ブリッジレポート
(3041:東証マザーズ) ビューティ花壇 企業HP
小田 敬史社長
小田 敬史社長

【ブリッジレポート vol.4】2008年6月期第3四半期業績レポート
取材概要「同社は中間決算発表前の2月8日に、中間期・通期の業績予想を下方修正しました。昨年9月まで続いた夏の猛暑の影響で植物の生育に大きな影響が・・・」続きは本文をご覧ください。
2008年5月20日掲載
企業基本情報
企業名
株式会社ビューティ花壇
社長
小田 敬史
所在地
〒105−0003 東京都港区西新橋2-16-2
事業内容
生花祭壇の企画提案・作成・設営、生花の卸・物流が2本柱。両事業の相互補完に強み
決算期
6月 末日
業種
卸売業(商業)
財務情報
項目決算期 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
2007年6月 3,188 153 147 71
2006年6月 2,668 170 154 98
2005年6月 2,339 78 60 20
2004年6月 1,888 36 16 5
2003年6月 1,519 13 9 4
2002年6月 1,111 15 15 1
2001年6月 877 -5 -4 -3
株式情報(5/9現在データ)
株価 発行済株式数 時価総額 ROE(実) 売買単位
51,700円 24,476株 1,265百万円 14.2% 1株
DPS(予) 配当利回り(予) EPS(予) PER(予) BPS(実) PBR(実)
480円 0.9% 1,597.31円 32.4倍 18,208.38円 2.8倍
※株価は5/9終値。
 
ビューティ花壇の2008年6月期第3四半期業績について、ブリッジレポートにてご報告致します。
 
会社概要
 
葬儀会社に対し、生花祭壇や供花等の企画・制作・設営サービスを提供する生花祭壇事業と、生花祭壇部門の仕入れ及び葬儀会社や小売店への販売を主体とする生花卸売事業を手掛けています。
 
 
生花祭壇事業は、全国9カ所の営業拠点(8支社1営業所)で葬儀会社からの発注に対応しています。また、生花卸売事業は、全国8カ所の中央及び地方卸売市場の買参権(買取参加者としての資格)を取得している他、全国15カ所の生産者とも連携する等で全国的なネットワークを構築、効率的な仕入を行っています。

1974年5月、創業。97年1月に(有)ビューティ花壇として法人化され、2000年6月、株式会社化。06年6月に東証マザーズに株式を上場しました。
 
 
グループは同社の他、ブライダル装花等を手掛ける(株)クラウンガーデネックス、台湾で生花祭壇事業を手掛ける美麗花壇股有限公司(台湾)の連結子会社2社、及び中国山東省で生花の生産及び輸出業務を行っている関連会社 青島麗人花園芸有限公司(中国)の3社です。
 
2008年6月期第3四半期業績
 
<連結>
 
当第3四半期連結会計期間の業績は、売上高2,876百万円(前年同期比20.9%増)、営業利益71百万円(前年同期比44.4%減)、経常利益74百万円(前年同期比39.4%減)、第3四半期純利益33百万円(前年同期比47.5%減)となりました。

(生花祭壇事業)
当事業を取り巻く環境は、高齢化社会が一段と進行する中でマーケット自体の拡大は見込めるものの、会葬者の減少や近しい人だけで故人とのお別れを偲びたいというニーズの高まりによる葬儀の小型化から、葬儀施行価格は下落傾向にあります。
このような状況の中、当社グループの強みである技術力と提案力を生かした新商品の企画提案や「假屋崎省吾プレステージライン」などにより、既存顧客及び新規顧客からの受注を順調に獲得することが出来ました。その結果、売上高は2,185百万円(前年同期比18.9%増)となりました。

(生花卸売事業)
当事業を取り巻く環境は、2009年4月からの卸売市場における手数料自由化という本格的な規制緩和を控え、卸売市場の整理淘汰が始まりつつあります。
このような状況の中、アジア地域を中心とした輸入切花の仕入計画は予定通り進捗し、取扱数量も順調に推移しました。その結果、売上高は588百万円(前年同期比8.7%増)となりました。
 
<財政状態>
 
(資産の状況)
当第3四半期末の総資産は1,455百万円となり、前年度末に比べ132百万円増加しました。この主な要因は、繁忙期の売上増による売掛金等の増加97百万円等によるものです。

(負債の状況)
当第3四半期末の負債の合計は930百万円となり、前年度末に比べ153百万円増加いたしました。この主な要因は、長期借入金(1年以内返済予定含む)の増加207百万円、未払金及び未払法人税等の減少88百万円等によるものです。

(純資産の状況)
純資産の部は、前年度末に比べ20百万円減少し525百万円となりました。
 
<キャッシュ・フロー>
 
当第3四半期末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、313百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期間において営業活動による資金の減少は21百万円となりました。これは、主に税金等調整前四半期純利益が71百万円計上されたこと及び仕入債務の増加29百万円の増加要因がある一方で、法人税等の支払額87百万円の減少要因によるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期間において投資活動による資金の減少は84百万円となりました。これは、主に固定資産の取得による支出97百万円がある一方で、差入保証金の回収による収入13百万円があったことによるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期間において財務活動による資金の増加は154百万円となりました。これは、主に短期及び長期借入れによる収入320百万円がある一方で、社債の償還による支出100百万円、配当金の支払額42百万円があったことによるものです。
 
2008年6月期業績予想
 
<連結>
通期の業績予想は、前回の予想から変更していません。
 
トピックス
 
<「マーチャント@amazon.co.jp」に出店へ>
同社は、総合オンラインストア・Amazon.co.jp(R)が展開する、招待制の法人向け出店型サービス「マーチャント@amazon.co.jpTM」へ初めて出店し、生花やプリザーブドフラワーの販売を開始することになったと発表しました。
同社はこれまで自社のオンラインサービス「胡蝶蘭ビズ」を通じて法人向けに限定して胡蝶蘭、供花、花束等を販売してきましたが、一般消費者向けへの新しい販路開拓を目的に、2000年の営業開始以来、飛躍的な成長を遂げているAmazon.co.jpの「マーチャント@amazon.co.jpTM」への出店を行うことになりました。
 
取材を終えて
同社は中間決算発表前の2月8日に、中間期・通期の業績予想を下方修正しました。昨年9月まで続いた夏の猛暑の影響で植物の生育に大きな影響が出たためです。第1四半期と中間期は、いずれも赤字となりましたが、ようやく天候不順の影響も一巡したようで、第3四半期までの累計では大幅減益ながら黒字となりました。第4四半期でさらに巻き返すことを期待したいと思います。
 
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コメント

業績を拝見して、順調にこれまで伸ばしてこられたことに、社長を筆頭とした社員皆様の意気込みが伝わってくる気がしました。
一方、ここに来てやや頭打ちのようですが、どのように打破しようとされているのか、具体的なIRを期待したいと思っています。

投稿者 S.T. : 2008年08月04日 14:24

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