていますが公開価格の1.5倍で解除され売却可能になります。

株主名比率
西野 恒五郎40.13%
三和システム株式会社20.88%
ジャフコSV4共有投資事業有限責任組合10.10%
神田 有宏9.08%
Aflac Ventures LLC 6.28%
阿部 順一4.16%
菅生 淳一2.44%
森トラスト株式会社2.02%
株式会社ウエスト・プラニング1.01%
吉田 弘0.58%
上位10名を記載

第4位の神田 有宏氏はゴルフ場大手PGMホールディングスの社長や外資投資ファンドのシニアマアドバイザーなどを務めたことがあるんだよ!

マーソの業績情報

マーソ事業内容
マーソ事業内容
EPSは左軸、BPSは右軸
決算期2018年12月2019年12月2020年12月2021年12月2022年12月
売上高5916365081,7392,251
成長率+7.6%-20.1%+242.3%+29.4%
経常利益5680-48881996
成長率+42.9%+13.1%
経常利益率9.5%12.6%50.7%44.2%
当期純利益5180-49650653
成長率+56.9%+0.5%
EPS13.120.5-12.6166.6167.6
BPS15.736.123.6190.2343.4
目論見書を元に、いろはに投資作成
※2018年7月18日付で1株につき10株の株式分式を実行。

2022年12月期は、売上高2,251百万円(前年同期比29.4%)、経常利益996百万円(同13.1%増)となりました。

売上高、経常利益ともに堅調に推移しています。

売上上昇の要因としては、人間ドック・検診の予約プラットフォームである「MRSO.jp」の運営を中心としたヘルスケアプラットフォームサービスの会員数が30万人と順調に増加していることがあげられます。

今後は、「MRSO.jp」を中心に蓄積されたヘルスケアデータをビッグデータ化し、新たな事業展開を追求するようです。

第6期(2020年12月期)に赤字を計上していますが、これは新型コロナウイルスによる活動規制によるもので、一時的なものです。

一方で、大規模接種等サービスは、経済活動が正常に戻るにつれて売上が減少していて、今後も継続的に減少する見込みとなっています。

「MRSO」は著名人も利用しているよ!

マーソの事業内容

マーソは、『予防医療×テクノロジー』という事業を通じて、健康寿命8年の延伸に挑戦し、一人一人が健康で幸せに過ごせる時間を創造することをミッションとしています。

同社は、ヘルスケアプラットフォームの運営と医療/行政/法人に対するバーティカルSaaSの提供をしています。

ヘルスケアプラットフォームサービス(HCPFサービス)

DXサービス

大規模接種等サービス

HCPFサービス

人間ドック・健診の予約プラットフォーム「MRSO.jp」を運営。

国公立病院、大手グループ病院からクリニックまで、1,326の医療施設が提供する人間ドック・健診プランを掲載しており、利用者は自身のニーズにあわせた提供施設及び提供プランを比較・検討することが可能です。

また、生命保険会社や会員保有企業等の提携先に対して、「MRSO.jp」の人間ドック・健診の予約機能を提供し、提携先各社が提供している商品価値の向上を支援しています。

DXサービス

同社が提供する医療施設向け人間ドック・健診WEBシステム(「MRS」)のノウハウを活用し、医療施設の他、主に地方自治体等の行政機関が実施する各種健康診断等に利用可能なWEB予約システムを提供しています。

・医療施設向けDXサービス

医療施設のホームページに設置される人間ドック・健診WEB予約システムを提供しています。

本サービスの導入により、スムーズなWEB予約受付や顧客管理を可能として業務効率の向上に貢献するとともに、24時間予約受付の実現による受診機会向上に寄与しています。

・行政向けDXサービス

地方自治体において、各種予約申込の受付管理業務を中心にデジタル化を推進し、職員等の業務負担軽減・地域住民の利便性向上・行政サービスに対する満足度向上の実現を図っています。

特に、新型コロナウイルスワクチン接種向けのWEB予約システムとして開始した「MRSOワクチン」は、用途範囲を拡大し、ワクチン接種WEB予約システムに関する導入契約数で市場シェアNo.1となっています。

大規模接種等サービス

国・都道府県・企業や大学等の職域を中心に、大規模接種及び職域接種にて利用されるワクチン接種WEB予約システムを提供しています。

ただし、多くの大規模接種等がコロナ禍における臨時的な対応であり、ワクチン接種の緊急性の低下等に伴い、2023年3月までに終了しています。

直近IPOの初期予想と騰落結果

直近の10月、11月にIPOした企業の初値予想と結果は以下の通りです。

企業名上場日初値予想初値騰落結果
DAIWA CYCLE11/8B(1.3~1.5倍)1.12倍
ドリーム・アーツ10/27B(1.3~1.5倍)1.13倍
笑美面10/26C(1.0~1.3倍)1.45倍
全保連10/25D(1.0倍未満)0.97倍
KOKUSAI ELECTRIC10/25C(1.0~1.3倍) 1.15倍

日経平均が足踏みした中、初値が公開価格を下回ったIPO銘柄もありました。

ですが、条件の良い銘柄はしっかりと強い上昇を見せています。

最後に、他の企業の上場スケジュールについて知りたい方は「IPOスケジュール」もご覧下さい。

IPO投資におすすめのネット証券3選

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