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(2179:JASDAQ) 成学社 企業HP
太田 明弘 社長
太田 明弘 社長

【ブリッジレポート vol.4】2011年3月期第2四半期業績レポート
取材概要「少子化により「学習塾市場」が伸び悩むと予想されるなかで、同社はM&Aを中心に順調に塾生数を伸ばしている。 今期は通年で11教室を・・・」続きは本文をご覧ください。
2011年2月1日掲載
企業基本情報
企業名
株式会社成学社
社長
太田 明弘
所在地
大阪市北区中崎西3-1-2
事業内容
大阪地盤に集団指導塾「開成教育セミナー」「京大セミナー」、個別指導塾「個別指導学院 フリーステップ」などを展開
決算期
3月末日
業種
サービス業
財務情報
項目決算期 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
2010年5月 6,858 254 221 68
2009年5月 5,915 241 218 108
2008年5月 5,349 454 432 218
2007年5月 4,786 299 288 143
2006年5月 4,144 301 294 156
2005年5月 3,351 242 229 79
2004年5月 2,833 259 275 57
2003年5月 2,197 166 160 61
株式情報(1/18現在データ)
株価 発行済株式数 時価総額 ROE(実) 売買単位
480円 2,911,130株 1,397百万円 5.3% 100株
DPS(予) 配当利回り(予) EPS(予) PER(予) BPS(実) PBR(実)
12.8円 2.7% 51.70円 9.28倍 440円 1.09倍
※株価は1/18終値。発行済株式数は直近期末の発行済株式数から自己株式を控除。
 
JASDAQに株式を上場する成学社について、ブリッジレポートにてご紹介致します。
 
今回のポイント
 
 
会社概要
 
大阪府を中心に近畿圏で学習塾を展開しており、小学生から高校卒業生(大学受験浪人生)までを対象としてクラス指導と個別指導の2部門による学習指導を行っている。また、子会社において、家庭教師の派遣や特定分野を専門とする学習塾の経営を行っている他、飲食事業や不動産賃貸事業も手掛けている。グループは、同社の他、(株)アプリス、(株)個夢、及び(株)東京フェリックスの連結子会社3社。
 
 
<沿革>
1982年7月、個人経営の学習塾「開成教育セミナー」を大阪府豊中市で創業。1987年1月に(株)成学社として法人組織に改組した。早くから個別指導にも力を入れ、90年12月に「個別指導学院フリーステップ」として個別指導形態の進路指導及び学習指導を開始し、97年8月には家庭教師事業にも参入した(その後、100%子会社(株)アプリスに移管)。97年から99年にかけては兵庫県、滋賀県へ教室展開。2001年10月には「個別指導学院フリーステップ」のフランチャイズ事業を開始した。02年7月には京都府へ教室展開し、同年12月には対象を高校生に広げた「開成ハイスクール」を開始。05年9月には教室展開を奈良県へ広げた。

M&Aにも積極的に対応しており、08年3月に(株)ファイブランズより学習塾を譲受し、「エール進学教室」を開校。08年8月のJASDAQ上場を経て、09年3月には(株)進学教育研究所(ブランド名「京大セミナー」)より学習塾を譲受し、「京大セミナー」としてクラス指導形態の進路指導及び学習指導を開始。同年12月には兵庫県東播磨地区で「個別教育システム アイナック」として個別指導専門塾を運営する(株)個夢の全株式を取得し連結子会社化した。更に10年2月には連結子会社(株)東京フェリックスを設立し、同年3月より首都圏で中学受験に特化した学習塾「FELIX(フェリックス)」をスタートさせた。

また、03年6月には飲食事業を開始し、04年7月には不動産賃貸事業も開始した。飲食事業については、05年10月に(株)アプリスに移管し、現在4店舗を運営している。
 
<事業内容>
事業は、教育関連事業、不動産賃貸事業、及び飲食事業に分かれ、売上構成比は、それぞれ96.4%、0.7%、2.9%(10/5期)。
 
教育関連事業
クラス指導では、「開成教育セミナー」、「エール進学教室」、「京大セミナー」の塾名で教室を展開しており、また首都圏では、中学受験に特化した「FELIX」を展開、学力別クラス編成に基づいた指導を行っている。一方、個別指導部門では、小学生以上を対象とした「個別指導学院フリーステップ」、「個別教育システム アイナック」、高校生以上を対象とした通信衛星を通じた授業の「開成グループ代ゼミサテライン予備校」を展開、「個別指導学院フリーステップ」の塾名ではフランチャイズ事業も展開。また、連結子会社(株)アプリスが学校への講師派遣や学習指導、及び「信頼の家庭教師スコーレ」のブランド名で家庭教師による学習指導を行っている。
 
 
飲食事業
京丹波の食材を生かしたメニューと自家製豆腐料理を提供する「京丹波 菜じ季」のブランド名で大阪市内に2店舗(茶屋町店、北新地店)を運営している他、居酒屋形態の店舗を2店舗(大阪市北区、大阪府豊中市)運営している。
 
不動産賃貸事業  不動産を効率的に活用するため、所有不動産の一部を賃貸している。
 
 
<日本有数の教育企業として、充実した教育サービスと教育コンテンツを提供>
日本の将来を展望した場合、「グローバル化された世界に生きる子供達が、確かな知識と学力、そして変化に対応できる柔軟な思考力と発想力を培う事が何より大切」と言うのが同社の考え。そして、そのために最も必要とされるものが「教育力の充実」であるとの確信の下、子供達の可能性を最大限に引き出すための教育活動を行っている。
少子化によって学習塾のこれからの成長性を悲観する見方もあるが、同社はむしろ教育新時代を迎えて、業界の将来は極めて明るいものと確信しており、これまでのライブ中心の授業に加え、IT時代に対応できる授業コンテンツの提供も行い、新時代対応型の教育企業として確実な成長を目指している。
 
<教室展開>
大阪府を中心に、滋賀県、兵庫県、京都府、奈良県および東京都に展開している。
 
(都道府県別拠点数)
 
 
11/3期第2四半期は6教室(大阪5、京都1)を新規開校すると共に、大阪の3教室を拡大、さらに大阪と京都各々1教室を移転した。
 
(指導形態別教室数)
 
 
 
2011年3月期第2四半期業績
 
(1)業績動向
 
 
前年同期比16.0%の増収、同190.2%の経常増益
売上高は、クラス指導部門はほぼ計画どおりに推移、個別指導は前期から引き続き好調に推移し計画を上回った。

利益面では、教育関連事業に付随する費用が増加したものの、売上高の伸びで吸収し計画を上回る利益を達成した。また四半期純利益においては、当初計画では資産除去債務会計基準の適用により同利益はマイナスを見込んでいたが、営業利益、経常利益が計画を上回ったことから四半期純利益はプラスとなった。

主な費用の増減は、人件費1,736百万円(前年同期比12.4%増)、家賃550百万円(同6.2%増)、教室展開関連費用78百万円(同63.5%増)、広告宣伝費127百万円(同8.2%増)。資産除去債務の影響による特別損失は115百万円。
 
(2)セグメント別動向
 
セグメント別動向は下表のようになった。
 
 
教育関連事業
個別指導部門は新規開校(6校)に加え、既存教室も好調に推移、さらに子会社(09年12月子会社化)の寄与もあり売上高は26.8%増となった。

クラス指導部門は、既存教室に加え子会社(10年3月より事業開始)の寄与により6.9%の増収となった。

人件費、教室関連費用が増加したが、売上高の伸びで吸収し利益水準も改善した。
 
不動産賃貸事業
本社ビルの購入に伴う賃貸スペースの増加により売上高、営業利益ともに増加した。
 
飲食事業
消費マインドの冷え込みによる内食傾向の強まりを受けて厳しい状況が続いている。10年12月をもって1店舗閉鎖した。
 
 
 
 
(3)財政状態及びキャッシュ・フロー(CF)
 
貸借対照表の状況は下表のようになった。有利子負債は1,933百万円(前期末残高は2,044百万円)となった。
 
 
キャッシュ・フローの状況は下表のようであったが、主な収入・支出は、

営業活動:主に資産除去債務の特損計上、前受金の増加、未払金の増加による。
投資活動:「有形固定資産の取得による支出」が減少
財務活動:「長期借入金による収入」が減少
 
 
 
2011年3月期業績予想
 
 
変則10ヶ月決算ながら増益予想
今期は3月決算へ移行するために変則10ヶ月決算(11年3月決算)となる。

上半期は予想を上回る結果となったが、当初計画よりも教室開校等の費用増加が見込まれるため、通期業績予想は据え置き。

下半期の教室展開は、新規教室5(大阪2、京都3)、移転1(大阪)、閉鎖1(京都)を計画。
 
 
 
取材を終えて
少子化により「学習塾市場」が伸び悩むと予想されるなかで、同社はM&Aを中心に順調に塾生数を伸ばしている。 今期は通年で11教室を開校予定。また既存教室も移転、統合などにより設備強化を図る。これにより、売上高6,641百万円、営業利益492百万円、経常利益477百万円、当期純利益151百万円を計画しているが、教室開校が予定どおり進めば達成可能な数字だろう。
今上半期は、子供手当ての支給の影響などもあり利益は回復した。この傾向が定着するか注目したい。
 
本資料は、情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を意図するものではありません。
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手堅いです

投稿者 山田直樹 : 2011年02月02日 18:09

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