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テザー(USDT)とは?注意点・危険性や仮想通貨取引所での購入方法を解説

USDT(テザー)はドルと同じ価値を保つように作られた通貨です。
ステーブルコインの中でも歴史が長く、多くの海外取引所やDeFi上で活用されています。

今回は、USDT(テザー)の特徴や将来性・注意点、購入方法を分かりやすく解説します。

\ 気になる方はこちら /

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この記事を書いた人:南茂
この記事を書いた人:南茂

仮想通貨メディアで数百本の記事を執筆。
DeFi・NFT・メタバースを一通り利用した後、ビットコインの中長期投資を主軸に選択し取引所とサービスはbitbankとクリプタクトを愛用。
小学校教員から仮想通貨トレーダーに転向した経歴を生かし、わかりやすい記事執筆に努めています。
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目次

USDT(Tether/テザー)とは?特徴や仕組みを解説

USDT(Tether/テザー)とは?特徴や仕組みを解説
通貨名Tether/USDT
シンボルUSDT
主な取引所海外取引所
現在の価格 約1ドル
発行枚数循環供給量:約830億枚
発行上限:なし
時価総額約11兆円
時価総額ランキング:3位
ツイッターhttps://twitter.com/tether_to
Twitterフォロワー数:37万人以上
公式HPhttps://tether.to
※2023年6月上旬時点

USDT(テザー)とは、米ドルと価格が連動したステーブルコインのことです。
2015年にTether Limited社が発行を開始しました。

※ステーブルコイン…価格が安定するように設計された通貨のこと

1USDT=1ドルを保つように設計されており、資産保有・運用や決済手段などの様々な用途に利用されています。

仮想通貨銘柄の中でも流通量が非常に多く、時価総額ランキングも安定して上位につけているよ。

テザー(USDT)の主な特徴は以下の3つだワン!

法定通貨担保型の米ドルステーブルコイン

法定通貨担保型の米ドルステーブルコイン
出典:Tether

USDT(テザー)は法定通貨の米ドルを担保に作られたステーブルコインです。

発行元のテザー社が発行枚数と同じ分の法定通貨や裏付け資産を保有し、信用を担保しています。

ステーブルコインの種類

  • 法定通貨担保型
    →米ドルや日本円などの法定通貨を担保にしている
  • 仮想通貨担保型
    →ビットコインやイーサリアム等の仮想通貨を担保にしている
  • 商品担保型
    →金(ゴールド)などのコモディティを担保にしている
  • 無担保型
    →アルゴリズムで供給量を調整して価格を安定させている

法定通貨担保型のステーブルコインとして、USDTの他にUSDCやBUSDが多く流通しているよ。

ステーブルコインについては「ステーブルコインとは?種類や儲かる手法・仕組みや日本での購入方法を解説」の記事をチェックするワン!

複数のブロックチェーンに対応

複数のブロックチェーンに対応
出典:Tether

USDT(テザー)は様々なブロックチェーンに対応しており、決済やdAppsの利用に用いられています

USDTを利用できるブロックチェーンの例

USDTは最初にビットコインブロックチェーン(オムニプロトコル)を用いて発行されたよ。
その後、イーサリアムブロックチェーン(ERC20)での発行が進んだんだ。

DeFiで運用できる

DeFiで運用できる
出典:PancakeSwap

USDT(テザー)は価値が安定した資産であり、DeFiプラットフォームで多く活用されています。

主要ブロックチェーンの多くに対応しており、様々なDAppsを使ってUSDTの運用が可能です。

USDTの活用方法(例)

  • イールドファーミング
    →USDTとペア通貨をプラットフォームに預け入れて運用を行う
  • レンディング
    →USDTを預け入れて利息を得る
  • スワップ
    →仮想通貨の交換に用いる

USDTは価格が安定しているから、インパーマネントロス(流動性プール利用時に起こる価格変動による損失)を抑えられるメリットがあるんだ。

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USDTと他のステーブルコインの違い

USDTと他のステーブルコインの違い

USDTは他のステーブルコインとどう違うのかな?

USDT以外に多く取引されている、USDCやDAIとの違いを解説するワン!

USDTとUSDCの違い

USDTUSDC
発行日2015年2018年
発行元Tether(テザー)社Circle(サークル)社
ステーブルコインの種類法定通貨担保型法定通貨担保型
時価総額ランキング3位5位
2023年6月時点

USDC(USDCoin)はUSDTと同じく、米ドルに連動した法定通貨担保型のステーブルコインです。
USDTはテザー社によって、USDCはCENTRE(CircleとCoinbaseの共同プロジェクト)によって発行されています。

USDTの方が歴史が長く、基軸通貨として海外取引所で広く用いられています。
一方、USDCは透明性や規制への対応を重視しており、裏付け資産を現金と短期米国債のみに限定しているのが特徴です。

規制への対応については、米国政府の制裁対象となった「トルネードキャッシュ」の関連アドレスへの姿勢に違いが見られたよ。
USDCはいち早く凍結に動いた一方、USDTは自発的な凍結を行わない方針を明言したんだ。

USDTとUSDCはそれぞれ一長一短があるから、リスク分散のために両方を活用するのも手だワン!

USDTとDAIの違い

USDTDAI
発行日2015年2015年
発行元Tether(テザー)社MakerDAO
ステーブルコインの種類法定通貨担保型仮想通貨担保型
時価総額3位17位
2023年6月時点

DAIはイーサリアムなどを担保に発行されている、仮想通貨担保型の米ドルステーブルコインです。
USDTはテザー社が発行・管理を行う中央集権的なステーブルコインですが、DAIは自律分散型組織(DAO)の「MakerDAO」に発行されており、分散型の仕組みを構築しています。

仮想通貨は価格変動が激しいけど、DAIはどうやって担保にしているんだろう?

DAIは過剰担保や変動金利など、様々な仕組みを導入して価格の安定を図っているよ。

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USDT(テザー)の価格推移

USDT(テザー)の価格推移

USDT(テザー)の今までの値動きが知りたいな。

ここからは、USDT(テザー)の価格推移をチャートで見ていくワン!

USDT(テザー)の全期間チャートを確認

USDTはステーブルコインとして設計されており、基本的には1ドルに近い価値を保っています

デペッグ(ドルとの連動が外れる)が起きた期間をいくつかご紹介します。

USDTのデペッグ(一例)

  • 2015年
    →ローンチ直後で不安定な動きを見せる
  • 2017年4月
    →テザー社とBitfinexがいくつかの銀行との関係を断たれ、USDTの信頼性が低下
  • 2018年10月
    →テザー社の透明性と裏付け資産への疑惑
  • 2020年3月
    →新型ウイルスの流行に伴う金融市場の動揺

USDTは何度もデペッグが起きているけど、その度に1ドルに近い価値まで戻ってきているんだ。

【2022年5月】Terraショック時の価格変動

2022年5月に起きたTerraショック(ステーブルコインUSTとTerraの崩壊)の際、市場ではUSDTへの不安感からUSDTの売りが広がりました。
一時は0.956ドルの安値まで売られています。

一方、USDTの資金の退避先としてUSDCが選ばれ、需要増加に伴いUSDCが一時1.0075ドルに達しました

USDTは5月11~12日に大きくデペッグしたものの、14日には回復傾向を見せたんだ。

2022年の仮想通貨の暴落については「仮想通貨が暴落した理由は?ビットコイン下落は買い時?急落の原因と対策を解説」の記事をチェックするワン!

【2023年2~3月】米銀行・連鎖破綻時の価格変動

2023年2~3月には米銀行の連鎖破綻が発生し、準備金の一部をシリコンバレー銀行に預け入れていたUSDCがデペッグを起こしました。
USDCは0.901ドル前後まで価格連動が外れています。

一方、USDCから資金を退避させるためにUSDTに換える動きが強まり、USDTは一時1.025ドルを記録しました。

預かり資産の透明性を重視しているUSDCだけど、Terraショック時のUSDTよりも大きくデペッグしているよ。

担保の一部にUSDCを用いているDAIも、つられる形でデペッグが起きているワン!!

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USDT(テザー)の今後の将来性

USDT(テザー)の今後の将来性

USDT(テザー)に今後の将来性はあるのかな?

USDTの将来性として、以下のポイントをチェックしておくと良いワン!

基軸通貨の役割を果たしている

USDTは海外取引所で最も広く使用されるステーブルコインであり、多くの通貨ペアで取引されています
法定通貨を使わずに他の仮想通貨を売買できる基軸通貨として、USDTの需要が今後も拡大する可能性があります。

また、USDTは暴落相場時の避難先として用いられているのも特徴です。
ビットコインなどの仮想通貨と異なり価格の安定性が保たれているため、下落相場の際は資産を一旦USDTに換える投資家も多くいます。

海外取引所は日本円が使えないけど、一時的に資産をUSDTに換えて暴落相場をしのぐことができるんだ。

スイスのルガーノ市で法定通貨化が進む

ブロックチェーン技術を推進するスイスのルガーノ市では、ビットコインやUSDTの事実上の法定通貨化が進んでいます
公共料金・税金の支払い等が想定されている他、マクドナルドやアートギャラリーなどへの決済導入が行われています。

法定通貨としての導入が進めばUSDTの信頼性が高まり、他の地域でも採用される動きが増えるかもしれません。

テザー社はルガーノ市と協働しているワン。
ブロックチェーンのスタートアップ企業の支援や、ブロックチェーン教育のサポートをしているワン!

2023年にシェアを拡大している

2023年にシェアを拡大している
データ出典:Dune 2020年~2023年6月

2021~2022年にはUSDTのシェアが縮小傾向にあったものの、2023年から再び拡大傾向が見られます

世界的な銀行破綻に端を発するUSDCのデペッグを受け、USDCからUSDTを利用する投資家が増えた可能性があります。
また、バイナンスに関連するステーブルコインのBUSDがニューヨーク当局より新規発行停止を命じられたことで、USDTがシェアを伸ばした側面もあるかもしれません。

多くの人が使えば使うほど、USDTを採用するサービスやプロジェクトが増えるかもしれないね!

ちなみに、2023年6月にはUSDTの時価総額が832億ドルに到達し、過去最高水準まで回復しているよ。

マイニング事業に参入

マイニングの仕組み

テザー社は持続可能なビットコインマイニングの推進を掲げ、ウルグアイの再生可能エネルギーを活用したマイニングの支援を開始しました。

ブロックチェーン業界全体を活性化する取り組みが順調に進めば、市場への参入者が増えブロックチェーンの経済圏が拡大すると考えられています。

なお、テザー社は2023年5月からビットコインを定期的に購入していくと発表しているよ。

マイニングについて詳しくは「【図解】仮想通貨のマイニングとは?仕組み・やり方をわかりやすく解説」をチェックするワン!

おすすめの仮想通貨取引所

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USDT(テザー)の注意点・危険性

USDT(テザー)の投資リスク・注意点

USDT(テザー)の注意点も知っておきたいな。

テザー社は過去に問題を起こしているワン。
万が一のリスクも知っておくと良いワン!

裏付け資産が問題視されていた

テザー社は過去に裏付け資産に関する指摘を受けており、透明性を問題視する投資家もいます。

2018年頃には裏付け資産の監査結果を公表せずに大量のUSDTを発行し、準備金の不安・価格操作などの懸念から投資家の不信感を増大させました。

また、USDTの裏付け資産はコマーシャルペーパーが多く含まれていた時期があり、テザー社が適切な資金保証を持っていない可能性も指摘されています。

※コマーシャルペーパー…企業が短期で資金調達するために発行する無担保の約束手形

テザーの裏付け資産がしっかりしていないと、どんな問題が起こるのかな?

USDT保有者が一斉に現金に換えようとする「取り付け騒ぎ」が起きた時、テザー社が十分な裏付け資産が持っていなかったら換金してもらえないことになるよね。
市場が大混乱になり、USDTの価値が急落する恐れがあるんだ。

準備金の不正利用による訴訟

2019年、テザー社は裏付け資産を不正に利用していたことが判明し、市場は混乱に陥りました。

テザー社が準備金として保有していた米ドル(当時レート950億円相当)が、関連企業Bitfinexの損失補填に使用されていました。
テザーとBitfinexはニューヨーク州の司法当局より提訴を受け、テザー社が罰金の支払いに応じて和解が成立しています。

仮想通貨に関する規制が未成熟な頃に登場したUSDTは、様々な問題点を指摘されることが多かったんだ。

最近では裏付け資産におけるコマーシャルペーパーの削除、担保付ローンの削減の発表など、信頼性の向上に努めているワン!

国内取引所で取引できるかは未知数

日本では2023年にステーブルコインの法令整備が進んだものの、USDTが国内取引所で取引できるようになるかは未知数です。

海外発行のステーブルコインは流通業者が資産を保全する義務を課せられるため、国内取引所がUSDTを扱うのはハードルが高いと言えます。
USDTの売買には海外取引所やDEX(分散型取引所)を利用する必要があり、手軽に入手しにくいのが難点です。

USDTは世界での利用が進んでいるけど、日本での購入が難しいのは残念だよね。

【事例】過去に崩壊したステーブルコイン

ステーブルコインUST・Terraの崩壊
値動きの変動幅を比較

2022年5月には無担保型ステーブルコインの「UST」のデペッグが起き、価値が失われる事件が発生しました。

USDTは法定通貨担保型ステーブルコインであり、無担保型のUSTとは異なる仕組みを採用しています。
しかし、発行元の信頼性が低下して取り付け騒ぎが発生した場合、USDTの大規模なデペッグが起こる可能性も否定できません。

異なる仕組みのステーブルコインとはいえ、それまで1ドルの価値を保っていた通貨が無価値になってしまったのは大変なことだね…。

「ステーブルコインだから絶対に安全」と決めつけずに、いざという時に備えてリスク対策しておくのは大事だよ。

仮想通貨のリスクについて知りたい人は「ビットコイン投資のリスクとは?仮想通貨の危険性から身を守る方法を初心者向けに解説」を参考にするワン!

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USDT(テザー)の買い方・購入方法

USDT(テザー)の買い方・購入方法

USDT(テザー)はどこで買えるんだろう?

USDT(テザー)は国内取引所では購入できないんだ。
海外取引所のバイナンスや、や分散型取引所Uniswapなどで取引できるよ。

USDT(テザー)を購入する際は、国内取引所から海外取引所に仮想通貨を送金するといいワン。
買い方の流れは以下の通りだワン!

国内取引所で送金用の仮想通貨を購入

仮想通貨取引の始め方

USDTは海外取引所で購入できます。
海外取引所は日本円の入金に対応していないので、国内取引所で用意した仮想通貨をって入金しましょう。

取引所に登録して口座が開設されたら、日本円を入金して送金用の仮想通貨を購入してください。
送金用の仮想通貨は取引しやすいビットコインか、送金手数料が安いXRPがおすすめです。

仮想通貨の送金におすすめの国内取引所

  • コインチェック
    →初心者に人気の取引所を使いたい人におすすめ
  • GMOコイン
    →入出金・送金手数料無料。オリコン顧客満足度調査No.1
  • SBIVCトレード
    →入出金・送金手数料無料。金融事業に強いSBIグループが運営
  • bitbank
    →全銘柄が板取引に対応。XRPの取引量が多い

悩むなら、送金手数料が無料のGMOコインがおすすめだよ。
送金にかかるコストを抑えられる上に、ステーキング外国為替FXも利用できるんだ。

仮想通貨の始め方を詳しく知りたい人は「仮想通貨(ビットコイン)の始め方・やり方まとめ!稼ぐ方法を初心者向けにわかりやすく解説」を見ると良いワン!

海外取引所に仮想通貨を送金

海外取引所に仮想通貨を送金

次に、用意した仮想通貨を海外取引所に送金します。

海外取引所の口座を開設し、仮想通貨の入金アドレスを取得しましょう。

海外取引所への送金方法

  • 海外取引所の口座を開設する(無料)
  • 海外取引所のマイページに進み、送金する仮想通貨の入金アドレスをコピーする
  • 国内取引所のマイページから出金したい仮想通貨を選び、海外取引所の入金アドレスを追加する
  • 数量などを入力して送金する

ウォレットアドレスなどの登録内容にミスがないか、よく確認してから送金しよう。
XRPを送る際は宛先タグの入力も必要だよ。

着金した仮想通貨を使ってUSDTを購入

仮想通貨が海外取引所に着金したらUSDTを購入します。

届いた仮想通貨を使って、USDTを取引してください

1つずつ手順を踏めば、海外取引所を使ってUSDTを買えるんだね!

【2023年7月最新】トラベルルールに伴う注意喚起

【2023年最新】トラベルルールに伴う注意喚起

2023年6月のトラベルルール施行に伴い、国内取引所から海外取引所への送金に制限がかかることになりました

トラベルルールの注意点

  • 「特定の海外取引所への送金不可」「XRPなど特定銘柄の送金不可」など、各取引所によってトラベルルールへの対応が異なる
  • 非対応の海外取引所から国内取引所に送金した場合、反映も返送もされないケースが起こる可能性がある
  • どの海外取引所が送金非対応かは明示されておらず、送付先の海外取引所に問い合わせる必要がある
  • 送金できない海外取引所は随時追加される可能性があり、常に最新の公式情報を確認する必要がある

仮想通貨取引に関する新たな法整備によって、日本のユーザーが海外取引所を利用するのは一段と難しくなったんだ。

セルフGOX(仮想通貨の紛失)を防ぐためにも、今後海外取引所を利用する際は以下のポイントをおさえておくワン!

海外取引所を利用する際のポイント

  • 国内→海外、海外→国内の取引所に送金する際は、少額の送金テストを行った上で仮想通貨を送金するのが望ましい
  • 送金非対応の取引所は随時追加される可能性があるため、毎回送金テストを行うのが望ましい
  • 現段階ではMetaMaskなどの仮想通貨ウォレットを経由すれば送金が可能
  • 仮想通貨ウォレットを挟む場合は送金手数料が増える点に注意。また、ウォレットを安全に管理する知識が求められる

各取引所のトラベルルール対応

仮想通貨取引所のトラベルルール対応まとめ

2023年6月時点、トラベルルール対応の通知システム「TRUST」「SYGNA」や、「通知対象国かどうか」などの違いによって、送金不可になっている取引所が発生しています。

送金を行う際は、必ず利用中の取引所の最新情報を確認しましょう。
「送金が反映されなかった場合も返金に応じられない」という姿勢を打ち出している取引所もあるため、少額の送金テスト後に出庫するのをおすすめします。

今から仮想通貨を始めるなら国内取引所の利用がおすすめ

おすすめのアルトコイン

最近では国内取引所での取扱い銘柄も増えており、時価総額ランキング上位のアルトコインの多くは国内取引所で買えるようになりました

一方、海外取引所の利用は送金ミスによって資金を失うリスクや、倒産時に資産が返還されないリスクが伴います。


また、DeFiや仮想通貨ウォレットの利用にはセキュリティ対策の徹底が不可欠であり、以前に比べるとリスクに見合うリターンを得られにくくなっているのが現状です。

今から仮想通貨投資やDAppsの利用を始める方には、国内取引所を使ったトレードをおすすめします

以下の表は、仮想通貨取引所11社の銘柄をまとめた一覧表だよ。
希望の銘柄が販売所・取引所のどちらで扱われているかを確かめておこう。

取引所名 銘柄数 販売所 取引所 BTC ETH XRP BCH LTC DOT XLM BAT ADA MATIC LINK ETC ENJ MONA OMG QTUM XEM XYM IOST XTZ DOGE SHIB MKR LSK BNB SOL AVAX TRX JASMY ONT DAI ATOM WBTC ARB OP COT ASTR SAND MANA BOBA CHZ KLAY BSV PLT DEP MV ROND MBX ZPG AXS FLR APE GALA OAS IMX NEAR GRT RNDR FIL EOS HBAR XDC ALGO TON GXE TSUGT FCR FNCT NIDT FTT HT FNSA FSCC CICC NCXC ZAIF CMSX CMSE XCP
bitbank 37 37 37
BitTrade 39 37 28
GMOコイン 26 21 24
DMM Bitcoin 38 38 - ※1 ※1 ※1 ※1 ※1 ※1 ※1 ※1 ※1 ※1
bitFlyer 22 22 6
Coincheck 29 27 8
Zaif 22 13 22
BIT Point 21 21 11
SBIVCトレード 20 20 7
コイントレード 14 14 -
LINE BITMAX 7 7 1

◎販売所・取引所/○取引所のみ/△販売所のみ/※1レバレッジ取引のみ/※2パーペチュアル取引のみ

国内で買えるアルトコインの詳細は「アルトコインおすすめ一覧!億り人を狙える仮想通貨の見つけ方・買い方をわかりやすく解説」の記事をチェックするワン!

おすすめの仮想通貨取引所

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USDT(テザー)に関するQ&A

USDT(テザー)に関するQ&A

テザー(USDT)のよくある質問集をチェックしておきたいな。

Q&Aを確認して、テザー(USDT)への疑問を解消するワン!

USDT(テザー)の危険性は?

USDT(テザー)は広く使われる一方、カウンターパーティリスク・規制リスクも懸念されています。

USDTの注意点

  • カウンターパーティリスク
    →USDTとテザー社の関係が非常に強く、テザー社に何らかの問題が起きればUSDTの価値が失われる恐れがある
  • 規制リスク
    →テザー社は法的には香港に基盤を置いており、将来的にアメリカなどの規制が強まる可能性がある
  • 資産の透明性
    →裏付け資産の虚偽説明をしていた時期がある

USDTは便利なステーブルコインだけど、100%信頼するのは資産をリスクにさらすことになるんだ。
万一のことも考えておこう。

USDT・USDC・BUSDの違いは?

USDTUSDCBUSD
発行日2015年2018年2019年
発行元Tether社Circle社Paxos社(Binanceと提携)
時価総額ランキング3位5位14位
2023年6月時点

USDT・USDC・BUSDはいずれも法定通貨担保型の米ドルステーブルコインですが、発行元や流通量、裏付け資産の透明性などに違いが見られます

最も広く流通しているのはUSDTで、裏付け資産の監査を定期的に公表しているのはUSDCとBUSDです。
なお、BUSDはニューヨーク当局より新規発行停止を命じられており、BUSDの市場シェアは縮小すると予想されています。

なお、バイナンスではBUSDの通貨ペアが減った代わりに、TUSD(TrueUSD)の通貨ペアが増えているよ。

USDTを日本円にする方法は?

USDTを日本円に換金するには、海外取引所と国内取引所を利用する方法が一般的です。

USDTの換金方法(一例)

  • 海外取引所でUSDTをXRPに換える
  • XRPを国内取引所の入庫アドレスに送る
  • XRPを日本円に換金する

トラベルルール施行によって、使用する国内取引所によっては特定の取引所や銘柄の送金を受けられないケースがあるんだ。
必ず取引所の最新情報を確認した上で、少額の送金テストを行ってから出庫しよう。

USDTに換金すると税金はかかる?

日本では仮想通貨を売却して得た利益には「雑所得」として課税されるため、USDTを換金した際も税金が課せられると考えられます

「日本円にしなければ課税されない」と誤解されがちですが、USDTへの交換も課税対象となる可能性があるため注意が必要です。

税金や確定申告に関する不明点は、税理士や税務署に確認すると安心だよ。

USDT(テザー)の最新ニュースを確認する方法は?

USDT(テザー)に関する最新ニュースは、以下のサイトからチェックできます。

テザーの情報を確認できるサイト

仮想通貨市場の暴落時は、特にニュースをよく追っておくと良いワン!

【まとめ】USDT(テザー)の特徴・購入方法

【まとめ】USDT(テザー)の特徴・購入方法

USDT(テザー)について、よく理解できたよ!

今回はUSDTの特徴や将来性・注意点、購入方法を解説しました。

最後に、この記事の重要なポイントをまとめます。

  • USDT(テザー)は米ドルと価格が連動するステーブルコイン
  • 資産の保有・運用や決済手段などに広く用いられる
  • USDTの購入には国内取引所と海外取引所の口座開設が必要

USDTなどのステーブルコインや仮想通貨を活用して、トレード益や運用益の獲得を目指しましょう!

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