メタバースとは?意味や関連株(銘柄)を初心者向けに徹底解説【日本・米国株】

・メタバースってよく聞くけど、どんなもの?
・投資におすすめの関連銘柄があれば知りたい!
このようなお悩みにお答えします。
この記事の結論
- メタバースとはインターネット上に作られた3Dの仮想空間
- 仮想空間上で現実世界と同等の活動が可能になる
- IT・ソフトウェア業界を中心にメタバースへの参入が進む
メタバースとは、ネットワーク上に構築された仮想空間の全般を表す用語です。
10月28日にはFacebookがメタバースを想起させる「Meta」という社名に変更するなど、注目度は高まる一方。
でも正直なところ、「メタバースについて全然わからない…」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はメタバースに関する基本情報から、投資する際におすすめの関連銘柄までわかりやすく紹介します。
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目次
メタバースとは

そもそもメタバースって何のこと?
メタバースとは、インターネット上に作られた3Dの仮想空間で、「メタ(超)」と「ユニバース(宇宙)」を合わせた造語です。
SF作家のニール・スティーヴンスン氏が1992年に発表した小説『スノウ・クラッシュ(Snow Crash)』が起源と言われています。
特にメタバースで注目なのは、仮想空間でもコミュニケーションや経済活動が現実世界と同じように行えるようになること。
これまでゲームやSFでしか体験できなかった世界が、メタバースの発展よってより身近な存在になり得るのです。
映画「サマーウォーズ」に登場した、OZと呼ばれる仮想世界が現実に現れるような感じだワン!
メタバースとこれまでのバーチャル空間との違い
これまで家庭用ゲーム機などでバーチャル空間を活用したものは存在しましたが、メタバースはいくつか違いがあります。
メタバースに該当する条件としては、以下の通り。
- 3次元のシミュレーション空間(環境)を持つ
- 自己投射性のためのオブジェクト(アバター)が存在する
- 複数アバターが、同一の三次元空間を共有することができる
- 空間内に、オブジェクト(アイテム)を創造することができる
なんだか難しいなぁ…
と感じるかもしれませんが、特に重要なのはいつでも誰でも同じバーチャル世界を共有して動かせることです。
そのため一般的なゲームソフトのように、自分だけのストーリーを進めていく仕様であればメタバースには該当しません。
メタバースに該当するサービス例
じゃあ、何がメタバースに当てはまるの?
メタバースに該当するサービス例としては、以下のものが挙げられます。
- フォートナイト
→プレーヤーが生き残りをかけて戦うバトルロイヤルゲーム - The Sandbox(ザ・サンドボックス)
→アバターやゲームを作成して遊べるNFTゲーム
フォートナイトはアバターを通して多数のユーザーが同じ仮想空間で交流できるため、メタバースの側面を持っています。
米津玄師さんは2020年にフォートナイトでバーチャルライブを実施したワン!
The Sandboxは仮想空間上に土地(LAND)を買ったりレンタルしたりして、オリジナルゲームやキャラクターが作れるメタバースの代表的サービスです。
最近ではNFTゲームとして注目を集めていて、仮想通貨投資でも人気のサービスです。
The Sandbox(ザ・サンドボックス)で必要なLANDはCoincheckNFT(β版)で取引することできます。
NFTゲームについて詳しく知りたい方は
Facebookもメタバースに注力
Facebookが2021年10月28日、社名を「メタ(Meta)」に改名したことはメタバース界隈でも大きな話題となりました。
私もFacebookのニュースで、メタバースの存在を知ったよ!
これまでの名称であったFacebookは事業の一部に過ぎず、会社の提供するサービス全体を表すのにふさわしくなかったことが改名の理由です。
新たな「メタ」という社名からはSNSのみならず、VR技術などを活用したメタバース領域に注力する姿勢が読み取れます。
FacebookやInstagramなどSNS名についての変更はなく、今後も継続されるワン!
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メタバースはなぜ注目されている?

なぜこのタイミングで、メタバースが注目されているの?
メタバースが注目を集めている理由としては、以下の3点が考えられます。
- コミュニケーション手段のデジタル化
- VR技術の進歩
- NFTバブルの影響
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①コミュニケーション手段のデジタル化
新型コロナウイルスの影響で外出の機会が減ったことにより、急速にコミュニケーションのデジタル化が進行しました。
コロナ禍でWeb会議システムも急激に普及したよね!
そのためバーチャル空間でも現実に近いイベント等を開催する手段として、メタバースが注目を集めています。
メタバースを利用すれば、対面でなくても交流や売買といった機会が増やせるのは大きな強みですね。
リアルイベントの代替策として、メタバースの活用は今後もさらに広まっていくでしょう。
サンリオは2021年の12月、バーチャル音楽ライブ等のメタバースイベントを初開催するワン!
②VR技術の進歩
メタバースが注目されている理由として、VR技術の進展も大きく関わっています。
要因として考えられるのが以下の2つ。
- VRデバイスの軽量化
- VRコンテンツ開発技術の進展
VRゴーグルの軽量化やワイヤレス化が進んだことで、より自然なコミュニケーションを手軽に行えるようになりました。
さらにUnityなど開発者ツールの整備が進み、VRコンテンツの供給が増えたことも仮想空間サービスの注目要因と言えます。
VRデバイスの進化により、医療などの分野でも活用の幅が広がってくるワン!
③NFTバブルの影響
メタバースへの関心が高まっている理由として、NFTバブルの影響は外せません。
え?NFTってなんのこと…?
NFTとはデジタル上における資産の所有証明書のようなものであり、メタバース上での活用が進んでいます。
メタバースとNFTを組み合わせることで、最近ではNFTアートと呼ばれる高額なデジタルアートなども安全な取引が可能に。
今後はメタバースという仮想空間を通じて、さらに大規模な経済活動が行われていくと期待されています。
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メタバースの関連銘柄5選(日本株・米国株)

メタバースで今注目の企業ってどこだろう?
メタバースの関連銘柄として注目したいのが、以下の5つです。
- グリー(3632)
- ソニーグループ(6758)
- マイクロソフト(MSFT)
- メタ(FB)(12/1~”MVRS”)
- エヌビディア(NVDA)
1つずつ確認していきましょう。
①グリー (3632)
ソーシャルゲームプラットフォーム「GREE」で有名なグリーは、2021年8月にメタバースへの本格参入を発表しました。
子会社である「REALITY」がメタバース事業の中核を担っていく予定で、メタバース関連のエンジニアを200人以上採用、総額で約100億円の投資に踏み切ります。
REALITYでは既にスマートフォン向けバーチャルライブ配信アプリを提供しており、メタバース事業にもいち早く適応できると考えられます。
世界規模でのサービス拡大に期待だワン!
②ソニーグループ (6758)
電子機器やエンタメ企業として世界的にも有名なソニーですが、実はメタバースにも関連しています。
PlayStation VRなどVR機器の開発を行なっており、「フォートナイト」で知られるEpic Gamesにも多額の出資をしています。
ゲームや音楽などメタバースと相性の良い分野に強い企業であるため、今後も動向に注視していく価値があるでしょう。
日本のメタバース関連銘柄としては、かなり有力だワン!
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③マイクロソフト(MSFT)
マイクロソフトはソフトウェアを開発・販売している老舗IT企業(アメリカ)です。
同社は既存のオンラインミーティングツールをメタバース対応させた、「Mesh for Teams」の公開を進めています。
また家庭用ゲーム機「Xbox」にもメタバースの環境を導入予定。
これまでもソフトウェア関連銘柄で人気を集めていましたが、今後はメタバース関連銘柄としても注目ですね。
オンラインミーティングに革新を起こしそうな予感だワン!
④メタ(FB)
メタは社名をFacebookからメタバースを想起させる名前にするほど、メタバースに注力している企業と言えます。
同社の開発する会議サービス「Horizon Workrooms」では、コントローラー不要でアバターを操作できる機能があるなど、最先端のメタバース事業が魅力です。
メタならではの技術を活用して、今後もメタバース領域全体を牽引していくことが期待されます。
早期の参入で独占的な地位が築ければ、大きな利益につながる可能性も高いワン!
⑤エヌビディア(NVDA)
エヌビディアは米国の大手半導体メーカーで、AI分野への取り組みにも注力している企業です。
同社は仮想空間を作り出すプラットフォーム「オムニバース」を開発しており、エンタメ領域のみならず日常生活全体で役立つメタバース空間の実現を目指しています。
AIとメタバースを組み合わせることで、バーチャル世界の発展に大きく貢献する企業になるかもしれません。
年初から株価が2倍あまりに上昇しており、個人投資家からの注目度も高いワン!
メタバース関連銘柄に投資するには?

メタバース関連銘柄に投資したいけど、どうすればいいの?
メタバースの関連銘柄に投資する場合、まずは証券会社の口座開設を行う必要があります。
中でもネット証券はパソコンやスマホから簡単に開設でき、おすすめなのが以下の3社。
- 楽天証券
- マネックス証券
- IG証券
それぞれ順に解説します。
①楽天証券
楽天証券は手数料の低さや、多くのキャンペーンが実施されていることで人気のネット証券です。
楽天グループの証券会社ということで、楽天ポイントを使ったり貯めたりしてオトクに投資を始められるのが最大の魅力。
パソコンのみならずスマホアプリも使いやすく設計されているため、投資初心者の方はぜひ利用してみましょう。
新規口座開設数は業界No.1で、多くの投資家から支持されているワン!
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②マネックス証券
マネックス証券は2021年10月時点で口座開設数が197万口座を突破している、国内大手のネット証券です。
特に米国株の取扱銘柄が非常に多いことで知られ、2021年11月には4,500銘柄を突破しています。
メタバースの関連銘柄の中でも「マイクロソフト」や「メタ」など、外国企業に投資したい場合はおすすめです。
国内・海外どちらも手数料が低めに設定されており、安心して取引できるワン!
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③IG証券
IG証券はCFD取引の世界最大手で、1株から日本株や米国株に投資をすることが出来ます。
CFDとは「差金決済取引」のことで、株式など商品現物を持つことなく売買できる仕組みのことです。
IG証券の特徴として、以下の5点が挙げられます。
- 45年以上の歴史を持ち、IGグループはロンドン証券取引所の上場企業
- レバレッジをかけて取引できる
- 1株から取引ができる
- 世界中の株価指数を扱っている
- スプレッドが業界最低水準
アメリカ株にも手軽に投資できるんだワン!
ただ、CFD取引は少し複雑な点もあるため、まずはIG証券のWebサイトで詳細を見てみましょう。
メタバースがもたらす今後の世界(未来)

メタバースの発展で、私たちの生活はどうなるの?
メタバースの発展によって、以下のようなことが可能になると考えられています。
- 作業効率が大きく高まる
- 情報を素早く届けられる
- 非日常の体験を味わいやすくなる
移動コストや物理的スペースが不要になるため、より安価かつスピーディーな価値提供が可能です。
さらに音楽ライブ等のエンターテインメントはもちろん、空を飛ぶなど現実ではできない体験も日常的に楽しめるでしょう。
オンライン上で現実世界同様、もしくはそれ以上の体験ができる可能性を秘めているワン!
あわせて読みたい
メタバースとは?まとめ

メタバースについて理解が深まった!今後の更なる発展が楽しみだね!
今注目のメタバースに関する基礎情報を中心に、注目されている理由や関連銘柄を含め解説してきました。
最後に、本記事でもっとも重要なポイントを3つまとめます。
- メタバースとはインターネット上に作られた3Dの仮想空間
- 仮想空間上で現実世界と同等の活動が可能になる
- IT・ソフトウェア業界を中心にメタバースへの参入が進む
メタバースの技術により、現実に存在するものが仮想空間上に代替されていく時代もそう遠くはないかもしれません。
無限の可能性を持つメタバース関連の話題には、今後も注目していきましょう。
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※本記事は2021年11月17日時点の情報を元に作成されています。
※本記事内で紹介されている意見は個人的なものであり、記事の作成者その他紹介企業等の意見を代表するものではありません。
※本記事は情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する意志決定はご自身の判断にてお願い致します。
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???
ああ名城線か