イーロンマスク関連の仮想通貨まとめ！犬系コインや保有銘柄・Twitter関連のニュースを紹介

イーロンマスク氏は破天荒な言動で知られており、X（Twitter）上での発言が度々話題になっています。
学歴もお金もない状態から事業を起こし、今では世界一の富豪と呼ばれるようになった人物です。

今回は、イーロンマスク氏と仮想通貨の関係や、マスク氏の発言で高騰した仮想通貨を紹介します。

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イーロンマスクと仮想通貨の関係とは？

イーロンマスク氏は世界的に有名な実業家であり、仮想通貨市場を含めたあらゆる業界に影響力を持つ人物です。

イーロンマスク氏の発言や動向によって、仮想通貨全体の価格が大きく動くことがあります。

イーロンマスクはどんな人？

イーロンマスク氏は南アフリカ出身、現在はアメリカで活動を行っている起業家・投資家・エンジニアです。

10歳でプログラミングを習得、12歳で自作のゲームソフトを販売するなど、幼少期から並外れた才能の持ち主だったと伝えられています。

Twitter発言が価格に影響

イーロンマスク氏のX（Twitter）発言や動向は影響力が大きく、マスク氏の動きをきっかけに仮想通貨の価格が変動することがあります。

「イーロンマスク砲」と呼ばれるほどに価格が動くケースがあるため、マスク氏の動向を注視している投資家も多くいます。

イーロンマスクの保有銘柄

イーロンマスク氏は2021年7月、ビットコイン・イーサリアム・ドージコインの保有を明言しました。
マスク氏の保有銘柄のうち、保有量が最も大きいのはビットコインだと説明しています。

また、ドージコインに対するポジティブな姿勢を見せており、「to the moon」などの表現を用いてドージコインを支持しています。

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イーロンマスクの影響で高騰した仮想通貨

ビットコイン（BTC）

ビットコインは世界で初めて生まれた仮想通貨で、時価総額ランキングで不動の1位をキープしています。
発行枚数が2100万枚と定められており、金（ゴールド）のような希少性があると考える投資家が多くいます。

イーロンマスク氏はビットコインについてTwitter上で度々言及しており、価格にポジティブ・ネガティブな影響を与えてきました。
今後も自社サービスでのBTC決済導入など、ビットコインに関する発信を行う可能性があります。

ドージコイン（DOGE）

ドージコインはかわいらしい柴犬をモチーフに作られたミームコインです。
2021年2月、イーロンマスク氏はドージコインを支持する発言をTwitterで連続投稿し、DOGEの価格が1日で50％以上高騰しました。

2021年12月にはテスラ社がドージコインを決済手段として試験的に受け入れると発表し、DOGEは2時間で40％以上に急騰しています。

柴犬コイン（SHIB）

柴犬コイン（SHIB）はドージコインをモチーフに生まれた仮想通貨で、イーサリアムブロックチェーンを用いて発行されています。

2021年10月、イーロンマスク氏が自分の飼っている柴犬の写真をTwitterに投稿し、SHIBの価格が急騰しました。
なお、マスク氏が「シバイヌ（SHIB）を保有していない」と表明後、SHIBは約15％下落しています。

エイプコイン（APE）

エイプコイン（ApeCoin／APE）は、類人猿をモチーフにしたNFT「Bored Ape Yacht Club（BAYC）」に関連する仮想通貨プロジェクトです。

2022年4月、イーロンマスク氏がBAYCを使用した画像をTwitterプロフィール画像に変更し、ApeCoinが約20％急騰しました。
しかし、画像はマスク氏保有のNFTではないと判明し、マスク氏がNFTに批判的な意見を投稿したため、ApeCoinはすぐに急落しました。

Milady Meme Coin（LADYS）

Milady Meme Coin（LADYS）は女の子をモチーフにしたNFTコレクション「Milady」の非公式ミームコインです。

2023年5月にイーロンマスク氏がMilady NFTの画像を投稿し、Milady NFTとともにLADYSトークンも高騰しました。
1週間で100倍の急騰を記録しましたが、その後は下落に転じています。

AI関連銘柄

2023年7月、イーロンマスク氏が対話型AIを開発する新会社「xAI」の設立を発表した際に、AI関連の仮想通貨の価格が3％以上上昇しました。

マスク氏はChatGPTに代わる「TruthGPT」の開発についても言及しており、今後もAI技術に関する発言が増えるかもしれません。

イーロンマスクとX（Twitter）に関するニュース

青い鳥を柴犬に変更

2023年4月、当時のTwitterのロゴである「青い鳥」が柴犬の画像に突然変更され、Twitterユーザーの間で物議を醸しました。
柴犬の画像はドージコインのモチーフになった日本の柴犬「かぼすちゃん」で、ロゴが変わった直後にドージコインの価格が25％超に急騰しました。

ロゴは数日後に青い鳥に戻っており、変更に伴いドージコインの価格も下落しています。

決済ライセンスの取得

X（Twitter）はアメリカのアリゾナ州・ミシガン州など複数の州で決済ライセンスを取得しています。
また、仮想通貨ウォレットサービスの提供に必要な「通貨送金ライセンス」をロードアイランド州で取得したことも判明しました。

イーロンマスク氏はX（Twitter）が「すべてを備えたアプリ」を目指していると発信しており、X上での仮想通貨のサポートをほのめかしています。

ツイッターコインの実装は不明

And we never will

— Elon Musk (@elonmusk) August 5, 2023

2022年12月、Twitterが独自通貨の「ツイッターコイン」を開発しているとのリーク情報が流れました。
ツイッターコインが仮想通貨かどうかは定かではなく、公式情報ではない点にも注意が必要です。

また、2023年8月にはイーロンマスク氏が「Xは仮想通貨を立ち上げておらず、これからも無い」という旨の発信を行っています。

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テスラ社と仮想通貨に関するニュース

決済手段に仮想通貨を導入

テスラ社は一部商品に対し、ビットコインやドージコインでの決済を導入しました。

大手企業による仮想通貨による決済導入ニュースは価格に影響を与える要因の1つであり、テスラ社の決済導入・停止ニュースも大きな話題になりました。

テスラ社保有のビットコインを購入・売却

2021年2月、テスラ社が15.5億ドル（当時レート約1,630億円）相当のビットコイン購入を発表し、ビットコインの価格上昇の要因となりました。
また、同年4月には10％分のビットコインを、2022年第2四半期には75%分のビットコインを売却しています。

なお、テスラ社の四半期決算が報じられた後、「ビットコインに対する何らかの決定と取られるべきでない」という旨の発信が出されています。

テスラ社のソーラーパネルをマイニングに活用

2022年4月、テスラ社・ブロック社・Blockstream社が協業したビットコインマイニング施設の建設開始が発表されました。
100％再生可能エネルギーでマイニングを行うプロジェクトが進められており、ソーラーパネルなど太陽光発電の使用にテスラ社の技術が用いられます。

なお、ブロック社（旧スクエア）はTwitter創設者のジャック・ドーシー氏がCEOを務める決済企業で、大手企業の協業に期待が寄せられています。

イーロンマスクの発言に関する注意点

マスク氏の動向で急落した銘柄もある

This sure looks like a scam crypto account. If so, it will be suspended.

— Elon Musk (@elonmusk) June 18, 2023

イーロンマスク氏の言及によって高騰する銘柄もあれば、暴落する銘柄も存在します。

2023年6月、マスク氏はBOBトークンを発行する仮想通貨プロジェクトのアカウントに対し、「これはスキャムの仮想通貨アカウントに見える」と発言し、直後にアカウントを凍結しました。

BOBトークンはアカウント凍結を受けて、5時間で－50％の大暴落を記録しています。

マスク氏の名を使った詐欺プロジェクトに注意

イーロンマスク氏の影響力を悪用しようと、マスク氏の名前を用いて宣伝を行う仮想通貨プロジェクトが多数存在します。

投資家を呼び込んで資金を集め、ラグプル（出口詐欺）を行うプロジェクトがあるため、マスク氏の名前が記されていても安易に信用しないようにしましょう。

マスク氏の発言を鵜呑みにしない

イーロンマスク氏は影響力の強い投資家ですが、全ての発言を鵜呑みにするのは望ましくありません。
「マスク氏が応援している」という理由で草コインを買ってしまうと、マスク氏の突然の手のひら返しによる大暴落に巻き込まれる可能性があります。

マスク氏の発言はトレンド要素として追いつつ、全てを信用しないように注意が必要です。

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イーロンマスク氏関連の仮想通貨が買える取引所

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※2021年4月末日時点、一般社団法人日本暗号資産取引業協会（JVCEA）統計データ調べ

筆者のポイントまとめ

イーロンマスク氏は世界的な起業家・投資家であり、今後もマスク氏の発言が仮想通貨の価格に影響を与える可能性があると考えられています。

なお、マスク氏は特定の銘柄に対するスタンスを翻すことがあるため、マスク氏の発言すべてを鵜呑みにしないようにしましょう。